にぎる。

『にぎる。』にようこそ! このブログは私が見たアニメやマンガの感想を自由気ままに書いています。

タグ:ワタル

 毎週土曜日Eテレで夕方に放送されている
アニメ『クラシカロイド』2期が放送され、 
 前回第1話ではヒロイン・音羽歌苗の弟を名乗るワタル
ペットのコビトカバのドヴォルザークドボちゃん)が登場した。
 …けれどもワタルの正体は、クラシカロイドの一人リヒャルト・ワーグナーだった…

 
 【ダメな大人・ベトさん、ワタルに勝負を申し込む。】

 前回、ワタルとドボちゃんが音羽館にやって来たことで
一緒に住むことになってしまったベートーヴェン(ベト)モーツァルト(モツ)
 二人は寝てる間仲が悪かった。
 
 特に、第2話ではモツの『素敵なプレゼント』でベトが朝目を覚ましてしまったから…。
 そのプレゼントとは…

 …大きなおならだった…

 ( ゚д゚)ポカーン

 最高の朝を迎えるワタルとは正反対で…。

 ベト「最低だーーーー!!!」

 ちなみにモツは寝ている時のベトの歯ぎしりや寝言が不満だった。
 特にベトの寝言は
 
 「ヽ(`Д´)ノ<これは運命だーーー!!!」
と突然叫ぶことが…。


 ・・・そんなベトは前回部屋を追い出されたことに不満だったが、
 リストやショパンが家賃を入れてくれるがベトは家賃を入れていないので
 「入れてない人に部屋を使う権利はない」
 「ワー君(ワタル)は前払いで家賃を入れてくれた」
とバッサリ歌苗だった。

 しかもベト「ダメな大人」と言っていた。
 「ダメな大人は相手にしない」と歌苗に同調するワタルだったが、
不敵な笑みを見せていた…

 ・・・ちなみに、ワタルが知るベートーヴェンは偉大な人物。

 「音楽家という職業を確立した人物」
 「貴族のお抱えを脱し、独自にコンサートを行った」
 「その後の音楽家の先駆者となった」

 と言っていた。

 けれども今ワタルの目の前にいるベト
 「日々惰眠をむさぼり世界に何も発することなくいたずらに時を過ごしている」ので
 敬意の払いようがない、ベートーヴェンを名乗る資格のない人物だった…。
 ワタルにとっては…。

 ・・・ベトはリストやショパンが言うように「あながち間違いじゃない」。
 「いいの?言われっぱなしで」とモツに言われたので
ベトはワタルに勝負を申し込んだのだった…。
 自らの誇りと部屋を賭けて…。

 勝負を断るワタルにモツ「子供らしくない、変に大人びてる」煽り
 「出来損ないのギョーザー」とベトがそれを受けて言ったので
 ワタルは「出来損ない」をベトに撤回してもらうべく勝負を受けたのだった…。
 
 どうやらワタルは「出来損ない」と言われることに関して
相当根に持っているフシがあるようだ

 
 【ベトさん、ハンデの大きすぎる勝負を強いられる…】

 ベトとモツの対決は歌苗が決める事になった。
 といっても壁のペンキ塗り玄関の掃除、そしてお使い
 …つまりは家の(音羽館の)手伝い。

 <対決1 ペンキ塗り>
 
 ワタルにはリストとショパンが助っ人に。
(※なおリストはワタルに張り付いて
化けの皮を剥がそうと考えていた…( ゚д゚)
しかもこの回では「結構ウブちゃんね」ワタルについて言っていた

(・8・)<ウブチャン! ←違う)

 一方、ベトはモツと一緒に手伝いすることに。
でもモツは頭数に入らない上、あとでやって来た神楽奏助は
ペンキの入ったバケツをこぼしてしかもペンキ塗りたての壁にぶつかってしまっていた。

 ・・・最初の対決では、ワタルはきれいに塗り終え、ベトもきれいに塗ってはいたが、
 モツが奏助の様子を見て「どうせ描くなら楽しいものがいい」と閃いて
まるで落書き帳のように色を塗ってしまった
ために、この勝負はワタルに軍配が上がることになった。

 <対決2 玄関掃除>

 ちなみに「歌苗の雑用を押し付けているだけ」と奏助は見抜いていた
 歌苗は「お黙り。」と言っていた( ゚д゚)
 
 ちなみに玄関掃除では奏助も手伝うことに。
 居候みたいなものだから…(´・ω・`)
 ちなみに奏助はミュージシャンをワタルに自称していたが
 パッド君
 「真に受けてはいけません。
 奏助の作品はほとんどゴミ。
 こうして掃除している方がよっぽど世の中の役に立ちます。」
と言っていた…( ̄◆ ̄) 

 奏助…(´・ω・`)ショボーン


 この勝負では「手を出すな」と言ってしまったのでモツたちの手を借りられないベト。
 ベトは館の中に駆け込むと勝負を諦めたと見せかけて戻ってきた。
 そして「まだだ!まだ終わらんぞ!」ギョーザーを焼くときの火炎放射器を取り出した!

