元号が平成から令和になったが、私には令和に伝えていきたい魔法少女がいる。
それは『UNITIA(ユニティア)』というゲームに登場する『魔法少女トゥインクル☆ジェム』。
これに登場するアンナとダイナは双子の魔法少女でしかもアイドル。
二人は、『ユニティア』のキャラの中でも、非常にキャラが立っていると私は思うし、ニチアサほどその名は知られてないけれども令和に残していきたい魔法少女だ。
特にゴールデンウィーク中はイベント『劇場版魔法少女トゥインクル☆ジェム ~魔法の国が大ピンチ!勇気は世界を救う~』のストーリーは非常に凝っていて読み応えがあるので、何らかの別の形でも残ってほしいと考えている。
そして、今はそのストーリーの感想を私は書いている。
【前回までのあらすじ】
この話では打ち切り寸前の『魔法少女トゥインクル☆ジェム』を救おうとスーパーセレブ・オルセンが劇場版制作を提案、魔法の世界ミストレアで撮影を開始、ダイナとアンナは若き古代魔術師・レフィカール(レフィ)や使い魔のヤーコ、トゥインクルジェムの熱狂的なファン・サーニャらと共演した。
アンナがブッコワレー戦で落ち込んでいる時は、ダイナとサーニャがアンナを応援、アンナは立ち直った。
特にサーニャはマジカルサーニャに…魔法少女になった。
そして、ブッコワレーを撃破した。
一方レフィは赫き大炎魔こと魔術師団副団長・ヴォルカに対して
夢の結晶を守るために戦った。
夢の結晶を守るために戦った。
レフィは劇場版のクライマックスシーン、
赫き大炎魔との最終決戦のシーンを撮っていたのだ。
赫き大炎魔との最終決戦のシーンを撮っていたのだ。
そんなレフィは大炎魔に勝てず諦めようとした。
使い魔のヤーコに
「覚悟をもって立ち向かいなさい」と言われるも…
けれどもそんなレフィを応援したのは、アンナ、ダイナ、サーニャだった。
「途方も無く憧れて、おっきな夢を見たんなら、余計なことなんて考えなくていい。ただ突っ走ればいいだけ」 byアンナ「レフィさんの素敵な夢、叶えてほしい」 byダイナ「魔法少女は夢を与えるもの!そんな人が夢を諦めるなんてしちゃダメ」 byサーニャ
3人に励まされたレフィは全力で古代魔術を放った…!
【レフィが超えるべきもの】
「我に火炎と疾風を!」
レフィの古代魔術が、赫き大炎魔に当たった。
そして大炎魔は言った。
「レフィカール・マッレウス。魔術の局地を志すならば、揺らがぬ心を持て。辿り着かんとするその頂を一途に見据える在り方にこそ、その真価はある。ゆめゆめ忘れぬことだ。」
赫き大炎魔は消えていった…。
・・・大炎魔が消えた後。
「はあ…やったみたいですわね」
アンナが言った。
「はい、さすがは魔法少女です。
さすがはトゥインクル☆ジェムです!」
サーニャが言った。
そしてダイナが
「あの、アンナちゃん、レフィさん、サーニャさん。
お決まりの決め台詞で決めるのです。」
と言うと、
レフィ「は、恥ずかしいですが仕方ないですね、やりましょう!」
サーニャ「うう…今日は凄いことずくめです…生きててよかった…」
そしてアンナの「それじゃいきますわよ!」という声のあとで、4人は言った。
「トゥインクル☆トゥインクル☆ビクトリー!」
…ちなみに子役のアーシェは、同じく子役のフクウいわく、感動してマジ泣きしていたとのこと。
アンナとダイナは、ちびっこ魔法少女応援隊が揃ったところで、元の世界に帰ることに。
つまりレフィとヤーコと守護獣グモモとお別れ…
レフィは言った。
「グモモさん、みんなを無事届けてあげてください。
魔法少女トゥインクル☆ジェム、あなた達のおかげで脅威は去り、この世界は守られました!
