にぎる。

『にぎる。』にようこそ! このブログは私が見たアニメやマンガの感想を自由気ままに書いています。

タグ:あまんちゅ!

 アニメ『あまんちゅ!』第10話のキーワードは「迷う」

 冒頭は日曜日に何をしようか迷う「姉(あね)ちゃん先輩」こと二宮愛
ぴかり(小日向光)てこ(大木双葉)に遊びに行こうと誘われるシーンからスタート。
 
 なお「パス」と断った愛の弟・二宮誠は、愛に顔を踏まれていた…。

( ゚д゚)ポカーン

 また「朝はエンジンかかるまで時間がかかる」と
愛はバスの中で体調悪そうにしていた…。

 
 ・・・デパートにやってきたぴかり・てこ・愛はログブックを見つけた。
ちなみにてこは来週がプール講習で海に潜る日も近くなっていた。

「プール講習で合格して、ぴかりと一緒に海に潜りたい…」
てこはそう思っていた。

 ログブックはぴかりの言葉を借りれば「ダイバーの日記みたいなもの」。

 「いっぱいあって迷っちゃうなあ…」とてこが選んでいると
愛は「わかるわかる」と言い、
ぴかりは「迷ってるのも楽しい」と言っていた。

 ふと愛が、彼女が持っているログブックの柄違いが何種類あるのを見つけた。
ちなみに誠はその柄違いをもっているらしい。
 するとぴかりは「星柄がいい!」と即決した。
…てこが「ハート柄がいいなあ…」と思っていたよりも早く。

 ぴかりは星柄のログブックについて「てこと一緒に潜った日から描き始めたい」と思っていた。

 …ぴかりにつられて、てこはハート柄のログブックを買うことに。
 こうしてダイビング部は4人全員がお揃いのログブックを使うことになった…。


 ・・・さて3人は水着のバーゲンセールを見つけた。
買おうか買うまいか迷っていたてこと愛だったが
ぴかりは
「迷ったのならレッツラゴーです!!」
ということで二人の背中を押した。
 そして3人は水着を買い、ぴかりの思いつきで海女人屋がある海に行って泳ぐ事になった。
 買った水着を早速着て…。


 …ところでてこは買い物を終えた時にぴかりに言おうか迷っていたことがあった。
 夕方、ぴかりはてこに勇気を出して話した。

 「私、ぴかりとプールに初めて潜った日に火鳥先生から
『二人はバディだ』と言われて本当にすごく嬉しくて…
 でも私は、プール講習で合格をもらってもきっとまだまだで…
ぴかりとのパディチェックもちゃんとやったことないし…
命を預け合うとか経験ないし…
できるかわからないし…

 でもぴかりとダイビング部のみんなと潜るのが楽しみで、
考えてると頭の中がぐちゃぐちゃで…
 もうどうしていいか…」

 その時のてこは顔が火照っていた。

 「そんな状態で海に行っていいのか、とか…
結局みんなの足手まといになるんじゃないかとか…
そんな私がぴかりのバディになっちゃいけないんじゃないか…
…って迷っているうちに、後ろ向きの気持ちがどんどん強くなってくるの…。

 こんなんじゃダメだ、ってわかってるよ。
 でも今もまだ迷ってる…

 (※ちなみにてこは前回第9話でデジタルフォトフレームをダイビング部のみんなに誕生日プレゼントとしてもらっていたけれどもそのお返しができずに悩んでいたようだ。

 また「『宝箱は自分で作れるもの、気持ちのあり方一つで。』とダイビングのみんなに教えてもらった」
とてこは小日向きのに語っていた。)


 ・・・「うん、うん」と相づちをうつぴかりは、てこにこう言った。

 「私も迷ってるよ。

 けっこう、しょっちゅう。

 特に何かを始めるときはたいてい迷います。
 多分、迷うのは今に満足してないからなんですよ。
満足してたら迷わないですもん。
 つまり、迷うことはいいことなんですよ。
 だって、迷う事自体チャンスなんですもん!
今をもっと楽しくするための!

 だからてこは、ぜんぜんOK!
てこ、迷ったのならレッツラゴー!

