にぎる。

『にぎる。』にようこそ! このブログは私が見たアニメやマンガの感想を自由気ままに書いています。

タグ:玉来ほのか

 アニメ『ReLIFE』に登場するヒロイン・日代千鶴
 彼女の正体が最終話となる第13話でついに明らかになった。

 …実は、リライフ研究所関東支部のリライフ実験被験者第1号だったのだ。

 大人である主人公・海崎新太がリライフ実験の被験者となり
薬を服用することで若返って高校生になったように、
日代も実は大人でリライフ実験により高校生になっていたのだ。

 …なお、お互いリライフ実験の被験者であることは最終話でも日代も海崎も知らなかった。


【オーガ、狩生と結ばれる。】
 
 「俺、狩生を花火大会に誘って、告白する!」

 前回第12話でそう言ったオーガこと大神和臣

 彼の言葉を思い出す日代は
花火大会で来ていく浴衣を見ながら友達と一緒に出かけるのを楽しみにしていた。
 何と、日代はお祭りに行くのが初めてだったのだ。


 …そのとき狩生玲奈玉来ほのかからライム(※LINEみたいなもの)。

「今日、大神に告白する」狩生は言っていた。

 狩生は「当たり前のようにこの先もずっとオーガと一緒だ」と思っていたが
オーガが外部の大学を受けると聞いたので、
「言わなきゃ後悔する」と思い告白することにしたのだ。

 狩生は日代と玉来に

 「それとなく二人きりになれるよう協力してください(>人<)」

と伝えていた。

 けれどもこの時の日代はこう思っていた。


 「離れるとわかっていて、
想いを告げるのは
無駄なのでは…?」

  ・・・花火大会が始まったとき、海崎はなぜか小野屋杏にベッタリくっつかれていた。
 一方日代は夜明了と一緒に。
 玉来は犬飼暁と朝地信長と一緒に歩いていて
特に玉来は犬飼に「一緒に金魚すくいをしよう」と言っていた。
(※ちなみに玉来と犬飼は金魚すくいが取り尽くすほど上手らしい…( ゚д゚))

 そしてオーガは狩生と一緒に歩いていたが
「暑いね」「そうね」とお互い顔を合わせてはいなかった…。

 
 ・・・そんなオーガと狩生は花火が上がる前みんなとはぐれてしまった。
 そのとき玉来と海崎からライムが。

 2人っきりになれたでしょ?

 がんばって\(^o^)/

 オーガと狩生は顔を真っ赤にし、二人ともこう思っていた。

 「(確かにお願いしたけど、こんな不意打ち……!
 気持ちが追いつかないって……!)」

 ・・・花火大会の会場に向かう橋の上。
 大勢の人々が会場に向かい、車が渋滞になっている中
 オーガは狩生と二人きりで話をした。

  オーガは…

 「好き…なんですけど」

 …いきなり狩生に告白してしまった。

 「いきなり!?しかも人通りの多いところで!?」と顔を真っ赤にしてびっくりした狩生

 「こう来るとは思わないじゃん!
本気で言ってるの…?」
と言った。

 狩生「信用できない…?」というオーガの言葉に対して
 「違う!信じられないだけで…」と返したので
 「それ、意味一緒でしょ。」とオーガに言われた。

 ・・・「いろいろ考えてたのに…」と狩生が思っていると、突然狩生に通行人がぶつかった。
 そのため、狩生とオーガは距離が近くなり、咄嗟にオーガは手を繋いでしまった。

 
 ・・・このとき、狩生はオーガに告白した。

 今日の花火にオーガから誘われて嬉しかったことを、
 オーガのことが1年の頃からずっと好きだったことを…。
外部の大学を受けると聞いたので今日告白しようと決めていたことを。

 そして「付き合ってください!」と…。

 …でも、オーガの答えは…

「え~っ!!!?」

 …狩生「人が超勇気出してんのに何そのリアクション!?」とオーガに返した。
 オーガ「普通驚くでしょ!?」と言われたので
 「そっくりそのまま返すわよ!」とうちわで叩いた…。


 …けれども、

 「ごめんね、昔からそういう話をしてこなかったから、こういうところ鈍いと思う。
狩生の気持ちにも自分の気持ちにも気づかなかった。
新太に言われてやっと自覚した。」とオーガに謝られていた狩生だった。


 ・・・オーガは更にこう言った。

 「狩生がいないとつまらないな、他の人に触られているのが嫌だな…
気づいたのはほんの最近だけど
俺もずっと前から狩生のことが好きだったんだよ。」

 そして時間差で照れるオーガだった…(*´ω`*)

 
 …オーガ「手をつないでもよろしいでしょうか…?」と照れながら狩生に手を差し出したとき、
「よろしいです…」と返し、手をつないだ狩生

 この時の二人は照れながらも正面を向き合っていた。

 ちなみに花火が上がったときも二人は手をつないでいたが、こう思っていた。

「(手のひらが気になって、花火どころじゃない…!)」

 
 ―― オーガはチャラオーガだと思ったら、テレオーガだったなあ。 ――

 これまで恋愛に鈍感で、いわゆる恋バナもしなかったオーガだったが
前回第12話で一気にスパートを掛けていった感じかな。

 特に前回は照れて顔を真っ赤にするオーガのシーンが少なからずあったが、
今回は狩生への告白もあって顔を真っ赤にするシーンが更に多くなっていたなあ。
 
 一方の狩生も顔を真っ赤にし過ぎだったので、
二人の共通点は照れ屋なところかな?

