にぎる。

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カテゴリ:Aqours&μ’s ~『ラブライブ!』シリーズ感想!! ~ > ラブライブ!1期感想

 廃校を阻止する物語だったはず……だよね?

 今年の初めから再放送され、特に昨日19日と今日20日の深夜2回に分けて1期第1話~第12話が一挙放送された
アニメ『ラブライブ!』

 「Eテレで昼の時間帯に再放送が放送される」ということで
直近の一挙放送を観た人も少なくなかったと思われるが、
自分は以前観た時とは違った視点で観てきた。
そして同時期に放送されていた『金田一少年の事件簿R』風にというわけではないが「リターンズ」として感想を書いていった。

 さて、新たに自分が気がついたことをざっとまとめると…

☆この物語で描きたかったのは廃校を阻止することよりはむしろμ's9人の絆

☆東條希はメンバーを作る時には、裏主人公的存在だった

☆文化祭のライブで高坂穂乃果自身が倒れてそのことで責任を感じ抱え込んでしまった件については、μ'sの9人とは別に、無理して練習する穂乃果を止めるような顧問の先生的立場の人物が必要だったのでは?

 特に3つ目については、『ラブライブ!サンシャイン!!』のファーストシングル『君のこころは輝いてるかい?』で馬跳びのパフォーマンスを披露してみせたPVから考えると、
「メンバーのアイドル活動中のケガのエピソード(※いわゆるケガ回?)が描かれそう。
万が一これが起きた時にAqoursのアイドル活動はどうなってしまうのか」
ということが特に気になるので、自分は重きをおきたい


 ・・・さて、1期最終話となる第13話では、
前回第12話矢澤にこが穂乃果がスクールアイドルをやめようと言い出した時に穂乃果に詰め寄ろうとしたがその理由

「にこはアイドルが好きなの。
皆の前で歌ってダンスしてみんなといっしょに盛り上がってまた明日からがんばろう、って…
そういうアイドルに私はなりたいの。大好きなの。
穂乃果みたいないい加減な好きとは違うの。」
 
「あなたは自分からやめるって言ったのよ、やってもしょうがない、って。」
というセリフにあるようにように、穂乃果に期待していたのに自分からスクールアイドルをやめると言った穂乃果が許せなかったことが明かされていた。

 また、穂乃果の家を訪れた絢瀬絵里
「『変わることを恐れないで突き進む勇気』を穂乃果に教えてもらった」
 
「あなたの手に救われた」
と言っていた。

 そして前回穂乃果をビンタしてしまった園田海未
「穂乃果は連れて行ってくれるんです。
 私やことりでは勇気がなくて行けないところに…」
 
「穂乃果に振り回されるのはもう慣れっこなんです。
だからその代わりに連れて行って下さい。
私たちの知らない世界へ!
それが穂乃果のすごいところなんです!
私もことりもμ'sのみんなもそう思っています!」
と言っていたようにμ'sのメンバーたちが穂乃果の行動力の素晴らしさを語っていた。

 そして穂乃果が南ことりの留学を阻止、μ'sも無事元通りになりラブライブ!に向けて再スタートを切ったが…


 ―― ひと通り観てきて、穂乃果たちをはじめとするμ'sのメンバーにはスクールアイドルとして、
またそれ以外にもそれぞれ素晴らしいところがあった。
けれども、
音ノ木坂学院の廃校の問題があっさり片付いたことに、今も戸惑いを隠せないなあ… ――

 確かに穂乃果の行動力には見習いたいけど、他のメンバーたちからも見習いたいところは数多くあるけど、
1期のラストの展開を見ると 
「μ'sメンバー、特に穂乃果とことりと海未の友情や絆に帰結させて廃校阻止の問題をあっさり片付けたのは、
良く言えばμ'sを人気アーティストにするためだったのだろうか…?」
と思わざるをえない。

 廃校問題はそう単純な問題では無いはずだが…?
 