 ぴかりにこう言われたてこは叫んだ。

 「ぴかり、私いろいろぐちゃぐちゃだけど、
でも…、でも…
ぴかりと本当のバディになりた~い!!」と。


 …ぴかりとてこが手をつなぐのを見て愛はこう思った。

 「相手の都合とか自分の立場とかいろいろ悩んでいるうちに、
本当にやりたいことがわからなくなってしまうことがある。
 でも、ぴかりを見ているとそのまっすぐな気持ちよさにちょっぴり憧れてしまう…

 人生でたった一度しか訪れない今日という日が素敵に輝くように、
明日という未来が楽しくなるように、
迷うのも悪くない。
そして迷ったらレッツラゴー!

 …こうして愛はてこが早速プール講習で合格できるように特訓を始めたのだった…。


 ・・・そしてプール講習の試験当日。
 100m泳ぎ切ったてこは、
10分間水に浮く試験でラッコ泳ぎで乗り切り、合格した。・▲・
 こうして部員4人揃ってダイビング、海洋実習ができるようになった…。


 ―― ぴかりは即決と見せかけて実はたくさん迷っているのか…。

 特に第10話で小日向きのがてこに話したことから、
 ぴかりはてこに特別なことは何もしていない…
つまり普段のどおりのぴかりでてこに接しているのでは…? ――

 ちなみにきのは第10話にて、てこにこんなことを話していた。

 「今日はケータイ持ってないのかい?」
(※ちなみにてこはこの日、きのに言われるまでケータイの画面を一度も開いていなかった。)

 そして特に注目すべき、きののセリフは

「暗いところからお日様のもとに出ると、眩しくて一瞬なんにも見えなくなるんだ。
段々目が慣れてくると周りが見えるようになる。
 だけどその景色はその光が作ったもんじゃねえ。
そいつは全部もとからそこにあったものばっかりなのさ。

 光は何にもしてねえんだ。
 光は照らすものを選ぶこともねえ。
 だからよ、嬢ちゃんが遮らねえでいてくれたら
光は勝手に照らしちまうんだよ。
 ↑
 このきののセリフの「光」を太陽の光ではなく
「小日向光」…「ぴかり」に置き換える
ありのままのぴかり…普段通りのぴかりになるのではないだろうか?

 「嬢ちゃんにはもしかしたら光(ぴかり)が眩しく見えることがあるけど
ぴかりはてこに特別なことをしているわけではないよ。
ぴかりと接するときは、難しく考えることなく接してあげて」

 …くだんのきののセリフは、実はこんな感じの
「ぴかりと接するときのきのからてこへのアドバイスだったのでは?」と自分は思う。


 …さて次回はちゃ顧問回の模様。
 ちゃ顧問はどんな体験をするのだろうか…?

(※ソース
TVアニメ「あまんちゅ!」公式サイト
ものがたり
第10話 『今日という一日を迷うコト』

 アニメ『あまんちゅ!』第9話ではツインテールのてこ(大木双葉)が登場した。
 このてこはぴかり(小日向光)に「てこ」とあだ名を付けられる前の中学生の頃の双葉だった。

 てこは中学生の頃から使っていたケータイで友達の写真など大切なものや印象に残ったものをその画像を見るとその瞬間をいつでも思い出すことができるからケータイのカメラで撮って保存していたが、夏の暑いとある昼休み、ケータイで撮ろうとしたらメモリがいっぱいになってしまって、てこは悲しくなってしまった。
 それを見たダイビング部のぴかり、二宮愛、二宮誠は行動を起こした……、というのが第9話だった。

(※ちなみに誠がてことぴかりと愛を撮ったとき、メモリが一杯になった。
また、てこは中学生の時東京にいて、水無茜姫野ちずるという二人の友達がいた。
「遠足のおやつを買いに行こう」と二人に話しかけられたのが友達になるきっかけだったらしい。
それまでのてこは自分が「何となくそこにいた」と思っていた。

 また、てこは静岡に引っ越して新しい家に着いた頃、茜から電話を受けていた。
茜に誕生日プレゼントのストラップを受け取ったことを伝えたてこは
「双葉ちゃんは大事なものをずっとしまっておきそうだ…、ってちずるちゃんが言ってた」と言われていた。
この時「切れない電話はお別れの始まり」と思っていたてこは
「先に電話を切られるのが怖い。でも先に切るほうがつらい」と思っていた。