 
 …オーガと狩生。
いつかあるであろうアニメ2期でも二人は仲良くしてほしいなあと思う。
 
 けれども、卒業前二人の関係に何もないわけではなさそうだなあ…。

(※感想は、後編に続きます)

(※ソース
TVアニメ『ReLIFE』公式サイト
STORY Report 13
「告白」

 最近のアニメ『ReLIFE』ではヒロインの日代千鶴に成長が見られる。
 第45話で狩生玲奈が日代のバッグを盗み海崎新太に見つかってしまったことが奇しくも日代と玲奈を近づけるきっかけになり日代と玲奈は友達になり、日代は玲奈のバレー部の親友・玉来ほのかとも友達になった。
 特に第8話で、3年生最後の大会前にほのかが再試の勉強疲れでボールを転がしたがそれが狩生を捻挫させ謝ろうとしたけれども辛く当たられてしまった時は、第9話にてほのかの相談相手になっていただけではなく、海崎の家に玲奈とほのかの件で相談に来ていた。
 
 …そして、日代は海崎と一緒に部室にてほのかと話をすることに。
ここで海崎と日代はほのかからこんなことを聞いた。

 「高校ではバレーをやらないつもりだった」と…。

【ほのかと玲奈の友情に、日代は…】

 ほのかの話によれば、ほのかは中学の時は運動神経がよく選考会の選手に選ばれていたけれどもみんなに恨まれていて一人浮いていたという。
「自分はただ運動するのが好きなのに頑張れば頑張るほど周りを傷つける」とほのかは思っていた。
 それゆえ、強豪校の誘いを断って海崎たちが通う高校に入ったという。

 玲奈とはバレー部にて玲奈に呼び出されボールを渡され
「打ってきて、本気で。手抜いたら怒る。」と言われて本気で打ったことがきっかけで友達になった。
そして、ほのかにとっては玲奈が初めてのライバルだったという。
 
玲奈は「これからいっぱい練習してほのかと肩を並べられるくらいうまくなりたい」と言っていた。

 「玲奈がいなかったらこの三年間はなかった、すごく感謝している」と海崎と日代にほのかは語っていた。
そして

「引退試合は玲奈と一緒に出たいけど玲奈に無理だって言われちゃった…
それどころかこのままじゃ友達でいられなくなっちゃうのでは…
ちゃんと話したいけど『また拒絶されたらどうしよう…、次に声をかけた時が終わりになっちゃうんじゃないか…』って怖くて…」

と言っていた…。
 
 一方、部室の外でこっそり玲奈・オーガ(大神和臣)・犬飼暁・朝地信長は聞いていた…


 ・・・「お二人はいい友達です。大事にして欲しいです。」

 日代が口を開いた。

 そして、日代は自分が転校が多い子供だったことを明かした。
 
 友達ができてもすぐまた転校で、次第に心が麻痺していくのを感じたという。
「自分がいる意味があるのか、誰の記憶にも残らないのでは」と思っていた。
 
 そして「人と関わることを諦めてその結果がこのザマです。
避け続けていたらどんどん疎遠になって本当にどう接していいのかわからなくなってしまう」
と言っていた…。

日代さん…(´・ω・`)ショボーン


「お友達を大切にしてください。私のようにあきらめないでください。
私はお二人の仲をとても…とても…」

 この時海崎が日代の背中を触った。そして日代は言った。

「とてもうらやましいと思っていました。
今しかない友達も時間もかけがえの無いものだと思います。
大切にしてください、将来後悔しないために…。」

 ほのかは心が晴れた。
「ありがとう、ヒシロン、海崎くん。
私、玲奈と話してみる。
このままではやっぱりイヤ。
ありがとう!勇気出てきた。」
笑顔を見せるほのかだった。

 ちなみにこの時日代「久々に玉来さんの笑顔を見ました」と言っていたが…

「この前はブサイクでした」と言ったのでほのか
「ブサイク言わないで~」と言われていた…。

( ゚д゚)ポカーン
(;8;)<ホノカチャン…
 
 ―― それにしても日代さんはアニメ『ラブライブ!』の東條希かな?
転校多かったというし…。
そして転校が多い「子供」発言は
日代さんが海崎と同様にリライフ実験の被験者であることを示すヒントかな? ――
 

【日代、大会当日に玲奈の家を訪れる。】

 部室の外に玲奈を見つけたほのかたち。
 けれどもほのかが声をかけ「玲奈と一緒に大会出たい」などの想いを伝えたが玲奈には

「このまま引退しますと天津先生には伝えた。
あたしの部活は終わったの!もうどうでもいいの!
これ以上ごちゃごちゃさせないで!」

と言われてしまった。

 けれども「さっきのは本心ではない、強がりな狩生が言っていたのは」とオーガは言っていた。
玲奈が泣いていたのを見たことがあったから。
 うまくは説明できなかったけど…。

 走り去ろうとする玲奈に対して日代が言った。

「狩生さん、私大会見に行きますから!
お二人がいつも楽しそうに話していたバレーを見に行きますから!」


 ・・・ほのか玲奈が大会当日に現れるのを信じて待っていた。
日代も、海崎も、オーガも、犬飼も、朝地も。
 そしてリライフ研究所の夜明了も…(?)