 ・・・ところで『ラブライブ!』の第2世代というべき『ラブライブ!サンシャイン!!』
電撃G's magazine4月号で浦の星女学院高校廃校という運命を受け入れようとしているAqoursのメンバー・津島善子や渡辺曜が描かれていたが、
「Aqoursを人気にするために廃校問題はあっさり片付けられてほしくないなあ」
と自分は思っている。
 廃校と正面から向き合うストーリーになってほしいと願っている。
 
 特にAqoursのメンバーの中には廃校という運命を受け入れている人もいるようだから、
廃校を阻止するに至るAqours以外の強力なキャラクターの登場に期待したい。
 
 …いや、μ'sのかつてのメンバーがAqoursに出会って高海千歌たちに
「廃校を阻止したほうがいいよ!」
とか言い出すのだろうか…?

 …とにかく『ラブライブ!サンシャイン!!』のアニメの動きに、特に注目したい。

 
でもその前に、『ラブライブ!』2期の再放送もNHKEテレでやってほしいなあ…。 

(※参考
NHKアニメワールド ラブライブ!
ストーリー 第13話「μ's ミュージックスタート!!」
(※なお、以前に書いた『ラブライブ!』1期13話の感想はコチラです。)
http://nigiruasobi.doorblog.jp/archives/1033077617.html

電撃G's magazine2016年4月号
ラブライブ!サンシャイン!! (P132~143)
『Aqours Gallery スクールアイドルの舞台裏1・2』(P139・140)
アスキー・メディアワークス

 現在再放送中のアニメ『ラブライブ!』は今週、1期第12話が放送されたが…

 南ことりの「(・8・)<ホノカチャン!」ではなく
「(;8;)<ホノカチャン…」
 
そして園田海未による高坂穂乃果へのビンタからの
「あなたは最低です!」
というシリアスかつ暗い展開が…(;8;)

 …穂乃果が倒れ、μ'sが「ラブライブ!」出場辞退を穂乃果の意見なしにみんなで決めたかと思えば
廃校はまるで穂乃果自身が活躍しなくても良かったように阻止されていた…
 しかも、留学を言い出せないことりに代わり
海未がことりの留学の話を廃校阻止パーティーの席で話した…。

 ―― これは穂乃果にとっては「泣きっ面に蜂」という言葉では済まされないほどの展開ではないか…?
 いつもは明るい表情の穂乃果が「どうして言ってくれなかったの!?」とことりに迫った時の表情のようになっていたし… ――

 これだと第12話ラストで穂乃果がすっかりやる気を無くしてしまっているのも無理は無いと思う…。

 穂乃果はスクールアイドルを始めようと言い出した人。
 
 穂乃果の意志を無視し『ラブライブ!』出場についてμ'sのメンバーが出場辞退を決めちゃうとはひどいとしか言いようがない…
 もっともあの時は親友の海未もことりはことりの留学のことでそれどころじゃない感じだったが…。

 穂乃果にとって、μ'sは「激しく重い」。
けれどもμ'sのラブライブ出場辞退に加え、最高のライブができなかったのに廃校阻止、しかもことりの留学話。

 これらのシリアスな展開に対し、あの時のμ'sは9人そろっていたけれどもまだ9人の心はほんとうの意味で繋がっていなかったと思う。

 …μ'sを引き裂いてしまったのは何だったのだろうか。
 穂乃果の意志抜きでラブライブ出場を辞退してしまったμ'sにもあるかもしれないが、
自分が何度も繰り返し述べてきたμ'sを支える大人がいなかったことにもあるのではないかと思う。
 
 ちなみにこの回ではやる気をなくしている穂乃果に対し、矢澤にこが穂乃果に寄ろうとして西木野真姫に止められていたが、
 もし大人の顧問がいたなら穂乃果が倒れたことについて「それは私の責任です」とμ'sを擁護しラブライブ出場を取り消すのを阻止していたかもしれないし、
もしかするとやる気をなくしたメンバーに活を入れるにこの役割を果たしていただろう
とも思う。


 …結局は次回、μ'sは9人でμ'sは新たなスタートを切ったけれども
「μ's再スタートの展開はちと強引すぎるのでは…?」
自分は改めて『ラブライブ!』を観て、そう思った。


【追記】
 もし穂乃果の声優が早見沙織だったら、
ことりの留学を明かした上で「ことりの気持ちをわかってあげて」と言った海未に対して
「わかんないよ!」って声を大にして言いそう…。

 その時点で海未のビンタが飛び出すという展開もありだったのでは?