 …のではなく、それを改造した水流放射器だった。

 玄関は門のところまできれいになったけれども奏助や歌苗、そしてワタルも巻き込まれてしまった…。

 でも
 「勝ちは勝ち。
 どうだ、これが大人のひらめき!」
と高笑いしていたベトの勝ちになった。


 【最終戦! ベトさん、大人の力…もとい新たなムジークを発動する!】

 <対決3 お使い>

 買ってくるものについて、ワタルは卵1パックだがベトは買うものが明らかに多かった。
 しかも「同じ店でまとめて買うのはなし」などと条件が細かった。
 ちなみに今晩のおかずはすき焼き。

 リスト「このハンデは愛がなさすぎる」と歌苗に言った時、
歌苗は自分の気持ちを明かした。

 「こうでもしないとベトは諦めない。
 自分は勝負に付き合っているヒマはない。」


 ・・・当然、ワタルのほうが早く卵を買い終え、

 「俺は戦わずして敗北したというのか!?
 これからやつを追い越すのは至難の業…
 俺は人生最大の苦難にして人生最大の敗北を
 これから味わうしかないのか!?」

と、ベトの戦況は絶望的状況に。
 
 …けれどもモツとリストとショパンが助けてくれた。
 
 リスト「このままあの子中心に事が進むのはな~んか面白くないのよね」
 モツ「ルー君と違う部屋になれたほうがぶっちゃけありがたいし。」
 ショパン「あの子に乗せられた自分に反省。」

 …ワタルはベトが追いついたのを見てドボちゃんを使って邪魔をした
 モツもドボちゃんのマネをして転がりワタルの邪魔をした
 また、ワタルが足払いをした時ベトは、モツから借りたと思われるスケボーで足止めした。

 
 ・・・ベトとワタルがやっとのことで帰ってきた時、
  「ごめん、姉さん…」とワタルが買ってきた卵が割れてしまったのを謝った。
 
 …ワタルの言動は「ベトのせいで卵が割れたかのよう」だった。
 しかも「ぶつかってきたのはお前の方」とベトに言われた時は泣いていたが、
 見ようによっては嘘泣きにも取れ、実際そうだった。

 …ベトは言った。

 「なるほど…
 卵が割れたのを利用して同情を誘おうという魂胆か。
 小僧!
 大人を手のひらで踊らせていると思ったら大間違いだ!
 大人の真の力見せてくれる!」

 ベトムジークを発動した。
 これは『交響曲第7番』だった。
ルードヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンが1811年~12年にかけて作曲した曲で
リズム重視の曲調から現代においても高い人気を誇っているという。
 また作曲当時は賛否両論分かれたけれども、
ワーグナーはこの曲に大感銘を受けて『舞踏の神化』と評したという。

 ちなみにベトのムジークでは、こんな演出が。

 …モツがふと見つけたスロットマシーンを回すとベトが全て揃って大フィーバー。
 コインが大量に出てきて踊り出した。>▽<

 これを見たワタルは昔のことを思い出したのか
 「音楽が…踊っている…」と思った。

 「貴様は音楽の前にひれ伏す!それが、運命だ!」
 そしてベトの新しいムジークが終わった。

 するとワタルは心を打たれて泣きそうになる感情を押し殺してか音羽館を全速力で抜け出した。
 
 …夕方、ドボちゃんがワタルは慰めに来た。
 けれどもワタルは「落ち込んでなんかいない」と言い、
 
 「やっぱり君はカバ? いや、バカだね。
 改めてわかったよ。僕がクラシカロイドとして生まれた意味が。
 この新しい世界で、僕は奴を超える。
 それが…革命だ!」

 
 【ドボちゃんはグルメ! でも…】

 ところでドボちゃんはベトとワタルの対決中にずっと気にしていたことがあった。
 それは「食事は音羽館の皆と同じにしてほしい」ということ。
 朝食は歌苗にレタスに味噌汁をまるでねこまんまのように与えられていたので不満だった。
 ワタルがドボちゃんと一緒に音羽館に戻ってきた時の夕飯はすき焼きだったが、ドボちゃんに与えられたのは…
 …果物にカレーをかけられたものだった…。

