にぎる。

『にぎる。』にようこそ! このブログは私が見たアニメやマンガの感想を自由気ままに書いています。

April 2017

 …これが、伊豆丸険を殺人鬼「セイレーン」に変えた理由…
殺人の動機だった。

 現在週刊少年マガジンで連載中の『金田一少年の事件簿R(リターンズ)』
『聖恋島殺人事件』が展開されている。
 そもそもこの事件は金田一一七瀬美雪剣持警部が出場する磯釣り大会「セイレーンフィッシングマスターズ」の決勝大会に一緒に参加することになったがその宿泊先の聖恋島で影尾風彦・潮小次郎・寒野美火の三人の医師が殺される事件に巻き込まれた、というもの。
 はじめは潮の遺体が発見されたあとで潜水道具のメガネの痕が伊豆丸の顔に残っていたのをTVカメラマンの海星終吾が撮っていた映像から見つけ、様々なトリックを見抜いていった。

 そして最終話となる第15話では、伊豆丸の動機が明らかになった。


 【麻里香は、人体実験の犠牲になった…】

 「医者の風上にもおけないあのクズ共をこの手で殺したんだ!」

 ゴマスリ製薬営業の伊豆丸ははじめたちに、
彼の上得意客の影男・潮・寒野の三人を殺したのは娘の麻里香(まりか)を殺されたことに対する復讐であったことを明かした。

 伊豆丸はもともと営業ではなく製薬会社の研究所の人だった。
 娘の死の真相を探るために人事にムリを言って営業に移ったという。

 ちなみに妻・美月(みづき)とは離婚していて生き別れ状態だったが
数年後のある日の日曜日、伊豆丸は公園で偶然ボール遊びをする麻里香を見かけた。
 血の繋がりというのは不思議なもので麻里香はすぐに伊豆丸と打ち明け、それから日曜日は毎週公園に行って色々な遊びをしたという。
 美月は見て見ぬふりでいてくれたが、ある時突然麻里香が公園に来なくなった。
 次の週、その次の週…と待ち続けていたが、来なかった。
そしてその次の週、美月は涙を流しながら麻里香が死んだことを明かした

 悪性の小児ガンが見つかったので帝王大学病院に入院したが入院治療しているうちにどんどん弱り、最後は娘の最後すら看取れなかったという。

 この時伊豆丸は医療研究者として直感的に「おかしい」と感じていた。
なぜなら伊豆丸が最後に見た麻里香は元気そうで、仮に小児ガンだったとしても2週間で死ぬような状態ではなかったはずだから。

 当時病理検査薬の研究をしていた伊豆丸はその伝で帝王大学病院のことを調べると、
麻里香が帝王大学病院が開発に関わっている新薬の治験対象になっていることを突き止めた。
 そして麻里香と同じように治験対象になっている事例があったことを突き止めた。
 つまり、影尾たちは「病院ぐるみで人体実験まがいの治療」をしていたのだ。

 ちなみに海星取材の時、はっきり目撃していた。

 ・・・剣持警部も話していたように、
伊豆丸には影尾たちを刑事告発することもできた
だが、伊豆丸は三人を殺す道を選んだ。

 伊豆丸は刑事告発のために研究職から営業に移り影尾たちに近づいていたが、ある接待の飲みの日に潮がふとこぼしたから。

 潮はこんなことを言っていた。

 「ここだけの話だけどさ、
例の新薬でずいぶん『殺してる』んだよね、俺達のチーム」

 「小学生の女の子を殺しちゃったのはさすがにちょっとキツかった。
あの時ちょうど小児ガンの初期の子が見つかってね。
前から影尾先生が新薬の治験データに小児ガンの適用実験が欲しいって仰ってたから
その子を「悪性」の癌ってことにして無理やり投薬を始めちゃったんだよね。
 僕の見立てじゃ他の治療で十分治ったと思うけど、
ホラ、影尾先生『帝王』でいらっしゃるから出世のために仕方なく?
 そしたら案の定激烈な副作用が出ちゃった。ものすごい痙攣発作を起こしちゃって。
 ま、もちろんそこには僕ら3人しかいなかったから癌の全身転移による多臓器不全っていういつもの死亡診断書で済ませたけど、
あの現場にあの子の母親を入れてなくて本当に良かったよ。
 俺が親でもあんな死に方たまんないや~!ハハハ

