「それはな、お前だけが何もしてないからだよ。」
アニメ『ガーリッシュナンバー』第5話では
作中に登場する『九龍覇王と千年皇女』通称『クースレ』が
第1話から作画崩壊している件が声優たちに飛び火したからか
第1話から作画崩壊している件が声優たちに飛び火したからか
ネットで叩かれていたのを知った主人公・烏丸千歳に対し
「何であたしだけが叩かれるの!? 何にもしてないのに!」
と泣きながら千歳が聞いた時に、
と泣きながら千歳が聞いた時に、
兄の烏丸悟浄がこんなセリフを言っていた。
…だが、それを聞くべき千歳は
「悟浄くんバイバイ、おやすみ!」と既に去ってしまった…。
【千歳が、ネットで叩かれてるのに気づくまで。】
ところで千歳は前回第4話では久我山八重・片倉京と一緒に京の家で『クースレ』第1話の実況をしたとき作画崩壊に唖然としたものの、SNS(Twitter?)のフォロワー数が増えていることに心躍らせていた。
そして第5話の最初でもテレビの音楽番組を見て主題歌の推定出荷数が1万枚になったのを見て(?)
「えらい、えらい」と自画自賛していたが、
「えらい、えらい」と自画自賛していたが、
「お前が偉いんじゃなくて曲を作った人たちが偉いの。」と悟浄は言っていた。
ちなみに悟浄は元声優でドラマCDも出していて、
妹の千歳はMP3プレイヤーに大事に悟浄の曲を保存しており、
妹の千歳はMP3プレイヤーに大事に悟浄の曲を保存しており、
この回ではそれを悟浄に聴かせていた。
けれども千歳のセリフ「時代に恵まれなかった」から察するに、売れなかったらしい。
・・・ところで千歳は『クースレ』を観ていなかったらしい。
「ストーリーはわかっているから
SNSのタイムラインを見ながら見てるふりをしていればいい…
SNSのタイムラインを見ながら見てるふりをしていればいい…
ネットの人に仲良く見えてればいい。」
千歳はこう思っていたが、
そうは問屋が卸さなかった。
先に述べたように、クースレの作画崩壊の炎上が主人公役を務める千歳にも飛び火していたから…。
・・・「クースレが炎上・大爆死している」
このことはアニメショップで千歳が八重と京に会ったシーンでも
モブの男性客たちがこんな会話をしていた。
モブの男性客たちがこんな会話をしていた。
千歳が「一万枚声優だよ!」と八重と京に自慢している中で…。
「今季話題作キちゃったか…」
「アバン切り余裕なんでしょ?まとめサイトで見たわ。」
「マジウケる。原作者かわいそうだわ。」
「でも原作もクソなんでしょ、読んでないけどまとめサイトで見たわ。」
「それな。むしろこれに出演した声優陣がかわいそうだわ。」
「でも声優もクソなんでしょ、聞いてないけどまとめサイトで見たわ。」
「それな。主演誰だっけ?」
最後の一言に千歳はハッとしてその場をあとにしていた…。
ちなみにラノベが店頭に売れ残っている状況を見て京は
「やっぱアカンかなぁ…」と思っており、千歳と八重に
「アニメがアレだったし…」と言っていた。
千歳は「あんなに頑張ったのに、もっといいところも見てほしい」と思っていた。
「そやけど、あんなんやったらしゃーないんちゃうか?」と京は言った。
「京(こと)ちゃん、最新話見た?」という八重の言葉に対して、
「またえらいアレやった…。アニメ出られたんはよかったけどな~」と言っていた。
八重「嬉しくて嬉しくて何度も練習してアフレコもずっと頑張って…」京「そしたら出来がこれやん、アホや、アホ。」八重「でもどうしても見ちゃうんだよね、どうしても嫌いになれないよね。」京「ホンマ、アホみたい。」
けれどもこの時の千歳は、
「よし、切り替えていこう。CDも売れたし、ほとんど勝ったようなもんだよ。」と言っていた。
・・・さて、『クースレ』のアフレコは、1クール目が終了した。
けれども千歳・八重・京の共演者で人気声優の二人は
柴崎万葉「結局これ、何がやりたいお話だったのかしら。最後までわからなかったわ。」苑生百花「一度も絵なかったしね。」
とのこと…。
千歳は万葉と百花に「ついに一万枚達成、やったね!」とCDについて言ったけれども
二人は最初こう言った。
二人は最初こう言った。
「何の話?」「どのタイトルだっけ?」
百花は
「ああ、あんたと一緒にやっているのってこれだけだっけ。ちょっとごっちゃになってたわ。
歌録ったの、かなり前だしね。うっかりしてた~。
売上なんて時の運だから、次のこと考えなさいよ。」
売上なんて時の運だから、次のこと考えなさいよ。」
ちなみにこの時の千歳は
「(ほー、これが一流声優の態度か。だいたいわかった。)」と思っていた…。
『クースレ』原作の角倉創の挨拶がアフレコ終了後にあったが、
「何しゃべってるかわからなかった」と千歳は思っていた。
実際、花束を渡して挨拶する角倉の声は小さかった。
そしてスタジオを後にする時千歳は、『クースレ』スタッフが揉めているのを入口のドアを通して見ていた。
千歳が
「アニメ原作もスタジオもメーカーも大変だよね。
同じ業界の一員としてともに高めあっていければいいよね。」
「私達がそう言うのは、おこがましくないかな…」
八重がこうつぶやいたとき、
八重がこうつぶやいたとき、
千歳の後ろには悟浄が…( ゚д゚)
「八重、それは甘いよ。謙遜を美徳とするのは学生の考え。社会に出たらね、どんな偉い仕事相手でも自分と対等に考えなくっちゃ。」
そう悟浄に気づかぬまま千歳が言った時、
千歳は悟浄にげんこつをもらったのだった…
( ゚д゚)ピヤァ!