 そして「誕生日プレゼント、ありがとう…」とやっと絞り出したが、
「その言葉はお別れのようで素敵な贈り物をもらったはずなのにさみしい」と思っていた…。)

 
 ・・・さて、てこはケータイのメモリがいっぱいになってしまった時、誠に「メモリーカードにデータを移動すればまた保存できる」と言われたけれどもためらっていた。
 てこがこれまで撮ったのはボタン一つで移動したり消去したりできるただのデータなのは知っていたけれども、てこは今そう言われた瞬間に心の支えだったものが音なく崩れていくように感じていた。

 …てこは部活中も元気がなかった。
「その理由は画像を移したくないから」
「その画像はてこにとって思い出がたくさん詰まった大切なものだから」
ということをぴかりは察し、愛、誠も理解していた。

 とくにぴかりは
「てこのキラキラ宝箱がパンパンになっちゃったのか…」と思っていた。

 …ぴかりは愛と誠にこう言った。
「あねちゃん先輩、弟くん先輩、明日ちょっと付き合ってもらえますか?」

 こうして次の日3人は、火鳥先生の車に乗せてもらって買い物に行った。

 ちなみに「ちょっとドライブしていこうか」という火鳥先生の言葉に対してぴかりと愛は
「いえ、まっすぐ目的地までお願いします」と言っていた。


 ・・・この頃てこは海女人屋にいて、未だてこの中学校時代の思い出の画像を消せずにいた
 ぴかりの祖母・小日向きのから今日はぴかりはここに来ていないと言われていた。
この時「何で私はここに来たんだろう…?」とてこは思っていた。

 …そのとき、ぴかりからメールが来た。


 ・・・ぴかりはてこを呼び出したのだ。
それは、足湯の場所。
(※ちなみに「あったまりーな」という名前)

 そこで何かをぴかりは渡そうとしたが…

 「ぴかりさん!
『ただプレゼントあげるとてこちんが気を使っちゃうから、だいぶ遅ればせながらも誕生日プレゼントにしよう』ってぴかりが言い出したのよ。
今からでもさり気な~く誕生日アピールするのよ!」

 そう言った愛の声は大きくて、てこや誠にも聞こえていた…( ゚д゚)

「私プレゼントもらえるようなこと、ありましたっけ…?」
そう思ったてこは火鳥先生に「開けてみなよ」と言われてプレゼントの包みを開けた。

 すると、デジタルフォトフレームが中に入っていた。
いくらでも画像のデータを入れられる写真立て。てこがこだわっていたランダム表示もできるもの。

 「心配かけちゃってました…?」と思うてこ。

 ぴかりと愛と誠は、
てこがケータイのメモリが一杯になってから新しい写真を残せずにいたことも東京の思い出も消せずにいたこともお見通しだった。

 この時てこは思った。
「あれっ…? 嫌じゃない…
画像を移動することに変わりはないのに…」


 ・・・「これがてこの宝箱だよ。
これでてこの宝物がまた一杯増やせるね。」
と言ったぴかりは
「ありがとう…」とてこに言われた時、

 「こっちこそありがとう!」と返していた。

「プレゼントはもらうほうよりもあげるほうがうれしいのです!
もらうほうは一瞬だけど、
あげるほうは何がいいか考える時間や選ぶ時間や渡すまでの時間がワクワクで
いっぱいいっぱい楽しい時間がもらえるんですもの!
だからてこ、ありがとう!」

ぴかりにこう言われたてこは「ありがとう」と言って大泣きしてしまった。

 静岡に引っ越した時茜と電話したことを思い出したから。
 
「『ありがとう』はお別れの言葉じゃなく、宝物にするものだとぴかりが変えてくれたから…
…ううん、違う。それは私の気持ち次第…
もともとステキなものだったのにそうじゃなくしたのは私だった…」

