にぎる。

『にぎる。』にようこそ! このブログは私が見たアニメやマンガの感想を自由気ままに書いています。

タグ:鷺森弦

 現在週刊少年マガジンで連載中の『金田一少年の事件簿R・白蛇蔵殺人事件』
白蛇酒造の白神家次男・白神蓮月(実はモグリの医者を殺した逃亡犯・鬼門影臣)と白神家長男・白神左紺を殺害した事件の真犯人を金田一一が見つけたところ、「鷺森弦」を名乗っていた白神家三男・白神黄介であることが第9話までにわかっていた。

 第10話本物の白神蓮月がどうなったかについてなどが白神黄介の口から語られていた。


【罪を着せられた黄介】

 結論から言うと、蓮月は左紺に殺された。

 左紺は蓮月と黄介とは母親が違っていたが昔はそれなりに普通に仲良くやっていたので黄介はそれほど気にしていなかったが、
ある日白神酒造の後継者争いで父・白神音松と対立した。

 左紺は経営学を大学で学んだが、音松は酒造りの才のある蓮月に後を継がせたのだ。
左紺は「父が妻の鞠乃の事が大事だから自分を切り捨てようとした」と非難したが父に殴られたことに腹を立てて、5年前「行」という白神家に伝わる伝統行事で白蛇神社に放火し、蓮月を焼き殺したのだ。

(※ちなみに「行」とは蔵を継ぐ者が白蛇神社に三日三晩籠って神聖な白蛇蔵の湧き水だけを飲んで座禅をして過ごす行事。)


 …左紺は、夜中にガソリンタンクを持って白蛇神社に向かおうとするところを連月に代わって夜の見回りに向かおうとした黄介に見られたため殴って気絶させ黄介も一緒に殺そうとしていた。

 黄介に罪を着せるために「黄介が蓮月を殺した」という旨のメールを残していた。


 …ちなみに蓮月は生前、「行」の前日に蔵で左紺と言い争っていた。
また蓮月は黄介に「左紺とは俺らとは血を分けた兄弟なんだしもっと仲良くしないと」と言われた時にこう言っていた。

「兄弟かな…?
『あの日…(父に殴られた時)以来』左紺が俺をみる目つきは
まるで親の敵でも見るかのようだ。
お前も気をつけたほうがいいぞ、あいつひょっとしたら本気で…」

 蓮月の懸念通り、左紺は黄介を巻き込んで白蛇神社にて蓮月に対して放火殺人をした…。


【黄介を救った鬼門】

 …だが、黄介は全身にヤケドを負いながらも生きていた。
山二つ向こうの県境の林道で通り掛かった登山者に助けられた。

 顔のひどい火傷で人相がわからず一酸化中毒とショックで記憶を失っていたが退院後も頭からすっぽりとかぶる頭巾で火傷の痕を隠して日雇いのアルバイトをしながら生活していたという。
 その姿は、今回の事件で白蛇酒造にやってきた蓮月の姿そっくりだった。

 この頃黄介は蓮月殺しの濡れ衣を着せられて警察に指名手配されていたが頭巾をかぶっていた風貌で見つからずにいた。
 
 …そんな黄介が整形手術を受けて鷺森弦の姿になるきっかけになったのは、鬼門影臣と彼が紹介したモグリの医者だった。
 
 黄介は過去の記憶がなく不気味な風貌ゆえに裏社会の人間たち…暴力団とつながる犯罪集団の人たちと付き合うようになっていてそこそこの立場になっていたようだ。
 ちなみに「鷺森弦」という名前はホームレスの名前でカネで戸籍を買ったらしい。

 
 ある日飲み屋で鬼門と知り合いになった黄介鬼門が飲んでいた日本酒の名前が「白蛇」であったこと、
飲み屋の店主が白蛇酒造の次期社長が左紺であることを教えてくれたことで記憶が戻った。

