にぎる。

『にぎる。』にようこそ! このブログは私が見たアニメやマンガの感想を自由気ままに書いています。

March 2017

 現在週刊少年マガジンで連載中の『金田一少年の事件簿R(リターンズ)』
『聖恋島殺人事件』のストーリーが進行中。
 特に最近では解答編が展開されていて、3人の医師、影尾風彦・潮小次郎・寒野美火が殺された事件について、主人公・金田一一真犯人を当てていた。
 
 ―― 久しぶりに真相当てクイズ…もとい犯人当てクイズ。
 自分は真犯人の『一人』伊豆丸険を挙げていた。
 ちなみに伊豆丸が犯人だという根拠は次のこと。

 影尾殺しの時、影尾の死体を演じるためにフードを使った形跡が残っていたこと
 潮殺しの後、潜水道具(シュノーケル(?))の跡が顔に残っていたのを海星終吾に撮られていたこと
 寒野殺しの時、寒野の額に刺さったものを水中銃と言い当てたこと 

 今週登場した第13話では、はじめは真犯人『セイレーン』を伊豆丸と指摘し、
くだんの②と③のことを推理で確かに言っていた。

 そして寒野殺しの時に寒野を騙って手紙を出していた人物は霧声…
つまりは共犯なのではと思っていたが、
 第13話では意外な展開を見せた…!
 部屋割りを決めた鬼島高彦と合わせて… ――


 【シュノーケルの跡と、鬼島の「これで三人目だ」発言の真相!?】

 伊豆丸が一連の殺人事件の犯人である根拠は、やはり海星が撮影した映像にあった。
 
 釣りから帰ってきてシャワーを浴びた後の伊豆丸は、
最初シュノーケル…もとい水中メガネの痕はなかったが
海に潜って冷え切った体が温まるに釣れ血の巡りが良くなると
その水中メガネの痕がくっきりと浮かび上がってしまったのだ。

 ちなみに鰐瀬たかし伊豆丸が真っ赤な顔をして怒っているのかと思っていたが、
水中メガネの痕だった…

 
 ・・・ところで第9話で鬼島高彦は
「これで三人目だ…」という言葉をつぶやいていたのを海星に撮られていたが、
 はじめが真相当て中に伊豆丸の水中メガネの痕の話をした後で
 「なんてこった…
それじゃ、『あれ』も殺人…?」とつぶやいたのだ。

 鬼島の話によると
 「前にも引きの強い魚に引き込まれて海に落ちて
ライジャケを着ていたのにそのまま溺れ死んだ人がいたんですよ。
 だから今回も「ああ…また事故だ」ってすぐ思っちまったんだが」
とのこと。

 …この話は、はじめを「はっ」とさせていた。


 ――鬼島の話から
伊豆丸の本当の動機は今回の事件で殺された三人に医療中の事故で家族など大切な人を殺されたことに対する復讐ではなく、
大切な人が釣り中の事故に見せかけて殺された件に対する復讐なのだろうか…? ――


 【寒野を騙った手紙を書いた人は…】

 …何と、アルバイトの見知らぬ女性だった!!!

 ( ゚д゚)ポカーン
 ( ゚д゚)ポカーン
 ( ゚д゚)ポカーン

 …『雪鬼伝説殺人事件』『人形島殺人事件』に次ぐ突然のバイト登場なので
 3回( ゚д゚)ポカーンしました。

 ちなみに前者は、コテージをある場所に作った外国人のバイト。
 後者はペルソナドールを演じた帰国直前の外国人のバイト。

 …それはさておき、はじめは剣持警部に頼んで指紋を調べてもらっていたが
その結果は寒野の手荷物にあった寒野自筆のメモと同じ指紋が検出されなかった。
 更に言えば、メモの筆跡と手紙の筆跡が全く違っていたのだ。

 この筆跡は右竜あかねのでも霧声昼子のでもなかった。
(※ちなみに右竜は
「先生の字はもっと汚い」と編集者の奥ノ木武蔵に言われていた…
(´・ω・`)ショボーン)

 …さらにはじめは、
「伊豆丸は寒野の部屋を水中銃による自動殺人に都合の良い場所にした」と推理した。
 実際、鬼島は聖恋島に来る前に伊豆丸にコテージの部屋割りを頼まれていたと証言していた。

 伊豆丸
 「寒野先生が部屋のロケーションにこだわる人だから
私がいちいち気を回さないと機嫌が悪くて大変なんだ」
と言っていたが、はじめはこんなことを言っていた。

 「上手い言い訳だよな。
製薬会社の営業と医者という立場を利用し、ただのゴマスリに見せかけて自分の殺人トリックに都合のいいように色々と仕込みをしていったんだ。」

 「寒野に睡眠薬を仕込んだのは直前の夕食のときで、
そもそも伊豆丸は製薬会社の人間だから強力な睡眠薬の知識もあるし手に入れることができ、
いいタイミングで寒野を眠らせるぐらい訳なかった」