 更に体力測定のときにぴかりに言われたことを思い出したから。
 
『要はやり方と考え方!
嫌だからって気持ちまで嫌になっちゃうことはないんだよ!』」

そして
 「茜とちずると一緒に過ごした日々はもう二度と触れることはないと思っていたけれどもそうではなく、自分の気持ち次第だった。
 私はここでぴかりと一緒に語り合って、いっぱい心から笑って、たまには泣き顔も見せて、そして一緒に潜りたい…。
 ここにもちゃんとあったんだ…大切な場所が…。」
と思ったから。

 
 ・・・後日。
てこは丘の上から見える海の風景を撮影中、茜から電話を受けた。

てこは
「ねえ、聞かせて。私の知らない学校のこと。
ねえ、聞いて。キミの知らない新しい学校のこと。
それはステキで大切な宝物…
私たちの新しい物語…」
と言っていた…。


 ―― てこはまたまた与えられたなあ。 ――

 けれどもぴかりたちに与えられたことについて、てこは感謝しているなあ。

 それと、今回てこにデジタルフォトフレームを与えたのはぴかりたちだったが
ぴかりは「与えている側も与えられている」ということに気づいていたなあ。
 この展開は意外だったけれども、これこそぴかりがてことバディでいる大きな理由なのかも…。

 …それにしても次にダイビングのシーンが再登場するのはいつかな?

(※ソース
TVアニメ「あまんちゅ!」公式サイト
ものがたり
第9話 『消せない思い出のコト』

 最近放送されたアニメ『あまんちゅ』第8話はダイビングの話ではなく
ダイビング部の二宮愛ラブレターを受け取ったエピソードと
「ぴかり」こと小日向光「てこ」こと大木双葉が体力測定をするエピソードであった。

 特にこの回では愛について弟の二宮誠は困っていた。
学校の廊下で出会うといきなり蹴ってくるなど、足癖の悪さがとどまることを知らないことに…


【愛とラブレター】

 ある日、下駄箱にラブレターが入っているのを見つけた愛を誠は見つけた…というか鉢合わせた。
誠が近づくと靴を素早く履き替えてラブレターを持ってダッシュで外に飛び出した。
 
 …追いかける誠。

 ダイビング部でもラブレターのことはまるで気にしていないかのように全速力でランニングをしていた。
 なお、てことぴかりは全く状況が飲み込めず( ゚д゚)ポカーンとなっていた…。

 ・・・さて、手紙の差出人は今年から愛と同じクラスになった野球部の部員。
 けれどもろくに話したこともなく一体何が狙いでラブレターを出したのか愛にはわからなかった。

 「姉(あね)さんにもラブレター…?
まさか春が来たのでは…?」
 
 そう愛に言った誠は、愛の顔がすっかり真っ赤になっていたのを見た。

両手に頬を当てて座り込んだ愛
「やっぱり、そうなのかしら…?」と思っていた。

 恥じらう乙女のような愛の反応に驚く誠だった…。

 「どうすれば…?」と誠に聞く愛は、まだ手紙を読んでいなかった。
「読んでみなよ」と誠が言ったので読んでみることにした。

 
 ・・・手紙を読み終えた愛。
 なぜか、下駄箱に走りだした。

 実はラブレターは愛への手紙ではなく、
愛の下駄箱の下の人に当てられたものだった。

 「姉さんは赤っ恥をかかされてさぞかしご立腹…( ゚д゚)
野球青年の身が危険だ…( ゚д゚)
そして自分はきっととばっちりを受ける…( ゚д゚)」

 …そう思っていた誠だったが、そうではなかった。

 は手紙の最初の宛名しか読んでいなかったのだ。
 そしてこんなふうに思っていた

 「手紙を出した男子は手紙を書く時ものすごくドキドキしただろうなあ。
下駄箱に手紙なんて古風なことまでして、場所を間違っちゃうくらい緊張しちゃって…
きっと今も手紙のことで頭いっぱいでしょう?
そんなにまでして自分の気持ちを誰かに伝えるってものすごくパワーが要ることよね。」

「私、頑張っている奴を見るとつい嬉しくなっちゃうのよ。
そういう奴が居るってだけでなんかいい気分。
それに、頑張っている奴を見るとパワーをもらえて、私も頑張らなくちゃって思うの。
それってむしろ、感謝だよね~」

 「今日は姉さんの意外な顔を見た気がする…」
そう思う誠だったが…

 「いい女見つけなさいよ」と愛に言われた時に
「姉さんも」と言ってしまったので
愛に蹴られてしまった…

 誠…(´・ω・`)ショボーン


 ―― 愛は弟に対しては足癖悪いけど
ラブレターに対しては顔を真っ赤にする可愛らしいところもあるんだなあ…。 ――

 けれども誠を蹴った時は愛の友達が引いていたからほどほどに…。

 …それにしても愛はラブレターを書いたことはあるのかな?

