にぎる。

『にぎる。』にようこそ! このブログは私が見たアニメやマンガの感想を自由気ままに書いています。

カテゴリ:金田一少年の事件簿 > 金田一少年・香港九龍財宝殺人事件

 先週土曜日に日テレで

『金田一少年の事件簿 香港九龍財宝殺人事件』

が放送されたが、ドラマを見た人のツイッターのつぶやきを見るに、原作とほぼ同じだからかそれほど評判はよくないように思えた。

http://www.ntv.co.jp/kindaichi-hongkong/

 けれども今日付けのデイリーニュースオンラインを見てみると、このテーマ曲であるHey!Say!JUMPの

山田涼介

がソロで歌う

『ミステリーヴァージン』

1月21日付オリコン・シングルランキングで1位を獲得したことが報じられていた。

http://www.daily.co.jp/gossip/2013/01/15/0005669639.shtml

 ちなみに10代男性ソロアーティストによるファーストシングルでの首位獲得は、近藤真彦が80年に「スニーカーぶる~す」で獲得して以来、32年1カ月ぶり、史上2人目の快挙だという。

 …AKB48の握手券みたく目立った特典はなかったけれども(※強いて言えば日本テレビ限定版の金田一一着ボイスか)ここまで売り上げるのは快挙だと思う。

http://www.ntv.co.jp/shopping/kindaichi-cd/

 音楽離れがどうとか音楽業界には今暗い話題が続いているが、少なくともHey!Say!JUMPはソロという新境地を開拓し、幸先の良いスタートを切ったのではないだろうか。

 …ただ、私がTwitterを見たところ『曲が良かった!』という旨のつぶやきはそれほどなかったように思えるのだが…。

(※参考
デイリースポーツオンライン
山田涼介、マッチ以来の快挙達成!
http://www.daily.co.jp/gossip/2013/01/15/0005669639.shtml
(※これと同様のニュースがYahoo!にもある。
山田涼介、マッチ以来の32年1カ月ぶり史上2人目快挙達成!
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130115-00000000-dal-ent

日本テレビ
金田一少年の事件簿 香港九龍財宝殺人事件
http://www.ntv.co.jp/kindaichi-hongkong/

今日の夜9時から日テレで放送されていた山田涼介主演の『金田一少年の事件簿・香港九龍財宝殺人事件』が終わった。
 原作を知っていたので原作との変更点が気になったが、ひと通り見てみたところそれほどトリックについては大きな変更点はなかった。
 強いて言えばBGMが初代の堂本剛とともさかりえがやっていた頃に戻ったこと、そしてリュウ・アイビーの登場が九龍皇帝一家や九龍財宝に絡んで多かったことかな。
 昔『ウッチャンナンチャンのウリナリ』でブラックビスケッツとして活躍していたビビアン・スーが演じていたから、というのもあっただろうか?

 けれどもドラマ版の金田一少年の事件簿について、ほんとうの意味での『原点回帰』は今日やっていた初代のBGMに加えて残酷な死体の登場だろう。例えば今原作でやっている薔薇十字館殺人事件とか。
 けれども今ではそういう残忍な描写はドラマでは難しいのかな。

(※参考
日本テレビ
金田一少年の事件簿 香港九龍財宝殺人事件
http://www.ntv.co.jp/kindaichi-hongkong/

 今

週刊少年マガジン

で連載されている

『金田一少年の事件簿・香港九龍財宝殺人事件』

は第46号でついに最終話を迎えた。犯人も無事逮捕、核爆弾も無事解体され、残るは

七瀬美雪の居場所

を残すのみ。

 犯人の話によればはじめと佐木2号は美雪がとあるアパートに軟禁されているらしく、佐木は美雪が衰弱しきっているのでは、と心配していた。
 けれども、そこには…


 …マンゴーケーキを美味しそうに食べている美雪の姿が!!

 犯人が雇った「ファン」という女性のところでお菓子をごちそうになっていた。
 ちなみに美雪は自分が軟禁されていたことに気が付かなかったという。

 また、美雪の話によれば、
 
『今香港はすごく危険な状態だからかくまってあげる』

とファンに言われていたという。

 …どう見ても尖閣諸島の魚釣島に活動家が上陸した問題です。
本当にありがとうございました。



 …さて、『東京ガーリーモード・イン・香港』は事件があったあとにもかかわらず大盛況だったという。
 そこで、ついに今回の事件のキーパーソンとなる美雪に瓜二つのモデル、ヤン・ランがついに対面することに!

 …けれども、舞台に立つのは美雪ではなく、ランが立つことに。

 ランは美雪になりすまそうとしたけれどもランは子どものころから引越しばかりで幼なじみも友達もつくれなかったので見破られても仕方なかったという。そして、
『好きだったよ』とはじめに言い残して舞台に立った。

 一方美雪は、ショー終了後、はじめがいなくて心細かったけれどもはじめはきっと迎えに来てくれると信じていたことを明かしていた。

 今回は海外が舞台であるだけではなく美雪と瓜二つのヤン・ランも登場したけれども事件自体はあっさりしていたように思う。
 せめて真相当てクイズで『シン・リー殺しの時、犯人はどうやって死体移動の道具をホテルに持ち込んだか?』という問いがあっても良かったと思う。

  …次の事件は12月から連載されるというが、『人喰い研究所殺人事件』の緑川繭、そして『香港九龍財宝殺人事件』のヤン・ランに次ぐ、はじめと親密になる人に期待したい。

 …ところで次のページには『黒魔術殺人事件』のOADのお知らせがあり、12月に発売され、はじめの永遠のライバルである『地獄の傀儡師』高遠遙一が登場するという。
 ちなみに中の人は、はじめは松野太紀、高遠は小野健一、とアニメが放送された頃と変わっておらずのようだ。

