ドロンジョの子孫・レパード、ボヤッキーの子孫・ヴォルトカッツェ、トンズラーの子孫・エレパントゥスが
人々を苦しめるヤッターマンにデコピンするために新生ドロンボーとして戦い、
ガリナとアルエットとともにヤッターメトロポリスを目指すアニメ『夜ノヤッターマン』。
第6話では、
何とガリナがヤッターキングダムのゴロー将軍に捕まってしまった…。
【ゴロー将軍の執拗な追撃に、ボヤッキーとトンズラーがあきらめた!?】
第6話の冒頭ではゴロー将軍がヤッターマンにかつて命を救われたことが明かされた。
そのゴロー将軍はレパード一行をヤッター兵達とともに執拗に追撃していた。
ガリナはヴォルトカッツェにメカを作るのを手伝わされたり、エレパントゥスに岩を持ち上げるのを練習させられ、レパードはアルエットと一緒に水浴びをしていたのだが
そこにゴロー将軍がやってくるものだからあまりのしつこさにうんざりしていた。
ついにはヴォルトカッツェが「提案」をすることに。
「ヤッターマンにデコピンするのはあきらめる」という提案を。
その提案にエレパントゥスも「危険すぎる」と同調。
それゆえ一人でレパードは自転車を漕ぎヤッターメトロポリスに向かうのだった…
けれども…
「追ってこないでよ!」
「追ってこないの!?」
「もう!行っちゃうからね、本当に行っちゃうからね!」
…何度も止まってはヴォルトカッツェたちのことを気にしていた…
( ゚д゚)ポカーン
…ちなみにレパードは「さがさないでください」と拗ねた顔をしながら雪が降った地面に木の棒で書いていたのだが、
その時もヤッター兵たちに追われたのだった…。
一方ヴォルトカッツェたちもヤッター兵たちに追われたが、
ガリナがみんなとはぐれ、ゴロー将軍の犬型のメカに襲われてしまった!!
…だが、その犬型のメカはガリナに近づくとなぜかしっぽを振っていた。
けれどもガリナはゴロー将軍に捕まってしまった…。
・・・レパードがヤッター兵たちの襲撃を受け乗っていた自転車が一輪車状態になりついにはそれが壊れてしまった時に辿り着いたのは、干し柿が干してあった家。
干し柿を食べたくて目を輝かせたが、
「ひとのものをとったらどろぼう!」
とレパードはためらっていた。
その様子を家の中からとあるおじさんが
「何だこの子…?」という目で見ていた。
けれどもそのおじさんは、レパードが夜に森の中で転落し、頭をケガして倒れていた時にレパードを救っていた…。
・・・一方ドロンジョがいなくなったのを知ったアルエットは泣いていた。
エレパントゥスたちもガリナもいなくなってしまったので探さなければならなかった。
…夜、アルエットが泣き疲れて眠ってしまった時にヴォルトカッツェはエレパントゥスにこう言った。
「私は、決めたのです。
ドロシー様の忘れ形見のレパード様を命をかけて守りぬくと。」
そしてヴォルトカッツェはドロシーにドライバーをプレゼントされたことを思い出した。
一方、ヴォルトカッツェの話を聞いたエレパントゥスはリストバンドを渡されたことを思い出した。
また、ヴォルトカッツェはドロンジョの行動を見てこう言った。
「アルエット様はドロンジョ様を見て天使だと思っています。
もしかしたら本当にそうなんじゃないかって。
ドロンジョ様はひどい目にあっている人たちをみて、悲しんで怒って泣くことができる。
自分のためだけじゃなくて誰かのために。
そんなドロンジョ様ならこの世界に新たな夜明けをもたらせてくれるんじゃないか、って。
私たちがやることはドロンジョ様にあきらめさせることではなかった。」
【ラベンダーの花言葉とおじさん。そしてゴロー将軍のためらい…?】
レパードは森で負傷した時にラベンダーを育てるおじさん…レパードが干し柿が干してあったのを食べるのをためらっている姿を見たおじさんに助けられた。
レパードはラベンダーを見て天国に来たのかと思ったが、
「長い長い冬に閉ざされた地獄に決まっているだろう」とおじさんは言っていた。
おじさんはレパードを手当してくれて、バスケットに食べ物を詰めてくれていた。
レパードは
「ラベンダーすごくキレイ! 花言葉、知ってる?」
とおじさんに言ったけれども、おじさんは何も言わずに去っていった。
おじさんが用意してくれた食べ物は、レパードにとっては涙がでるほど美味しかった…。
そして
「おじさんは自分を助けたことをヤッター兵に知られるのを怖がっている」
「でも、一人じゃ何もできない…」
とレパードは思った。
この時、ゴロー将軍が
「夜明けとともに捕らえた反乱分子にきっついおしおきを食らわせるぜ!!」
と街中に聞こえるように呼びかけていたのを聞き、
レパードは「ヴォルトカッツェとエレパントゥス、あるいはガリナとアルエットが捕らえられた」と思い、
一方のヴォルトカッツェとエレパントゥスは「レパードが捕らえられた」と思っていた。
ちなみにゴロー将軍は捕らえた人の名前が「ガリナ」であることを聞いてはっとしていて、
その翌日アルエットがボヤッキーとトンズラーとともに茶摘み娘を彷彿とさせるメカ・オハナツーミとともに現れた時家族の写真を思い出していた。
レパードはラベンダーを持っていた。
「あなたが来るのを待っていた」という意味で。
一方、レパードを助けたおじさんはヤッター兵に石を投げつけたが、銃撃を受けてしまった。
オハナツーミはヤッター兵たちをカゴの中にポイポイ入れてやっつけていった。
けれどもヤッター兵たちがオハナツーミを取り囲んだ。
けれども実はあらかじめ落とし穴を仕掛けていたので取り囲んだヤッター兵たちは相次いで奈落の底に落ちていった。
「流れ石だね! 流石(りゅうせき)だね! 流石(さすが)だね!」
ドロンジョはボヤッキーとトンズラーをほめていた。
ゴロー将軍との戦いの後、
「願いを叶えさせるためにドロンジョを守る」
ボヤッキーとトンズラーはドロンジョにこう言った…。
ちなみにレパードを助けたおじさんは、ラベンダーのあるビニルハウスの中に
「ありがとう おじさん」とレパードが地面に書いていたのを見て、
「長い冬が終わって春がくるかもしれないな…」
とつぶやき、息を引き取った…。
―― おじさん…(´;ω;`)ブワッ
魯粛殿…(´;ω;`)ブワッ (※中の人的意味で。おじさん役は楠大典。) ――
それにしてもゴロー将軍は実はアルエットの父なのだろうか?
犬型メカがガリナにしっぽを降っていたことを考えるとそうとしか思えない。
するとガリナの家族の中にもヤッターキングダムの幹部がいそう…。
特にゴロー将軍とアルエットの関係を知った時、アルエットの目が見えるようになるのではと信じたい。
…ところでラベンダーの花言葉「あなたを待っています」が登場したので
レパードたちが今回冒険したのは北海道でいうところの富良野あたりなのかなあ。
次回、レパード一行を何が待っているか、楽しみだ。
(※参考
夜ノヤッターマン
STORY
第6夜 冬に咲く花