 黄介「これは「白蛇」じゃない! こんなものはニセモノだ!!」

  さらに鬼門が「白蛇酒造」と聞いて5年前の事件…白蛇神社全焼事件の記事を見つけた。 
鬼門は鷺森が指名手配中の黄介であることも勘付いていた。
 
黄介「俺は蓮月兄さんを殺してない!はめられたんだよ!!左紺の奴に!!」と話した。

 「蔵は蓮月が継ぐべきだった、父の判断は正しかった」

 「左紺みたいな『嫉妬』と『驕り』の毒で汚れた男では蔵は駄目になる…
だから決めた。

蔵にはびこる毒蛇は俺がこの手で排除する!」

これをきっかけに鬼門が紹介するモグリの整形外科医のところに行き、整形手術を受けた。

こうして黄介は、鷺森弦は、
「白蛇」…うちの蔵に巣食う「毒蛇」を噛み殺すために生まれ変わった
のだ…。



 ―― 残る謎は、

『鬼門の火傷の痕は誰によってつけられたか?』と

『モグリの医者を殺したのは鬼門だが、
それは鬼門の意思か?それとも鷺森(黄介)の指示か?』

…かな? ――

 
鬼門の火傷の痕は第4話で
「火事で焼かれたものではなく裏社会のヤクザの制裁みたいに拷問みたいなやり方だった」と剣持警部が明かしていたが、
黄介がそれを利用したのは間違いない。
 そして蓮月を演じる鬼門を口封じのために殺したのも十中八九そうなのでは…。

 ただ、
偶然にも鬼門はヤクザとの抗争で拷問されて…あるいは偶然の事故で顔に火傷を負ったから利用したのか、
それとも黄介が鬼門を拷問して顔に火傷を負わせた上「蓮月役をやれ」などと脅していたのかがわからないなあ。

 …どんな理由にせよ、鬼門は黄介に裏切られているのは間違いないなあ。
そして黄介に新たな顔を与えたモグリの医者も…。

 
 ・・・そして次回黄介は裏切りの果てに何を見て、
どんな言葉をはじめたちに投げかけられるのかが気になるなあ…。

(※ソース
週刊少年マガジン 第29号~第40号
『金田一少年の事件簿R・白蛇蔵殺人事件』
講談社(2016)

CASEFILE of Kindaichi Hajime:白蛇蔵殺人事件 #10
p141~p160(40号))

 真犯人は「片付けすぎた」。

金田一少年の事件簿R・白蛇蔵殺人事件』真犯人は、
白神音松が白神家の居間で暴れて部屋を散らかしたあとで
トロフィーや帽子や額の位置をぴったり元に戻していた。
 
 そのことから金田一一は、
 
「白神左紺とニセの白神蓮月・鬼門影臣を殺害した真犯人『白蛇』は
居間を片付けた白蛇酒造の社員の一人・鷺森弦であり、
彼こそが白神家の三男・白神黄介だ」
第9話にて推理した。


 ・・・居間を片付けすぎたこと。
 
これが鷺森を観念させる決定的な証拠になった。


 ―― 自分は鷺森は白神家の人間だという決定的な根拠は
「居間を正確に片付けたことだ」と第6話の段階でわかり、
 他に鷺森が犯人である証拠について
「彼が第7話で取水場で人が亡くなる事故があったと言っていたことでは?」
「はじめに醪を取りに行かされた時に実ははじめに防犯カメラをこっそり仕掛けられていたのでは?」 
…と思っていたけど、

 第9話では自分が第7話の感想で挙げた取水場と防犯カメラについて確かに証拠…
 
「一番蔵から出てきた左紺が、実は真犯人とすり替わっていた」

というはじめが挙げた三つの根拠のうちの二つになっていたけれども
(※あと一つは白神家の居間を真犯人が正確に片付けたこと)
 
 その詳しいところは自分が考えていたものとは違う思いもよらぬものだったなあ。 ――


【白神家の人間でなければ知り得ないもう一つのこと。】

 はじめ鷺森「取水場を見たい」と言った時に見せてもらったことがあったが
その時鷺森が言っていた『事故』について思うことがあった。

「いくらなんでも酒造りの蔵で事故で二人が死ぬなんて考えにくく、
鷺森が言っていたのは
二人目の奥さん(白神音松の二人目の妻・鞠乃)のことでは?

