にぎる。

『にぎる。』にようこそ! このブログは私が見たアニメやマンガの感想を自由気ままに書いています。

タグ:アニメ


 『ラブライブ!サンシャイン!!』Aqoursがファーストライブ
「Aqours First LoveLive! ~Step! ZERO to ONE~」を無事終えて、
アニメ2期が今年の秋に放送されることが決まったらしい。

 ただアニメに関して自分は、主人公・高海千歌が言った
 
多分、比べたらダメなんだよ。
追いかけちゃダメなんだよ。
μ'sも、ラブライブ!も、輝きも…」
というセリフが今も引っかかっているし、
それがどういうことなのか2期で明かされそうにも思っている。


 自分は、2期のストーリーの鍵を握っているのはAqoursよりはむしろ、
北海道のスクールアイドル『Saint Snow』の鹿角聖良(かづのせいら)・鹿角理亞(かづのりあ)姉妹ではないかとは見ている。

 なぜなら『Saint Snow』の鹿角姉妹はA-RISEがUTX学院のスクールアイドルと明かされているのに対し、
 アニメではまだどこの高校出身なのか、
 …いや、姉妹はそもそも高校生なのか明かされていないのが今も引っかかるからだ。

 「もしかすると、鹿角姉妹は実は高校生ではなく、
例えば中学生なのでは…?
 
 「とにかくA-RISEやμ’sに追いつかなければならないので
自分達の本当の身分を偽ってでもラブライブ!で優勝しなければならない…
そんな一心で
スクールアイドルに『ラブライブ!』に参加しているのでは…」

 …そう私は考えている。


 【廃校危機以前に『ラブライブ!』そのものの打ち切り危機があるかも…】

 ところで千歌たちAqoursがやSaint Snow が活躍する『ラブライブ!サンシャイン!!』の世界の『ラブライブ!』の現状については、Aqoursが千歌たちメンバー6人でイベント「東京スクールアイドルワールド」に挑んだが完敗を喫した後、第8話黒澤ダイヤがこう明かしていた。

 ・第1回大会の10倍以上、7236組のスクールアイドルが『ラブライブ!』にエントリーしている

 ・A-RISEとμ'sにより『ラブライブ!』の人気は揺るぎないものとなり、レベルの向上を産んだ

 今のところスクールアイドルたちは7千を超えているが、
 
 「そのうち挫折する人が出てきて
『ラブライブ!』に対する恨みつらみをぶちまけて
スクールアイドルそのものを諦め、
最悪の場合、人生までも諦めてしまう人たちも少なからずいるのではないか?」

と私はみている。
 Aqoursはμ’sやラブライブ!を自分たちの道を歩こうと決めているが、その一方で「他の7千を超えるスクールアイドルたちに『ラブライブ!』という大会そのものを揺るがしかねない大きな事件が起こる…いわば『世界の危機』が起こる」と考えている。

 …こうなってしまうと、大会が千歌たちの代で最後になってしまう可能性がある。
けれども、千歌たちAqoursは『ラブライブ!』最大の危機を救う極めて重要な役割を果たしそうに思うし、果ては浦の星女学院の廃校をも阻止することにつながるのではと私はみている。


 【アニメ2期のAqoursとSaint Snowは、こうあって欲しい!】

 ところで私は最近、某ゲームの感想サイトで某ゲームの引退動画をネットにアップしていた人に対し、某ブロガーが物申した記事を目にしたことがある。
(※なお引退動画のゲームは、スクフェスではなかった。)

 この記事は自分が仕事で「人が物事を諦めるときにその人はどんなことを言い、思っているか?」を調べているときに偶然目にしたものだが、
その記事中にあるゲームの現状はあくまで記事の筆者の見解であるがそれによると
 
  「『プレイヤーの高レベル化』『イベントの高難度化』により
ゲームそのものへの不満を高めているプレイヤーが増えている」

とあり、くだんの『ラブライブ!サンシャイン!!』に登場する大会「ラブライブ!」とよく似てるというか、それの『そう遠くはない未来』だと自分には見えた。
 
 ちなみに引退動画をアップした人が引退理由は目的のユニット(キャラクター)を手に入れられなかったことであるが、記事を書いた人は引退した人が全種類のユニットを集めようとしていたがそれができなかったことに注目してこんな感想を述べていた。