 ちなみに、ベトは部屋は変わらなかった
 そもそもムジーク対決とは誰も言っておらず、
 お使いはムジークと全然関係なかった。

 しかもベト歌苗
「ムジークで泣かすのは大人気なさ過ぎ」
と言われた。

 この時ベトは
 「(奴が…泣いた?)」と思ったが、
 ワタルには
「涙が出るくらいくだらない」と言われていた…

 そして
「出来損ないと言ったらまた勝負することになる」
とも…
 

 ―― (;8;)<ドボチャン…。

 グルメなドボちゃんが人間と同じまともなご飯にありつけるのは
いつの日か…。 ――

 そのためにはドボちゃんが真の姿になる必要がありそうだなあ。
 1話でムジークを発動した時のドボちゃんは実は仮の姿で
人の姿もちゃんとあるのでは。
 でもそれが出てくるのはまだ先かも…。

 ワタルの真の目的に歌苗や奏助が気づくのはワタル自身がボロを出すよりも
 むしろまともな食事にありつけずストレスが限界に達したドボちゃんがきっかけかも…。
 仲間の裏切りというのとは違う形になりそうだけど…

 
 …さて次回はモツ回で、合コンのエピソードの模様。
 1期では歌苗に作った「あるもの」が原因で強烈なビンタをモツは喰らってたけど
 おそらく2期もそういうパターンになりそう…( ゚д゚)

 <ソース>
 アニメ『クラシカロイド』HP
 ストーリー
 ♪02 マイリトルブラザー

 【オープニング】
 
 アニメ『クラシカロイド』2期第1話はこうして始まった…

 …水を飲むハシビロコウのハッシー、家庭菜園で野菜を採る音羽歌苗
 餃子(ギョーザー)を焼くベートーヴェン(ベト)。チョコを頬張るモーツァルト(モツ)
 ネットサーフィン中のショパン(チョッちゃん)、ヨガ中のリスト
 河川敷で寝そべるシューベルト

 そして火炎放射器を取り出したベトは餃子を焼くが
 そこにモツが鼻からチョコを飛ばし、偶然にもチョコが餃子にかかってしまった。
 それゆえベトは怒って音羽館でモツを追いかけ回した。
 
 ちなみにその頃シューベルトは凧に引っかかり空へ。
 そして偶然にも音羽館の真上で解放された( ゚д゚)
 
 …そこに部屋を出た神楽奏助たちみんなが集まり、
 歌苗がやって来た頃にはベトの火炎放射器が何と爆発!

 歌苗「全員出てけ~~!!!」

 ( ゚д゚)ポカーン

 ―― クラシカロイド、通常運転の巻。 ――

 …ちなみに歌苗にクラシカロイドたちと奏助はこんなことを言われていた。

 ベト→部屋の中で料理しない
 モツ→人にイタズラしない
 リスト→部屋の外を裸でウロウロしない
 ショパン→窓に目張りをしない
 シューベルト→勝手に行方不明にならない
 奏助→家を壊さない、汚さない

 ベトいわく「縛りが多すぎる!」
 リストいわく「縛るのが子猫ちゃんの愛なのね~」

 ( ゚д゚)ポカーン

 なお「毎月必ず家賃を入れる」ということは皆共通して歌苗に言われていた。
 

 【歌苗の弟(?)・ワタル登場!!】

 相変わらずの音羽館のクラシカロイドたち。
 そこに2期第1話ではついにまともな人が現れた。

 それはカバ・ドヴォルザークを連れてやって来た
 歌苗の弟を名乗る少年・音羽ワタル
 ワタルは歌苗が心配している家賃をきちんと札束で払っていたが、
 歌苗には弟がいた覚えはなかった

 けれども歌苗の母・日芽歌からの手紙には
「実はあなたには弟がいる、面倒を見てあげてね」
と書かれていた…( ゚д゚)
 ちなみにワタルは歌苗の母に一度会ったことがあるという。

 施設へ帰ろうとワタルが涙を見せたのを見て、
歌苗は急展開に戸惑いつつも「一緒に暮らしましょう」と言うのだった…

 ちなみにワタルは歌苗が住人たちを紹介した時、
「クラシカロイド」と聞いて意味深な反応を見せていた。

 ちなみにワタルは歌苗に「ワー君」と呼ばれることになった。
そして部屋はベトの部屋である物置を使うことになり、
ベトはモツと一緒の部屋に住むことになった…。
なおモツも部屋を追い出された…。

 ベト…(´・ω・`)ショボーン
 モツ…(´・ω・`)ショボーン

 同じ部屋で住むことになり二人は反りが合わず
食事中も互いに目を合わさなかった。
 
 リスト「あんたたち、わかりやすいわね~」

 
 【毒舌ワー君】

 礼儀正しいワタル
けれども歌苗以外には毒を吐いていた。

 まず部屋を追い出されて恨みの黒いオーラを放っていたベト
 それとは対象的に(?)同じく部屋を追い出されて光を放っていたモツに対しては

 「それはできません、あの二つの部屋は歌苗姉さんがくれたものですから。
 その愛情を裏切るなんて僕にはできません。」

 「お二人は、姉さんから大事に思われてないんじゃないですか?
 変だなあ。すごい音楽家さんたちのはずなのに、
 実は名前が一緒なだけで大した事ないとか?

