アニメ『あまんちゅ!』第10話のキーワードは「迷う」。
冒頭は日曜日に何をしようか迷う「姉(あね)ちゃん先輩」こと二宮愛が
ぴかり(小日向光)、てこ(大木双葉)に遊びに行こうと誘われるシーンからスタート。
なお「パス」と断った愛の弟・二宮誠は、愛に顔を踏まれていた…。
( ゚д゚)ポカーン
また「朝はエンジンかかるまで時間がかかる」と
愛はバスの中で体調悪そうにしていた…。
愛はバスの中で体調悪そうにしていた…。
・・・デパートにやってきたぴかり・てこ・愛はログブックを見つけた。
ちなみにてこは来週がプール講習で海に潜る日も近くなっていた。
「プール講習で合格して、ぴかりと一緒に海に潜りたい…」
てこはそう思っていた。
ログブックはぴかりの言葉を借りれば「ダイバーの日記みたいなもの」。
「いっぱいあって迷っちゃうなあ…」とてこが選んでいると
愛は「わかるわかる」と言い、
ぴかりは「迷ってるのも楽しい」と言っていた。
ふと愛が、彼女が持っているログブックの柄違いが何種類あるのを見つけた。
ちなみに誠はその柄違いをもっているらしい。
するとぴかりは「星柄がいい!」と即決した。
…てこが「ハート柄がいいなあ…」と思っていたよりも早く。
ぴかりは星柄のログブックについて「てこと一緒に潜った日から描き始めたい」と思っていた。
…ぴかりにつられて、てこはハート柄のログブックを買うことに。
こうしてダイビング部は4人全員がお揃いのログブックを使うことになった…。
・・・さて3人は水着のバーゲンセールを見つけた。
買おうか買うまいか迷っていたてこと愛だったが
ぴかりは
「迷ったのならレッツラゴーです!!」
ということで二人の背中を押した。
ということで二人の背中を押した。
そして3人は水着を買い、ぴかりの思いつきで海女人屋がある海に行って泳ぐ事になった。
買った水着を早速着て…。
…ところでてこは買い物を終えた時にぴかりに言おうか迷っていたことがあった。
夕方、ぴかりはてこに勇気を出して話した。
「私、ぴかりとプールに初めて潜った日に火鳥先生から『二人はバディだ』と言われて本当にすごく嬉しくて…でも私は、プール講習で合格をもらってもきっとまだまだで…ぴかりとのパディチェックもちゃんとやったことないし…命を預け合うとか経験ないし…できるかわからないし…でもぴかりとダイビング部のみんなと潜るのが楽しみで、考えてると頭の中がぐちゃぐちゃで…もうどうしていいか…」
その時のてこは顔が火照っていた。
「そんな状態で海に行っていいのか、とか…結局みんなの足手まといになるんじゃないかとか…そんな私がぴかりのバディになっちゃいけないんじゃないか……って迷っているうちに、後ろ向きの気持ちがどんどん強くなってくるの…。こんなんじゃダメだ、ってわかってるよ。でも今もまだ迷ってる…」
(※ちなみにてこは前回第9話でデジタルフォトフレームをダイビング部のみんなに誕生日プレゼントとしてもらっていたけれどもそのお返しができずに悩んでいたようだ。
また「『宝箱は自分で作れるもの、気持ちのあり方一つで。』とダイビングのみんなに教えてもらった」
とてこは小日向きのに語っていた。)
・・・「うん、うん」と相づちをうつぴかりは、てこにこう言った。
「私も迷ってるよ。けっこう、しょっちゅう。特に何かを始めるときはたいてい迷います。多分、迷うのは今に満足してないからなんですよ。満足してたら迷わないですもん。つまり、迷うことはいいことなんですよ。だって、迷う事自体チャンスなんですもん!今をもっと楽しくするための!だからてこは、ぜんぜんOK!てこ、迷ったのならレッツラゴー!」
ぴかりにこう言われたてこは叫んだ。
「ぴかり、私いろいろぐちゃぐちゃだけど、
でも…、でも…
ぴかりと本当のバディになりた~い!!」と。
…ぴかりとてこが手をつなぐのを見て愛はこう思った。
「相手の都合とか自分の立場とかいろいろ悩んでいるうちに、本当にやりたいことがわからなくなってしまうことがある。でも、ぴかりを見ているとそのまっすぐな気持ちよさにちょっぴり憧れてしまう…人生でたった一度しか訪れない今日という日が素敵に輝くように、明日という未来が楽しくなるように、迷うのも悪くない。そして迷ったらレッツラゴー!」
…こうして愛はてこが早速プール講習で合格できるように特訓を始めたのだった…。
・・・そしてプール講習の試験当日。
100m泳ぎ切ったてこは、
10分間水に浮く試験でラッコ泳ぎで乗り切り、合格した。・▲・
10分間水に浮く試験でラッコ泳ぎで乗り切り、合格した。・▲・
こうして部員4人揃ってダイビング、海洋実習ができるようになった…。
―― ぴかりは即決と見せかけて実はたくさん迷っているのか…。
特に第10話で小日向きのがてこに話したことから、
ぴかりはてこに特別なことは何もしていない…
つまり普段のどおりのぴかりでてこに接しているのでは…? ――
つまり普段のどおりのぴかりでてこに接しているのでは…? ――
ちなみにきのは第10話にて、てこにこんなことを話していた。
「今日はケータイ持ってないのかい?」
(※ちなみにてこはこの日、きのに言われるまでケータイの画面を一度も開いていなかった。)
そして特に注目すべき、きののセリフは
「暗いところからお日様のもとに出ると、眩しくて一瞬なんにも見えなくなるんだ。段々目が慣れてくると周りが見えるようになる。だけどその景色はその光が作ったもんじゃねえ。そいつは全部もとからそこにあったものばっかりなのさ。光は何にもしてねえんだ。光は照らすものを選ぶこともねえ。だからよ、嬢ちゃんが遮らねえでいてくれたら光は勝手に照らしちまうんだよ。」
↑
このきののセリフの「光」を太陽の光ではなく
「小日向光」…「ぴかり」に置き換えると
ありのままのぴかり…普段通りのぴかりになるのではないだろうか?
「嬢ちゃんにはもしかしたら光(ぴかり)が眩しく見えることがあるけどぴかりはてこに特別なことをしているわけではないよ。ぴかりと接するときは、難しく考えることなく接してあげて」
…くだんのきののセリフは、実はこんな感じの
「ぴかりと接するときのきのからてこへのアドバイスだったのでは?」と自分は思う。
…さて次回はちゃ顧問回の模様。
ちゃ顧問はどんな体験をするのだろうか…?
(※ソース
TVアニメ「あまんちゅ!」公式サイト
ものがたり
第10話 『今日という一日を迷うコト』