 …伊豆丸は新薬の話が出た時、潮の声をこっそり録音していた。
 最初は「酔った勢いで吐いちまうんだ、お前らの悪行を!」と思っていたが、
 潮の話を聞いた時、亡くした麻里香のことを潮が酔った勢いで口にしたのでこう思った。

 「そんなことで許されるか!!
人の娘を実験動物か何かのように言いおって…!!
それならお前ら全員この俺が殺してやる!虫ケラのようにな!!」

 ・・・こうして聖恋島にて影尾・潮・寒野の三人を伊豆丸は殺した
はじめに犯人と見抜かれた彼には後悔が残ったようだ。

 「だがもう終わりだ。
私にやり残したことはないよ。
もっとももこんなことしたって
死んだ麻里香は帰ってこないんだがな…」

 …このときセイレーンの鳴き声が変わった。
美雪はそれが悲しい感じがすると思っていた…。

 【三本岬の険ちゃんと、明らかになった鉄の塊の謎!】

 ところで伊豆丸は聖恋島の元住人だった。
 霧声昼子とこんな会話が交わしていたから…

 霧声「険ちゃん…! あんた三本岬んトコの険ちゃんだね…」
 伊豆丸「…ええ、昼子おばさん」
 霧声「名前も変わってたから気づかんかったわ」
 伊豆丸「島を出て両親が離婚して…
 今の名は母が再婚した相手の名です」
 霧声「あんたも…苦労したんだねえ…」

 ・・・ところで霧声は事件後、
はじめと美雪を洞窟に連れていき、
はじめが第7話で見つけた黒い鉄の塊の正体を明かした。

 それは特殊潜航艇「回天」

 霧声の話によると、戦中テスト航行で座礁して放置してあったのがそのまま残っていたという。
またそれを最初に見つけたのは霧声で、セイレーンの声を辿って見つけたという。

 霧声が「回天」を見つけた後、島の集会でそれを進駐軍に通報するか話し合い、その結果島民だけの秘密にすることにした。
 ヘタに隠しているように思われたら何をされるかわからなかったが、米軍に言えば『あれ』はきっと壊されて鉄クズにされていた…
それなら、私らで『あれ』を守ろうということになったという。

 霧声は「回天」についてこう思っていた。

 「あの『回天』はこの島の記憶の一部。
命を軽く扱う特攻兵器の犠牲になった多くの軍人さんたちの
『永遠の墓標』なんだから…」


 【はじめの願望…( ゚д゚)】

 事件が終わり、聖恋島から戻ってきたはじめと美雪。
 美雪
 「伊豆丸さんと言い、霧声さんの話と言い、なんかやりきれない」と言っていた。
 一方はじめはベッドに寝転び、雑誌で顔を隠していたがこんなことを話していた。

 「そりゃこっちだって大会賞金200万円はパーだしっ!!
 美雪との初Hも…」
 
 これを聞いた美雪今持ってきた飲み物のカップを
 「ん?何か言った?」とさり気なくゴンと振り下ろした…

( ゚д゚)ポカーン

 しかも美雪
 「スケベなことばっか考えてないでたまには真面目に勉強したら?」
と話したら、はじめ
なっ!なぜわかった!オレの心を…!」と返していた…

( ゚д゚)ポカーン


 ―― (;8;)<マリカチャン…
(;8;)<ケンチャン… ――

 『聖恋島殺人事件』で伊豆丸が起こした殺人事件の動機は鬼島高彦が

 「前にも引きの強い魚に引き込まれて海に落ちて
ライジャケを着ていたのにそのまま溺れ死んだ人がいたんですよ。
 だから今回も「ああ…また事故だ」ってすぐ思っちまったんだが」