(※参考
NHKアニメワールド ラブライブ!
ストーリー 第12話「ともだち」
(※なお、以前に書いた『ラブライブ!』1期12話の感想はコチラです。))

 高坂穂乃果倒れた
文化祭の大雨の降る屋上でのライブ中に…
『No brand girls』を歌い終えたところで…

 (;8;)<ホノカチャン…

 現在再放送中のアニメ『ラブライブ!』1期第11話は、
穂乃果が音ノ木坂学院の廃校を阻止するためμ'sの文化祭ライブ前の練習で大雨なのにもかかわらずランニングしたりと張り切りすぎて風邪をひいてしかもライブに出たものだから倒れてしまった。

 ・・・でも、もしも穂乃果がパフォーマンス中に大ケガして倒れていたらどうなっていただろうか?
 自分が思うに、廃校を阻止するどころか穂乃果たちのμ'sやアイドル研究部がなくなる危機に瀕してしまうのではと思う。
 危険な部活とみなされて…。
 こうなった時に、誰が責任を取れるだろうか…?

 …そういえば音ノ木坂学院アイドル研究部には顧問の先生がいない。
 

 また、絢瀬絵里が合宿にて先輩後輩の垣根を取ったこと…
それも顧問の先生がいなくても問題ないと思う。

 …ただ、11話では顧問の先生がいれば穂乃果が倒れることは防げたかもしれないと思う。
無理して練習する穂乃果に対して、
「休むのも練習のうちだよ。」と指導していたなら穂乃果が本番中に倒れることも風邪をひくこともなかったかもしれないと思う。
 
 ただ、講堂が使えなかったことに対して大雨の屋上でライブをすることは、穂乃果たちμ'sのプライドがあっただろうから顧問の先生でも止められなかった…別の場所にはできなかったと思うし、この時点ではことりが留学することも明らかになっていなかったので顧問の先生の口のはさみようもなかったのでは。
 

 ・・・これまで自分はμ'sの怪我について強調していたが、
それはアニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』のAqoursについてケガ回がある、と考えているから。

 Aqoursのメンバーの誰かにもし大ケガがあったとしたら、
その責任はAqoursのメンバーだけでは背負い切れない
と思う…。

 
 ・・・とにかく、穂乃果が倒れたのが大ケガではなく、病気だったのは不幸中の幸い…。
 自分は『ラブライブ!』1期第11話を改めて観て、そう思った。

(※参考
NHKアニメワールド ラブライブ!
ストーリー 第11話「最高のライブ」
(※なお、以前に書いた『ラブライブ!』1期11話の感想はコチラです。)

 現在NHKEテレで再放送中のアニメ『ラブライブ!』
1期第10話の合宿回が放送され、あとは「穂乃果がライブ中に倒れる」「ことりの留学が発覚」「海未と穂乃果が絶交」などといったエピソードを残すのみとなった。

 ・・・さて、1期10話のサブタイトル「先輩禁止!」だが、この回はそれを言い出した絢瀬絵里よりはむしろ、
東條希と西木野真姫が中心の回だったように自分は思った。
 特に希は一人で行動しようとしていた希を買い出しに誘う活躍を見せていた。
 そして買い出しの帰りとその翌日の早朝にそれぞれ真姫にこんなことを言っていた

【買い出しの帰り】
 
「本当はみんなと仲良くしたいのになかなか素直になれない。
 ほっとけないのよ。
 そういう人…あなたと似たタイプの人をよく知ってるから…
 たまには無茶した方がいいと思うよ、合宿やし。」
【早朝】
 
「μ'sのメンバーのことが大好き。うちはμ'sのメンバーの誰も欠けてほしくないの。
μ'sを作ったのは穂乃果ちゃんたちだけど、うちもずっと見てきた。
何かあるごとにアドバイスもしてきたつもり。それだけ思い入れもある。
…あ、ちょっと話しすぎちゃったかも。みんなには秘密ね。」

 
 …『真姫と似たタイプ』の人について。
それは一見すると絵里だと思われるが、
 自分は改めてそのセリフを聞くと、それは絵里でもあるけれども「一番は希自身なのでは?」と考えた。

 …占いで出たユニット・μ'sを作り絵里が入りメンバーが8人になった…
その頃合いを見計らってμ'sの9人目に名乗りを上げる。
 これは一見すると希がかっこよく見えるけれども、それと同時に希の弱さも表しているのではないか?
直接μ'sに入ろうとしないという…。
 希は真姫について言えば第2話