「DVだ!悟浄くんの愛が重い!軽くしろ!」と、千歳は言っていた…
…ちなみに悟浄がやってきたのは、千歳たちを「打ち上げに行くぞ」と迎えに来たから。
・・・千歳は打ち上げ後の(打ち上げ中)に訪れた公園で八重と京の前でこんな歌を歌っていた。
「お店でうなるよゴールドカード♪
どうせ払いは原作持ちで~♪」
これを聞いた京は「ちーさまってば、ホント無邪気なお歌が好きやなあ。」と言ったあとで
「売上にもうちょっと貢献できたらいいけどなあ」と八重に言っていた。
「私達が手伝えることを探したい」と八重も言っていたが、
千歳は
千歳は
「それは甘いよ、人に口出ししちゃうのは学生の考え。社会に出たらね、自分と他人の領分を分けていかなくちゃ。お仕事ってそういうものだよ。だから、次は何が起こるかな~お寿司!」
…なお次に千歳に起こったのは、悟浄のげんこつだった…。
( ゚д゚)ピニャ!
・・・後日、『クースレ』のお渡し会があることを千歳に伝えた悟浄だったが、
まるで今見ているテレビ番組に映っておりしかも千歳が持っているぬいぐるみであるナマケモノのように音楽を聞きながらゴロゴロしていてまるでクースレに無関心な素振りを見せている千歳に呆れていた。
まるで今見ているテレビ番組に映っておりしかも千歳が持っているぬいぐるみであるナマケモノのように音楽を聞きながらゴロゴロしていてまるでクースレに無関心な素振りを見せている千歳に呆れていた。
そんな悟浄は
「早く違う仕事取ろうよ、悟浄くん」と言った
千歳の頬を引っ張っていた…( ゚д゚)
ちなみに千歳はお渡し会そのものに疑問を持っていた。
「ノベルティ(※サイン付きポストカード)?そんなのつけて高いブルーレイ買う人っているわけ無いじゃん。そんなイベントやっても意味なくなくなくない?」
悟浄は千歳に対し
「みんなやれることはやってるんだ。仕事なんだから最後まで責任を持て。」
と言っていた。
…さて、『クースレ』お渡し会の会場には百花がいて、『クースレ』とは別の仕事でお渡し会をしていたが、
そちらのブースには「今日中には終わらないのでは」と千歳が思うほどの行列ができていた。
当然、『クースレ』のお渡し会はあっさりと終わった。
この時千歳は『クースレ』のラジオ形式でネット配信されている番組のタイムシフト予約をしていたが、
それを後で見たときに千歳は視聴者のコメントによりフルボッコにされていたのに気づいたのだった…
…(´;ω;`)ブワッ
【クースレの現場では…】
『クースレ』第1話からいきなり作画崩壊。
これには千歳も唖然とするほどで
千歳はそれに目を背けもっぱらCDの売れ行きに心躍らせていたが
千歳はそれに目を背けもっぱらCDの売れ行きに心躍らせていたが
その一方で、クースレのスタッフ陣は酷い状況になっていた。
それは『クースレ』最終話のアフレコが終わった時
『クースレ』原作者の角倉創が沈んだ表情を見せていたシーンや、
『クースレ』原作者の角倉創が沈んだ表情を見せていたシーンや、
千歳が第5話でスタッフが揉めていたのを見たシーンでも明らかだった。
以下に第5話で『クースレ』のスタッフ陣で起きているトラブルについて挙げる。
★「ビシバシ時間をまいて『まきまきまきちゃん』なんです」 by九頭P(※作画のこと? あるいは「進行も大変な状況」と言っていたこと?)★アニメ最終話でも演出が原作サイドと異なっていた★手直しをすると最終回が総集編になってしまう状況★原作者サイドの強い要望を受けた九頭Pの指示により絵コンテの変更の仕事が監督に押し付けられる形に。(※この時、作監さん(作画監督)が激怒して仕事を降りてしまっていた。)★仕事を押し付けられた監督が倒れた★角倉はアニメ『クースレ』の大爆死により