 白蛇酒造に入ったばかりの鷺森は「昔取水場で人が亡くなる事故があった」と言っていたが、
 実は鞠乃が亡くなった場所を他の従業員に聞いたところ、洗い場と思ってみたり詳しい場所まで知らない人が多かった。
 ちなみに姫小路蒼葉は鞠乃が亡くなった場所をタンクの洗い場と母の姫小路鏡花から聞いていて、七瀬美雪は蒼葉から聞いていた。

「鞠乃の死の真相はごく一部の身内しか知らない。
それなのに、なぜほんの何か月か前に来たばかりの鷺森が
そのことを知っていたのか?
それは事故当時ここにいたごく一部の身内の一人だったからでは?」

 はじめは鷺森にこの事を指摘した…。


【防犯カメラからわかること。】

 はじめは「一番蔵から出てきた左紺が、実は真犯人とすり替わっていた」という根拠の一つとして防犯カメラ(監視カメラ)を挙げていたが
 鷺森に醪を取りに行かせるときに罠を仕掛けたわけではなかった。

 第9話はじめはさり気なく鷺森にバッグを取らせていたが、
実はそれこそが鷺森に仕掛けた罠だったのだ!!

 はじめは鷺森がバッグを取る姿をスマホのカメラで撮影。
 これを左紺が一番蔵に入っていく時と
左紺(※実は真犯人)が一番蔵から出て行く時の監視カメラの映像…
特に後者の映像と鷺森がバッグを取る姿を照らし合わせた所、見事に一致した。

 ちなみに映像の左紺は行きはゆるく引っ掛ける感じでバッグを持っていたが
帰りの左紺はバッグをしっかり握っていた。

 …ちなみに剣持警部はこれについて「フォー・スタンス理論」を引き合いに出していた。
この理論は警察の映像分析でよく使われる理論だという。

「カバンの持ち方という何気ない仕草は
本人が意識しない限りそう変わるものではない。

ぶら下げて持つ人間がしっかり握ろうとすれば
かなりの違和感を感じるはず。」

 …つまり防犯カメラに映った左紺と思われる人物は
行きと帰りでバッグの持ち方が違っていたので「ほぼ別人」。

 はじめは左紺と真犯人の入れ替わりトリックについて、左紺が蔵に入ってからの映像をよく見てみたところ
蔵に向かっていく人数が戻っていく人数より一人多いことから気がついたようだ。


 ・・・鷺森弦…いや、白神黄介は観念した。
そして「蔵を守るために帰ってきた」と父の白神音松に明かしていた。
蔵を食い物にしようとしていた毒蛇の毒牙から守るために…


 …ちなみに、「黄介は鬼門影臣に殺害されたモグリの医者に整形してもらったのでは」とはじめは推理した。

 はじめは黒鷹銀三が「長男の左紺と三男の黄介は若い頃の音松に似てる」と言っていたことから白神家の家族写真を見たところ髪の色こそ違うがそれ以外は瓜二つだったことを知った。


 ―― 鷺森弦…いや、白神黄介は
どうやって凶悪犯の鬼門影臣とつながったのだろうか?
 そして本物の白神蓮月はどうなってしまったのだろうか…? ――

 それにしても今回の事件は『異人館ホテル殺人事件』をほうふつとさせる事件だなあ。
 あの事件では事件関係者の双子の姉が整形していたけど
『白蛇蔵殺人事件』の場合は三男が整形していたなあ。

 特に『異人館ホテル殺人事件』の双子の妹は「姉の帰りをずっと待っていた」というけれども
『白蛇蔵殺人事件』の場合は
「殺された左紺が実は黄介の帰りをずっと待っていた」…なんて展開もありそうな予感。

 …次回以降は蓮月の生死と鞠乃の死の真相について、…かな?

