にぎる。

『にぎる。』にようこそ! このブログは私が見たアニメやマンガの感想を自由気ままに書いています。

カテゴリ: (」・ω・)」ろー!(/・ω・)/にゃー!『山賊の娘ローニャ』感想

(※前編の続きです)

アニメ『山賊の娘ローニャ』第21話では
ローニャがマッティス山賊の一人、リル・クリッペンに再会した。
 彼は母のロヴィスが焼いたパンを届けに来ただけではなく
ローニャが地獄の口を飛び越えた日からマッティスが笑わなくなったこと、そしてペリェが代官の兵隊に捕まって牢屋穴に閉じ込められているという話をローニャにしていた。

 …ところでローニャはビルクに
「暗がりトロルとずんぐり小人は好きだけれども
灰色小人と鳥女は好きではない」という話をしていた。
 
 特に鳥女はローニャとビルクを前回襲った時に
「姉さんと妹を連れてくる」と言っていたが、
ローニャとビルクが川遊び中、鳥女はそのとおりにしてきたのだ!!

「黒い髪をしたきれいな人間はどこだ?
赤い髪をしたきれいな人間はどこだ?」

鳥女達は川の水面スレスレまで飛びかかってきてローニャとビルクを襲っていた。

 中には鳥女の姉らしき白い髪の鳥女もいて

「何も急ぐことはない。
この爪を打ち込んでやる前にもっと怖がらせてやろう。
この爪で引き裂いてやる前にもっと驚かせてやろう。」
と言っていた。

 ローニャとビルクは鳥女たちに襲われた時、川を潜って鳥女の攻撃をかわしていたが
ビルクと離れ離れになってしまった。
 けれどもビルクは川に流されながら木を持ってやってきて、ローニャにそこにつかまるように言っていた。

 
 …「本当に好きな相手ならどんなつらいことがあっても怖がる必要はない。
それはどんなに素晴らしいことか…」

 ローニャとビルクは滝の音でかき消され声にならぬ会話をしながら木につかまりながら互いに抱き合って川に流されていたが、その先には滝があり、今にも流されそうになっていた…


 ―― いかにもラブコメみたいな感じで次回に続くとなっていたが、
ローニャとビルクは果たして無事なのだろうか…? ――

 川遊びをしていて滝に差し掛かった時、二人は木を乗り捨てて(?)いたけれども
鳥女たちの襲撃を受けている今は、そうはいかないみたい…。

果たして二人に策はあるのだろうか…?

 …それにその一方で代官の兵士たちはマッティス山賊とボルカ山賊をおしまいにしようと動きを見せていて
鳥女から二人が無事逃げることができたとしても新たに誰かが捕まっていて
「一難去ってまた一難」ということになっていそうな予感。

それにしても、今回は…
 ペリェ…(´・ω・`)ショボーン

(※参考
NHKアニメワールド
山賊の娘ローニャ
これまでのおはなし 第21話「とどろく滝と鳥女」

アニメ『山賊の娘ローニャ』第21話では
久しぶりにマッティス山賊の一人、リル・クリッペンが登場した。
クリッペンはローニャにたくさんのパンと塩を届けてくれていてロヴィス母さんからの思わぬプレゼントにローニャは驚いていた。

 けれどもビルクはクマの洞に隠れていた。

 
 …ローニャはマッティスのことを気にしていた。
特に自分の話をすることがあるか、笑うことがあるかを…。

 クリッペンは普段はおしゃべりな山賊だが、マッティスのことについては饒舌に話せなかった。

 クリッペンは
「ローニャが帰ってくるのをみんな待っている」
と言ったが
「あの人…マッティスも家に帰るのを待ってる?」
とローニャは聞き返された時にすぐに答えが出なかった。

 ようやく出てきたのは
「アンチクショウ!
やっこさん、何を考えているかわかりっこないぜ!」
という愚痴だった…。


 …「私、決して家に帰らない!
私がマッティスの子供でない家には帰らないわ!
あの人にそう伝えて!
森じゅうに響くくらいの大声でね!」

ローニャの強い口調に圧倒されるクリッペンだった…。

頭をかきむしり、がっくりとうなだれてこう言った。

「そりゃまったくありがたいこった。
あんたの言うことはペールの爺さんにだってやれっこないだろうよ。」


 ・・・ちなみにクリッペンの話によると、
ペール…スカッレ・ペールはすっかり弱っているという。

 また、マッティスは家の中で物を投げつけて暴れていて、その惨めな姿に
「ペールが弱くなるのもわかる」と言っていた。
 さらに、マッティスは笑わなくなったし、マッティス城ではローニャのことを話題にすることもなくなったという