相当なダメージを受けて現実と向き合えない状態になり、原作の発売が延期の危機になっていた(※このときアニメ2期が決定しており、それを知った角倉は「うれしいな~」と喜んでいたがその前に原作者サイドの関係者で担当編集の月島が「編集長は『延期はかなり厳しい』とおっしゃってましたが先生が本当にアニメで苦しんでるなら…」と言っていた。)★『クースレ』の大爆死により大赤字が出ていた。しかも九頭Pが十和田APに仕事を押し付けるものだから
十和田APが家に帰れない状況になっていた
【九頭Pの、逆転の策!?】
第5話で『クースレ』主演の千歳でさえもネットでフルボッコに遭うほど凄惨な状況下にある中、
一人ヘラヘラしていた人がいた。
それは九頭Pだった。
九頭Pは十和田APに
「場所を変えよう、大事な話がしたい」と言ってバーに誘い、そこで話をした。
「ネットで叩かれ、営業に詰められ、ロットも絞られた…このままではまずい…赤字が確定してしまうと予算が使い込めなくなる…しかし…しかし安心してくれ十和田君!!俺に秘策がある。」
と言ったところで「次回に続く」となっていた…。
―― 千歳が『クースレ』の主演に選ばれたのは、
九頭Pと性格がものすごく似ていたからでは…?
自分がブログにて『ガーリッシュナンバー』第1話の感想で書いた
「九頭Pの頭の中で『クースレ』のヒロイン・ユウナと千歳が重なったから」
というよりはむしろ… ――
…それにしても第5話では
「千歳の兄・悟浄は、かつて声優でキャラソン(?)も出していたが売れなかった」
という情報が新たに登場したなあ。
するとどこかで悟浄が声優だった頃のエピソードが登場する予感がするなあ。
もしかすると悟浄には声優を辞める前に「何もしてこなかった」「何もできなかった」という過去があるかも…。
…特に自分が第5話で一番感じたのは、
悟浄は千歳がネットでフルボッコにされているのを見た時「大体合ってんなあ」とつぶやいていたが
なぜ他人事のようにつぶやいていたか、千歳のマネージャーであるはずなのにそうしてたのかということ。
…悟浄こそ、兄として千歳に何もしてこなかったのでは…?
例えば、千歳の質問に対して千歳の頭では理解できないような難しい用語ばかり並べて
わかりやすく説明しなかったように…。
もっとも、お渡し回の態度について「改善の余地があるから」と千歳に教えていたのは評価できる点だが…。
…さて次回第6話はいわゆる水着回だが、
九頭Pの秘策というか彼が本当にやりたかったこと、
九頭Pの秘策というか彼が本当にやりたかったこと、
そしてもしかしたら彼の過去が明かされる回なのでは…、と自分は思う。
…それにしても『クースレ』で千歳と共演した八重・京・百花・万葉は
『クースレ』大爆死による炎上に対してどんな対応を取ったのだろうか?
神対応か、塩対応か気になるなあ。
【追記】
【追記】
今週、ねとらぼによりアニメ『ろんぐらいだぁす!』が2度目の放送延期になる事が報じられた。
自分のブログでも『ガーリッシュナンバー』第3・4話の感想(クースレ編)で
『ろんぐらいだぁす!』の放送延期を取り上げたが
『クースレ』と似たような状況になっているなあ。
…それにしても九頭Pはアニメ『クースレ』から手を引くことになる…
あるいは自ら手を引くのだろうか…。
…「秘策」と銘打って…
(※ソース
TBSテレビ
ガーリッシュ ナンバー 公式ホームページ
STORY
第5話 ちょけった千歳とぼこぼこ評価
http://www.tbs.co.jp/anime/gn/story/index-j.html
ねとらぼ
アニメ「ろんぐらいだぁす!」2度目となる放送延期を発表 理由は「制作スケジュールの遅れ」
ハーバービジネスオンライン
10月期放送アニメが「放送延期続出」の異常事態。背景に制作現場の過酷な環境
http://hbol.jp/114251)