<追記>
ちなみに誠は片付けが苦手(片づけられない男)で愛が心配していた。
普段は誠を足蹴にする愛だがこっそり誠のロッカーを片付けていたなあ…。

それにしてもだるまは何に使うのだろうか…( ゚д゚)


【ぴかり、持久走の極意!?】

 ところで第8話後半の体力測定のエピソードでは、てこはガチガチだった。
その様子をぴかりは見ていた。

 ちなみにぴかりが思うにてこは、
「普通の人とは存在感が違っていて、ぴかりのところにやって来るときは時々ワンコのようになる」という。

 特に50m走の時にはぴかりの悪い癖を見た。

 それは途中で諦めること。嫌なことからすぐ逃げちゃうこと。

 てこは体力がないと思っていて、自分のことを「ダメ山ダメ子」と自称していた。

 ・・・けれども1000m走…持久走の時にぴかりはてこに耳打ちした。
とっておきのおまじないをかけた。
 ちなみにこの時のてこは「どうせビリだし…」と思っていたが…。

 とっておきのおまじない。それは
 
必ず最後尾からスタートして、できる限り疲れないように、疲れないように走り、
ラストで思い切りダッシュすること。

 要は、やり方と考え方…。
 嫌なことだからって、気持ちまで嫌になっちゃうことはないのだ…。

 てこは11位でビリにはならなかった。


 ・・・「またやりたい…」

 そう言ったてこにぴかりは「てこは負けず嫌いなのでは」と思った。
 てこは自分が「負けず嫌い」と人に言われたことは初めてだった。

 「てこについて知ってることが増えたから私はうれしいよ」とぴかりに言われたので
顔をすっかり赤くするてこだった…。

「どんなに大好きでよく知っていると思っても、
知らないことはいっぱいあって、
それを見つけると宝物を発見したようにドキドキして嬉しくなり、
またもっと好きになる」 

…てこの新たな一面を見つけたぴかりは
てこがもっともっと自慢の友達になった」と思っていた…。


 ―― てこは自分がダメな子だと思っているのは第4話のプール実習などでも同じようなシーンがあったけど
今回もぴかりに救われているなあ。 ――

 けれども、そろそろ出てきても良さそう。
…てこがぴかりを助けるシーンが。

 …けれどもその前にてこができることが少しずつ増えていくといいなあ、と自分は思っている。
負けず嫌いのてこなら、必ずしもぴかりと一緒にではないけど、乗り越えていけそう!

(※ソース
TVアニメ「あまんちゅ!」公式サイト
ものがたり
第8話 『秘めた思いのコト』『まだまだ知らないコト』

 最近放送されたアニメ『あまんちゅ!』第7話は梅雨の頃のエピソードで
ダイビングに関するエピソードはオープンウォーターダイバーの資格を得るために水泳の練習中の
てこ(大木双葉)だけだった。

 第7話は前半はぴかり(小日向光)の寄り道、
後半は梅雨明けに火鳥真斗先生の提案でぴかりたちがだるまさんがころんだをするエピソードだが…
 
 ―― 自分はこの回のぴかりと火鳥先生の発言にアニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』のAqoursについて、ふと気になった。
第8話で東京スクールアイドルワールドで得票数0という完敗を喫したAqoursについて…。

同じ静岡が舞台だからか…? ――


【ぴかりの寄り道は、電車の中で見える「一瞬」のために…】

 さて、『あまんちゅ!』第7話前半は梅雨の時のエピソード。
 
 授業中、外は雨が降っていてぴかりは授業に集中せずに…

 …ペンケースに映る自分の顔に興味津々だった…

 ( ゚д゚)ポカーン

 てこは移動教室に向かう時もボーッとしてた様子で、
二宮愛は湿気により髪が決まらずヘアピンをたくさんつけていた。

 だがそれを上回る光景を火鳥先生は廊下で目の当たりにした…

 なんと愛の弟の誠の髪に沢山のヘアピンが…!