 特にマッティス森での山賊仕事は具合が悪く、森じゅうに代官の兵隊たちがウヨウヨしだして、
ペリェが捕まってしまったという。

 ペリェは牢屋穴の中でカビたパンと水を与えられ
ボルカ山賊も2人捕まりペリェと同じ牢屋に入れられたという。
 ちなみに捕まったボルカ山賊のうち一人はストゥルカスを弓矢で負傷させた者だった。

 代官は
「マッティス森の山賊を全て捕まえ、法にかなった罰を受けさせてやる」
と言っていた。


 …「ああ、そう。
君はろくでなしの山賊と一緒に帰らなかったんだ。」
ビルクはクマの洞でごろ寝しながらそうつぶやいていた。

私には、父さんなんていないわ!
それにあなたがもしおしゃべりに気をつけなかったら、
私にはきょうだいもいなくなるかもしれないわ!!」
ローニャは強い口調でビルクに言った。

ビルクは起き上がり、
「許しておくれ、僕のきょうだい。
もし僕が間違っているのなら、ね…」
「だけど僕は君が来てから君が時々一人で何を考えているのか知っているんだ。」
と言った。

「ええ、そうよ!
あたしは11の冬を生きてきたけど、
このままじゃ12番めの冬には命を落とすことになる、ってね!!」

「だけどあたし、この地上に生き残っていたいのよ!
そういうことがあなたにわかるかしらね!?」

と、さらに強い口調で言うローニャに、


「そんな冬のことは、忘れなよ。
今は夏なんだよ。」

こうビルクは落ち着いた口調で言っていた。

 …実際、夏で、
ローニャとビルクは川遊びをしていたのだった…。


 ―― ペリェェ…(´・ω・`)ショボーン
捕まっちゃった…(´・ω・`)ショボーン ――

 ロヴィス母さんの作ったパンは大きくて
「いやー、今日もパンがうまい!」
と言いたくなるけれども、捕まったペリェのパンは
小さくてしかもカビパン…(´;ω;`)ブワッ

 …もしかするとクリッペンだけではなく、ローニャとビルクの両親が捕まる展開…
マッティスもロヴィスもボルカもロヴィスも捕まる展開が今後あるかも…

 今のところローニャとビルクに兵隊の手は伸びていないけれども、
 マッティス山賊とボルカ山賊に未来はあるのか…?

(※感想は後編に続く。)

(※参考
NHKアニメワールド
山賊の娘ローニャ
これまでのおはなし 第21話「とどろく滝と鳥女」

 最近放送・配信されたアニメ『山賊の娘ローニャ』第20話では
久しぶりにマッティス山賊の一人、リル・クリッペンが登場した。

 ちなみにローニャビルクの森での生活(夫婦生活!?)は夏に季節が変わっていた。
 ローニャとビルクは白い野馬のリアの乳をしぼったり山菜やハーブなどを取って生活していたが夏になりリアの乳が少なくなり出なくなった。
 ちなみにリアの乳が少なくなったのはリアに新しい子供ができるサインで来年の夏には生まれてくるとのこと。

【ローニャ、アバレンボをしつけ、乗りこなす!】

 ところで馬といえばローニャとビルクはアバレンボとムコウミズを春に捕まえていた。
二頭はリアに興味津々だったがローニャは
「アバレンボとムコウミズは悪いことしかしやしない」と思っていた。
一方ビルクは
「物珍しいのさ。」と思っていた。
 ただ、アバレンボとムコウミズを二人とも乗りこなしていなかった。