 ・・・けれども大会当日になっても玲奈は現れなかった。

 「どなたか狩生さんの家をご存知ありませんか?
もう待てません、引きずってでも(狩生さんを)連れて行きます。」

 日代はみんなに言った。
 けれどもみんなわからない。

 けれども夜明がメールで海崎のスマホに地図を送ってくれた。
 思わぬ助け舟にびっくりする海崎だった…( ゚д゚)

「住所知ってるのも怖いけど、このタイミングですかさず送ってくるの怖っ…!」

 ちなみに夜明と小野屋杏もバレー部の試合を見に来ていたのだ。
海崎の様子を見に行くのも兼ねて…。
 「被験者への過度な干渉はダメだと言っているのに、
手を貸すなんて被験者が変わり始めているのがそんなにうれしい?」
というようなことを夜明に言っていた。


 ・・・海崎と日代は玲奈の家を訪れた。
 「宅急便です」と息をするように嘘をついて玲奈の目の前に現れた。

 玲奈は学校のジャージを着ていて下にはユニフォームを着ていた。
 部屋着と言い張っていたが…( ゚д゚)

 玲奈は本当はほのかとの最後の試合に行こうとしていた。
これを日代が指摘すると

「関係ないでしょ…!何なのよズカズカと…
日代みたいな鈍感に私の気持ちわかるわけないのに踏み込んでこないでよ!」と玲奈は言っていたが
日代はこう言った。

「気持ちがわからなければ、友達を心配してはいけませんか?」
 
「同じ目に遭っていなければ友達を心配してはいけませんか?」

それに次いで海崎も言った。
「頼むからその鉄壁も少しは崩してくれよ。損だぞ、それ。
 
確かに自分がどん底にいる時、人からへの慰めや優しさが妙に痛いことがあるよな。
お前に何がわかるんだ、ほっといてくれよって。

でもそうやって拒絶してる中に、本気で心配してくれる人がいたらどうする?
日代さんは不器用なりにすげえ心配してたんだぞ。」

 「恩着せがましい…」とつぶやいた玲奈に対して日代は…

 …玲奈のおでこを叩いた!

「いいかげんにしなさい。この頑固者!」

「狩生さんはどうしたいんですか?
このまま家で引きこもってたいですか?
3年間頑張ってきた部活をこんな感じで終わらせたいですか?
親友との関係を終わらせたいですか?
一人淡々と残りの学生生活を過ごしたいですか?

経験から言えばお薦めはしません。
今のこの時に後から戻ることはできないんです。
今からでも試合に出てちゃんと玉来さんと笑っていて欲しいです。
また3人で一緒にお昼を食べたいです。

恩に着せるつもりはありません。
これは私のワガママです。
だから、狩生さんのワガママも聞きたいです…

本当にこれで良いんですか?
本当はどうしたいんですか?」

 日代は玲奈の頬に両手を当てた。

 すると玲奈は「最後の試合に出たい…」と泣き出した。
けれどもほのかの隣に立てないし、部のみんなもいい顔しないと思っていた。

 日代は玲奈に
「みんな狩生さんが好きだから、みんな待っている。
『最後の試合に出たい』『出てほしい』という『みんなのワガママ』は同じじゃないですか」

ということを伝えた。

 ・・・狩生にようやく笑顔が戻った。

 そして第3セットに玲奈は現れた。
日代と海崎に背中を押されて…。


 ・・・試合は負けてしまって玲奈とほのかは涙が止まらなかった
 
ほのかは玲奈が来てくれたから絶対勝ちたかったと思っていた。
そして玲奈が来なくて勝ってても、全然嬉しくないし楽しくないと思っていた。
 
 玲奈「試合には負けちゃったけど今日の試合はすごく楽しかった」と言っていた。

 そしてほのかが青葉大に進路希望を出していると聞いたので玲奈も青葉大を目指すことを伝えた。
「これで終わりじゃないね」と言っていた。

そして玲奈の怪我の件について玲奈はほのかにひどいことを言ってしまったこと、
ほのかは玲奈を怪我させてしまったことをお互い謝った。

 そして、その真ん中に座ってしまった日代は二人に感謝されハグされていた。

 海崎たちは3人の様子を影から見ていてその後ろを夜明と小野屋が見ていた…。

 
 …なお、ほのかと玲奈にありがとうと言われた時の日代の笑顔は
不器用な笑顔だったという…( ゚д゚)


 ―― (;8;)<ホノカチャン… (;8;)<レナチャン…
試合には負けてしまったけど、玲奈とほのかが仲直りできてよかったなあ。

でも日代のことは高校卒業後二人の記憶からは消えてしまうのかな…?
(;8;)<ヒシロン… ――

 それにしても日代は急成長を遂げているなあ。
 これについて、リライフ研究所の夜明と小野屋はどう思っているのかなあ。
 昨年度では日代の成長に気づけなかったのが反省点になりそう…。

 …そして玲奈は『ラブライブ!』に例えて言うなら松浦果南に似てるかな。
頑固なところが…。

 
 ・・・さて次回は海崎回の模様。
 海崎の先輩に何があったかなどすべてが明かされる回っぽいなあ。

【追記1】

玲奈が「最後の試合に出たい」と泣き出したシーン
『スラムダンク』の三井寿が
「安西先生、バスケがしたいです…」って言ったシーンをほうふつとさせる
なあ。

【追記2】

記事のサブタイトルを変更しました。

(※ソース
TVアニメ『ReLIFE』公式サイト
STORY 第10話
「みんなのワガママ」

(;8;)<ホノカチャン…
(;8;)<タマチャン…

 前回のアニメ『ReLIFE』第8話ではバレー部の玉来ほのかが再試のための勉強で疲れて部活中に倒れてボールを転がし、それがバレーの練習中の狩生玲奈を転ばせて足を捻挫させその責任を感じたほのかが謝ろうとしたが狩生に辛く当たられてしまった。