 誠の話によると通り雨ならぬ『通り姉』に遭ったとのこと…。

( ゚д゚)ポカーン


 ・・・放課後、プールに泳ぐ練習に向かうてこと別れて帰り道に向かうバス停とは反対方向に向かうぴかりが気になった火鳥先生は、ぴかりがどこに向かうのだろうかと思いぴかりの後をつけてみることに。
 いつもはぴかりとてこはセットでいたから…。

 …電車に乗るのを楽しみにしていたぴかりは電車に乗り、後を追って電車に乗った火鳥先生を見つけた

 「真斗ちゃん先生!
いいところに来ましたね!
今日はツイてますよ!ハッピーデイですよ!
心の準備はいいですか?」

そう言ったぴかりは火鳥先生の顔を窓の方に向けた。

 すると紫陽花の花畑が一瞬だが一面に目の前に広がった。

 …「次の駅で折り返しますよ」と言っていたぴかり。
ぴかりはこの時期にしか見られないしかも一瞬しか見られない紫陽花の花畑を見ようと駅に向かい電車に乗ったのだ。
(※ちなみにこの一瞬の光景を「紫陽花タイム」とぴかりは呼んでいた。)


 ・・・「てこは頑張ってます。
プラスの時間を過ごしてますよね。」

 ぴかりは火鳥先生が「てこと一緒じゃないね」ということを話した時にこう返した。
そして更にこう続けた。

「私が寂しがるとプラスとマイナスで楽しみが0になってしまいます。
私も楽しければ楽しみも2倍になる、楽しんじゃえばいいんですよ!」

「私、頭のメモリーが限られているんです。
だから幸せになることしか使えませんし、
そのためだったらどんな労力も惜しみません!」

そんなぴかりは火鳥先生の隣で…

…大きな声で歌を歌っていた…

( ゚д゚)ポカーン

 ちなみに駅に着いたぴかりは売店のおばちゃんに紫陽花タイムの話をしていて、
おばちゃんはぴかりにこう言っていた。

「ぴかりちゃんと話してると雨の日も晴れ晴れとした気持ちになる」と…。


【だるまさんがころんだが強いのは…】

 第7話後半のだるまさんがころんだのエピソードは
梅雨の終わりごろでなぜか暑い日の頃のエピソード。

 ダイビング部の4人…ぴかり、てこ、愛、誠が部活はないけれども外の日陰で一緒に涼んでいた。
 てこは「ぴかりにこの前紫陽花タイムを見せてもらった」と言っていた。

 愛も「見たい」と言っていたが、ぴかりはこう言っていた。

「ファンファンファンファ~ン…
ピークを過ぎてしまいました~。残念!」

(´・ω・`)ショボーン

 そんなぴかりは日なたに両手を伸ばして日差しの感触を楽しんでいた。
 暑さの楽しみを模索中の4人を見つけた火鳥先生はぴかりが
「これも勉強の一環です!」と言っていたことから

「弟くんが鬼。」と言って(テスト勉強サボっていたバツとして)
なぜか「だるまさんがころんだ」を提案した。

 
 …だるまさんがころんだ。

 ぴかりはじっとしていられないので弱かったが、
 てこは強かった。
 ピタッと止まるし、
逃げて止まった時も第2ラウンドで愛が鬼の時、愛がタッチするのをかわしていた。

 一方、だるまさんがころんだを監視中の火鳥先生は、
通りかかった男性教師のにっく先生にこんな事を言っていた。

 「(冷房の下でテスト勉強…)それも一つの答えですが、
あいつらにとっては違ったんでしょうね。
何しろだるまさんがころんだを始める前は…
…思いっきりダレてましたから。
今は活き活きとしてます。」

「教師らしからぬ発言なんですが、
テストって、与えられた問題に定められた答えを導き出すものですよね。
でも、世の中得てして問題は用意されるものではなく、
自分で見つけ出したり気づくものだったりします。
答えだって一つじゃなくて、人の数だけ存在します。
 遊びってそうなんですよね。