あなた達に感謝を…」
アンナとダイナは笑顔で言った。
アンナ「こちらこそ、魔女レフィカール。またどこかで会いましょう。」ダイナ「さよならなのです、レフィさん。」
ヤーコも「さよならにゃー。」と言い、レフィは
「さようなら、トゥインクル☆ジェム。」と言った…。
【撮影終了後】
・・・カット!
こうして『劇場版魔法少女トゥインクルジェム』の撮影は、オールアップした。
撮影後、ヴォルカはヤーコに言った。
「前途ある魔術師を導くのも我らの努めだ。
レフィカールに伝えておいてくれ、いつでも我が魔術師団に歓迎する、と。」
だが、ヤーコは言った。
「伝えておきますわ。でも、お断りするかと。
なにせ、進むべき道は決めたはずですから。」
―― サーニャとアーシェの誘拐事件は、前途ある魔術師・レフィに
「覚悟を持って魔術の局地を志してほしい」
という狙いがあったのかな。
そしておそらくは魔法少女トゥインクル☆ジェムに対しても… ――
一方、ディレクターはオルセンに謝った。
けれどもオルセンは
「わたくしはわたくしが見たいものを撮っただけよ
それを良くしたのは、オーダーに応えてくれた出演者の彼女たちよ」
と言った。
ディレクターは
「あとのことは任せてくれ、最高の仕上がりにしてみせる!」と言い、オルセンは
「ええ、期待してるわ。このわたくしにエクセレントと言わせてみせなさい」と言い、
「(ふふ、これで『魔法少女トゥインクル☆ジェム』が打ち切られることはないわね)」と思っていた…。
【目が隠された『アリクイ』】
『劇場版魔法少女トゥインクルジェム』の終わりは、
劇場版が公開された後のネオラントでの街でのインタビューの場面だった。
劇場版が公開された後のネオラントでの街でのインタビューの場面だった。
「アクションシーンはとてもかっこよかった」
「子供と一緒に見て親である私のほうが感動した」
という感想があったが、その中に赤髪に蛇腹剣を持った女性が
「ああん、映画だぁ?見てねぇよ。
涙の跡…?
涙の跡…?
あ、あくびした後に決まってんだろうが!」
と言っているものがあった。
(※ちなみに「※プライバシー保護のため、一部画像を加工しております。」というテロップがあり、
目のところが黒で隠されていた。)
―― ちなみにこれは、ヴェロニカというアリーナクイーンの女性で、
アンナにとっては憧れの女性。
昔、ヴェロニカにダイナと一緒に助けられたことをきっかけに、
アンナは正義の味方を目指そうと思ったから。
アンナは正義の味方を目指そうと思ったから。
どうやら、ヴェロニカも映画を見たらしかった… ――
TVシリーズも大盛況で、虹の調査団のマキアとリュイン、テラとグモモもテレビのインタビューの様子を見に来ていた。
特にテラが「グモモ先生は大活躍でした」と言うと、グモモは頬を赤くして照れていた。
ちなみにリュインの出演シーンはカットされてしまった…。
一方レフィカールは魔術の研究で忙しいからか現れなかったかに見えたが、上空を見ると…
「とめてえええええ!」
レフィカールの箒・グリーンボルトの制御が効かなくなってしまったらしく、
悲鳴を上げていた…。
悲鳴を上げていた…。
最後にアリアが登場し、『劇場版魔法少女トゥインクル☆ジェム』が
記録的な大ヒット、連日連夜の大行列になったことを伝えていた。
おもちゃの売上も回復、番組も打ち切られなくなった事も伝えていた。
また、アンナ、ダイナ、マジカルサーニャについては、
「語るに及ばずですね」と言っていた。
そして
「さて、この物語はこれで終わりです。
やっぱり映画って良いものですね。
それではまた次回をお楽しみに…
さよなら、さよなら、さよなら!」
と結んでいた…