 ローニャはアバレンボを乗りこなそうと飛び乗るが、
アバレンボはまさに名前の通り暴れんぼでローニャはロデオ状態。
振り落とされてしまうローニャだった。

 それはビルクも同じでビルクもムコウミズに乗ろうとしたが振り落とされてしまい、夜にはひじが傷だらけになってしまった。
 それでもローニャとビルクは笑っていた。

 けれどもアバレンボと面と向かったローニャは
アバレンボのことを「ろくでなし」と言っていた…。

 …ところがある日、ビルクはムコウミズを乗りこなした。
「お前は本当にいい子だ」とムコウミズをほめるビルクだったが、
ローニャは
「ムコウミズだって心のなかはろくでなしよ!」とくやしがるのだった…。

ムコウミズ…(´・ω・`)ショボーン

 さらにローニャは次の日、リアの乳をしぼりながら
「ビルクめ、私ばっかりリアの乳搾りさせるんだから…
何さ、自分だけ得意な顔しちゃって…」
といじけるのだった…。

 そんなローニャを得意げな顔で見つめ、走り去るビルク。

 「乳搾りが終わったら今度こそ乗ってみせるから!」とローニャは言うのだった…。

 そしてアバレンボに乗ってみせたローニャは、
アバレンボを止めようとしても止めることができず
このままでは奈落の底に行ってしまいそうになった。
 そんなローニャの姿を見てビルクはローニャをムコウミズで追いかけ、アバレンボを止めた。

 この時ローニャはアバレンボにこう言った。

「お前は実によく走ったわ。
でも、ホントはお前、鼻先をどやされるところなのよ。
私が生きているのは全く奇跡だわ!」

 …これを聞いたビルクは笑っていた。そしてこう言った。

「僕たちが馬に乗っているのはもっと大変な奇跡さ。
もう二頭ともすっかり僕たちの馬になったんだ。」

 それを聞いたローニャが
「本当にあたしの馬になった?」と聞くと、アバレンボは大きくうなづいていた。


【鳥女の襲撃!】

 ところでローニャとビルクはそれぞれアバレンボとムコウミズを乗りこなせるようになった頃、「とどろく滝」を見つけた。
 その帰りに、一羽の鳥女に襲われた。
 二人に急降下してきたのだ。

 アバレンボとムコウミズからそれぞれ飛び降りたローニャとビルクはそれぞれ木の下と岩の影に隠れた。

 ちなみに鳥女は
「見つけたよ! 小さいきれいな人間を。
血を流させてやろう!」
「黒い髪をした小さなきれいな人間はどこにいる?
爪で目を掻きだしてやるよ!」
「赤い髪をした小さなきれいな人間はどこにいる?」と言い、

「憎らしい人間たち、気の荒い姉さんや妹達に知らせてやるよ!!」
と言って飛び去っていった。

 
 …鳥女が去った後、ローニャとビルクは
「私達、助かったのね!」と抱き合って喜んでいた。
 そして、夕方、クマの洞に戻る二人は手をつないでいた。
 この時ビルクは
「このまま一晩中歩いたっていいよ。鳥女にさえ襲われなければ…」
と言った。

「私達が森で暮らすことは素晴らしいことだわ。」というローニャに対し、
「そりゃそうさ。
僕たちは朝も昼も夜も自由だ。
太陽も月も星の光もいつだって素敵だし…」と言った。

「春のころも、夏もいい季節だわ、それに秋もね。
けれど、冬は…」と返すローニャ。
この時、ビルクに言われてローニャが後ろを振り返ると暗がりトロルの姿があった。

 それを見たローニャは
「この夏のことを生きている間じゅう、思い出として心の中に持っているわ。」と言っていた。

そしてビルクはローニャに
「この夏のこと、この命が終わるときまで心の中に持っている…。
間違いないよ。」と言った…。

 その日の夕方に、何とリル・クリッペンがクマの洞で待っていた…


 ―― ショーック! クマショック!! (・(ェ)・) (※違う) ――

クマの洞にクマが現れたということかと思ったら
リル・クリッペンが待ってたとは…( ゚д゚)

今ボルカ山賊とマッティス山賊がどうなっているかをリル・クリッペンは語ってくれると思われるけれども
次回予告から察するに鳥女の姉妹が現れローニャとビルクが逃げるエピソードがメインのようだ。

 「ショーック! 鳥ショック!! (・8・)」なエピソードが展開されそう…。

 それにしても
「このまま一晩中歩いたっていい」ローニャに対する愛の告白、かな?