 「なぜ動画をアップした人は、もっとゲームを楽しまないのだろうか?」

 奇しくも、その感想は『ラブライブ!サンシャイン!!』アニメ1期第12話で千歌が東京で鹿角姉妹と再会した時、二人に言ったことに似ているように感じた。
特に「楽しむ」ということは2期で鹿角姉妹に千歌が高い確率で言いそうなことだ、と…。

 …ちなみに千歌はこう言っていた。

「勝ちたいですか?
ラブライブ!勝ちたいですか?」

 ちなみにくだんのブロガーはこんなことも言っていた。

 「動画をアップした人は

『高難易度をクリアできた、ユニットを全種類集められた…そんなときは今までは楽しかった。
だがそれができなくなったから俺はゲームを辞める!
そんなゲームにした運営は大嫌いだ!』

 なんてことを言っていたが、

自分の実力が及ばない領域を気にしても仕方ないのに
それができないと諦めたり運営に不満をぶちまけるのは、
傲慢としか言いようがない。

 「天才でもないのに完璧を求めるのは傲慢だ。

 「なぜ自ら辛くする必要があるのか」

 そしてこう結んでいた。

 「動画のコメントを見ていると、「昔の◯◯というゲームはよかった」「もうつまらんゲームになった」と思考停止している人が多いように感じる。
 
 「変化についていけない人間は、現実の世界でもうまくいかなくなるのでは?」


 ―― このブロガーが言っていることの多くは、
アニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』2期で
Saint Snow の鹿角姉妹に千歌たちをはじめAqoursのメンバーたちが言いそうな事っぽいなあ。
 ブロガーが話題にしていたゲームはスクフェスとは違ったゲームだけど…

 そして動画をアップした人は、アニメ2期で登場するであろう「『ラブライブ!』やスクールアイドルを諦めるあるいはそうしようとする人たち」とどこか重なりそうに感じるなあ。
もっともSaint Snow がどんな立場の姉妹になっていくのかは今のところわからないけれども。 ――

 Aqoursはアニメ2期でμ’sというかこれまでのラブライブ!に縛られているスクールアイドルたちを
Saint Snow だけではなく覚醒させるのではないだろうか。
 つまりラブライブ!存続の危機などのアニメ2期にあるであろう困難を解決するカギはSaint Snowに一番ありそうに自分は感じる。


 ・・・そして、もし鹿角姉妹が高校生ではなく中学生だとしたら、将来は浦の星女学院の生徒になる展開もありそうな予感がするなあ。
 鹿角姉妹はA-RISEへのあこがれからスクールアイドルを始めたらしいが、
2期では鹿角姉妹がラブライブ!を目指す理由の本質に千歌たちは迫っていくのではないかと思うし、二人はAqoursのメンバーたちのお陰で一歩踏み出せそうな予感がすると思う。

  またAqoursが、特に千歌が「μ’sやラブライブを追いかけずスクールアイドルをしていく」とはどういうことかに、とことん迫りそうに思う。
 

 ・・・Saint Snowのメンバーで
同じスクールアイドルでAqoursのライバルとして戦っていた鹿角姉妹が
 Aqoursの三年、松浦果南・小原鞠莉・黒澤ダイヤの三人が卒業後、
はるばる北海道から入学してくる…
 するとAqoursは二人をはじめこれから入学してくる生徒たちの良き先輩になる先輩的役割となり、
スクールアイドルとしてもそうなっていく…

 …そういう展開になったらいいなと自分は思っている。

 そのためには鹿角姉妹に最悪の結末が起きてしまうことを避けなければならないと思う。
 それは鹿角姉妹の正体がバレてしまった時を指すのではない。
 それは二人がスクールアイドルをすっぽり諦めるばかりか、人生も諦めてしまうことだ。

 ・・・『ラブライブ!』 の「live(ライブ)」という単語は、単に生の演奏やパフォーマンスを指しているのではなく、「live」は「リブ」とも読めることから「生きている・生きる」という意味もあるように自分は思う。

 2期では『ラブライブ!』は勝つことが目的ではなく「楽しみ、生きること」の喜びをAqoursが伝えていけたらいいな、と私は願ってやまない。

(※ソース
ラブライブ!サンシャイン!! Official Web Site

 ようやく原作再開とアニメ2期来たか…( ゚д゚)

