スクフェス発のスクールアイドル・PDP(PERFECT Dream Project)の声優9人も発表され
 そのステージで高坂穂乃果役・新田恵海さん、高海千歌役・伊波杏樹さんの共演が実現した
 『ラブライブ!』シリーズ。
 特に最近はアニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』2期がスタートし、盛り上がっているようだ。


 【マイペース過ぎる千歌と鞠莉。】

 「輝きって、一体どこから来るんだろう…?」

 千歌は高くにある輝きを追いかけていったが、
ガラスのような足場が割れて下に転落した……

 …そんな夢を見ていた千歌は飼い犬のしいたけに吠えられ、姉の美渡に起こされて目を覚ました。

 
 ・・・一方学校では、浦の星女学院理事長・小原鞠莉

 「ハロー!エブリバディ!
 本日よりセカンドシーズンのスタートデース!!」

 …超がつくほどマイペースな2学期の挨拶をしていた…。
舞台袖の黒澤ダイヤ「浦の星らしい節度を持って…」とこっそり注意するほどに…

 (・8・)ポカーン

 …そう、千歌は2学期早々遅刻していたのだ…。
 千歌は、隣人・桜内梨子「一人で起きる」と言ったそばから遅刻していたのだ…。

 ちなみに1期第13話のラブライブ!静岡予選の結果はAqoursの1年生、黒澤ルビィ津島善子(ヨハネ)国木田花丸の話より…あとちょっとの所で予選突破はできなかった模様。
 
 ちなみにヨハネは参加賞の二色ボールペンが納得いかなかった…
 (・8・)ポカーン

 …けれどもダイヤと鞠莉は挨拶の中で
「ゼロをイチにする」という目標を浦の星の生徒たちのお陰で達成することができたことを話していた。
ちなみに浦の星の入学希望者が1から10に増えていた。
 そして次のラブライブ!も開催されることを報告していた…

 ・・・そのとき大遅刻した千歌が体育館にやって来た。

 千歌
 「1を10にして100にしよう!
 学校を救ったら、私たちだけの輝きが見つかると思う!
きっと、輝ける!」
と言っていた。

 
 ―― それにしても千歌が大遅刻した時、
ダイヤは「ブッブーですわ!」って言わなかったなあ。
言いそうだと思ったのに…(´・ω・`) ――


【問題山積み、そして浦の星女学院は…】

 ちなみにダイヤ「ブッブーですわ」を2期第1話で初めて言ったのは
 「来年春のラブライブ!の前に入学希望者を増やす」という意味合いで。
 ダイヤは、入学説明会でのライブを大事にしているようだ。

 けれども2学期になると日が暮れるのは早く練習時間の確保が難しく、
沼津から浦の星女学院に来るバスの本数が少ないという問題点もあった。

 一方、鞠莉の携帯には電話が来ていて鞠莉には何か隠しているフシがあり、
それを松浦果南は気にしていた。


 ・・・練習後、夕日に映える海を眺めていた千歌と桜内梨子
千歌は、過日の予選の話をした。

 千歌は、
「ほんの一瞬だけど『輝く』ってどういうことか分かった気がした」
と言って海に飛び込もうとした。
 だが梨子が止めた。

 「まだぼんやりだけど、私達は輝ける。
頑張れば絶対、って。
そう感じたんだ。」と千歌は言っていた…。


 ・・・そして夜、舞台は鞠莉が住んでいるホテルの一室に。

 鞠莉は父と話していた。

 「でも、パパは待つって約束してくれたじゃない!
 それを急に……」

 父の話を聞いた鞠莉はこの日、果南に父と何があったか聞かれ、
「ソーリー、アイキャントスピークジャパニーズ!」と言ったり果南に抱きついてごまかしていた
 「訴えるよ。」と言った果南にはごまかせなかった。

 「最近ウェイトがちょっと上がって…」と更にごまかしたが
 鞠莉を抱きかかえた果南は
 「うそだね。変わりない」と言っていたから…。
 鞠莉はそのくらいではブルーになる人じゃない事を果南は知っていたのだ…。

 「どうしたらいいの…」と鞠莉は果南に泣きながら父に言われたことを話した…。

 ・・・次の日。
 Aqoursの練習場所はまだ確保できていなかった。

 一方鞠莉は電話を受けていて『父と話したあること』について「もう覆しようのないこと」と受け止めざるを得ない状況にあった。
 もう一度電話しようとする鞠莉を果南が止めていた。
そして「本当にブッブーですわ」と言っていたダイヤは、鞠莉が何かを隠していることを見抜いていた。

 
 ・・・さて、Aqoursの練習場所について千歌たちは
スタジオを渡辺曜の父の知り合いから借りることができた。

 けれども果南が話があると切り出し、
鞠莉とダイヤも話した。
 

 「学校説明会は中止になる。
 浦の星は来年度の募集をやめる。
 生徒たちにとっては急な話だが
 学校は2年前から統廃合を模索していた」
 
 千歌は鞠莉の父を説得しに行こうとする
 鞠莉の父は今、アメリカにいた。
 それでもどんなことをしてでもアメリカに行こうとする千歌だった。

 …「鞠莉は理事長として学校を存続させようと統廃合を先延ばしにするなど奔走していた」
これを千歌たちには果南とダイヤが話していた…。

 「ラブライブ!の予選会で、本大会に出ていたら未来は変わってたのかな…
未来は、違ってたのかな…」

 帰りのバスの中でそう思う千歌だった…。


【千歌の決意!】

 美渡がしいたけの毛づくろいをしている頃に、千歌は戻ってきた。
 よしみといつきとむつが千歌に千羽鶴をプレゼントしていて
それは浦の星の生徒たちみんなが折ってくれたものだと姉の志満が伝えていた。
 千羽鶴には「目指せラブライブ!」とメッセージが添えられていた。