ちなみにテロップには「オルセンプロデュース社」の名があった…。
そしてどう見ても『プリキュア』のエンディングみたいな
かわいらしいイラストが登場しそれには
かわいらしいイラストが登場しそれには
「またみてね」と描かれていた…
( ゚д゚)ポカーン
―― 劇場版魔法少女トゥインクルジェム のストーリーはよかった。
特にラストシーンでオルセンが親指を立てながら溶鉱炉に沈んでいくシーンは涙無しには見られなかった。
オルセン「I'll Be Back.」 (※違う) ――
オルセンはゲームでは凶悪な性能で、賛否両論生んでいるけれども
『劇場版魔法少女トゥインクルジェム』のストーリーではは間違いなく『魔法少女トゥインクル☆ジェム』を陰ながら助け、アンナやダイナを成長させたなあ。
劇場版を作る前のアンナとダイナは、番組から与えられた脚本に従って魔法少女を演じていたけれども、視聴率低下を知ったトゥインクルジェムの大ファンのオルセンは、持ち前の財力で魔法の世界・ミストレアで劇場版を作り、そこにいる魔術師団の人たちや魔女と一緒に映画を作ることで、特に特撮シーンといえる魔法による戦いは本気でやらせてアンナとダイナを本当の意味で魔法少女にしていたなあ。
簡単に言うと、今までのアンナとダイナは「与えられた魔法少女」だったけど、
劇場版の本気の魔法による撮影を通して自ら困難に立ち向かい、
アンナがくじけた時はダイナが頑張って戦ってアンナを元気づけて
アンナがくじけた時はダイナが頑張って戦ってアンナを元気づけて
「本物の魔法少女」に近づいたかな、と思うなあ。
特に今回の話ではダイナが活躍していたなあ。
ダイナはセッキョーマ役のマルセルと会話した時は引っ込み思案なことをマルセルに打ち明け、魔術研究所に遊びに来てもいいよと言われていたし、
ブッコワレー戦ではどんなに強いエクレールの攻撃を受けても立ち上がり、戦意喪失したアンナを常に勇気づけていた。
ダイナは映画撮影終了後「ミストレアに行きたい」と言い出して虹の調査団団長に送ってもらってかマルセルと再会し、
足繁く通っているうちに将来は魔術を研究する人になりそうな予感がするなあ。
とにかく、ダイナとアンナは
「番組が終わっても」…「ゲームが終わっても」
何かしらの形で『魔法少女トゥインクル☆ジェム』の続編があることを願いたい。
『ユニティア』とは違って『魔法少女トゥインクル☆ジェム』をメインストーリーとしたバージョンのゲームが出てきても良いと思うけど、ゲーム以外に小説や漫画やアニメなど違った形で出てきてもよいと思うし、むしろそちらのほうがよいと思うなあ。
そういえば、『ユニティア』の主人公・虹の調査団団長はリュインと幼い頃から家族として育っているけど、
アンナとダイナはミストレアではなく、科学の世界ネオラントの人間。
特に「リーダーさん」とアンナとダイナからは主人公は呼ばれているけど、
『魔法少女トゥインクル☆ジェム』においてアンナとダイナを主人公に据えるならば、
主人公はネオラントの人間でアンナとダイナを幼少時から支えてきた人にしたほうがよいと思うなあ。
『劇場版魔法少女トゥインクルジェム』は、若い世代にもおすすめできるストーリーで
『魔法少女トゥインクル☆ジェム』を軸にストーリーを進めるという手も考えたほうがよいと思うなあ。
本当の意味で「トゥインクル☆トゥインクル☆ビクトリー」目指して
特にストーリーが発展していってほしいなあ。
【ソース】
UNITIA 信託の使徒×終焉の女神 公式HP
※ストーリーはゲーム『UNITIA』内のリミテッドクエスト
『劇場版魔法少女トゥインクル☆ジェム ~魔法の国が大ピンチ!勇気は世界を救う~』による。
EVENT STORY 8『トゥインクル☆ビクトリー』より