 …ビルクとローニャが夫婦になる日も近い!?

(※参考
NHKアニメワールド
山賊の娘ローニャ
これまでのおはなし 第20話「野馬たちと」

 あぁ^~ローニャがぴょんぴょんするんじゃぁ^~

 現在放送中のアニメ『山賊の娘ローニャ』
 ビルクローニャと一緒にクマの洞で生活することになったが、
 第19話ではきょうだいげんかというか夫婦げんかというか…
 …とにかく、ビルクが大事にしていたナイフがなくなったことをきっかけに
二人がケンカしてしまうエピソードが展開された。

【ローニャが鮭に飽きた頃に、ケンカは起きた…】

 ローニャはビルクとの共同生活に大はしゃぎだった。
 鮭が網にかかっていると思って川に向かうローニャはぴょんぴょん飛びで、
「川に鼻から突っ込んでしまわないのが不思議だ」
とビルクは思っていた。

 ちなみにローニャは逆立ちし、
「これが私の『春跳び』よ!」と言っていた。

 またビルクは網にかかった大きな鮭を両手につかんでいた。
また、クマの洞に戻るときにローニャに
「ぼくのきょうだい。
君は腹を空かせて死ぬことはない。
約束するよ。」
と言っていた。
 ただ、
「冬が来るまで…ね。」
というローニャの一言にビルクははっとしていた。

 …この時ローニャはビルクの足から血が出ているのを見た。
丸太の枝を払った時に斧でやってしまったらしい。

 「傷なんて、どんどん血を流させてそれに飽き飽きさせてやればいいのさ」
とビルクは言っていたけれども、ローニャは
「いい気にならないで。
血のにおいにつられてクマがやってくるかもしれないわ。」
「ロヴィス母さんは傷口によくミズゴケを当てていたわ。
…ええ。あたし、ミズゴケをためて置かなければならないんだわ。」
「あなた、次はすねを切る気になるかもしれないしね。」
と言っていた。
 ビルクは
「全くそうかもしれないよ!」と笑っていた。

 …ビルクが鮭を焼いている時にローニャはミズゴケを持ってきた。
そして一緒に鮭を食べていた。
 そんな生活を続けていたローニャとビルクだったが、特にローニャは鮭に飽きてきた。

「ねえ、ビルク。あなた、どっちがひどいと思う?
毎日毎日焼いた鮭ばっかり食べるのと
どんどんできる手のマメと。」

ローニャの問いに対してビルクは
「どっちも同じくらい情けないよ。」
と答え、更に
「僕たち、ノミたいな道具を持ってこなきゃいけなかったんだ。
ナイフだけでお椀を削りだすなんて無理だよ。
あとはひと研ぎするだけだ。
さあ、こっちにナイフをおくれ。」
と言ったが、実はこれが事件の発端だった。

 ・・・何と、クマの洞にあったはずのナイフがなかったのだ。

 ビルク「ナイフを最後に使ったのは君でしょ」
 ローニャ「ナイフなんて持ってないわ!最後に持ってたのはあなたでしょ!」
 ビルク「それは嘘だ!」
 ローニャ「自分がマズいことをしでかしておいて人のせいにするなんて、ろくでなしだわ!」
 ビルク「また君らしくなったのか、山賊娘。君は元のまんまだ」
 ローニャ「あんたなんか奈落の底まで飛んでいっちまえばいい!」
 ビルク「君なんか鳥女に捕まっちまえばいい!」
 
 …こんな感じでビルクとローニャはケンカになってしまったのだ…。
 とくにクマの洞から走り去るローニャの目には涙が…。


 ・・・ちなみにナイフはローニャが持ってきたミズゴケの下にあった。
「なんだよ、こんなもの!」とビルクがミズゴケを蹴り飛ばしたら、
ケンカの原因になったナイフが出てきたのだ…!