 …週刊少年マガジンにて連載中の『金田一少年の事件簿R』
来週9月16日発売予定の2015年第42号
タイトルは明かされていないが新シリーズが登場するようだ。

 次号予告を見ると、

「資産家の野間口社長が亡くなり、愛人の千冬に脅迫状が届いたことを受け
金田一一と七瀬美雪が野間口家の親族会議が行われる湖畔のコテージにやってきたが、
そこで事件に巻き込まれる…」
といったストーリーが展開されるようだ。

 事件を起こす人物は単なる遺産目的か、それとも予想もしない目的があるのか、
またそこにははじめの宿敵・地獄の傀儡師こと高遠遙一が一枚噛んでいるのか、気になるところ。

 ・・・一方、10月3日の夕方5時半より始まるアニメ2期では
『金田一少年の決死行』が最初の事件となり、これは高遠絡みの事件。
 ちなみに山田涼介主演の『金田一少年の事件簿N(neo)』では舞台は日本で、明智健悟警視の代わりに剣持勇警部が凶刃に倒れたが、
アニメでは明智警視が犯人の凶刃に倒れ、舞台が香港となっている。

 とくに香港といえば『香港九龍財宝殺人事件』にて登場した李白龍(リー・パイロン)刑事だが、
原作にはいなかった彼が『金田一少年の決死行』にて登場していた。

 ―― リー刑事はドラマでもアニメでもレギュラー化しつつあるなあ…。
ドラマでは獄門塾殺人事件にて活躍していたしなあ…。
 ただ、たまには『上海魚人伝説殺人事件』に登場した李波児(リー・ポール)刑事の事も思い出してあげて下さい。 ――

 ・・・私は来週よりこのブログで、原作の『金田一少年の事件簿R』の新事件の感想を書いていくことに、
そして10月3日より始まるアニメ版の『金田一少年の事件簿R』の感想も合わせて書いていくことにする。

スーパー殺人タイム再び…( ゚д゚)(※いい意味で)

(※参考
週刊少年マガジン 第41号(9月23日号)
次号予告
講談社(2015)

読売テレビ
金田一少年の事件簿R

久しぶりの更新。

 最近、新聞やテレビやネットで報道されている川崎市の中1・「カミソン」こと上村遼太くんが殺害された事件が起き、
 加害者の残忍な手口についての報道、第三者の少年法の改正の声やネットにおける加害者の少年たちの個人情報を晒す行為とそれに対する賛否、
そして週刊新潮での少年たちの顔写真が報道されそれに対する賛否が繰り広げられ今もそうなっている。

 ただ自分がいちばん引っかかったのは、
この事件に関してなぜか『ラブライブ!』が引き合いに出されたこと。

 もちろん、「ラブライブ!」は川崎の件と全く関係はないと思う。
 TBSがそれが「少年グループの共通の話題」と報じた時は
「ラブライブ関係ねーだろ!」
「ラブライブ規制しろ」
「ラブライブは悪くない!」
などと大騒ぎすることはある意味予測されることであってそれが取り上げられた時は「?」となるぐらいだった。

 …だが、週刊文春3月12日号の『川崎中1上村遼太君惨殺「鬼畜」18歳少年Aの素顔』を見た時、
私は考えこんでしまった。


【週刊文春とリテラが主犯格の少年について(故意に?)見逃したもの】

 文春の記事では主犯格の少年がそれに熱中してるというオタクの一面があったこと、
「彼氏いない歴15年」の西木野真姫ファンであること、
逮捕された3人の少年のうちの一人が上村くんとDVDがある棚を見ていたことが報道されていたが、

加害者のみが「ラブライブ!」好きであることが詳しく報道されていて、
上村くんについてはアニメ好き、ゲーム好きという加害者の少年との趣味の共通点を述べるにとどめていた。

 また、リテラでは
「主犯格の少年Aについて、
くだんの週刊文春の記事とFRIDAY3月20日号では前者のほうがタイトル通り主犯格の少年の凶暴さ・鬼畜さが強調されている」
と2つの週刊誌の報道のされ方について比較しているが、
被害者、加害者共通の趣味であったはずの「ラブライブ!」に関して、ラの字もない。


―― 「ラブライブ!」…
いや、それもひっくるめてアニメやゲームを特に殺人事件が起きた時に貶めること、冒涜。
マスコミにそれがあるとしたら、そこなのでは。 ――

 少年犯罪…とくに少年法に関して意図的な記事があるのはくだんのリテラは報じていたけれども、アニメが共通の趣味であったことについては触れていない。
アニメは事件とは直接関係ないものだが、くだんの文春の記事ではわざわざ「ラブライブ!」と名指ししてしれっと紛れ込ませていることがFRIDAYと同じか違うか触れていない。

