現在『イブニング』で連載中の『金田一37歳の事件簿』は『騒霊館殺人事件』が完結しようとしている。
この事件は金田一一が部下の葉山まりん、電報堂PR社の社員・白鳥麗桜と黒原太とともに古くなった洋館を再利用した騒霊館のモニターイベントの手伝いをしたが、その最中にイベント参加者の唐崎星也、久門朝香、そして庭本大河がポルターガイストの仕業に見せかけて殺される事件が起きたためそれらをはじめが解決する…というものだった。
この事件の背景には「月森ちはや」という白鳥の妹の行方不明があり、ちはやはくだんの星也、九門、庭本、そして星也の妻・唐崎萌音によって殺されたことが明らかになった。
萌音が言うには
「7年前の肝試しの時、ちはやを脅かしたら階段から落ち倒れ、まだ息があったので壁に塗り込めて殺した」
ということだったが…
最新話によれば萌音の証言が真っ赤な嘘だったことが明らかになった……!
【月森ちはや、白鳥麗桜に宿る…?】
前回第12話のラストでは白鳥が刃物を振り上げて萌音に襲いかかりはじめが「だめだ!間に合わない!」と思った時白鳥が自分の腕を掴み…
というよりは白鳥が刃物を持つ手が勝手に動きを止めた。
さらに白鳥の声が変わり、こんな事を言った。
そして刃物を落としてガクンと白鳥は座り込んだ。
そして
「…ち……はや…?」とつぶやいた後、大号泣してしまった…。
…この光景に皆黙り込み、白鳥が何を思って"自分を止めた"のか、はじめたちは白鳥の『一人芝居』をただ唖然として見るほかなかった。
はじめは
「『そんな』こともあるのかもしれない…!」
と、まりんが白鳥の『一人芝居』について聞いた時言っていた…。
その後、白鳥と萌音の証言通り、館の中から白骨化した女性遺体が発見された…。
―― (;8;)<チハヤチャン…
『金田一少年の事件簿』だったら、謎解き中に骨が出てきそう(確信)
『学園七不思議殺人事件』の青山ちひろの時みたいに… ――
【白鳥の上司・栗原チャールズ達郎高遠遙一の手下説は…】
後日、黒原は電報堂部長の栗原チャールズ達郎と一緒に今回の件について関係者たちに謝罪していた。
また、はじめとまりんが事件解決に尽力したことを感謝していた。
ちなみに、白鳥が言っていたように栗原はスコットランド人ハーフだった。
この時まりんは
「本当にスコットランド人ハーフの上司がいたんですね!」と言っていた。
―― それにしても栗原チャールズ達郎は、今回の事件は、
地獄の傀儡師・高遠遙一とは無関係だったか…。
あると思ったんだけどなぁ…(´・ω・`) ――
・・・この後ルポライターの佐熊洋平に誘われてはじめとまりんは、ある居酒屋で飲むことにした。
【萌音の背中の手形の真相】
7年前から月森ちはや失踪事件を追いかけていた佐熊は、はじめに事件のその後を教えていた。
萌音が罪を認め全面自供し、月森ちはやの本当の死因を明かしていた。
月森は唐崎夫妻・九門・庭本の4人により
「肝試しの最中に脅かそうとしたら死んでしまった」ということを隠蔽するために壁に塗り込められた…
のではなく、
違法○ラッグを色々持ち込んでいわゆる「キメ○ク」をしていたのを見られてしまったので口封じのために階段から転落させられて壁に塗り込められ殺されたのだった。
つまり、行為をしていたのを見られたことの隠蔽のためというよりは
合法ではない薬物の隠蔽のために、4人に月森ちはやは殺されたのだった…。
…また、ポルターガイストについてもくだんの4人が手分けして演じたヤラセだったのだ。
ちなみに唐崎星也と九門は工作部員(※音や声を出す役割)、唐崎萌音と庭本は陽動部員(※萌音の背中の手形騒ぎの役割)。
「いくら罪逃れのためとはいえとっさによくそこまでやれたもんですわ…!」
と佐熊は言い、
「ひっどーい!それってもう"計画的犯行"じゃないですか!!
同情の余地ナッシングですよ!!」
とまりんは言っていた。
「あなたはあの時白鳥さんを止めたのは"妹の霊"だったと思います?
いや別に否定するつもりはないんですけど…なんつーか…
今思い出してもクラクラするってゆーか…」
はじめの発言を聞いた佐熊は、『オカルト』の語源を知ってるかどうかを聞いていた。
彼の話によればその語源はラテン語で『隠されたもの』。
さらに彼はこう続けた。
そしてなぜかウィンクしていた…(^_-)
「そんなもんですかねぇ…!」とはじめは言っていた……。
ちなみにまりんは佐熊が話そうとしているとっときの怖い話に
目をキラキラさせながら喰い付いていた…( ゚д゚)
【金田一ニ三(29)登場!!!】
その翌日の土曜日の朝、はじめのアパートを訪れ、合鍵を使い入っていった人がいた。
それははじめのいとこ・金田一ニ三だった!!!