「作曲した高坂穂乃果・園田海未・南ことりのファーストライブのCDを
『こっそりという手もある』と真姫にアドバイスした」
 …それほどμ'sには思い入れもあるけれども、
 希は自分自身がμ'sに直接入る勇気は絵里がμ'sに入るまでなかったのでは?
しかも「μ'sに入る頃合いではない」と視聴者に思わせて…。
 
 ・・・ところで希について自分は、1期7話の感想
「希がわしわしMAXができ、それが問題にならないμ'sの環境は大人のいない環境なのでは」と書いたが、
特に第10話
「合宿なのに一人ぼっちでいる真姫に気づき一緒に買い出しに行った」
「海未が寝ている時に枕投げをして海未の機嫌を悪くし、超音速枕が飛ぶほどだった時に真姫と意気投合して海未を大人しくさせた」
  …これらの事から、どこか希が顧問の先生を彷彿させるキャラだと感じた。
 コミュニケーションがうまく取れない生徒を支えるような…。
 特にそれは合宿以前、μ'sが9人になる前も影でμ'sを支えたことからもそういえると考えている。

 …それにしてもアニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』は顧問の先生なしで行くのかなあ。
でも、もしかすると合宿中に思わぬアクシデントが起きたりして…?

 
 ・・・「希が『9人目』のμ'sのメンバーではなかったらμ'sはどうなっていたのだろう?」
自分は改めて観て、そう思わざるを得なかった1期第10話だった。

(※参考
NHKアニメワールド ラブライブ!
ストーリー 第10話「先輩禁止!」

※なお、以前に書いた『ラブライブ!』1期10話の感想はコチラです。

最近NHKEテレで放送されたアニメ『ラブライブ!』1期9話
アキバの謎のカリスマメイド「ミナリンスキー」の正体が南ことりであったことが明らかになり、
絢瀬絵里の提案で路上ライブを開くことになった時に「アキバのことをよく知っている人だから」ということでことりが作詞を担当し、のちに路上ライブを開くというエピソードだった。

 …この回の中心は疑いようなくミナリンスキー(ことり)だったけれども、
μ'sに最終局面で加入した絵里がことりを引き立てていたということも見逃せないポイントだとこの回を見て新たに自分は思った。

 実は9人そろう前のμ'sの動画をこっそりネットにアップしたのは絵里だったが、あの時は高坂穂乃果たちμ'sを引き立てるためというのとは違っていた。μ'sに入ってからは本心からμ'sを…、特に第9話ではことりを応援していた。
 
 …ちなみに作詞担当のことりは作詞に苦戦していた時に
「メイドカフェでバイトしよう」という穂乃果から思わぬ提案があったことをきっかけに、
「ことりがアキバで穂乃果と園田海未と一緒にバイトした時に自分で言ったことや穂乃果や園田海未に言ったこと。」
「ことりが街を見て感じたことや思ったこと。」
…これらを『Wonder zone』という歌の歌詞に組み込み、それが良い結果に転んでいった…
アキバの路上ライブを成功させるに至った。

 けれどもことりの家に来た一通のエアメールが1期の最後のほうで思わぬ大事件を引き起こすことになるとはμ'sの誰もが想像していなかったが、
 …それはまた別の話…(;8;)


 ―― ことりたちの地元は秋葉や神田明神がある都会。
 特に、
 
「ことりは『ミナリンスキー』として地元のアイドルだった。」

 これはおそらく、作詞をことりに頼んだ当時の絵里も、
気づいていなかっただろうなあ…。(・8・) ――

 アキバという、地元のアイドル、ミナリンスキー。
 おそらくは若い層中心に支持されているのだろうが、
 『ラブライブ!サンシャイン!!』に登場するというか、Aqoursがなりうるであろう地元のアイドルは若い層だけではなくもっと上の年代の層にも支持されるアイドルを目指しそうだなあ…。
 …でもそれには困難も少なからずありそう…。

 それにしても『ラブライブ!サンシャイン』において
Aqoursのライバルユニットはどんな人達だろうか…⌒°( ・ω・)°⌒

(※参考
NHKアニメワールド ラブライブ!
ストーリー 第9話「ワンダーゾーン」

※なお、以前に書いた『ラブライブ!』1期9話の感想はコチラです
前編)(後編))

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