日テレで土曜の夕方に放送開始されたアニメ『電波教師』

 主人公・鑑純一郎の妹・鑑純音役として声優デビューを果たした松井玲奈が話題だが、
 ストーリー自体はざっくり言うと
「主人公・純一郎は自らを『YD病(やりたいことしかできない病)』を自称するオタクで、
妹・純音が持ってきた高校の物理教師の仕事を非常勤としてすることになったが、
生徒の悩みには思いもよらぬ方法で解決していく教師だった…」
というもの。

【前代未聞の自己紹介!】

 純音が持ってきた採用通知をきっかけに、東神鳴高校の物理教師になった純一郎。
ちなみに純一郎が
「だが断る。俺はYDだから」
と言った時に純音は…

バットを振り回していた…( ゚д゚)

 …その翌日校長先生から話を聞いていた純一郎は…

90秒しかないという「魔砲少女ぶら☆くら」の主題歌の歌声を聞いて屋上に駆けて行くヲタだった…

( ゚д゚)ポカーン

しかも校長に「馬鹿か貴様!」と貴様呼ばわりして…


( ゚д゚)ポカーン

 さらには屋上で歌っていた声優志望の黒髪の少女・叶美奈子
「お前声優ナメてんのか!?」と厳しく言ったので逆に顔面パンチを食らわされてしまった。
 なおそのことをきっかけに、美奈子は純一郎に「顔面パンチ」と呼ばれることになってしまった。

 美奈子…(´・ω・`)ショボーン 

 …美奈子と教室で再会した純一郎。
けれども純一郎は最初はやる気なしだった。

 だが、自分の名前を生徒たちに紹介した純一郎は、みんなに思いもよらぬことをやらせた。
黒板に書いたのはメールアドレス。
そしてスマホゲー「怪傑バトルロイヤル」を自己紹介を兼ねてクラス全員にやらせ、
特に純一郎に勝った人は来週の小テストを満点にする、と言った。

 「パーティーゲームは人生の縮図。
 プレイスタイルが性格に反映する」
 純一郎は、そう考えていた。

 ちなみにこのことで、鬼頭ミホがクラスのリーダー格で2人の友人とつるんでいたことを、
そして美奈子が一人でゲームをしていたこと…クラスで孤立していることを見ぬいた。

 そして、美奈子がミホたちにいじめられていることも見抜いていた。
 美奈子が屋上で昼食を取ろうとした時、既に屋上にいた純一郎に「顔面パンチ」と呼ばれて怒って戻ろうとした時に、
「お前、何でいじめられてんだ?」
と言った。

【純一郎の夢、美奈子が声優になりたい理由!】

「先生は昔はすごかったのに、何で研究者にならなかったの?」
美奈子が純一郎に聞いた。
その理由を何と
「どこでもドア作りたかっただけ」
と、純一郎は言った。

 純一郎は、過去にどこでもドアを作れることを証明した事があるという。
そのことをそこら辺の雑誌に書いたらえらい騒ぎになったが、大学で理論上の設計図は完成させたらしい。
もっともそれが実証されるのは22世紀になるだろうというが…。

 また、純一郎は学問として物理や化学を究めたかったから大学に入った訳ではなく、ただの「YD」であるということを美奈子に明かした。

 この時、美奈子の口から、美奈子がミホたちに何をされても反撃しない理由がわかった。

 「私はヒーローになる。その試練のために反撃しない。」


 …「声優になれば女のアタシでもヒーローになれる」
そう言っていた美奈子は夜に後ろから男に襲われた。
けれども純一郎が助けていた。

 …ちなみに純一郎は「東神鳴高校分校」という学校裏サイトを見つけていた。
ミホが裏サイトに美奈子のプロフィールを投稿していたことを純一郎は見つけ、そのことを美奈子に教えていた。

 この時、美奈子が昔はグレていてミホと一緒に夜遅くまで遊び、ケンカもしたこともあったことを純一郎に話した。

「この世界はクソだ、生きてたって何の意味もない。
もう死にたい。
マンガやアニメと違ってこの現実世界には助けてくれるヒーローなんていない」
そう美奈子がカキコミをすると

「ヒーローがいなければ、ヒーローになればいい」

というK・Yを名乗る人物の言葉から返信がありその言葉に涙したという。
「私の人生に、意味を与えてくれた…」

 ちなみにこの言葉は『魔砲少女ぶら☆くら』のサンダース軍曹の言葉。


チョークによるいじめに、正義マンがチョークによる倍返し!?(※特別授業)】

 「どんな障害も一人で乗り越えてみせます!」
と純一郎に言っていた美奈子。

 ある日、飲み物にチョークの粉を入れるといういじめをミホが行っていたのを廊下でとある生徒から聞いた純一郎は美奈子の様子を保健室に見に行ったが、
「自分の過去と戦っている」と言っていたのでその場は一歩引いた純一郎だった。
だが、美奈子はすすり泣いていた…。

 …その夜、とあるコンビニにミホとその友人2人が呼び出された。
 それがミホを名乗る赤の他人であることに気がついた時、ミホたちは
 「まさか、東神鳴高校分校がハッキングされた?」と思っていた。


 3人に「上を見ろ」というメールが届いたので美浦たちがそのとおりにしたら、
 …上から何とチョークの粉が!!!

「正義マン」を名乗るヘルメットをかぶった男は…
どう見ても鑑純一郎だった…

( ゚д゚)ポカーン

 正義マンはネットでミホたちにお仕置きしていること、ミホたちの悪行を晒しネットで実況していることを伝え、そしてミホたちが美奈子にしたことは立派な犯罪であることを教えた。
 
 けれども実は実況ではなく、過去に純一郎が作ったネタ動画。
 特に、裏サイト「東神鳴高校分校」を作ったのも、純一郎だった。
 つまりはミホたちが書き込んだことも純一郎にはわかっていたのだ。


 …「ちょっとはやられキャラの気持ちもわかったか。」
そう言って、純一郎はミホたちの前から去った。
 ミホたちは泣きだしてしまった…。

 
 ・・・美奈子がやってきた。
「どうしてこんなおせっかいを…」と美奈子は言っていたが、
純一郎は『魔砲少女ぶら☆くら』のサンダース軍曹を引き合いに出して

「確かにサンダース軍曹は
『ヒーローがいなければ、ヒーローになればいい』
…と言ったけれども、彼はハートマン兵長に何度も救われている。
バットマンの隣にはロビンがいるように…」

 美奈子はサンダース軍曹の言葉を引き合いに出して励ましてくれたのは純一郎だと気がついた。
 去る純一郎に
「ありがとー!! せんせー!!」
と大声で言っていた。

 …この様子を謎の少女が車の中で見ていた…。
「面白い… ほんとうに面白い先生ですね…」


 ―― うっみうっみう―!! (※中の人的意味で) ――

 純一郎普段はオタクだけれども
まさかどこでもドアを作れることを証明していたとは( ゚д゚)

 それにしても、STAP細胞とは何だったのか…( ゚д゚)

 …それはさておき、自己紹介がわりにクラス全員にスマホゲーをやらせて生徒たちの性格をつかむとは!
 果たして純一郎に勝てた生徒はいたのだろうか…?

 さて次回は、純一郎に痴漢疑惑が浮上するエピソードだという。
 この危機を純一郎はどう乗り越えるのだろうか…?

 次回が楽しみだ。

(※参考
読売テレビ
電波教師
STORY
1時限目 高校教師始めました
2時限目 社会のルール