 はっとしたけれども、その時は「フン!」と腕を組んで座っていたビルクだった…。
 また、ナイフを石で研ぎながら
「戻ってきてもここは閉じていて開きゃしないのさ…」とつぶやいていた…。
そして
「どうしても(ローニャが)『ここに戻りたい』って謝ったら言ってやるさ。
『君はもっと早く来ればよかったんだ。
今じゃもう遅すぎる。』」
とつぶやいた。

けれどもナイフの刃に移った自分の姿に、ビルクはようやく我に返ったのだった…。

 そして夕方にビルクはローニャのことを…
スキー中にずんぐり小人の家に足がはまって動けなくなった時に助けたことを思い出した…。

 
【ローニャとビルク、白い馬を助ける!!】

我に返ったビルクはローニャを捜しに森を駆けた。
「ローニャ」の名を叫びながら…。
マッティス城が遠くに見えた時
「ローニャはマッティス城が恋しい。
そんなの、わかりきったことじゃないか…!」と思っていた。

 …その時、馬の鳴き声を聞き、白い馬を見つけた。
その白い馬はケガをしていた。

 …そしてローニャが現れこう言った。

「ビルク…
あなたも、クマを見た?
クマがあの子の子馬を取ったの…。
殺しちゃったのよ…!!」

 ―― ショーック! クマショック! (・(ェ)・) (※違うアニメです。) ――

 ・・・「ミズゴケを持ってきて!」 

そう言うローニャに
「クマが近くにいては君を置いてはいけないよ…」といったビルクだったが、
「いいから急いで!
私はこの子のそばに居てやらなきゃ…
だってこの馬にはなぐさめが入り用だもの…
わかったらさっさと行って!!」と言うローニャに、ビルクはミズゴケを持ってきた。

 …夜、白い馬の手当てをしたローニャ。
 ずんぐり小人たちは
 「どしてあのふたり、あんなこと、する?」と言っていて、
 ローニャはずんぐり小人がいることからクマは近くにいなさそうと思った。

 ローニャとビルクの笑顔を見てずんぐり小人たちは
「どしてあのふたり、わらってる?」
と言っていた。

 そして次の日の朝。
ローニャは手当した白い馬に名前をつけた。

 …「リア」
 …この名前はマッティスが持っていた雌馬の名前。
  この時、リアを撫でるビルクにきれいな朝日が差し込んでいた…

 
 …ところで、ナイフについて。
ローニャが
「あのナイフ、どこかにいっちまって残念だったね。」と言った時に、ビルクはナイフを取り出した。
そして
「これが出てきてまた良かったよ。
僕たちがケンカしていがみ合っている間、こいつはミズゴケの下で見つけてもらうのをじっと待っていたのさ。」
と言った。

 この時ローニャは
「あなた、私が今何を考えていたかわかる?」
「私ね、『全くいりもしないことで簡単にめちゃくちゃになっちまう』って。
そう考えてたのよ。」

ビルクは
「これからは『いりもしないこと』をしないように気をつけよう。」
と言い、
 「だけど君、ぼくが何を考えていたかわかるかい?
 …『ぼくは千のナイフより君のほうがずっと大事だ』って、そう考えていたのさ。」
と言った。

 それに対してローニャは
「どうも、今のあなたは途方もなくバカになったみたいよ。」
と答えた。
 ちなみにこの言葉はロヴィス母さんの受け売りで、マッティスにいつも言っている言葉だった…。


 ―― 「千のナイフより君のほうがずっと大事だ」
どう見てもプロポーズです。本当にありがとうございました。 ――

 ローニャとビルクの関係は親がライバル同士の山賊だけれども
これからは時々ケンカをするけれども仲良くやっていきそうな予感。
 
 ただ、姿を見せないマッティス山賊とボルカ山賊は今はどうなっているのかが気になる。
 みんな無事にやっているのか、それとも小競り合いが発生しているのか、それとも兵隊がマッティス城を狙っているのか…?

 果たして物語はどんな結末を迎えるのだろうか…?