 先の繰り返しになるが『ラブライブ!』は川崎の件と直接関係ないけれども
その違いはこれからの『ラブライブ!』に対する見方を左右する重要なところだと自分は考える。

 …アニメの記述がマスコミにあるのを見た読者の中には
「またアニメのせいか」
「アニメ規制だな」
と反応する人がいるけれども、それは一時。
気がついた時にはアニメを引き合いを出すマスコミに呆れたのかそのうち話題に出なくなってまるで「空気」みたくなっている。

 …だが自分はその「空気」こそ恐ろしいものと考えるし、その空気はこれからも残り続けるだろうと思っている。


 くだんの川崎の件についてマスコミがさんざん報じている少年について残忍さ、少年法、被害者加害者双方の両親、そしてネット私刑という動き。
 これらは日々議論が展開されているように表面に出ている。
 だがその中にしれっと紛れ込ませたアニメは忘れ去られたように見えるけれども
「少年犯罪=アニメのせい」という公式が知らず知らずのうちに読者に植え付けられているのではないか?
 …川崎の件の場合、仮にそれが普通の流れであることを認めても、
 被害者も加害者と同様、「ラブライブ!」ファンだった。
 
 …なのに、それについての報道は、加害者にあまりにも寄りすぎではないか?(※特に週刊文春)
 これだとまるで「アニメは悪」というイメージを読者にしれっと植え付けようとしている様に見えるのだが?


 …もし川崎の件で被害者寄りに記事を書いていたとしたら、
「『ラブライブ!』を貶める犯人は許せない!」と読者は思うだろうし、
μ'sの声優たちもブログやツイッターでこの事件について触れるだろう。
「被害者のご冥福をお祈りします」
などと一言ありそう。

 だが、「ラブライブ!」に関わるスタッフや声優など有名人について川崎の件は
そのコンテンツに関わっている人である以前に、一人の人間としての発言も、
事務所になんか言われているからなのだろうか話題に上がったという話は聞いたことがない。


 …自分はマスコミの報道のしかた…特に川崎の件について
Twitterのやブログでこれまで発言していないμ'sのメンバーなど『ラブライブ!』関係者を責めるわけではない。
 
 責められるべきはマスコミ。
 ただ、責めるよりも先にそういうマスコミの意図を読者が見抜いてしまうことが重要だと考える。
 
 そしてアニメのコンテンツに関わる人は決してマスコミなんかに負けたらアカン。
 若者の殺人事件が起きたら一部マスコミにしれっと加害者が好きだったアニメやゲームを紛れ込ませあたかも悪いように持っていって読者を操作する人たちだから。
 
 
 …結局のところ川崎の件で、とくに『ラブライブ!』について報じられるべきは加害者の凶暴さよりはむしろ、被害者だったのでは。
「被害者が生きていたら6月に公開予定の映画を楽しめただろうし、
「ラブライブ!サンシャイン!!」も楽しめていたはず…」
ということだったのではないか。

 マスコミがやらないならば、『ラブライブ!』公式がそのことについて触れるべきではないだろうか。
一言でもいいので被害者の冥福を祈る形で…
それは決してラブライバーにも、ラブライブ!ファンにもマイナスにはならないだろうと私は考える。


【追記】

 川崎の中1殺人事件については
 
 「殺害方法はイスラム国を彷彿とさせるほど残忍すぎ、加害者側も「川崎国」名乗っていたというし…
(※もっともこれはさすがにネタだろと思うが)」
 「少年法は今の時代に合っていない、見直しというよりはむしろなくした方がよいのでは…」
 「被害者、加害者は双方ともそれぞれの息子に真摯に付き合っていなかったのでは」
 「被害者がいた離島。殺人事件が起こるような物騒な場所じゃなかったんだろうなあ…」

…と川崎の件について自分はそう思っているが、
この件で一部マスコミが「ラブライブ!」を引き合いに出したのは、
特に加害者について引き合いに出したのは今でもなんか引っかかる。


 そして上村遼太くんのご冥福をお祈りします。

(※参考
週刊文春 3月12日号
 川崎中1上村遼太君惨殺「鬼畜」18歳少年Aの素顔
(p26~p35)
LITERA
川崎中1殺害事件の主犯少年は「凶悪」「不良」ではなかった!? マスコミ報道の嘘

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