アニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』最終話となる第13話
 Aqoursがラブライブ!の地区予選に挑むエピソード。
 
 …なお、その結果がどうであったかは最後まで明かされなかった。

  ・・・高海千歌は地区予選と思われるステージでAqoursがステージに立ったとき、こう言った。

「今日は、皆さんに伝えたい事があります。」


 ・・・千歌が地区予選のステージで伝えたこと。
 
「それは…
学校のこと、街のことです!」

 そしてAqoursの9人がどうして出会ったか、Aqoursがどんな活動をしてきたかを
劇という形で伝えていた。

 特に東京スクールアイドルワールドで最下位だったことについては
「0だった」ということを
高海千歌・桜内梨子・渡辺曜・国木田花丸・津島善子・黒澤ルビィ一人ひとりが伝えていた。

 そしてそれをきっかけに目標ができたことを。

「0から1へ。
0のままで終わりたくない。
とにかく前に進もう。
目の前の0は1にしよう。」

 そしてその後かつてスクールアイドルだった黒澤ダイヤ、松浦果南、小原鞠莉の三人がもう一度手をつなぎ
新たな仲間としてAqoursに加わったことを。

 そして予備予選を突破したにも関わらず浦の星女学院の入学希望者は0のままだったことについて
0を1にする方法を考えた。

 「(Aqoursは)この街とこの学校と仲間たちと一緒に私達だけの道を歩こう。
起きることすべてを受け止めて、全てを楽しもう。
それが『輝くこと』だから」と…。

 ・・・「『輝く』って、楽しむこと。
あの日0だったものを1にするために。」

 この時、観客から声援が。

 ・・・「今、全力で輝こう!
0から1へ、Aqours…サンシャイン!!」

 …Aqoursが『MIRAI TICKET』を歌っているとき、
0が1になったものがあった。
それは、浦の星女学院の入学希望者数だった…。

 そして観客たちが思わずステージの前に飛び出して、
Aqoursを応援したのだった…。

 
 ・・・おそらく地区予選の後だろう。
千歌は砂浜でAqoursのみんなと記念撮影するときにこう思っていた。

私達が0から作り上げたものって何だろう
形のないものを追いかけて、迷って、怖くて、泣いて。
そんな0から逃げ出したいって。
 でも、何もないはずなのにいつも心に灯る光。
「この9人でしかできないことが必ずある!」
…って信じさせてくれる光。
 私達Aqoursはそこから生まれたんだ!
 
 叶えてみせるよ、私達の物語を!この輝きで!

 『君のこころは…輝いてるかい?』


【Aqoursに動かされた人々。】

 ところでAqoursは夏休みの暑い中毎日ラブライブ!に向けて練習していたが、
それに心動かされた人たちがいた。
 
 それは千歌の友達のよしみ、いつき、むつ
 ある日、千歌たちが学校を存続させるために毎日練習していたことを知り、
千歌たちを、Aqoursを応援したいと考えていた。
 3人は千歌がキラキラしていて眩しいと思っていた。

 そのため、
「輝きたいのは千歌たちだけじゃない。何かできることがあるんじゃないか、って。
他にもAqoursに自分たちができることがあるのではと考えている人もいる。」と、
Aqours練習後の夕方、千歌に伝えていた。

 …千歌は嬉しくて思わず涙をこぼした。

 「やろう!みんな一緒に!」
 
 …ところがこの時の梨子は千歌に何か言いたそうだったけれども、
 大会当日まで言えなかった。

 「今は0を1にしたい。

 そして、なぜ入学希望者が0なのかがわかった。
 浦の星女学院や沼津にいる人たちはみんな街や学校や人が大好き…つまり
「ここが好きだ」ということだが、
それがみんなに伝わっていなかったから。

 …むっちゃんたちと今日話してわかった。」

 そんな千歌の強い思いに押されて、夜も言えなかったようだ。


 …千歌は
「地区予選ではよしみたち浦の星女学院の生徒たちもステージにあがって
Aqoursと一緒に歌おう」というアイデアを出していていた。

 むつたちは浦の星女学院の生徒を全員集めて地区予選のステージに立つAqoursを応援していたけれども…。

 けれども梨子が言うには
「ステージに上がれるのは事前にエントリーしたメンバーに限る」ということだった…。
それに、「ステージに近づいたりするのもダメみたい…」と言っていた。

 ―― そうだとすると、観客がAqoursに近づいて応援していた
最終話のステージは一体…? ――

 
 …ちなみにAqoursの地区予選では
花丸の祖母(?)、ダイヤ・ルビィ、ヨハネこと善子の母も応援に来ていた。

 また千歌の母もAqoursの応援に来ていて
 夜にベランダで千歌と梨子が話していたシーンでも登場したが…

 …千歌の母は千歌よりも小さかった!!

 千歌の母は普段は東京にいるようだが、千歌の姉・志満から
「千歌がスクールアイドルやっているから一度見に来て」と連絡があったのでやってきたのだ。

 「梨子ちゃんと大事な話ししてるんだからあっち行ってて!」と千歌に言われたけれども
 「今度はやめない?」と千歌に聞いていた。
 「やめないよ。」と千歌は真剣な表情で母に返していた。
 梨子は千歌の母を見て「いいお母さんね。」と言っていた…。


 
 ―― 千歌は説明書見ないタイプなのかな…?
ラブライブ!のルールブック見ないような… ――

 ただ、今の大会のラブライブ!では、
千歌が、Aqoursがやりたいことが叶わないように自分は感じるなあ。

 前回第12話でSaint Snowの鹿角姉妹に対して

「(ラブライブ!で)勝ちたいですか?」と問いかけたように…。

 けれどもいつかあるだろうアニメ2期では

「勝つことがラブライブ!の意義ではなく、
勝つことよりももっと大切なことがある。
 
μ'sもA-RISEも実はそうしたかったけどできなかった。
0に気づかず1にできなかったのでは」

…というようなことを千歌が鹿角姉妹に言うのではないか、と自分は予想する。

 …アニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』では
「0を1にしたい」というAqoursの明確な目標が繰り返されていたなあ。
 
 特に「0を1にしたい」というのは、自分が今している仕事に深いつながりがあるように感じた。
 特に、そして自分が相手するお客さんに伝え、自らも達成していきたいことだから…。
Aqoursを応援するだけで自分が0を1にしようと行動しなければ無意味だから。 

 そして「目の前の0を1にすること」について
『ラブライブ!』『ラブライブ!サンシャイン!!』について
特に「現実において未だ0のもの」を自分はひとつ見つけた。

 それゆえ0を1にするために約2ヶ月後の「ある舞台」にぜひ立ち、
0を1にするAqoursをぜひ応援したいと考えている。

 『ラブライブ!サンシャイン!!』にて0を1にするのはAqoursだけど
それに感化された人々が目の前の0を次々に1にしていくことのほうが、もっと大事。

  でも一番大事なのはAqoursやAqoursの曲に感化されて行動を起こす視聴者…

 …特に自分なのだから。


 ・・・『ラブライブ!サンシャイン!!』2期が始まるまでに
まず、自分の目の前の「0」を「1」にすべく、行動せねば。


(※ソース
ラブライブ!サンシャイン!! Official Web Site

ちなみに第13話のサブタイトルは
『#13 サンシャイン』でした。)