 ちなみに自動で水中銃を寒野の額に当てるトリックで使うのは
ボート糸(医療用の溶ける糸)安全ピン
 伊豆丸は次のような手順で水中銃を放った。

 寒野のコテージの外のベランダに水中銃を固定する。
 コテージの壁に安全ピンを刺す。 
 桟橋小屋のボート、水中銃の引き金、安全ピンの3か所に糸を通す。
 すると大きな輪が糸で出来上がる。
 引き潮に乗ってボートに付いた糸がどんどん引っ張られる
 ドア側の安全ピンが抜けることで
  ドアの前にいる伊豆丸は銃が撃たれるタイミングを知ることができた。
 何十秒後かに水中獣の引き金が引き絞られ、寒野の額に命中する。
 撃った反動と糸により水中銃は海に落ちる

 ちなみに伊豆丸が水中銃と口走ったのは彼のミスではなく、
 はじめや剣持警部に水中銃の恐怖を煽りまだ仕掛けが残っているかもしれないベランダにすぐ飛び出せないようにするためだった。

 けれどもはじめは伊豆丸の「水中銃」発言をおかしいと思っていた。
 ボウガンの可能性もあったから。
(※ちなみに自分も問題の第8話について、最初はボウガンだと思っていた。)

 ・・・伊豆丸はしらを切り続けた。
「影尾殺しでは自分はずっとはじめたちと行動していたが
遺体をどうやって集合場所のコテージに運んだのか」とはじめに聞いてきた。

 これについてはじめ「カップ&ボールが教えてくれた」と言った…

 
 ―― ま た バ イ ト か ! ――

 寒野の手紙は寒野本人が書いたものではなく
今回の事件の関係者である霧声昼子か右竜あかねが書いたものかと思ったが、
まさかバイトを雇って書かせていたとは…( ゚д゚)
 これで霧声共犯説が消えてしまうのか…

 しかも部屋割りを決めたのは確かに鬼島だったが、
伊豆丸が事前に部屋割りを指示していたのか…
 よって鬼島共犯説も消えてしまうのか…

 …いや、影尾が殺された第一の殺人では伊豆丸が死体を演じていたことがライフジャケットのフードを使った形跡があることからわかるし、伊豆丸が影尾の死体を演じていたのとは別に桟橋小屋に戻るというかむしろ入ろうとしていた人物がいたから共犯者の存在もあるのでは…
 
 …けれども『カップ&ボール』で伊豆丸の単独犯だということが証明されるんだろうなあ…


 ・・・とにかく最近の『金田一少年の事件簿』のトリックを考える時は
バイトに注意しないと…( ゚д゚)
 突然出てくるから気を抜かないようにしよう( ゚д゚)

(※ソース
週刊少年マガジン 2017年第1号~第17号
『金田一少年の事件簿 聖恋島殺人事件』

CASEFILE of Kindaichi Hajime: 聖恋島殺人事件 #13
講談社(2017)(第13話)p435~p454)

 現在週刊少年マガジンで連載されている『金田一少年の事件簿R(リターンズ)』は
『聖恋島殺人事件』が連載中で、
前回第11話で金田一一が影尾風彦・潮小次郎・寒野美火の3人の医師が殺された件についての謎解きをはじめた。
 
 最新の第12話では、潮殺しの謎解きから始めていた。


 【セイレーンの鳴き声は2種類ではなく…】

 …5種類あった!!

 七瀬美雪は2種類あるものと思っていたが
コテージ管理人の老婆・霧声昼子の話によると次の5種類だった。

 1.引き潮から満潮に切り替わるときの音(※この時が魚がたくさん取れる)
 2.潮の流れが急に速くなり沖から岸に岩に巻き付くようにして流れ始める音
 3.潮の流れが滞りピタリと凪いでしまう音
 4.引き潮に切り替わるときの音
 5.引き潮が急に速くなり、岸から左巻きに沖にどんどん流されていくようになる音
(※この時は、1.とは逆に入り江で魚が取れない。
その理由は沖に向かう流れと魚が戦っていて餌に興味を示さないから。
特に、伊豆丸険と鰐瀬たかしはこの時に釣りに行った。

 霧声の話によると、
セイレーンの鳴き声は潮の流れと天候によらず1分もずれることはないという。
 「今回の事件の真犯人『セイレーン』はそれを利用して潮を殺した」とはじめは推理した。


