(※前編の続きです)
アニメ『ReLIFE』最終話となる第13話では
オーガこと大神和臣が狩生玲奈に告白して晴れてカップルになっていた。
一方、主人公の海崎新太とヒロインの日代千鶴にも動きがあり、
二人きりになるシーンがあった。
…もっともリライフ研究所のサポート課・夜明了と小野屋杏の計らい(?)によるものかどうかは不明だが…。
【花火大会の海崎新太と日代千鶴。】
花火大会の会場に向かうときに小野屋にベッタリされていた海崎は、
日代が夜明と一緒に歩いていたとき顔を赤くしていた。
日代が夜明の腕をつかんでいて、「了…」と名前で親しそうに呼んでいたから。
「日代さんはもしかして…」と思っていた海崎だった。
…この後の日代は小野屋と一緒に輪投げなどを楽しんでいたが、
花火が上がる前、みんなとはぐれて海崎と二人きりになった。
…ちなみにこの時の海崎は
「俺もはめられたのか…!」と思っていた。
オーガと狩生を二人きりにしようとしていたが、
日代と二人きりにされたからか…。
また海崎は夜明にこんなことを言われていた。
「海崎さんにとっては、最初で最後の夏ですからね。」
だったらどうしろというんだよ…と思う、海崎だった…。
・・・花火が打ち上がるのを日代と一緒に見ることになった海崎は
日代にこんなことを言われていた。
「了と仲がいいですよね、海崎さん。学校でもたまに話してますし。海崎さん、すぐ誰とでも仲良くなれますもんね。まだ4月の編入したての頃からすでに友達の輪の中にいました。それを見て『私も頑張らないと』と思ったことをとてもよく覚えています。」
それを聞いた海崎は
「日代さんだって今こうして花火に来てるじゃん。(はぐれちゃったけどさ)友達の輪の中にいるよ。日代さん、頑張ったんだね」
と笑顔で言った。
日代は
「ありがとうございます、主に海崎さんのおかげです。
海崎さんに出会えて良かったです。」と言っていた。
・・・この時花火が上がった。
海崎は「日代の言葉に深い意味はない」と思いつつ、
「(ありがとう、そんなふうに思ってくれて。
それだけで俺のリライフに意味があったと思えてくるよ。
……忘れられてしまうけど。)」
と心の中で思っていた。
と心の中で思っていた。
日代が「きれいですね」と花火を見ながら言っていた。
「少し切ない感じもする。
派手でテンションが上がる分、消えちゃったとき
なんか寂しいっていうか…」
と海崎は言い、こう思っていた。
と海崎は言い、こう思っていた。
「(俺のリライフ実験が終われば
日代さんもみんな俺のことを忘れる…」
日代さんもみんな俺のことを忘れる…」
・・・一方日代は、花火大会からさかのぼって高校生活を思い出していた。
今日の花火大会のこと、二人がケンカしたときに海崎に相談に行ったこと…玉来ほのかと狩生玲奈と友達になったこと…海崎に職員室で出会ったこと……そして、夜明了に会い、リライフ研究所関東支部の被験者第1号に選ばれたこと…!!
そして日代はこう思った。
「楽しませてくれる分、離れるときはきっとつらい…
わかりきってるはずなのに…」
そして海崎に向かってこう言った。
「海崎さんって………………ですね」
けれども花火の音が声をかき消したので伝わらなかった…。
なお、この時の海崎はオーガと狩生が手をつないでいるのを見てニヤけていたので日代は、
「海崎さん……、すこぶるお顔が気持ち悪いです」
と言っていた…。
( ゚д゚)ポカーン
…このあと海崎と日代はみんなと合流して一緒にたこ焼きやら金魚すくいやら色々と楽しんだ…。
【花火大会後の海崎新太と日代千鶴】
花火大会終了後、
オーガと狩生、玉来ほのか・犬飼暁・朝地信長の3人、そして夜明了と小野屋杏はそれぞれに別れた。
そのため、海崎は日代と一緒に帰ることになった。
海崎は夜明が日代と一緒に歩いていたとき、
夜明が日代と腕を組んで歩いていたのをふと思い出した。
夜明が日代と腕を組んで歩いていたのをふと思い出した。
「日代さんと一緒にいるのがお気に召さないんですか?」
と夜明に言われたことについて
「(そんなんじゃねえよ…珍しい組み合わせにちょっとびっくりしただけ…)」
と思っていた。
と思っていた。
このとき、日代は人混みに酔って具合悪そうにしていたので
海崎は日代をベンチに座らせた。
海崎は日代をベンチに座らせた。
実は日代が夜明と腕を組んでいたのは大勢の人に酔ってしまったから。