第13話でこぼしていたので動機は医療事故に見せかけた殺人に対する復讐ではなく、
釣りの事故に見せかけた殺人なのかな…と思ったら、
普通に医療事故に見せかけた殺人だったか…( ゚д゚)

 確かに帝王・影尾とその部下たちはゲス医者だったが、
 刑事告発せずに人を殺したら、負けかな…(´・ω・`)
 
 そして『聖恋島殺人事件』のように『金田一少年の事件簿』において事件の犠牲者たちが犯人にとって親しい人物を実験動物というかモルモット扱いし殺していたのは『魔犬の森の殺人』を彷彿とさせる事件だったなあ…。 


 ・・・ところで自分はこの事件の犯人当てについて、
今回の事件は伊豆丸が犯人だとすぐわかったけど、
共犯がいるのかどうかで迷った
なあ。
 
 特に寒野に手紙を書いたのは現場にいた関係者かと思ったが、
実は書いたのはバイトだったか…( ゚д゚)
 いずれはこの事件も将来アニメ化あるいはドラマ化されるであろうが
この辺はどうなることやら…?

 それにしてもはじめは相変わらずだなあ…(´・ω・`)
 でも、美雪のラストのさりげない反応は個人的にナイスだと思う。

 (;8;)<ハジメチャン…

 【次のシリーズは7月5日に持ち越し!】

 さて次の事件『25周年記念シリーズ』と題して週刊少年マガジン第31号で連載再開されるようだ。
そしてあっと驚くビックプロジェクトの発表もあるというが、

 ―― 多分アニメとドラマだろう…
いや、映画もあるかな…? ――

(※ソース
週刊少年マガジン 2017年第1号~第19号
『金田一少年の事件簿 聖恋島殺人事件』

CASEFILE of Kindaichi Hajime: 聖恋島殺人事件 #15
講談社(2017)(第14話)p391~p410)

 前回金田一少年の事件簿R(リターンズ)! \デン/

 金田一一七瀬美雪が剣持警部が出場する磯釣り大会「セイレーンフィッシングマスターズ」の決勝大会に一緒に参加することになったが、
その宿泊先の聖恋島で影尾風彦・潮小次郎・寒野美火が殺される事件に巻き込まれた。
 はじめは3人を殺した真犯人・セイレーンをゴマスリ製薬営業の伊豆丸険と見抜いた。
 決め手は、伊豆丸が潮殺しの後で遺体が発見された時潜水道具のメガネの痕が顔に残っていたのをTVカメラマンの海星終吾に撮られていたことだった。

 そして最近の『聖恋島殺人事件』第14話の内容は、はじめ影尾殺しのトリックを解き明かし伊豆丸が寒野殺しの時に寒野を騙って関係者たちに渡した手紙(※実際はバイトを雇って書かせたもの)にのこした決定的な証拠を指摘する、という内容だった。

 【伊豆丸のミス ― 手紙】

 伊豆丸便箋を入れた彼自身を含め合わせて11通の封筒を関係者たちに配っていたが、
指紋について重大なミスを犯してしまっていた。
 それは、伊豆丸宛ての封筒に指紋は残していたが便箋に指紋を一切残していなかったことだった。
 それははじめが剣持警部に封筒と便箋の指紋を調べてもらった結果だった。

 便箋の指紋を残していないことからわかるのは「封筒は開封したが中身は見ていなかった」
 けれどもなぜか伊豆丸は手紙の指示通り集合時間ぴったりに現れた
 そこからわかるのは
 「伊豆丸は手紙の指示の内容を封筒の中を見るまでもなく知っていた…
つまり皆を集めた張本人」