 【潮殺しのトリックと真犯人が犯したミス!】

 またはじめは
 「影尾が殺されたあとで冷蔵庫を何者かがあさり食料を持ち去ったりぶちまけてダメにしたことは潮を殺す殺人トリックの伏線だった」
と推理した。

 「それは『島に怪しげな怪物『セイレーン』が潜んでいるように見せかけるため』という単純な話ではない」
とも言っていた。

 さらに食料庫が荒らされたことについてはじめは、
腹を減らしたみんなが孤島で食料がなくなったことに不安を覚えてなんとかして自分たちで食べ物を確保しなきゃと思い、特に伊豆丸「他に方法がないから魚を釣りに行く」と名乗り出たことについてこう言った。

 「だがそれこそが犯人の狙いだったんだ」
 「伊豆丸さん、鰐瀬さんの二人は釣りに出かけて一匹も釣れないボウズの状態でヘトヘトになって戻ってきたけど実はこれも犯人には重々承知の展開だったんだ」

 その根拠にくだんのセイレーンの鳴き声を挙げ、
霧声が島の決まりで長年秘密にしていた
セイレーンの鳴き声の秘密を彼女の口から明かす展開になった。

 
 ・・・「犯人はセイレーンの鳴き声を利用して様々なトリックを仕込んでいた、
その1つが潮小次郎殺しだった」
 こう明かすはじめ「伊豆丸と鰐瀬が全く釣れなかったのを見て自信家の潮が釣りに名乗り出るのも、犯人は計算済みだった」と推理した。

 実際、荒れた海での釣りは潮は得意分野
小説家の右竜あかねは潮が釣り雑誌のインタビューで悪天候で結果を出していたことが記事になっていたのを何度か見たことがあった。
 もちろん犯人はそのことも知っていたとはじめはみていた。

 「潮が海に落ちたタイミングは満ち潮で沖から岸に向かっている状態だった、だから死体はすぐ岸に流れ着いた」
「速い潮の流れに加えて水中スクーターのような物を使えば
丈夫な釣り糸を竿を介して人一人を海に引きずり込むのは難しくないんじゃないか」

 そう推理したはじめは潮が釣り竿を手から離したくても離せなかった理由

 「手袋か竿のどちらかに強力な瞬間接着剤を仕込まれていたから」というのを挙げていた。
 ちなみに釣り用の手袋を身につけていたのは潮と一緒に釣りに行ったはじめも剣持警部も確認済み。

 「犯人はある一定以上の圧力がかかると破けるようなカプセルに入れた瞬間接着剤を仕込み、潮が釣り中両手に力を込めた途端、カプセルは破れて中の瞬間接着剤が流れ出る…
 実はこのとき犯人は水中で潜水具を身に着けて現場にいた…!
水中で魚に模したヒキを演出し、瞬間接着剤が竿と手袋を固定したところを見計らい、
水中スクーターの力を利用して潮を海の底に引きずり込んだ…」
 
 …このトリックには一つ弱点があった。
それは瞬間接着剤が残った竿と手袋を回収しなければならなかったこと。
 新品の手袋を用意し取り替えようにも、潮がどの手袋をしてくるかまでは予測できず、
テレビの映像で残るので手袋が代わっていることがバレてしまう。
だから犯人は手袋が偶然脱げたということにしたかったが、
「それが自分にヒントを与えることになった」
とはじめは言っていた。

 特に、TVカメラマンの海星終吾のビデオの中にあった、と。
 
 そのヒントになることは、
 
 「スキーに行ったときや寒い所から暖かい家に帰ってきた時などに多くの人が経験したと思われること」
 「潮殺し以外にも犯人は後から思えば犯行やトリックに都合の良い発言や行動をいくつも繰り返していたこと」

 さらにはじめは、
 「海星のビデオがなければここまでのことは気づけなかったんじゃないかと思っている」と言い、
犯人に対して「まあ頭のいい犯人のことだから、そろそろ俺が正体に気づいてることくらいはわかってるよな…?」と言った。
 そして「『セイレーン』はあんただよ!」ある一人を指差した


 ―― 潜水道具…
特にシュノーケルを使ったことが顔にかいてあった伊豆丸険が、やはり犯人っぽいなあ。
 ただ、今回の事件の犯人『セイレーン』は伊豆丸一人ではないように思うなあ。
 共犯、あるいは複数犯と影尾殺しの謎解きの時に言いそう…。

 特に「伊豆丸が犯人だ」というのは、推理の序の口に過ぎないのではと自分は思う…。 ――

 
 自分が11話の感想追記で書いたように、今後予想される展開は

 部屋割りを決めた鬼島高彦
 寒野美火を騙った手紙を書いたと思われる霧声昼子
 そして第4話で「近くでも釣れる」発言を潮の目の前でし、
伊豆丸とともに釣りに行った鰐瀬たかし