(※ソース
週刊少年マガジン 第29号~第39号
『金田一少年の事件簿R・白蛇蔵殺人事件』
講談社(2016)

白蛇蔵殺人事件 #9
p399~p418(39号))

(;8;)<シロチャン…

 姫小路蒼葉のペット・白ヘビの白ちゃんは容疑者リスト入りしたのにも関わらず
解決編では呼ばれてない…
(´・ω・`)にょろーん

 現在週刊少年マガジンで連載中の『金田一少年の事件簿R』
『白蛇蔵殺人事件』の解決編が展開中。
第8話では金田一一が今回の事件の関係者たちの前で
白頭巾の人物・白神蓮月(※実は鬼門影臣)白神左紺を殺害した今回の事件の真犯人「白蛇」の正体を明かしていた。

 …真犯人は、鷺森弦
 そして鷺森の正体は白神家三男の白神黄介であることをはじめは明かした…。

 
【タンクの秘密!】

 第2話にてはじめたちが白蛇酒造の一番蔵の見学(見まわりツアー)に行ったとき
杜氏である左紺が一人で仕込みをするために蔵に閉じこもった。
そして左紺は8時45分に蔵から出てきたが、
何と蔵から出てきた左紺は実は別の人物…真犯人が演じていたことを第8話ではじめは明かした。

 確かにその人物が「左紺」と名乗っていたのを社員の黒鷹銀三は聞いていたが、
実は真犯人がその声色をマネていたのだ。

 
 …はじめの推理によれば、犯人が左紺の名を騙り一番蔵から出て来る以前に
鬼門は殺され、左紺は薬を嗅がされて眠らされ、タンクの底に隠されたのだ。

 二人がタンクに放り込まれたタイミングははじめの推理によれば
 ニセ蓮月…鬼門は見まわりツアーが始まる前。
 左紺は仕込みで蔵にこもっていた時。

 この時鬼門と左紺を放り込んだ2つのタンクには実は酒は満たされておらず
「満たされているように見えた」のだ。
 
そのトリック
 
「米保存用の蓋をタンク内にはめ上げ底にし、
その上から牛乳のように真っ白な醪の酒を注ぐと
酒で満たされた樽が出来上がる」
 
というものだったのだ。
 ちなみにはじめは、樽の直径がはじめの身長より少し低く、蓋がそれより少し小さかったからトリックが分かった。
 またそのトリックをはじめは一番蔵にて七瀬美雪とともに関係者たちに実演してみせた。


【様々な憶測を生むシナリオ!!】

 ところではじめが蓮月(鬼門)と左紺の隠し場所のトリックを暴く前はじめは

「この事件の裏には巧妙に仕組まれたアリバイトリックがある」
「関係者達全員にはアリバイがあるといったが、そのアリバイは作られたもの」
「鬼門と左紺の殺人現場になった一番蔵はその舞台装置だった」

などと言って、犯人の狡猾な目論見を明かしていた。

鍵をかけて密室状態にした蔵の中で蓮月(鬼門)の死体が発見される。
鍵を持った白神音松か白神左紺に蓮月殺しの容疑が向く
蓮月との関係も良くなく鍵を持っていた左紺の自殺とも解釈できる死体が見つかる
これにより「蓮月を殺した左紺が自殺を図った」ストーリーが警察の中で出来上がる

 特にこの流れについてはじめは、
「一番蔵での密室の殺人は左紺に罪を着せただけではなく犯人自らのアリバイも確保できた
『一石二鳥の離れ業トリック』だった」
と語った。

 …また、はじめは関係者たちと一緒に2つの殺人の流れについて整理したが
その時蒼葉と鷺森がこの事件の背景について推理していた。
(※なおこの時点では二人とも蓮月が偽物だと知らなかった

 …蓮月(鬼門)殺しについて
「夜の8時45分から1時間の間に鍵を持っている左紺が戻り、なぜか蔵にいた蓮月とトラブルになっていたのでは」
と推理したのは、蒼葉

これを受けて鷺森
「左紺が何者かに襲われ鍵を奪われて拉致され、
犯人は鍵を使って蔵に連れ込んだ蓮月を殺害したのでは…
これだとどこの誰がやったのかということになる…」と推理。