・・・「狩生さん、よかったですね。カズくんも。」
日代は海崎にオーガと狩生のことを話した。
「狩生も今日オーガに告白しようとしていた」と。
そして「離れるとわかっていて告白するのは無駄ではないか」と思っていたが
オーガと狩生の様子を見て『心底良かった』と考えが変わったことを海崎に明かした。
「後の別れを気に病んで、そのときそのときの幸せを捨ててしまうのはもったいないのかもしれませんね…。」
海崎は日代のこの言葉を聞いて、日代にこう返した。
「そうだよね…いつか離れる日が、忘れちゃう日が来るかもだけど、でも俺達が生きてるのは今なんだから。だから日代さんもたくさん友達作って、素敵な恋もして、いっぱい今しかない時を楽しんでね。」
このとき海崎は日代の頭に手をやっていた。
「はい、がんばります。」
…日代は海崎に、こう返した。
・・・海崎はこう思っていた。
「(俺には応援することしかできない。俺に関する記憶は消える。俺との思い出ばかりにしてしまったら、日代さんの高3の思い出がぽっかり欠けてしまう。日代さんが頑張る高校生活を、いつか俺が奪っちゃいけない…)」
このとき海崎は、オーガが花火大会に狩生を誘うきっかけとなる自分がした恋バナを思い出した。
不器用に、健気に頑張る高校生を可愛く思ってるだけだろ…妹みたいな感覚で…。目を覚ませ…しっかりしろ…これから先の日代さんの人生に俺は、いないんだから…。
…けれども立ち上がって日代がバランスを崩したときに日代が海崎に寄りかかる格好に。
このとき海崎は日代の鼓動を感じていた。
そっと肩を抱いた海崎だった…。
「よかった、転ばなくて。」
海崎はこう日代に言った。
…海崎はその後も日代を心配していた。
それゆえ日代は
「そんなに心配なら、腕を貸してください。
了は気軽に貸してくれましたよ。」と言っていた。
吹き出した海崎は日代に腕を貸すことに。
この時海崎は日代に言った。「いつか離れちゃう日が、忘れちゃう日が来るかもだけど、だけど、ずっと俺は忘れないよ。」日代は海崎の言葉に「はい、私も忘れません…」と返した…。
・・・そして2学期が始まり、海崎はこう思っていた。
1年限定の青春、どうせ忘れられる幻だとしても。一瞬一瞬を大事に、楽しんで生きてみよう。…このリライフを!
【ちなみに…】
日代と海崎が花火大会終了後の行動は
リライフ研究所サポート課の夜明と小野屋にバッチリ観察されていた。
リライフ研究所サポート課の夜明と小野屋にバッチリ観察されていた。
…ちなみに腕を組むのを夜明に提案したのは小野屋だった。
二人は海崎を被験者に選んでよかったと思っていた。
特に狩生を日代とくっつけたことなどから小野屋は
「海崎さんがいれば日代さんも…(リライフ実験に成功するかも)」と思っていた…。
そんな小野屋は2学期から日代のサポート担当になるとのこと…。
夜明は
「海崎が積極的に人と関わろうとした結果、
周りの人間が変わり始めている」と考えていた。
そしてそれは、リライフ実験が順調である紛れもない証拠だと…。
―― 人と関わることで周りの人間が変わる。
それは一見すると今の人々に足りないことのようだけど、
実は遥か昔からそうだったのでは… ――
最終話では、オーガと狩生は安定して結ばれたが、
その一方で主人公・海崎とヒロイン・日代が結ばれつつある。
特に二人はリライフの被験者カップルなので
二人が実験期間満了した時に二人がどうなっていくかが特に気になるなあ。
…それにしてもアニメ『ReLIFE』は自分にとって、
自分が主人公の海崎と同じくらいの年齢だから妙に親近感があったなあ。
自分が主人公の海崎と同じくらいの年齢だから妙に親近感があったなあ。
それに、この物語は高校生に戻ってやり直す物語かな…
…と思いきやそうではなく、
これまでの人生経験から新たに道を切り開いていく物語だったように思うし、
「昔は良かった」「あの時こうすればよかった」ではなく、
「未来のために今自分がやりたいと思ったことをしよう」ということを伝えたかったのではないか…。
とくに
「何かを変えるためには人と関わろうとする、関わることが大事」
ということは現実にも共通しているのでは…。
…そういう意味でも海崎と日代だけではなく、
オーガと狩生、夜明と小野屋、玉来と犬飼と朝地の今後が気になるので
アニメ2期が楽しみだなあ…。
(※ソース
TVアニメ『ReLIFE』公式サイト
STORY Report 13
「告白」