 これをはじめに指摘された伊豆丸は観念した


 【カップ&ボールと影尾殺しのトリック】

 はじめは伊豆丸を観念させる前に、影尾殺しのトリックについて
「古代エジプトからあるといわれている有名なマジック『カップ&ボール』の原理だ」
と関係者たちに説明した。

 ちなみに『カップ&ボール』は3つのカップと2つのカップを客に見せ、次のように動かすマジック。
 
 1.真ん中の空のカップを伏せる
 2.その上にボールを1個乗せる
 3.隣のカップを上にかぶせる
 4.カップの底を叩く
 5.するとカップの間に入っていた1個のボールがすり抜けて下に現れる。
 6.さらにまたカップを伏せもう一つのボールを乗せてまたカップをかぶせ底を叩く。
 7.するとボールがすり抜けて下に2個出てくる。

 このマジックのタネボールは3つあったこと。
空のカップを伏せる時に、手に隠し持っていた3つ目のボールを素早くカップに入れていた。
 そしてカップとカップの間のボールが見えないようオープンするとボールはすり抜けたかのように見える。
 2つのカップに挟まれたボールは素早く回収し、手に隠し持たれたボールは再びカップに…ということ。

 なお、影尾殺しの時は桟橋小屋、センターコテージ、レストハウスをカップに見立て、用意するボールは4つ。

 黒いボール(伊豆丸)
 青いボール(影尾)
 赤いボール(重要アイテム「X」)
 白いボール(観客(はじめたち))

 はじめはこれを使って説明していた。

 
 …センターコテージに集合する時間、午前4時。
 影尾は実はまだここに来ていなかった。
 しかも、鬼島高彦は「あの人」(おそらく影尾だろう)が失格になると
他のメンバーが抗議してスケジュールがメチャクチャになりそうだったので
つい影尾が来ていないことを黙ってしまったのだ。

 実はこれも伊豆丸が仕組んだもので、はじめは
「前の晩、影尾に『集合が10分遅れになった』とでも言ったのだろう」と考えていた。

 はじめたちがセンターコテージから右回りに桟橋小屋に向かったがドアの部屋に鍵がかかって入れなかったので
一旦センターコテージに戻り反対側の入口を目指した。
 そのとき伊豆丸は最後尾にいてトリックを仕込むタイミングを慎重に伺っていた

 ここでセンターコテージを通過することは、コテージに何もないことを確認することと同じ
 くだんのカップ&ボールでいえば、カップが空なのを見せられるのと同じだった。

 全員がセンターコテージを通り過ぎたのを見計らい、伊豆丸は行動を起こした。
 センターコテージにやってきた影尾に「10分遅れは勘違いだった」ということを伝え
影尾がセンターコテージに向かおうと後ろを向いた時に、影尾を銛で突き殺したのだ。

 ―― 影尾の死体を運ぶ必要はなかったのか… ――

 影尾を殺した伊豆丸は桟橋小屋に直行し、ライフジャケットの背中に板を仕込んでニセの銛を刺して影尾の死体を演じた。
 釣りウェアーは全員よく似ていたからフードをかぶった後ろ姿じゃパッと見区別つかず、
その上背中に刺さった銛が強烈なインパクトを与えていたので
最初に見た死体が伊豆丸が演じたものだとはじめたちはわからなかった。

 ちなみに桟橋小屋の明かりは伊豆丸が隠し持っていたリモコンで消していた。
そして重要アイテム「X」を海に投げ入れた。
 それはサイリウムだった。
 もっと言うと、風船に糸でサイリウムと浮きになるペットボトルか何かがついていたもの。
 ここでも伊豆丸はセイレーン(岸に向かっていく潮の流れ)を利用していた。
 