 ちなみにほのかは狩生に
「あたしは天才じゃないの!
あたしは努力して努力してやっとなの!
ほのかにはわからないかもしれないけど、
あたしなんかいなくたってチームには何の影響もないじゃん!
ほのか一人いれば勝てるんだから!」
と言われてしまった…。

 ほのかと狩生は親友だが狩生はかつてほのかにスポーツの面で劣等感を感じていた。
(※なお狩生の日代千鶴についての劣等感の問題は、
日代の笑顔の件も合わせて第5話で解決済み。
それ以降、狩生は日代と一緒に学食で昼食を取るように。)


【みんな、玉来ほのかと狩生玲奈のことが心配…。】

 ほのかと狩生の様子が変…。

 そのことはほのかの幼なじみである犬飼暁朝地信長だけではなく、
日代も気になっていた。

 狩生がいない学食で日代はほのかに

「玉来さん、ちょっとブサイクですね」と言っていた。

 それを聞いたほのかは自分が泣いていたのがバレてしまったのかと思っていた。
そこで日代に聞いた。

「ヒシロンって、
頭がいいことで周りの人を傷つけたりぶつかっちゃったりしたことって今まであったっけ?
人のやる気を削いじゃったり、もう全部一人でやればいいじゃん…って思われたりとか…」

 この時の日代は「ちょっとよくわかりません」と返したが、
のちにほのかと狩生の件について海崎新太の家を訪れて相談することに。

 日代はそれだけではなく、ほのかが狩生を避けているのを廊下を一緒に歩いている時に見ていた。
(※他にも日代は見ていないが狩生に話しかけようとするとほのかは声が出なくなっていた。)
 またほのかとの昼食後には「友達 様子 おかしい 対処法」でググろうとしていたが、そうせずに海崎のところを訪れていた。

 …それにしても、
海崎のLIME(LINEみたいなもの)に「Hello」のスタンプメッセージ(?)を何度も送り続ける日代って一体…。

( ゚д゚)ポカーン


 ・・・ちなみに当の海崎は放課後の夕方、再試対策の勉強を切り上げて
「オーガ(大神和臣)と狩生を二人きりにしてやろう」という「オッサンのはからい」を見せていた。

 そんな海崎は学食で日代と玉来と狩生が一人でバラバラに食事するようになったことや、狩生が部活に行っていないことから
「日代と玉来に何かあったのでは」と思っていた。


 ・・・さて、オッサン…
もとい海崎のはからいにより二人きりになったオーガと狩生。

 オーガは狩生に「先に帰って」と言われたが
オーガは狩生の課題が終わったから一緒に帰ろうとしていた。
 けれども狩生に「空気読めない」と言われたオーガは
「何それ!
今日の狩生、輪をかけて感じ悪い。」と言われたが
「ほら、駄々こねてないで帰ろうね~」と狩生の手をとった。

 そして、狩生がオーガの手を振りほどき転んでしまった時に、
「ほっといてよ!
聞こえなかったの?
いつまでそこに居んのよ…!
ほっといてって言ってるの!」
と狩生に言われたが、オーガはこう言った。

「さすがに泣いている女子置いて帰れるわけないだろ。
非力で抱えてあげられないけれども、肩ぐらい貸すから下まで一緒に降りよう。
階段でコケたら大変だよ。」

 …オーガの肩を借りて階段を降りる狩生はこう思っていた。

 「私が男だったら、こんな女絶対嫌だ…。
 プライドばっか高くてすぐキレて、わけわかんない…。
 ほのかもあんなひどいこと言われてもう絶交されてもおかしくないのに…。

 素直になれない…。
 どんどん自分のことが嫌いになっていく…。」

 …ちなみにリライフ研究所のサポート課の夜明了小野屋杏
被験者の海崎ともう一人の被験者が思春期の高校生たちとうまく関わっているかが気になっていた。
 ちなみに、思春期の高校生たちと関わることで歳を重ねて鈍ってしまった感情を刺激するのもリライフ実験の目的らしい。


【海崎新太、日代千鶴の相談に乗るが日代を…】

 海崎は日代が自分の家を訪れてほのかのことを相談に来た時、焦っていた。
服をきちんとしなければならなかっただけではなく、
先にも述べたが「Hello」のメッセージを何度も送られたから…( ゚д゚)
 
 ちなみに日代が電話で相談しなかったのは友達と長電話の経験が一度もなかったから…。

 なおも海崎はまだ動揺していた。
「日代は男一人の部屋で動揺しているのではないか…
うまく帰らせたほうがいいのか…
日代さんの鈍感レベルはオーガ並だから気にしないほうがいいのか…」と。

 ちなみに動揺している海崎に小野屋杏からメールが。

「襲っちゃダメですよー☆」

( ゚д゚)ポカーン

 ちなみにこのときの海崎は夜明と小野屋に監視されていた…。

 
 ・・・日代はほのかと狩生のことを海崎に話した。
すると海崎は「日代が空気を読むようになった」ということを話した。
直接本人に聞かずに海崎に聞いていたから。

私はなぜ遠回りを…?
自分のことではないからだと思います…。
私は感情がバカなのでいろいろと間違えます。
自分のことだったらそれでもいいんですが、
狩生さんと玉来さんのこと、私がバカをして間違えるわけにはいかないので…」