 …けれども12月から始まる新事件こそ、高遠が一枚噛んでいる事件だと私は信じたい。

(※参考
金田一少年の事件簿20th スペシャルウェブサイト
香港九龍財宝殺人事件
http://www.kindaichi20.com/jiken201203.html

週刊少年マガジン 2012年第32号~第46号
金田一少年の事件簿 香港九龍財宝殺人事件
講談社
(※46号p151~p172))

 今週刊少年マガジンで連載されている

金田一少年の事件簿・香港九龍財宝殺人事件

は犯人も明らかになり、

七瀬美雪と瓜二つのモデルの中国人少女、ヤン・ラン

過去

が最近発売された第45号(第11話)で明かされていた。

 ランは小さい頃父ワン・ロンを殺したチャン・ヨングー、シン・リー、リュウ・アイビーの3人から母メイジンとともに香港中を逃げ回っていたという。また、ランは自分の背中に彫られたタトゥーは絶対に見せてはならないという父の言いつけを守ってきたという。

 けれどもある日、チャンたちがメイジンたちの居場所を見つけた時にランはメイジンに反抗して、夜まで帰らなかったが、メイジンたちをかくまっていたハンという男が腹を刺されて殺されてしまい逃げ場がなくなった。

 そして、メイジンはランに『毒龍』を探せと言い残して、チャンたちの前に自ら現れ、目の前で焼身自殺をしてしまったのだ。

 …その後ランはメイジンの友人を頼って日本で暮らしたという。

 …ちなみにランは大澳村の廃屋は半年前に見つけたが毒龍(核爆弾)は見つからなかったとのこと。
 その後、雑誌にタトゥーが写ってしまったことをきっかけにチャンたちがランに近づいたことからランは彼らを殺すことを思いついたという。
 けれどもランは父、ワン・ロンのことが嫌いだったのに「自分こそ父に似ていたというのは皮肉だった」と言っていた。

 
 …今回の事件では美雪が誘拐され美雪と瓜二つのヤン・ランが現れ、しかもランが事件に関わる最も重要な人物だった…、というのが見所だったが、ランがあっさりと犯行を認めたことから残るは「ランから美雪の監禁場所を聞き、核爆弾の解体作業も無事終了する」ということで事件は完結しそうだ。
 

 …けれども私にはひとつ引っかかることがある。

 香港を舞台にした事件にしてはあまりにもあっさり過ぎではないか、ということ。
 ランと美雪がはち合わせるシーンもなかったし。
 …けれども次回、ランと美雪が直接会うシーンが描かれるのを期待したい。

(※参考
金田一少年の事件簿20th スペシャルウェブサイト
香港九龍財宝殺人事件
http://www.kindaichi20.com/jiken201203.html

週刊少年マガジン 2012年第32号~第45号
金田一少年の事件簿 香港九龍財宝殺人事件
講談社
(※44号p277~p298))

今週刊少年マガジンで連載されている『金田一少年の事件簿・香港九龍財宝殺人事件』は第10話に突入し、ついに真犯人が明かされた。その前に、第2のシン・リー殺しで使われたワイヤーの正体がハンガーであることが明かされたが、ただのハンガーではなく、1本の長いワイヤーを一筆書きにして作ったハンガー、すなわちワイヤーをたくさんのハンガーに見せかけて犯人が作ったハンガーだった。しかも、そのハンガーは形状記憶合金製で、お湯をかけると元通りになるワイヤーだった。

 そして気になる犯人は…

 七瀬美雪だった!!!

 …ではなく、

 美雪と瓜二つのモデル、ヤン・ランだった。

 はじめは美雪に『はじめちゃん』と幼い頃から呼ばれているが、ホテルにいる『美雪』が「はじめ」と呼んだために正体が美雪ではないということに気がついていた。

 ちなみにチャン・ヨングー殺しについてははじめの推理によればランが一番乗りではじめと佐木2号が花柄の皿を選ばせることで、予め買収したシンが毒入りの皿を選び、チャンがシンと席を替わるか皿を変えるかして毒入りのスープを飲むように仕向けたという。
 またリュウ・アイビー殺しは脅迫文の中国語を読んで、カマをかけたアイビーに対しうっかりランであると答えてしまったのも実はランの計画の一つ。
 …アイビーがランの部屋にやってきた時にランはアイビーを眠らせ、廃墟に運び翌日、美雪を装い大澳へのヒントを伝え、さらに東桶警察から美雪があたかも開放されたかのように電話をかけてきたという。
 ところが毒殺しようと思っていたアイビーが目を覚まし抵抗したためにとっさにガラス片でアイビーの喉を掻っ切って殺害したが返り血を浴びたためにとっさにそこにあった包帯を巻いて監禁された美雪を演じていたという。

 そして、なぜランが3人を殺したかについてはランの父、ワン・ロン殺しに対する復讐ではなく、母メイジンを自殺に追いやったからだという。
 …はじめを『はじめちゃん』と呼ばずに『はじめ』と呼んでいたことからなんとなく犯人がランであり、ホテルにいた美雪がランであることは私はわかっていたけれども、監禁された本物の美雪は一体どこにいるのだろうか。その場所を当てる問題が第2の真相当てクイズになるのだろうか。まだ居場所がわかっていないので次回以降が気になる

(※参考
金田一少年の事件簿20th スペシャルウェブサイト
香港九龍財宝殺人事件
http://www.kindaichi20.com/jiken201203.html

週刊少年マガジン 2012年第32号~第44号
金田一少年の事件簿 香港九龍財宝殺人事件
講談社
(※44号p339~p360))

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