(※参考
NHKアニメワールド
山賊の娘ローニャ
これまでのおはなし 第19話「なくなったナイフ」

 アニメ『山賊の娘ローニャ』第18話では
マッティス山賊とボルカ山賊のいがみ合いをきっかけにビルクがボルカ砦を出て森で暮らし始めたのをきっかけに、ローニャもマッティス父さんとロヴィス母さんの元を離れ、ビルクと一緒に森で暮らすことになった…というエピソードが展開されていた。

 ちなみに今回はローニャとビルク以外の登場人物としてマッティス山賊の一人・ストゥルカスが水汲みをしに行った時に鳥女にびっくりして桶を落としたという回想があり、またマッティスが泉でローニャのことを思いながら泣いている夢があったけれどもあくまでもメインはローニャとビルクだった。

 …ビルクと一緒にクマの洞で暮らし始めたローニャはマッティス城のことを思い浮かべて最初は眠れなかったけれども「マッティス城にも同じ空があり、川のざわめきがある」と思うと眠れたようだ。


 ・・・明け方に目を覚ましたローニャとビルク。
 肌寒かったので布にくるまっていて、特にビルク
「その後は次第に暖かくなるからなぐさめになる」と言っていたが、
ローニャ「火のほうがなぐさめになる」と言っていた。

 ちなみに、朝食の時にパンとミルクを二人で分け合っていたが、ミルクがすぐなくなったので泉で水を汲む必要があった。
 
 …元気いっぱい外に飛び出したローニャだったが、危うく落ちそうになるところだった。
そんなローニャは絶景に心躍らせて大声でこう言った。

「ここは私たちの国よー!!」
「私達からここを取り上げたり追い出せるものなんてだれもいないんだわー!!」

さらにローニャは「春のさけび」を上げるのだった。
ちなみにビルクはローニャに言われて耳をふさいでいた。


 …ところでビルクは森で生活するために槍や斧、弓矢など森の中に荷物をたくさん隠していた。
 特に「ナイフはこれがないと森では特にやっていけないものだから無くさないようにしないとと言っていた。
 ビルクが森に隠していた物を見て、
「ビルクは森で暮らすということがよくわかっている人だ」
とローニャは思っていた。

 一方ローニャは「森でやっていくためには水を汲む桶が必要」と言い、くだんのストゥルカスの話をした。
桶はローニャが思っていたように泉に置き忘れていた。

 クマの洞に入ろうとすると何者かの気配をローニャとビルクは感じた。
 鳥女かと思ってビルクは槍を持って「出てこい!鳥女!」と威嚇した時、
 何かがたくさん光るのを見た。

 そこでビルクとローニャが洞に向かって大声で叫ぶと、光った何かがどっとこちらに向かってきた。

 …その正体は灰色小人たちでローニャとビルクの大声にびっくりして崖から川に飛び込んでいった。

 この時二人は灰色小人が泳ぎが上手だということを初めて知った。
 また、洞窟の中に隠していた大きな丸パンが灰色小人たちによりかじられていた。

「あたしは『森では怖がってはいけない』と昔から教えられた」
「何も起きていないのにビクビクするのは馬鹿げたことさ」
ローニャとビルクは灰色小人たちが去っていったのを見て、こう言っていた。

 その後は木の実や石を集めたりしていた。
ないものを森から集めるために。
また、野馬のアバレンボとムコウミズの様子も見ていた。

 …ローニャが夕日に向かって弓矢の練習(?)をしていたところ、ビルクは夕食の肉を焼いていた。

 …夕食の時新しい矢を作ろうとビルクにナイフを貸してもらおうとしていたローニャ。
 ビルクはローニャに
「ナイフを無くさないように気をつけて」と言っていた。

 だが、まさかそのナイフがなくなってしまうとはこの時ローニャとビルクは思っていなかったようだ…。


 ―― ローニャとビルク。
どう見てもきょうだいというよりはむしろ夫婦です。
本当にありがとうございました。 ――

 今回はローニャとビルクが仲良くやっていたけれども
 次回予告によるとビルクとローニャはナイフをなくしたなくさないで夫婦喧嘩(?)をしてしまうようだ…
 けれども「よく探してみたらあった」とか「ずんぐり小人が持っていた」などのオチで仲直りという展開になってほしいなあ。

 それにしても、ローニャの両親とビルクの両親は今頃どうしているのだろうか…?
 また手柄の奪い合いで派手にやりあったという展開なのか、
 それともマッティス山賊、ボルカ山賊のアジトが兵隊たちに突き止められて連れて行かれたなんてことも…?

 今回はボルカ山賊もマッティス山賊の描写がほとんどなかったのでローニャとビルクがいない間に双方に何が起きているかが気になるところだ。

(※参考
NHKアニメワールド
山賊の娘ローニャ
これまでのおはなし 第18話「洞窟にひそむもの」

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