 そうつぶやいた日代は海崎にこう言った。

「去年、私のクラスにはいじめがありました。」

 日代はこの事態を収めようと「やめなさい」と注意したが、
いじめは悪化しいじめられた子は2年の終わりに転校したという。
とくに日代はいじめられた子に
「余計なことをしないで、自分が耐えていれば今以上にひどくはならないのに…」と言われていた。

 ・・・この時海崎はリライフ前に働いていた会社のことを思い出した。
 …特に海崎の教育係である女性の先輩のことを。

先輩はこう言っていた。

「海崎君は正しいと思う。
でも組織の中では我慢も必要なの。
たとえ理不尽でもね。
私は大丈夫だから。
だから海崎君も……大人になって…。」

 ・・・日代はいじめられた子について
「彼女は彼女なりに均衡を保っていた。
けれども自分の感情だけで踏み込んで事態を悪化させた。
自分には人の気持ちを考えた行動ができないのだとひどく後悔している…
その後は言われたとおりに口を出さず見ないように過ごした」
と語った。

 それを受けて海崎は自分の会社での経験を学校に置き換えて語った…
つまり「学校で日代さんのように先輩がいじめられていたのを自分が止めようとした」と語ったが
海崎はいじめられた子について日代に聞いたことと同じことを言われた時に
昔のことを、先輩のことを思い出して息が詰まってしまったのだ。

 …日代はこう言ったのだ。 

 「その方はその後どうなったんですか?」


 ・・・「海崎さん…?」と呼ぶ日代。

そんな日代を思わず海崎は、抱いてしまったのだ…!
そして謝った。 

「すみません…
俺がもっと大人だったら…!
すみません…
すみません…」

 思わず日代を抱いてしまった海崎は我に返り
「通報しないで」と謝っていたが、日代は

「よかった…。いつもの海崎さんです」

と安心した笑顔
を見せていた。

 そして日代は
「狩生と玉来の件についてそっとしておくのが最善かなと思っていたが
二人が別々にいるのが嫌だ」
ということを海崎に明かしていた。

 海崎は自分も二人の件を何とかしたいと思っていたが
「踏み込んで良いのだろうか…?
本来同級生でもないのに彼らの貴重な青春を壊してしまったらどうする?」
という恐怖を感じていた。

 けれども日代は思いもよらぬ言葉を口にした。


【日代さん、立ち上がる。】

「一緒にリベンジしませんか?」

 失敗を引きずっている自分を倒したいという思いから。
 「失敗は忘れてはいけないと思います。
でも悪い思い出のまま引きずって逃げ続けていたらいつまでも変われないと思うんです。
失敗があったからこそできるようになることもあると思うんです。
海崎さん、一緒にリベンジしてくれませんか?

ちなみに日代は、海崎の手をとって

 「ファイオー!」 と叫んでいた…。

 …( ゚д゚)ポカーンとなる海崎だったが、
日代の表情は自信にあふれていた…。


 ・・・そして日代は海崎とともに夜にバレー部の練習中のほのかのもとを訪れ、狩生について部室で話をすることに。

 一方、犬飼と朝地は部室でほのかが海崎と日代と話しているのが聞こえたのに気づくと、犬飼がオーガと一緒にいる狩生をそこに連れて行った。
 …ほのかの想いを聴かせるために。

 するとほのかは思わぬことを口にした。

 「本当は高校ではバレーやらないつもりだった」と…。


 ―― 日代はほのかと狩生のトラブルについて海崎に相談…
これは、日代の成長といえるなあ。
あと学食のオムライスも… ――

 ただ日代が海崎に言っていたいじめの件は本当に去年のことなのだろうか?
 もしかするといじめの話は海崎の話のように日代が「例のアレ」をやる前の話なのでは…?

 それにしてもほのかと狩生の件についてオーガも犬飼も自分なりに答えを出そうとしているみたいだなあ。

 …すると二人の件は海崎・日代・オーガ・犬飼・朝地がそれぞれにだけど一丸となって…
いや、ほのかと狩生も一丸となり解決に向かうのでは…?

 特に自分の殻に閉じこもって「もうこのままバレー部を引退しよう」と思っている狩生が
誰のどんな言葉や行動でその考えを吹き飛ばすかが次回は気になるなあ。

【追記】

記事タイトルを変更しました。 

(※ソース
TVアニメ『ReLIFE』公式サイト
STORY 第9話
「リベンジ」

(;8;)<ホノカチャン…

 結論から言うと、
もしもアニメ『ReLIFE』に『ラブライブ!』の南ことりがいたとしたら
こう言わざるをえない展開だった。
 
『ReLIFE』第8話は…。

 もっとも『ReLIFE』の玉来ほのかは「ホノカチャン」ではなく「タマチャン」だけど…。


【海崎新太、また再試地獄…( ゚д゚)】

 ところでリライフ実験により薬により1年間だけ高校生になった海崎新太
第8話冒頭で再試が7教科あったことに愕然としていた。
 ちなみに小野屋杏再試は1教科もなかった。
 これまでは杏は海崎同様赤点ばかりで海崎とオーガこと大神和臣と一緒に勉強会に参加していたけれども
第6話実はリライフ研究所のサポート課職員の大人で海崎に近づくためかわざと赤点を取っていたことが
夜明了の言葉でバレてしまったからか本気を出した模様。