すると蒼葉は、
剣持警部が白蛇村に逃げ込んだ殺人犯(鬼門)を追いはるばる東京からやってきたことを話すと、
「その逃亡犯が蔵に忍び込み、左紺を襲って蓮月を殺した…それなら何となく辻褄が合いそうでは?」
と推理した。

 …だがはじめ「まったくよくできた『シナリオ』だよ」と言い、二つのシナリオを挙げた。

<シナリオA>
長男の左紺が蓮月を殺し自殺した。

<シナリオB>
外部からの侵入者である何者かが左紺を襲って鍵を奪う。
そして、まず蓮月を殺し続いて拉致監禁してあった左紺を殺した。

そしてはじめは
「けれども犯人のアリバイ確保のために作られたシナリオなのでどちらのシナリオを進んでも真実に辿りつけない」と言った。

 ここではじめは関係者たちに蓮月が実は剣持警部が追っている殺人犯・鬼門影臣であることを明かした。
もちろん、剣持警部の説明も合わせて。

「殺された白頭巾の男は蓮月ではなく鬼門だった」ということが
警察の調べで明らかになることにより
くだんのはじめのシナリオABがリアリティを獲得する。

 そして今回の事件の動機について
『本物の蓮月でないと知った左紺とトラブルになったから』
『裏社会の仲間が出てきて制裁を加えたから』
というようにシナリオABを広げることになる…。
 
 これによって、犯人はまんまと完全なアリバイを手に入れられる…

 …この犯人のアリバイ確保のためのシナリオを、はじめは見ぬいたのだ。 
そしてこう推理した。

「警察が最初の段階で遺体の死亡推定時刻も含めて割り出した犯行時刻…
午後8:45~9:15くらいの30分間には
犯人は全く違う場所で完全なアリバイを手に入れていた。
 実は実際の事件はもっと前…
左紺が一番蔵での作業を終えて出てきた午後8時45分の時点でほぼすべて完了
していた」

 そして鬼門と左紺の遺体の隠し場所、そして8時45分に作業を終えて出てきた左紺が実は偽物だということを明かすことにつないでいた…。


 ―― 今回はじめが推理した

「午後8時45分に作業を終えて出てきた左紺の正体は鷺森だった」

ということは、

 前回自分が第7話の感想に書いた

「防犯カメラの映像で昨夜7時半に映っていた左紺の後ろ姿は実は鷺森の姿では?」

という自分の推理がますます現実味を帯びる事になってきたかな? ――
 

 はじめが鷺森を疑ったのはおそらく母屋で白神音松が暴れた時に鷺森が散らかったものを新入社員であるにも関わらず誰にも質問せずに片付けていたことだと思われるが、

 鷺森…いや黄介がなぜ鬼門を殺すに至ったか?
本物の蓮月はどうなってしまったか?
蓮月を騙った鬼門がなぜモグリの整形外科医を殺したのか?

これからの展開はそういったところが自分は気になる
なあ。
 
 そしてはじめは第7話にて鷺森の後ろ姿を防犯カメラにて撮影し、
7時半頃防犯カメラに映った画像と照らし合わせるために罠を仕掛けているのではないかということも…。

 …けれどもそれらがわかるのは今から約2週間後。
今週の週刊少年マガジンは37・38号の合併号だからなあ…
(´・ω・`)にょろーん

(※ソース
週刊少年マガジン 第29号~第37・38号
『金田一少年の事件簿R・白蛇蔵殺人事件』
講談社(2016)

CASEFILE of Kindaichi HAJIME:白蛇蔵殺人事件 #8
p171~p189(37・38号))

 白ちゃんといえば~? \ホ゛ワ゛イ゛ト゛タ゛ヨ゛ォ゛ォ゛ォ゛!!/
みんなで一緒に~ \にょろ~ん にょろ~ん にょろ~ん/

(※以上、最近の『踊る!さんま御殿!!』のノリでした。
まさか放送翌日に飯田里穂(星空凛)ネタ使うことになるとは>ω</ )