 と言っていた。(※ちなみに第1話では似たようなことを2度ベトとモツに言っていた)

 またベトとモツは新参者のワタルをいじめていたとして歌苗に怒られてしまった…。

 …ちなみに後でやって来た奏助歌苗の母が今までどこで何をしていたのかが気になっていた
 そして歌苗は今も行方不明な母と家に寄り付かない父にイライラしていた…

 
 ・・・ところでシューベルトはヒップホップにハマっていてトイレ掃除中だったが
ワタルにこんなことを言われ、泣き出してしまっていた。

 「全然似合っていないですよね。
 キャラが真面目なのに無理してなんか寒いっていうか、ダサいっていうか…
 ファッションもチグハグだし、特にその眼鏡。すべてが中途半端なんですよね。
 もっと身の程を知るべきというかそもそも自分の器を見極められない時点で芸術家としてどうなのかという話だし…
 ヒップホップやっていることが数年後に思い出して黒歴史になっちゃうパターンですよね、これ。」

 その様子をリストは外の窓からじっと見ていた…。

 また部屋に篭りゲーム中のチョッちゃんに対しては部屋のブレーカーを落としていた。
 ちなみにちょうどレアアイテムを手に入れていたところだった。

 …立ち去ろうとしたワタルはリストとぶつかった。
リストはこう言った。
 「あんたなかなかいい性格ね。歪んだ愛を感じるわ。
 何を企んでるのかしら?」

 リスト「いずれワタルの正体を暴く」と言っていた。

 
 【ドボちゃんのムジーク】

 ワタルのペットのコビトカバ、ドヴォルザーク
通称ドボちゃん

 「非常食としては十分だな」というベトの発言に

 歌苗「食べないでください!」

 ―― サ◯バル「食べないよ!」 
けものフレンズ難民救済。 ←違う ――

 そんなドボちゃんが動き出したのはベトが餃子がうまく焼けずにムジークを発動させた時。
 交響曲第6番『田園』を演奏していたが、それが終わると同時にハッシーに噛みつかれた時、
彼のムジークが発動したのだ!

 カバの駅長姿になったドボちゃん
アントニン・ドヴォルザークの交響曲第9番『新世界から』第4楽章を演奏した。
 音羽館の人たちを銀河鉄道に乗せたかと思えばアフリカにたどり着いた。
ドボちゃんは皆を「人類の故郷」に導いたのだ…。

 この光景を見た歌苗はベトとモツの家賃をタダ…
 …ではなく、半額にした。

 けれどもこの時のベトたちは
ムジークを発動させたのがドボちゃんだとは誰も気づいていなかった…
 ワタル以外…。


 【ワタルの正体】

 「クラシカロイドは皆さんの他にもいるんじゃないですか?」
 ドボちゃんがムジークを発動させたあとでワタルはこんなことを言っていた。

 さらにその日の夜、ワタルはドボちゃんに

 「動物だと思い込ませたほうが何かと都合がいい」と意味深な事を言っていた…。

 そしてこうつぶやいた。

 「僕が革命を成功させる。
 このリヒャルト・ワーグナーがね…。」


 ―― (・8・)<ドボチャン!
ワタル…いや、ワーグナーはどうしてドボちゃんを変身させる動物にカバを選んだのか…。 ――

 …とにかくカバとハシビロコウは『けものフレンズ』を思い出させるなあ。
ムジークによりアフリカ行ったのも含めて…
 おそらくムジークを発動するきっかけとなった噴水でのにらみ合いでは
きっとこんなやり取りがあったに違いない…

 ハッシー「あなた、怪しいわね…」
 ドボちゃん「失礼、水浴びをしてましたの~」
 ハッシー「やっぱり怪しい!」(ガブッ!)
 ドボちゃん「プギィ!」

 …それはさておき、ドボちゃんがムジークを発動したシーンがなぜ鉄道だったかについては
元ネタとなるドヴォルザークが大の鉄道好きだったかららしいなあ。

 …さて、今のところリストがワタルを怪しいと睨んでいるけれども
(※奏助もちょっとは…?)
今回の黒幕は1期に登場した三弦亜紀楽とはまた違うのかな?

 果たしてワタル(ワーグナー)の目的は何か?
『クラシカロイド』2期の見どころは、そこだなあ。


 <ソース>
 アニメ『クラシカロイド』HP
 ストーリー
 ♪01 カバと弟と音羽館

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