 …さて、担任の天津心先生のところに向かった海崎は、天津先生が女子バレー部の顧問であり
玉来ほのかがバレー部のキャプテンであること、そしてほのかが赤点5つだったことを知った。
ほのかは1週間後の再試で合格するように言われていた。
 特に6月の3年生最後の大会が控えていてほのかは必要とされていた。

 けれどもほのかは
「団体競技だからあたしがいなくてもちゃんとみんなが…」と言っていたので
「ほのかの代わりはいない、自分の場所を簡単に譲ろうとしないで」と天津先生が注意していた。

 バレー部の人たちや天津先生はほのかを頼りにしていた。
けれども天津先生が見るに「欲がない、自信がない人。」

 欲がないように振舞っていたほのか。
実はそれには深いわけがあった…。

 その鍵となるのは天津先生の向かいの席で男子バレー部顧問の宇佐浩史先生の発言。
「大きすぎる力は周りを滅ぼすからなあ…。」

 ちなみに男子バレー部は弱小…

(´・ω・`)ショボーン

 それにしても「あいつらだって頑張ってる」と言っている時の宇佐先生は
号泣会見した某元県議かな? ← 違う


 ・・・それはさておき、ほのかは
「スポーツ推薦で青葉高校に入ったというので勉強はちょっと苦手」と海崎に明かしていた。

 海崎やほのかが通う青葉高校は進学校だが
それでもほのかがそこを選んだのはアキちゃんノブちゃん
…幼なじみの犬飼暁朝地信長が行くと行っていたので選んだとのこと。

 ちなみに、海崎はオーガと狩生玲奈が話しているのを聞いたから犬飼と朝地が幼なじみだと知っていたので、それを聞くとほのかはびっくりしていた。
そしてほのかは狩生と仲が良いことを海崎に言われて嬉しそうに話した。
「玲奈のおかげで高校の部活は楽しかった、感謝してもしきれないほどに」と。


 …ほのかは再試に向けて犬飼と勉強していた。
ちなみに朝地は寝るのが早かったので「ジジイ」と犬飼に呼ばれることに…

( ゚д゚)ポカーン

 けれどもほのかが再試に合格した日の部活で、
ほのかと狩生に思わぬことが起きてしまった…。

 ちなみに海崎は再試で1教科も合格できなかった…。

海崎くん…(´・ω・`)ショボーン
あとで夜明に「再試おめでとうございます」言われてるし…。
 

【海崎、日代千鶴の質問に吹き出す!】

 ところで海崎はほのかと話をしている時ほのかに
「小野屋さんはオーガ君のことが好きなのか」ということを聞かれていた。
「ないと思う」とほのかに伝えた海崎だったが、
 その後教室にて日代千鶴が同じ質問をしていた。
それゆえ吹き出していた。

 狩生は「運動ではほのかに、勉強では日代に勝てない」と思い自分を追い詰めていたけれども
「(狩生は二人ともからすごく愛されているじゃん)」と海崎は思っていた。


 ちなみに日代は狩生とほのかと一緒に昼食を食べるようになったことを海崎から言われると
「おかげさまで…」と返していた。

 そして狩生と玉来が仲良さそうにしていることを見て羨ましく感じたことを明かしていた。

 けれども日代はその時一瞬、意識が飛んでいた。
 
 その後ほのかは狩生に
「小野屋さんはオーガ君のことが好きというわけではない、と海崎くんが言ってた」
と報告していた…。

 狩生はほのかについて「人のことより自分の子と心配しなさいよ…」と思っていた…。


【玉来ほのかの涙】

 ほのかは再試に向けて頑張って勉強していたからかバレー部の練習中、顔色が悪かった。
そしてほのかは急に倒れてしまった。
ボールが入ったカゴを転がして…。

 けれどもそれが思わぬアクシデントを産んだ。
 ボールが転がったその先で練習していた狩生が転がったボールを避けようとして転び、
足を捻挫してしまった
のだ。

 保健室で大会まで間に合うかどうかの捻挫の具合と聞いたほのかは責任を感じてしまった
ほのかは声を振り絞って狩生に何度も謝るが狩生に

「謝る必要はない、(復帰は)無理よ」と言われたその後で
「あたしは天才じゃないの!
あたしは努力して努力してやっとなの!
ほのかにはわからないかもしれないけど、
あたしなんかいなくたってチームには何の影響もないじゃん!
ほのか一人いれば勝てるんだから!」
と言われてしまったのだ。

 そのことにショックを受けたほのかは体育館を飛び出し、外へ。
犬飼と朝地が声をかけると二人に泣きついていた…。


 ・・・ちなみにほのかは以前、更衣室に入ろうとした時後輩が自分の陰口を偶然聞いた事があった。
 それゆえ部屋に入れず隠れていた時偶然にも狩生がやってきて
その陰口を叩いていた後輩たちを注意したことがあったが、
今回の狩生の捻挫の場合は
かつて後輩たちが言っていた言葉を強い口調で狩生に言われたのでほのかはショックを受けた。

 狩生が後輩を注意していた時
「ほのかは努力の人。
確かにもともとずば抜けているところがあるが、
勉強についていくのは大変なのに必死で頑張っていて、
心から尊敬しているし、自分も頑張れる」
と語っていたが…。


―― 改めて、

(;8;)<ホノカチャン… ――

 狩生の345話での日代への嫉妬の問題が解決したかと思ったら
今度は新たな問題か…。

 それにしても狩生とほのかの問題は
海崎と日代が次回それに巻き込まれることでどんな方向に向かっていくのだろうか?