 にっく先生は火鳥先生の言葉を受けてこう言った。

「問題は常に発生し続け、気づいてはクリアしていく…なるほど。」

 そして火鳥先生は

「私、密かに思っていることがあるんです」と言ったあとで、こう言った。


「『遊びこそ最良の勉強だ!』って。」

 …ちなみににっく先生に「大人だなあ…」と言われた
火鳥先生はだるまさんがころんだに参戦し鬼になり…

 …タッチしようとしても届かなかったてこと誠に履物をぶつけて
「鬼の付属物にあたったら、タッチと同じくアウト。」

 『だるまさんがころんだ世代』などと屁理屈(?)を言う火鳥先生は
ぴかり達ダイビング部員から

「大人じゃないだろ…」と総ツッコミを喰らった…

( ゚д゚)ポカーン


 ―― 「ラブライブ!は遊びで楽しい!」

 自分は『あまんちゅ!』第7話を見て、
アニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』の高海千歌がこう言ってほしいと強く思ったなあ。
 『サンシャイン!!』第8話で「ラブライブ!は遊びじゃない」と言っていたSaint Snowの鹿角理亞に対して… 
…いや、ラブライブ!に参加したり目指そうとする人たちに対して…。
特に順位の面で勝てなくてラブライブ!を諦めてしまった人たちに対して… ――

 ただ、
「今の大会のラブライブ!はスクールアイドル達が心から楽しめる場になっているのだろうか…?」
と思わずにはいられないし、千歌たちAqoursのメンバーはまずそれを疑問に持ってほしいなあと自分は思っている。


 ・・・それはさておき、ぴかりだけではなく、てこも二宮姉弟も元気に高校生活を楽しんでいるなあ。
 また、
だるまさんがころんだに参戦する火鳥先生も…。 

 とくにてこは高校生活を全力で楽しめば
オープンウォーターダイバーの資格をとる日もそう遠くはなさそうだなあ。

 
 それにしても、てこがまさかだるまさんがころんだ強かったとは!
意外な一面だったなあ。

 そしてぴかりは将来インストラクターを目指しているからか
みんなに元気を与える人だと感じるなあ。
『ラブライブ!』だったらスクールアイドルのリーダーやってそう(※確信) 

(※参考
TVアニメ「あまんちゅ!」公式サイト
ものがたり
第7話 『雨のおわりのコト』『夏のはじまりのコト』

 ダイビング部に入った「てこ」こと大木双葉
ダイビングのインストラクターを目指す「ぴかり」こと小日向光の日常を描いた
アニメ『あまんちゅ!』

 第6話では、てこがオープンウォーターダイバーの資格を得て
ぴかり達ダイビング部のメンバーと一緒に海に潜るため奮闘していた。
苦手だったマスククリアも、プール講習にて顧問の火鳥真斗先生の指導のもと、できるようになった。
 …もっともこの時のてこは、水着で100mは泳げなかったし、
シュノーケルとフィンでも泳げずに沈んでしまったけれども…。

 そんなてこには、小さい頃は夢がなかった。
小学校の七夕の行事で、短冊に自分の夢を最後まで書けなかった。
 一応、「みんなが笑顔になれますように」と書いたのだが、本当は何も思いつかなかったのだ…。