 ・・・それはさておき、週刊少年マガジンで連載中の
『金田一少年の事件簿R・白蛇蔵殺人事件』第7話事件編は終了
 特に、白神蓮月と思われていた白頭巾の男の正体が明らかになっていた。

 …実は剣持警部が追っていたモグリの医者を殺したヤクザ鬼門影臣だったのだ。
 白神音松はDNA鑑定をわざわざ見せて証明していたが警察が改めてDNA鑑定で調べたところ鬼門影臣だったことが明らかになったという。

 また金田一一は剣持警部に事件の舞台となった白蛇酒造の2台の防犯カメラの映像を見せてもらっていた。
 剣持警部は今回の事件の白神家次男の白神蓮月…いや鬼門影臣殺しについて、外部の人間の侵入の可能性を潰すために警備会社の技術者を呼んでいたのだ。

 
 ・・・昨夜7時半頃の映像を見せてもらった剣持警部とはじめは、左紺が右手にバッグを手に防犯カメラのほうに向かってくる姿を見た。
そしてその後で蔵から戻ってきた左紺らしき人物を見た。
 はじめはこの人物を行きの時と同じ姿だったので左紺と判断した…

 …だが、はじめは自分の判断に「待てよ…?」と疑いを持ち、七瀬美雪と剣持警部にこう言った。

「ちょっとおかしいと思ったんだ。
俺どっかのテレビのワイドショーでちらっと観た覚えがあんだけど…」

 剣持警部ははじめに
「金田一、それは警察の中ではよく知られた話だぞ。
監視カメラの映像の分析に使われるからな。」
と言った。

 ・・・はじめは今回の事件の真犯人「白蛇」を「ある二つの違和感」から判断した。
そして防犯カメラの映像が「でっかいヒントになるかもしれない」とみていた。

 …そこではじめたちが向かった先は醸造所
 醸造所には社員の鷺森弦がいた。
コップに醪を入れてもらっていた。
 はじめはすぐにその場をあとにした。
 …どうやらはじめは何かが「バッチリ」わかったらしかった。

 その後はじめは米貯蔵所に行き、酒米の桶の蓋を見つけると
またすぐにその場をあとにした。
 そして剣持警部が白頭巾の男の正体の情報を得
はじめは「謎はすべて解けた」と言った…。

 ・・・はじめは関係者全員を集め謎解きを始めた
ちなみに剣持警部ははじめが金田一耕助の孫であることを関係者に明かしていた…。


 ―― はじめが醸造所で見たかったのは醪ではなく、
鷺森が歩く後ろ姿だったのでは…? ――

 今回登場した防犯カメラの映像で昨夜7時半防犯カメラに映っていた左紺の後ろ姿が実は鷺森の後ろ姿だったことを、次回以降明らかにするのでは?

 
 …自分は鬼門と左紺を殺害したトリックは想像つかないけれども
鷺森弦が真犯人「白蛇」だと考えている。

 特に今回はじめが言っていた「二つの違和感」はこれじゃないかと考えている。
それは…

【1】
鷺森ははじめと美雪の前で白蛇酒造に入ったばかりの下っ端だと言ったのに、
白神音松が暴れて荒らした白神家の居間だった場所の棚の上の物を正確に片付けていたこと。

【2】
鷺森ははじめと美雪の前で白蛇酒造に入ったばかりの下っ端だと言ったのに、
昔取水場で人が亡くなる事故があったのを知っていたこと。

 これらは第6話(※週刊少年マガジン34号)の鷺森の言動や行動からわかることだが、
特に【1】は決定的なもので
鷺森の正体は次男の白神蓮月あるいは三男の白神黄介であることを示す極めて重要な手がかりだと思う。


 ――「今回はじめが鷺森に醸造所にて醪をコップに取らせた時、
実は鷺森の歩く後ろ姿は撮影されていた…!」
その映像が問題の左紺の歩く後ろ姿と見事に一致していたことから
はじめの追求にシラを切りまくる鷺森はついに観念する…… ――
 