 …サイリウムの光が渡り廊下沿いにゆっくりと向かっていくのを見せつけていたのだ。

 ―― 思えば第3話では『変な光』が見えた時一人遅れていた人がいたが、
それは『変な光』のトリックを仕込んだ伊豆丸だったか… ――

 小道具を海に捨てた伊豆丸は、はじめたちと同じ方向に進んで合流し、
あとは皆と一緒に影尾の死体を見つけたふりをすることで
あたかも「ずっと一緒にいたか」のように見せていた。

 ・・・こうすることであたかも影尾の死体が犯人により
桟橋小屋からセンターコテージまで運ばれたかのように思わせていたのだ。

 そしてこの時カメラの照明がなくなっていたのは伊豆丸によってで、
理由は現場の状況を撮影され彼が途中でいなくなっていたことに気づかれないためだった。


 …「いや~ まいったなあ~!
君頭いいねえ~! 素人探偵くん
完敗だよ~!」

 犯行を認めた伊豆丸
「医者の風上にもおけないあのクズ共をこの手で殺したんだ…!」
動機を話し始めるのだった…

 
 ―― 伊豆丸はライフジャケットのフードを使っていた形跡が点呼を取った時にあったけど、
残念ながらそこは撮影されていなかったか…
 よって今回の事件は海星が撮影していた映像、
あるいは寒野の手紙の指紋が伊豆丸が犯人と確定するための入り口だったか…
 …「水中銃」発言も入り口っぽかったけど。 ――

 自分は今回の事件は伊豆丸以外にも犯人がいると思っていたけど、
 まさか影尾が最初はセンターコテージに来ていなかったとは…( ゚д゚)
 死体は運ばれていたと思わせるのも罠だったのか…( ゚д゚)
 これなら犯人は一人で十分だなあ…。

 それにしても伊豆丸の動機は医療事故ではなく、釣り中の事故っぽいなあ。

 前回第13話鬼島

 「前にも引きの強い魚に引き込まれて海に落ちて
ライジャケを着ていたのにそのまま溺れ死んだ人がいたんですよ。
 だから今回もああ…また事故だってすぐ思っちまったんだが」

 第9話の海星の映像の中で
 「これで三人目だ…」
 と言っていたことから伊豆丸の妻だけではなく伊豆丸の子供(大人の可能性もある)が
釣り大会の事故で亡くなってしまい、後で調べてみると影尾・潮・寒野による殺人だったと思ったからかな…?

 …次回最終話が気になるところだ。

【追記】
 今回のトリックにサイリウムとは…(・8・)
 
 アイドルといえばホノカチャン…もといレイカチャン。
 …速水玲香の再登場に期待だなあ。

(※ソース
週刊少年マガジン 2017年第1号~第18号
『金田一少年の事件簿 聖恋島殺人事件』

CASEFILE of Kindaichi Hajime: 聖恋島殺人事件 #14
講談社(2017)(第14話)p391~p410)

 2017年4月1日、エイプリルフール。

 実写ドラマ化かと思って観てみたら、
 …何と、人形劇だった!!

 しかも、高海千歌渡辺曜桜内梨子の3人は…

 …何と鼻が豚に!!( ̄(oo) ̄)

 梨子は海の近くを歩いていて何か音がしたのでそれを見ようとしたら気を失ってしまったらしい。
気がつくとどこかの森の中にいて、梨子は千歌と曜とともに三匹の子ぶたになってしまったようだ。

 
 ちなみに千歌が言うには、「女の豚(トン)」だという…。


【三匹の子ぶた。オオカミは…】

 突然草むらからオオカミが飛び出した…のではなく、
何とシーラカンスが飛び出した!!

 ところが千歌はオオカミだと思っていて
『三匹の子ぶた』の話に通りにわらの家に隠れたけれども
わらの家はシーラカンスに吹き飛ばされた。
今度は曜の木の家に逃げたが、これもまた吹き飛ばされて
再び逃げ回る羽目に…。
 
 シーラカンスから逃げていた3人。
ところが千歌「逃げちゃダメだよ!」と言って、
「スクールアイドルを目指そうよ!」と言い出した。

 これには梨子
「強引すぎるよ、この流れ…( ゚д゚)」とツッコんでいた…


【浦島太郎の亀も、シーラカンス!?】

 浜辺にやって来た3人。
曜と千歌の豚鼻だが、実は…

 …自分で取り外すことができた!