―― それにしても向こうからこっそりてこを応援するぴかりと二宮愛の水泳帽に描かれた
「ぴ」と「姉」…( ゚д゚)ポカーン

 そして応援するときつい夢中になってか愛に沈められる弟の誠…
(´・ω・`)ショボーン ――


【てこの夢のきっかけは、火鳥先生が誘ってくれたドライブ。】

 プール講習が終わった後、二ノ宮姉弟はメンテナンスを終えたドライスーツを取りに行くことに。
 
 火鳥先生てこぴかりにこれからの予定を聞いた後、二人は「ない」と答えたのでドライブに誘った。
二人のバディ記念ということで。

 ・・・火鳥先生は(常識的な範囲で)行きたいところをぴかりとてこに選ばせた。

 道の駅にある「アイちゃん」のところに行きたい、とぴかりが提案。
そこに行くことに。

 ちなみに火鳥先生の愛車「ぽこてん3号くん」
自分の運転を褒めながらぽこてん3号くんも褒めていた。
 どうやらぽこてん3号くんを乗り回したかったらしい。

(・▲・)ポカーン


 ・・・「てこがダイビング部に入るって決めてくれて、バディになれてすごくうれしい」
そんな気持ちを道の駅で明かしたぴかり。
それに対し、てこはこう返した。

「今日のプール講習は全然だった…
バディになって一緒に海に潜るなんてまだまだ…
でも私、諦めたくない!
ぴかりが誘ってくれて、ダイビング部に入ろうと決めて、
ぴかりが「大丈夫」って言ってくれて、
「いつか一緒に海の中に行くんだ」、って決めた…

「私ね、自分で決めて何かを始めたのって生まれて初めてかもしれない。
ぴかりのおかげだよ。
それと入学前に一人で海を見に行った時ぴかりのおばあさまに会って…
当たり前のことなんだけど当たり前に気づいて驚いたんだ。
海がとっても大きいってことに…
おっきな海なら、ちっこい自分にはない何かがある。本当の自分を見つけられる。
…そんな気がしたの。

ぴかりとおばあさま。
多分どっちが欠けても今の私はなかったと思う。
だからね、本当に感謝しています。ありがとう。

 …するとぴかりは照れて
頬を押さえて「イヤイヤ」言いながら首を振っていた。

 ・・・火鳥先生が現れた。

「うんうん、青春だね~
自分探しっていうやつだねえ。
その結果見つかったのは、友達への感謝の気持ちだったというわけだ。」

 ぴかりは顔をすっかり真っ赤にしてどこかに走り去っていった。

 …「それが青春。いいことだ。」
火鳥先生がクッキーシューをてこのために買ってきた。

 …「おいしい」と言ったてこに対して
「おいしいって思えることは、いいことだ。
ここに来てよかったか?」と言った火鳥先生。

 てこは火鳥先生に
「先生、頑張ります!
今のままじゃ全然ダメ、ダイビング部のお荷物だということわかってます。
最初はぴかりに誘われて入ったダイビング部ですけど、
今は必ずぴかりと、ダイビング部全員と一緒に海に潜りたいって思ってます。
それが今の私の願いだから…」
と言った。

 すると火鳥先生はこう言った。
「願いとか抱負とか目標とか…なくてもいいんだ。
勿論あってもいいが、なくても問題ない。
誰かに言われて始めたことでもいいじゃないか。
その後自分からやりたいと思えば、動き出せる。
動けば何かが変わる。
動けば必ず何かに出会えるんだ。」

 ・・・戻ってきたぴかりがリボンを持っていた。
「しあわせリボン」と言っていたぴかりは「アイちゃん」というモニュメントの前でお祈りして願いを託そうとてこを誘っていた。

 …しあわせリボンに書く願い。
最初てこの願いは
「ぴかりと愛ちゃん先輩と弟くん(誠)と海に潜ること」だったが
大きすぎると思ったので次のように書いた。

「50m泳げるようになりますように
 
あと、プール講習も合格できますように」

「(まずは小さな一歩から…)」と思う、てこだった。

 そしてぴかりの願いは…

「てこの願いが叶いますように」


 ―― てこがみんなといっしょに海に潜る事ができるようになった頃には、
小学校の頃に何気なく短冊に書いたこととしあわせリボンに書いたことを
てこはきっと思い出すんだろうなあ…

…ダイビング部の部員たちの笑顔を見て… ――

 第6話でてこは、マスククリアという小さな一歩を踏み出していたなあ。

 それにしても「てこの願いが叶いますように」というぴかりの願いは
将来インストラクターを目指すぴかりの小さな一歩かもしれないし、これからも叶っていくだろうなあ。

 てことぴかりがこれからどう歩んでいくのか楽しみだなあ。

【追記】

それにしてもファーストライブが多くの人々の厚意により成功し
東京にまで進出するという大きすぎる願いをいきなり叶えた静岡県の6人の某アイドル
今週どうなることやら…?

(※参考
TVアニメ「あまんちゅ!」公式サイト
ものがたり
第6話『ホントじゃない願いのコト』

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