 …そんな次回以降の展開が見えてきたなあ。

 でも次回以降はそれ以上に鬼門と左紺を殺害したトリックが気になるなあ。


【追記】

容疑者リストに上がっていた白蛇の白ちゃんは
謎解きに集められなかったか…。
(´・ω・`)にょろ~ん
(;8;)<シロチャン…

(※ソース
週刊少年マガジン 第29号~第36号
『金田一少年の事件簿R・白蛇蔵殺人事件』
講談社(2016)

CASEFILE of Kindaichi HAJIME:白蛇蔵殺人事件 #7
p407~p426(36号))

(;8;)<シロチャン…

 まさか第6話にて容疑者扱いとは…。

(´・ω・`)にょろーん
(※白ちゃんが蛇だけに…。)

 現在週刊少年マガジンで連載中の『金田一少年の事件簿R』
『白蛇蔵殺人事件』が展開されている。 
 第5話までに白蛇酒造の白神音松の長男・次男の白神蓮月と白神左紺が殺害された。

 二人は遺体が発見されたのが共通して一番蔵のタンク内で、
蓮月は溺死、左紺は折れた櫂棒を首に突き立てられた状態で発見された。

 ちなみに音松には三男白神黄介がいるが、
5年前蓮月が杜氏を継ぐために白蛇神社にこもり三日三晩断食の行をしていた時に白蛇神社の火事に巻き込まれて蓮月とともに行方不明になったらしく、未だ消息不明とのこと…。
(※ちなみにこのことは第4話で語られている)


【明らかになる容疑者のアリバイ】

 第6話では金田一一は従業員の黒鷹銀三に醸造所を調べさせてほしいと頼んだ。
推理の情報収集のために。

 なお黒鷹いわく音松の二人目の奥さんの鞠乃の死についてはこの蔵ではタブー…他の従業員には話してはならないとのこと。
 ちなみにこの事件について知っているのは黒鷹音松、そして姫小路鏡花の3人。
 七瀬美雪は鏡花の娘・姫小路蒼葉から聞いて知ったことを話したが、黒鷹はこう言っていた。

「鏡花がうっかり喋っちまたんだろう。
あの時蒼葉は女将の親戚の家に預けられてたはずだ。詳しい場所までは知らんはずだよ」


 ・・・剣持警部がはじめと美雪に蓮月殺しについて容疑者たちのアリバイを調べた結果を伝えた。

<蔵の見学のアリバイ>

PM7:30 はじめ達が蔵の見学を開始
PM7:45 左紺が蔵に一人残り閉じこもる
PM8:45 左紺が蔵から作業を終え出てくる
黒鷹が蔵の中を点検、異常なしを確認後鍵をかける
PM10時ちょっと前 酒造ナイトツアーの締めとしてはじめたちが見回りの手伝い。
そこで黒鷹と鷺森弦と蓮月の遺体を発見。

 はじめは以上のことから「事件が発生したのは8:45~9:45のどこか」と推理した。

<容疑者個人のアリバイ>

黒鷹銀三・鷺森弦

→蔵を出たあと、夕食のため休憩所にそのまま向かった。
そこで鷺森が自分の仕出し弁当を持って現れたのでそのまま雑談しながら食事をしていた。
鷺森からも同様の証言が取れている。
(※ちなみに、夜の休憩時間のため他の従業員もみんな一緒に食事をしていたので鷺森と黒鷹が夕食中は従業員全員にアリバイがあった。

姫小路鏡花・姫小路蒼葉

→鏡花は音松の部屋に夜の8時半まではいてその後10分~15分ほどして旅館の台所に戻り、夕食の後片付けを始めた。
その時点で蒼葉は先に一人で夕食を終えて台所で作業を始めていたからそこから1時間のアリバイは、二人共完璧。
(※他の厨房で働いていたアルバイトからも証言が取れている。)

白神音松
→ 音松は8:45~9:45までのアリバイがないが、
足が悪く、仮に彼が犯人だとすると
大事な跡取り息子がいなくなって何の得にもならないという問題がある。