( ゚д゚)ポカーン

 ところが梨子の豚鼻は取り外せなかった。

 そこにやって来たのは松浦果南シーラカンス
亀(※どう見てもシーラカンスだが…)とダイビングを楽しもうと
ランニングと柔軟体操をしていた。
 
 そんな果南千歌は
 
 …「こら~っ!!」と叫んで頭突きを食らわした!!

 しかも
 「何してるの!寄ってたかって亀をいじめるなんて!!」と言って
 更に「問答無用!」と果南を殴り投げ飛ばしてしまった!!

( ゚д゚)ポカーン

(;8;)<カナンチャン…

 しかも千歌は、シーラカンスに…

 「お礼に私たちを…めだかの学校へ!」

( ゚д゚)ポカーン

 千歌もまた、シーラカンスを亀と勘違いしていたようだった…。


 ・・・「スクールアイドルになるためには、まず学校に入らないと。」ということで
シーラカンスに連れて行ってもらった場所は…

 どう見てもめだかの学校ではなく、
『シャイニー☆』な小原鞠莉が乙姫様をしている龍宮城だった…( ゚д゚)
…と思ったら、「めだかの学校に入れて下さい」という千歌のお願いを
「いいよ」と即答したのでどうやらめだかの学校で間違いないようだ。

 ちなみに千歌が果南から助けたシーラカンスは鞠莉のところの子だったらしい。

 「早速みんなで、レッツ・ダンシング!」
 こう言った鞠莉に合わせて千歌と曜も踊りだした。

 だが、トンデモ展開に戸惑っていた梨子は…
 踊っているシーラカンスたちにつつかれて
 「多すぎ~!助けて~!」と叫んでいた。

 (;8;)<リコチャン…


 【カチカチ山のタヌキのいた『ずら』!?】

 鞠莉の竜宮城…もといめだかの学校(?)で沢山踊った梨子たちはスクールアイドルへの第一歩を踏み出し(?)、元いた浜辺に戻ってきた。
 するとうさぎの黒澤ダイヤタヌキの国木田花丸を連れているのを見た。
 
 「いやずら~!乗りたくないずら~!」
縄でダイヤに引っ張られている花丸。
 これを見た千歌は
 「こら~!タヌキをいじめるのはやめなさ~い!」
 先程果南がシーラカンスをいじめた時みたいに注意したが、
どうやらそうではないみたいだったので、
 「タヌキを助けたらどこに連れて行ってもらえるのかな?
すずめのお宿?ネバーランド?」
と聞くと…

 「わたくしは、いじめなどしていません!
このタヌキがおじいさんおばあさんにいたずらをしていたので罰を与えていたのです!
うさぎとして。」
と、ダイヤは言った。
 なお、泥舟に乗って海の底深くに行くのが罰らしい…( ゚д゚)

 
 「これ、『カチカチ山!?』」と思った梨子だったが
千歌はとんでもないことを思いついた。

 「ダメだよ!
その舟には、私たちが乗る!!」

 その泥舟に乗って、鬼ヶ島に行こうとしたのだ…!