 問題をかえってこじらせるか?
それとも問題解決に向かうか…?

次回が気になるところだ。

【追記】

第8話のED中島美嘉『雪の華』だったなあ。
けれども季節外れ…。
でもみかんを頭に乗っけた雪だるまはかわいかったなあ。 

【追記2】

記事タイトルを変更しました。 

 

(※ソース
TVアニメ『ReLIFE』公式サイト
STORY 第8話
「亀裂」

 前回のアニメ『ReLIFE』第4話では何と、
 狩生玲奈がバレー部の後で職員室に体育館の鍵を置きに行った時に先生に質問中の日代千鶴の目を盗んでカバンを盗むという事件が起きた。
 しかも狩生は階段を降りるときに海崎新太に見つかり海崎がその理由を聞こうとしたとき狩生は階段から足を踏み外し、それを助けようとした海崎も踊り場に狩生と一緒になって落ちてしまった。

 …第5話はその続きだった。

【狩生の涙と海崎新太の説教(?)】

 狩生と海崎は気が付くと保健室で寝ていた
 日代が二人を保健室に運び、カバンも置いていってくれた
 なお日代はカバンは取り返した模様。

 海崎は目を覚ました時、
「何で狩生が日代さんのカバンを持っていたんだろう…?
どうする気だったんだろう?」
…そう思い、狩生に聞いてみることにした。

 …ちなみにその時の海崎はリライフして高校生になる前のこと…会社で働いていた時のことを思い出した。
新人の時先輩に嫌がらせをされた時の頃を。
 特に、海崎を助けてくれた教育係だった先輩の女性社員のことを…。
 
 その女性社員は海崎を貶めた男性社員に注意したり怒ったりはしなかったが、
海崎にこんな事を言っていた。
 「人を落とすことで自分が上がろうだなんて、虚しいよ…
 そうすることでしか勝ち目がないって諦めちゃってる、ってことだもん…。
 みんな最初はね、正々堂々と競い合ってて楽しかった。
 なのにいつのまにか周りはライバルじゃなくて敵になっちゃった。
 怒るより何より、頑張っている人がそう変わってしまうのはすごく、悲しい…。」

 ・・・「嫌がらせしようとしたのか…? 頑張り屋のお前が…」
海崎がこう思っていると、狩生が目を覚ました。

 海崎は狩生に日代のカバンについて聞いた。
保健室から逃げようとする狩生を「逃げるな、狩生。」と言って事情を聞いた。
 くだんの女性社員が海崎に言っていたことの受け売りだが、
勝ち目がないから日代のカバンを盗み、日代を落とそうとしたのか?」を…。


 「日代さんをちょっと困らせてやろうと思った」という狩生の言葉を聞いた海崎は
 「オーガに言ったほうがダメージでかいかな…」と冗談のつもりでつぶやいた。
 
 すると狩生は動揺したので、海崎は狩生に言った。

「人を落とすことは自分を落とす。
今まで積み重ねてきた努力や信頼を自分で踏みにじるな。
頑張ってきた自分に失礼だ。
そんな真似して喜んでいられるのは、もう頑張ることを諦めた負け犬だ。

でも俺は、狩生がそうだとは思えない。
俺が知ってる狩生は負けん気が強くて、ぶっきらぼうだけど優しくて、芯の強い頑張り屋だと…
頑張る狩生を見てきたからこそ、怒るより何よりただただ悲しく思った。
汚い大人みたいなマネ、しないでくれ…。
まだ若いんだ、頑張ることをあきらめないでくれ。」

 すると狩生

「何がわかるのよ!!!」と叫び、

「頑張ったけど日代にはかなわないどころかライバルとすら認識してもらえない!!」
「勉強では日代に、運動ではほのかに。私はこんなに必死なのに、何で二人は涼しい顔で…
何であたしだけがうまくいかないの!?」
「頑張っても、頑張っても…」
 
…そう言った時、思わず大粒の涙を流し泣き出してしまった(´;ω;`)

 狩生の頭に手を当ててなぐさめる海崎だった…。

海崎に言われ、慰められたことで狩生はこう思った。
 
「(そっか、私…
ちゃんと頑張れてたんだ…)」

 声を出して号泣してしまった…(´;ω;`)


 ・・・ちなみに海崎は狩生を慰めた後、こう思った。

「うわぁ…、説教たれちまった…
オッサンくせぇ…」


【日代の困惑】

 日代は何と校門前で海崎が来るのを待っていた。
海崎に聞きたいことがあったという。

「どうして狩生さんが私のかばんを持っていたんでしょうか?
いろいろ考えましたが正直、盗られたという答えしか出てこなくて、
困惑しています…」

「狩生さんとは最近よく目が合うし、
目が合えば笑いかけるよう心がけていて、
仲良くなれと言っているものだと思っていたので…」

日代の言葉を聞いた海崎はこう思った。

「考えろ………!!
一切悪気のないコミュ音痴に
なんて答えるのが正解なんだ………( ゚д゚)」

 そしてこう言った。

「廊下にかばんを置くのは危ないからとりあえず保護しようと……」

 ・・・理由がわかってホッとした様子を見せ
「他に考えが及ばなかった自分が恥ずかしい」と言った日代。

 だが海崎は夜明了が言った言葉
「石をどけた綺麗な道を歩かせてあげることが
果たして本人のためになるのかどうか…」
 …これを思い出し、日代に本当のことを話した。

 狩生が日代に嫉妬してるんじゃないかという海崎の考えも合わせて…。

 人の気持ちが全然わからない日代に
「まあ、日代さんにはわからないだろうな」という海崎の言葉がグサッと突き刺さった。
 この時日代は、過去にある女子生徒にこう言われたことを思い出した。