 …だがはじめは音松についてこんな事を言った。

「本当の息子だったら・・・ね!」

 剣持警部と美雪はびっくりしたけど、はじめの話を聞いて
「それなら十分動機になり得る」ということで左紺と蓮月のDNAをもう一度調べてみることにした。
特に蓮月のDNAは音松が鑑定したというけど、はじめが調べて欲しいと剣持警部に言った。


【取水場の違和感】

はじめは鷺森にタンクの洗い場を見せてもらった。
この洗い場は階段が急で渡り廊下の床が滑るので気をつけるように鷺森に言われていた。
鷺森の話によれば昔あそこで人が亡くなる事故があったという。

 ちなみに洗い場の水はまるで白蛇がのたくっているみたいに曲がっており、美雪はそれを感じていた。
 また、はじめはこの時喉に何かつっかえたような違和感を感じていた…。


【音松さんの大暴れと、はじめが衝撃を受けた1枚の写真?】

 取水場を出たはじめと美雪、そして鷺森は母屋で暴れている音松の姿を見た。
棚の上にあったものを手当たり次第落としていた。
鏡花の話によると、音松は酒を飲んで暴れたらしい。
「白蛇酒造はおしまいだ!こんな呪われた蔵は!」と…。

 音松は黒鷹と一緒に来た剣持警部に取り押さえられて寝かされ、
音松に荒らされた部屋は鏡花に言われて鷺森が片付けることになった。

 ちなみに音松が暴れていた部屋はもともと白神家の今で一家だんらんがあったという。
 また母屋は従業員は立ち入り禁止の場所だが、はじめや鷺森は緊急事態だったので部屋に入った。

 特に音松がぶん投げていたものの中に、左紺・蓮月・黄介の三兄弟がそろっていた家族の写真があり、
音松とその妻の鞠乃の姿もあった…。

 その写真を部屋を掃除中の鷺森のところに返しに行ったはじめと美雪。
鷺森に写真を戻すように頼み、鷺森が写真を置いた時、
はじめが何か恐るべき真実に気づいた表情を見せた。

 「どういうことだ? これは… まさか…
この事件の真相は…」


 ―― はじめが衝撃を受けたのは、
部屋の違和感でも写真でもなく、
おそらくは部屋を片付ける鷺森の行動では。

 特にそれは、
鷺森を今回の事件の犯人として初めて疑う瞬間だったのかも……! ――

 おそらく鷺森が母屋を掃除するのは今回が初めてだと思われる。
(※鷺森は「入ったばっかの下っ端」だと自分から言っていた。)

 しかも母屋は本来、従業員立ち入り禁止。
なのになぜ鷺森は棚の上にあった写真の位置をすぐ当てられたのだろうか…?
 音松が暴れた時に落としたけん玉の位置も写真のとおりに正しく戻していたし…

 これは鷺森の正体が写真の中にいた5人のうちの誰かであることを示しているのでは。

 …もしかすると鷺森の正体は行方不明の三男・白神黄介かも…。
いや、あるいは杜氏の才を一番持った次男、白神蓮月かも…。

 はじめが蓮月のDNAを剣持警部に再度調べさせたのは
白頭巾の人物が蓮月ではなく黄介だと考えたからでは…。

 ・・・自分は、第一の殺人の蓮月殺し(※いや「白頭巾殺し」というべきか?)については
真の殺人現場は洗い場に何らかの形で転落する罠を仕掛けたもの
それは鞠乃の死のトリックとほぼ同じものではないかと考えている。

 また鞠乃殺しのトリックを仕掛けたのは実は左紺でも蓮月(あるいは黄介?)でもなく黒鷹で、
それを調べられるとなにかマズいことでもあったのでは…、と思っている。

【追記】
 なぜか容疑者にされちゃった白ちゃん
蛇が殺人のトリックに使われたミステリーの事例は他作品にあるけど
今回はどうかなあ…。

(※ソース
週刊少年マガジン 第29号~第34号
『金田一少年の事件簿R・白蛇蔵殺人事件』
講談社(2016)

CASEFILE of Kindaichi HAJIME:白蛇蔵殺人事件 #6
p425~p444(34号))

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