 【鬼ヶ島と、シーラカンスの正体!】

 「鬼を倒せば伝説になる。」
 千歌はそう思っていたが、梨子は
「いらないよ!そんな勇ましい伝説…」と言っていた。

 鬼ヶ島で千歌・梨子・曜を待ち受けていたのは、
津島善子…もといヨハネ
 「善子」と呼ぶと「ヨハネよ!」とツッコむのもお約束だった。

 「また、愚かな生贄たちが来たようね…」と言っていたヨハネが召喚したのは偉大なる鬼の王…
…ではなく、シーラカンスだった。

( ゚д゚)ポカーン
 ま た シ ー ラ カ ン ス か 

 …そのシーラカンスに一人剣を持って挑む千歌。
 「スクールアイドルをやっていれば辛いことも苦しいこともたくさんある。
鬼と戦うことだって…」
 そう言ってシーラカンスと戦った千歌は、とどめの一撃に…

 …シーラカンスにキスをした!

 …すると、突然シーラカンスが黒澤ルビィになった!
 ルビィにはシーラカンスになる呪いがかかっていたが、
千歌のシーラカンスへのキスによってその呪いが解けた
のだ。
 ところが…

 ルビィ「ピギャッ!?」

 何と、千歌はルビィに頭突きを食らわせた!!( ゚д゚)

  「もちろん、鬼を退治して…」という千歌だったが、
どう見ても最初から鬼ではなかった…。

 ルビィちゃん…⌒°( ;ω;)°⌒ブワッ

 …こうしてルビィは千歌の説得により、
罪を償うために千歌たちと一緒にスクールアイドルをすることになった…。

 そして「みんなも一緒に~」と千歌が言うと、
 Aqoursのメンバーが現れて9人に。
 
 …『君のこころは輝いてるかい?』を歌い出す千歌たちだったが、
 梨子は
 「何でこうなっちゃってるの~!? 何なの~!?」
と一人戸惑うばかりであった…。

 【エピローグ】

 …すべては、梨子の夢だったようだ。
 千歌と曜の声で目を覚ました梨子は…

 …何と、シーラカンスになっていた!!

 しかもタイトルが、

 『シーラカンス!サンシャイン!!』

 ( ゚д゚)ポカーン


 ―― 実写映像化企画は『ざわざわ森のがんこちゃん』みたいに
NHKEテレの子供向けの道徳番組でやってそうな勢いだったけど、
 実際に人形劇団プークと人形劇団ひとみ座が制作に関わっていて
 かなり気合が入っていたなあ。
 
 人形劇企画はおそらくエイプリルフール企画だと思われるけど、
そのうちAqoursのパペット商品として出てきそう(※確信) ――

 
 それにしても果南ちゃんとルビィちゃん…
千歌ちゃんに殴られまくりだったなあ…。
(´・ω・`)ショボーン

 そしてエンディングのシーラカンスの存在感は半端なかったなあ。
 アニメ2期の主役、シーラカンスで良くね?(※違う)

 
 …それにしてもなぜ梨子たちは豚だったのだろう…?

 いつかのコミケのコスプレに『デブライブ!サンゲントン!!』があったからかな?
それとも別の理由かな?


【追記1】

 最近登場した『シーラカンス!サンシャイン!!』をきっかけに
『ラブライブ!サンシャイン!!』ファンになる人もいるかもしれないなあ。
特に人形劇ファンの中には…。
 でも、人形劇企画が今後は登場せずAqoursがいつかファイナルライブを迎えて
 (´・ω・`)ショボーン って思う人も多そうだなあ…。

【追記2】
 人形劇中の千歌のセリフに
 「スクールアイドルになるためには、まず学校に入らないと。」
というのがあったけど、
 これはアニメ2期で千歌が将来浦の星女学院の生徒になりそうな子に言いそうなセリフっぽい…
つまりは伏線だなあ、と自分は感じたなあ。
 特にその相手は自分が思うに、北海道のスクールアイドル『Saint Snow』の鹿角聖良・鹿角理亞姉妹。
 この二人は北海道のどの場所でどこの高校なのかアニメ1期ではまだ明かされておらず、そもそも高校生なのかも気になるから…

(※ソース
ラブライブ!サンシャイン!! Official Web Site

YouTube
【速報】『ラブライブ!サンシャイン!!』実写映像化!スペシャルムービー

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