フミは29歳になっていた。
「起きろっつーてんだろ!はじめ!」
そう言って、ファンタジー系ソシャゲの無料100連ガチャの広告が載った雑誌で寝ているはじめを叩き起こしていた。
フミは探偵社に勤める傍らミステリー小説を書いていた。
その題材は、はじめの高校時代の事件で、フミなりにアレンジしたものらしい。
「こー見えてあたしアレンジ力に自信あんのよ!」と言っていた。
そんなフミがはじめのアパートを訪れたのは、選ばれたことを報告するためだった。
「あたし選ばれちゃったんだ!
ミステリーの登竜門、オソカワミステリー大賞、
あたしの書いた小説、佳作入選しちゃったー!」
そして新事件『あやせ連続殺人事件』が始まるようだ……!
―― (・8・)<フミチャン!
(・8・)<ヒサシブリー! ――
『あやせ連続殺人事件』は、フミが書いた小説なのだろうか?
「あやせ」という苗字あるいは名前の人が殺されていく事件なのか?
それともアガサ・クリスティの『ABC殺人事件』の要領で…?
あるいは「かしこいかわいい◯◯◯チカ」な
ロシア系のクォーターとつながりが? J( ・`д・´)
実は7年前の月森ちはや行方不明事件につながる肝試しの伏線だったのか…。
…次の『あやせ連続殺人事件』ではフミは命を犯人に狙われるのだろうか…?
次回が気になるなあ。
【ソース】
イブニング 2020.10.27 NO.21
『金田一37歳の事件簿』
『騒霊館殺人事件』
File66 隠されたモノ
講談社 (P179~P200)
この事件は金田一一が部下の葉山まりん、電報堂PR社の社員・白鳥麗桜と黒原太とともに古くなった洋館を再利用した騒霊館のモニターイベントの手伝いをしたが、その最中にイベント参加者の唐崎星也、久門朝香、そして庭本大河がポルターガイストの仕業に見せかけて殺される事件が起きたためそれらをはじめが解決する…というものだった。
この事件の背景には「月森ちはや」という白鳥の妹の行方不明があり、ちはやはくだんの星也、九門、庭本、そして星也の妻・唐崎萌音によって殺されたことが明らかになった。
萌音が言うには
「7年前の肝試しの時、ちはやを脅かしたら階段から落ち倒れ、まだ息があったので壁に塗り込めて殺した」
ということだったが…
最新話によれば萌音の証言が真っ赤な嘘だったことが明らかになった……!
【月森ちはや、白鳥麗桜に宿る…?】
前回第12話のラストでは白鳥が刃物を振り上げて萌音に襲いかかりはじめが「だめだ!間に合わない!」と思った時白鳥が自分の腕を掴み…
というよりは白鳥が刃物を持つ手が勝手に動きを止めた。
さらに白鳥の声が変わり、こんな事を言った。
「……ダメだよ…お姉ちゃん……!
お姉ちゃんがいなくなったあたしのことすごく心配してくれてずっと探し続けてくれたの知ってるよ?
ここに来てやっとあたしを見つけてくれた時も…
でも…これ以上はだめ…!!