「いくら頭よくても、その鈍感さはどうかと思うよ。
みんながイラついてる…気づいてないでしょ。」

 さらに
「人付き合いに正解はない(相手も違えば正解も違う)」
という海崎の言葉が日代を更に困らせた。

 けれども、日代はこう言った。

「狩生さんを待ちます。」

 
【日代と狩生、友達になる!】

 狩生が心配なので先に帰る…
…と見せかけて茂みから日代の様子を見ることにした海崎だったが、
なぜか夜明も一緒に日代の様子を見ることに。

 ・・・狩生が日代のところにやってきた。
 「自分がカバン盗んだことは日代にバレてる…尋問かな?」と思った狩生だったが、
日代の最初の一言は意外なものだった。

「このシルバーピンが欲しいんですか?」

( ゚д゚)ポカーン

しかも海崎が告げ口したことも日代は言っていた…

( ゚д゚)ポカーン
海崎…(´・ω・`)ショボーン


 ・・・「私のことがお嫌いですか?」
日代の問いに狩生は
「別にそんな…」と答えたが

「なぜカバンを…?」と日代がさらにどストレートにツッコむと
海崎の「逃げるな。」という言葉を思い出した。
 
「嫌いよ。」

の後で狩生
海崎に保健室で言った日代の嫌いなところを日代に直接言った。

「勝ち誇ったように笑うあんたが大嫌いよ!!」

 ・・・「パカになんてしたことないです。」と手を挙げすっとぼけたような素振りをする日代に対し、
狩生は保健室で海崎からのアドバイスを思い出した。

 …実は海崎は狩生が号泣した後でこう言っていたのだ。

「今度機会があったら『笑ってみて』って言ってみ。」

 …海崎のアドバイス通り、日代に「笑ってみて」と言った狩生。
 人を馬鹿にしたような、勝ち誇ったような笑顔を見せた日代に
思わず顔を覆った海崎と夜明だった…

( ゚д゚)ポカーン

 ・・・日代の笑顔について海崎が
 「アレで愛想笑いのつもり」と言っていたこと。

 …海崎が嘘をついていると思っていたが実は本当だった

 それに気づいた狩生は日代に何度か笑顔をやらせてみてこう叫んだ。

「このドヘタクソ!!!

これのどこが笑顔よ! 鏡見たことあんの!?
その笑顔を無言で向けられた人がどう思ってんのよ!?
私てっきりバカにされてるとずっと思ってた!」

 狩生の言葉に日代はこう返した。
 
「私は狩生さんと友達になりたい一心で笑ってました。」


 ・・・すると狩生は怒るどころかつい吹き出して大笑いした。

「何この子、どんだけ不器用なのよ…!」

 「長所は頭がいい所。
 短所は周囲に全く興味が無い所。
 そのため人とのつきあい方がわからずおそらく多くの人に迷惑をかけて来ました。
だけどこんな自分を変えていきたいと思っています…。
 …こんな私ですが、友だちになってくれませんか?

 狩生は体力測定の時、握手を避けられたと思っていたが実はそうではなかった。

 狩生は「よろしく、日代千鶴さん」と笑顔で日代の手を握った。
「でも、あたしのことちゃんとライバルと認めてよね!
次は負けないから。」

 なお「シルバーピンがそんなにほしいなら次のテストでお譲りします。」と言った日代には
「そんなことしたら即絶交してやる。」と言った。

 そしてカバンを盗んだことを謝った…。

 この時日代は「許します。友達ですから…」と言ったが、
その時、普通に笑顔ができていた。
 でも「いつだって笑えてますから。」と言っていたので
「うそつけー!」と狩生にツッコまれた。

 ・・・次の日から、狩生は友達の玉来ほのかと一緒に日代と昼食を取るようになった…。


 ―― 海崎はバッグの件から狩生との関係も良くなった…かな?

 でも一番は日代と狩生が友達になったこと!!
 そして普通の笑顔ができるようになったこと!! ――

 ただ、日代は普段は勝ち誇ったような笑顔になり
狩生にツッコまれそう…( ゚д゚)
 

 …それにしても笑顔がドヘタクソというか独特なキャラといえば
『繰繰れ!コックリさん』の市松こひなを思い出すなあ。

 ちなみにこひな笑顔が福笑いだったが…( ゚д゚) 
 それでも、普通の笑顔はできるし…。

 …日代とこひな、笑顔的意味で似てるなあ…

 (※なお『ReLIFE』と『繰繰れ!コックリさん』の制作はどちらも、だぶるいーぐる。)

【追記】
 第5話のEDはPUFFYの『これが私の生きる道』。
歌詞中の「これからもよろしくね」は日代と狩生のことだったか…。

(※ソース
TVアニメ『ReLIFE』公式サイト
STORY 第5話
「オーバーラップ」

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