 …そして翌日、統廃合の話が全校集会で鞠莉から話された放課後の夕方
 千歌は海岸で梨子と一緒にいた。

 「ここまで頑張ってこれたって思ってる、
東京とは違ってこんな海辺の小さな街の私たちが…」
と言った梨子に対し、千歌はこう言った。

 「本気で言ってる?
それだったら、梨子ちゃんのこと、軽蔑する。」

 これを聞いた梨子は海に向かってこう叫んだ。

 「(「・ω・)「ガオー!
 ぴー、どかーん!
 普通怪獣りこっぴーだぞー!!
 くらえ!りこちゃんビーム!

 …こんなんだっけ?」

 千歌が笑顔を見せた時、梨子は
「やっと笑った。」と言っていた、そして

 「私もAqoursのメンバーよ。
 みんなとこれからも一緒に歌っていこうって。
 曲もいっぱい作ろうと思っていた。
 これでいいなんて思うわけない。
 …どうすればいいかわからないの。どうすれば…」

 と、しゃがみこんだ…。

 ・・・その日の夜、千歌は食欲がなかった。
そして思い出した。
 
 過日のラブライブ!予選会のこと。
 統廃合のこと。
 梨子が「どうすればいいかわからない」と言っていたこと…

 …ふと目を閉じると、折り鶴が一つ光に向かって飛んでいたのを見た。
 そして次の日の朝、早起きして学校に向かった。

 走る千歌の後ろを走るしいたけ。

 そして叫んだ。

 ガオー!!!!

 「起こしてみせる!奇跡を絶対に!
 それまで泣かない!泣くもんか!」
 
 この時曜たちAqoursのメンバーが千歌の後ろにいた。

 以心伝心なのか、気づいたらそこにいた…。

 「きっとあきらめたくないんだよ…」と千歌は思っていた。

 そして鞠莉が頑張っているのはわかるけども、
自分もみんなもまだ何もしていないということが千歌たちはわかった……。

 「最後までがんばり、あがき、ほんの少し見えた輝きを探したい。」
Aqoursのみんなは『奇跡』を信じていた…

 そして朝日が見えた時、千歌は運動場の鉄棒で逆上がりしてこう言った。
 
 「起こそう!奇跡を!
 足掻こう!精一杯!
 全身全霊!最後の最後まで!
 みんなで輝こう!」

 
 ―― (」・ω・)」うー!(「・ω・)「がぉー! 
けものフレンズかな? 

 サー◯ル
「すっごーい! 千歌ちゃんは普通怪獣のフレンズなんだね!」 ←違う ――

 それはさておき、
浦の星女学院の統廃合が覆せないことが確定した千歌たちAqoursは
2期で何に対して「ゼロをイチにする」のか気になるなあ。

 
 ・・・自分が思うに

 『ラブライブ!で優勝すること自体に廃校を阻止する力はない』

 まず千歌たちがそれに気づくことができれば、
Aqoursは作中で最高のスクールアイドルになるのでは。
 
 2期の後半でμ’sの元メンバーが登場するなどデウスエクスマキナというか超展開というか…
そんなのがあっても良いけれども、
 「これだけは外せない」というものがある。

 それは、
 ゼロをイチにする人たちと相反する「イチをゼロにする人たち」。
…要は「ラブライブ!をあきらめる人たち」だ。

 ラブライブ!に出場するスクールアイドルは1期第8話でダイヤが話していたことから
数は多くなりしかもパフォーマンスの質も向上したという。

 けれども勝てないとわかったらあきらめるスクールアイドルたちもまた多いのではないか。
 ソーシャルゲームは数多くあるけれども数ヶ月でサービス終了しちゃうものも少なからずあるように…。

 …自分は『ラブライブ!サンシャイン!!』ラブライブ!で優勝するのがAqoursだと最初から決まっているような物語であってほしくないと思っている。
 「ゼロをゼロのままにせず、イチにすることを実践できる人たちがこの作品を通して増えてほしい」と願っている。
 そのためには浦の星女学院の統廃合を阻止する物語ではなく、大会のラブライブ!のサービス終了というか打ち切りを阻止する物語になってほしい。
 みんなと言ってもAqoursの9人、浦の星女学院の子たちだけが得をする物語ではなく、
全国のラブライブ!を愛し、志す者たちが一度諦めてゼロにしてしまっても再び歩き出す(イチにする)物語になって欲しいと願ってやまない。

 …それにしても早起きした千歌は一つ成長したかな?

 【追記】
 2期ではしいたけの出番が増えてきたかな?
 …来年は戌年だから?
 いつか、しいたけと梨子回(しいりこ回)という
ギャグ回がありそうだなあ…U^ェ^U
 そして善子…もといヨハネの母親は学校の先生なのか…。

 <ソース>
ラブライブ!サンシャイン!! Official Web Site

ちなみに2期第1話のサブタイトルは
『#1 ネクストステップ』 でした。