あたしの大好きなお姉ちゃんが…お姉ちゃんじゃなくなっちゃう!!」
そして刃物を落としてガクンと白鳥は座り込んだ。
そして
「…ち……はや…?」とつぶやいた後、大号泣してしまった…。
…この光景に皆黙り込み、白鳥が何を思って"自分を止めた"のか、はじめたちは白鳥の『一人芝居』をただ唖然として見るほかなかった。
はじめは
「『そんな』こともあるのかもしれない…!」
と、まりんが白鳥の『一人芝居』について聞いた時言っていた…。
その後、白鳥と萌音の証言通り、館の中から白骨化した女性遺体が発見された…。
―― (;8;)<チハヤチャン…
『金田一少年の事件簿』だったら、謎解き中に骨が出てきそう(確信)
『学園七不思議殺人事件』の青山ちひろの時みたいに… ――
【白鳥の上司・栗原チャールズ達郎高遠遙一の手下説は…】
後日、黒原は電報堂部長の栗原チャールズ達郎と一緒に今回の件について関係者たちに謝罪していた。
また、はじめとまりんが事件解決に尽力したことを感謝していた。
ちなみに、白鳥が言っていたように栗原はスコットランド人ハーフだった。
この時まりんは
「本当にスコットランド人ハーフの上司がいたんですね!」と言っていた。
―― それにしても栗原チャールズ達郎は、今回の事件は、
地獄の傀儡師・高遠遙一とは無関係だったか…。
あると思ったんだけどなぁ…(´・ω・`) ――
・・・この後ルポライターの佐熊洋平に誘われてはじめとまりんは、ある居酒屋で飲むことにした。
【萌音の背中の手形の真相】
7年前から月森ちはや失踪事件を追いかけていた佐熊は、はじめに事件のその後を教えていた。
萌音が罪を認め全面自供し、月森ちはやの本当の死因を明かしていた。
月森は唐崎夫妻・九門・庭本の4人により
「肝試しの最中に脅かそうとしたら死んでしまった」ということを隠蔽するために壁に塗り込められた…
のではなく、
違法○ラッグを色々持ち込んでいわゆる「キメ○ク」をしていたのを見られてしまったので口封じのために階段から転落させられて壁に塗り込められ殺されたのだった。
つまり、行為をしていたのを見られたことの隠蔽のためというよりは
合法ではない薬物の隠蔽のために、4人に月森ちはやは殺されたのだった…。
…また、ポルターガイストについてもくだんの4人が手分けして演じたヤラセだったのだ。
ちなみに唐崎星也と九門は工作部員(※音や声を出す役割)、唐崎萌音と庭本は陽動部員(※萌音の背中の手形騒ぎの役割)。
「いくら罪逃れのためとはいえとっさによくそこまでやれたもんですわ…!」
と佐熊は言い、
「ひっどーい!それってもう"計画的犯行"じゃないですか!!
同情の余地ナッシングですよ!!」
とまりんは言っていた。
・・・はじめは佐熊に聞いた。
「あなたはあの時白鳥さんを止めたのは"妹の霊"だったと思います?
いや別に否定するつもりはないんですけど…なんつーか…
今思い出してもクラクラするってゆーか…」
はじめの発言を聞いた佐熊は、『オカルト』の語源を知ってるかどうかを聞いていた。
彼の話によればその語源はラテン語で『隠されたもの』。
さらに彼はこう続けた。
「目に見えず触ることすらできないがその存在は確かにある……
この世の中はむしろ"目に見えないこと"のほうが多いんですよ。
全部が本当でなくても全部がウソじゃない…
本当に不思議なことがあったって別にいいじゃありませんか!ねえ!」
そしてなぜかウィンクしていた…(^_-)
「そんなもんですかねぇ…!」とはじめは言っていた……。
ちなみにまりんは佐熊が話そうとしているとっときの怖い話に
目をキラキラさせながら喰い付いていた…( ゚д゚)
【金田一ニ三(29)登場!!!】
その翌日の土曜日の朝、はじめのアパートを訪れ、合鍵を使い入っていった人がいた。
それははじめのいとこ・金田一ニ三だった!!!
フミは29歳になっていた。
「起きろっつーてんだろ!はじめ!」
そう言って、ファンタジー系ソシャゲの無料100連ガチャの広告が載った雑誌で寝ているはじめを叩き起こしていた。
フミは探偵社に勤める傍らミステリー小説を書いていた。
その題材は、はじめの高校時代の事件で、フミなりにアレンジしたものらしい。
「こー見えてあたしアレンジ力に自信あんのよ!」と言っていた。
そんなフミがはじめのアパートを訪れたのは、選ばれたことを報告するためだった。
「あたし選ばれちゃったんだ!
ミステリーの登竜門、オソカワミステリー大賞、
あたしの書いた小説、佳作入選しちゃったー!」
そして新事件『あやせ連続殺人事件』が始まるようだ……!
―― (・8・)<フミチャン!
(・8・)<ヒサシブリー! ――
『あやせ連続殺人事件』は、フミが書いた小説なのだろうか?
「あやせ」という苗字あるいは名前の人が殺されていく事件なのか?
それともアガサ・クリスティの『ABC殺人事件』の要領で…?
あるいは「かしこいかわいい◯◯◯チカ」な
ロシア系のクォーターとつながりが? J( ・`д・´)
それはさておき、白鳥のサイコメトリー(?)で映し出されたスプレーみたいなもの(違法な例の薬)は、
月森ちはや殺しの真の動機だったか…。
また第6話でヨーロッパ家具輸入業の中根沢児郎が言っていた『やらせ』は、実は7年前の月森ちはや行方不明事件につながる肝試しの伏線だったのか…。
それにしても、
今回の事件は高遠遙一が関わっていそうで、いなかったなあ…。
…次の『あやせ連続殺人事件』ではフミは命を犯人に狙われるのだろうか…?
次回が気になるなあ。
【ソース】
イブニング 2020.10.27 NO.21
『金田一37歳の事件簿』
『騒霊館殺人事件』
File66 隠されたモノ
講談社 (P179~P200)