 この3人も伊豆丸と同じく食糧荒らしであり、今回の事件の真犯人「セイレーン」であると
はじめは指摘するのではないか。
 
 けれどもその前にはじめが次回検証するのは
「シュノーケルのあとが伊豆丸の顔に残ってたのが海星のビデオに撮られてた」
 からの~
「影尾風彦殺し」
で、これは伊豆丸が影尾の死体を演じていたことをフードの乱れから指摘しそうな予感がするなあ。

 また、他の犯人に対しては、手紙の筆跡だけではなく魚を捕る時に使う水中スクーターを伊豆丸に使われたのに今になっても他人に使われた形跡があることをはじめや剣持警部に話さない霧声
 伊豆丸と一緒に釣りからボウズで戻り伊豆丸とシャワーを浴びに行ったのに
彼の別行動(※潮殺し)を怪しむそぶりがない鰐瀬の不審な行動も、
はじめは指摘していくのではないか。
 そして鬼島については多分はじめは指摘しないと思うけど、
第10話に登場した寒野の手紙を提出前に見ていた手帳のようなものは、
霧声からあらかじめ渡された干潮時刻と満潮時刻のメモ…
あるいは霧声の口から話されたセイレーンの鳴き声の秘密に関するメモなのでは。
 …彼の場合、はじめに犯人だと指摘される根拠は部屋割りと手紙かな?


(※ソース
週刊少年マガジン 2017年第1号~第16号
『金田一少年の事件簿 聖恋島殺人事件』

CASEFILE of Kindaichi Hajime: 聖恋島殺人事件 #12
講談社(2017)(第12話)p213~p232)

 現在週刊少年マガジンで連載中の
『金田一少年の事件簿R(リターンズ)・聖恋島殺人事件』

 この事件は剣持警部の誘いで金田一一七瀬美雪がセイレーン・フィッシングマスターズに参加し決勝に進んだけれども、決勝の舞台となる聖恋島で決勝進出者の影尾風彦・潮小次郎・寒野美火の3人の医師が殺される事件に巻き込まれた事件。

 ―― この事件は、はじめの「謎はすべて解けた」が出てきた先週の第11話
思わぬ展開を見せたように自分は思った。 ――

 金田一一の幼馴染・七瀬美雪が披露したマジック・カップアンドボールから(おそらくは最初に殺された影尾についてだろう)、「全く違った視点から事件を見られた」と言っていたし、
 美雪は部屋割りを決めたのはイベント会社の鬼島高彦であることを言い出し
それはあたかも共犯者がいる事をにおわせていたみたいだった。

 『聖恋島殺人事件』第11話の感想を書いた時は、
部屋割りを決めたのは鬼島だとしても手紙の指紋で犯人だといえる理由が見当たらなかった。
 そこで更に考えてみたとき、ふと作者の天樹征丸・さとうふみやが著した『探偵学園Q』に登場したある事件を思い出した。
 それは『サイキック・マーダー』で、この事件の真犯人は2人よりも多い複数犯だったこと。(確か4人だったなあ。)


 【犯人は3人以上では…?(※コメントへのレス)】

 自分がまずこの事件の真犯人『セイレーン』だと思ったのは、伊豆丸険

 1.「影尾が殺されたあと、桟橋小屋で影尾の死体を演じるためフードを使っていた形跡が残っていた」
 2.「潮が殺されたあと、顔にシュノーケルのあとがあったのをカメラマンの海星終吾に撮られていた」
 3.「食料庫が荒らされたときの『飲み物は無事』発言」
 4.「寒野が殺された時に『水中銃』と凶器をすかさず言い当てた」

 これらのように、墓穴を掘りまくっていたことから犯人だというのは何となく想像がつく。
 
 また、鬼島高彦は部屋割りを決めたことは手紙でわかる犯人ではないけれども、
第11話で美雪が明かしたように部屋割りを決めたことそのものをはじめは指摘し、
彼もまた『セイレーン』だ、と言いそう。

 …すると寒野(を騙った)手紙の件に関しては伊豆丸、鬼島とは別に犯人がいそうな予感がする。
3人目の『セイレーン』だ。


 【検証、潮小次郎殺し】
 

 霧声昼子共犯説の根拠は、
「伊豆丸が飲み物の事を聞いた時、食糧がダメになっているのに
『ええ ただいま』と言っていた」こと

 ―― 確かに霧声さんは、第8話冒頭では
「ええ 今お持ちします」
と言っていましたね。 
 これは、食糧が荒らされた第4話冒頭のシーンで彼女が
「保存しておいた缶詰から何から全部なくなっていて乾物やお米も全く残っていません」
と答えたシーンと矛盾していますね。――

 
 ・・・そういえばはじめは食糧が荒らされた第4話でこんな発言をしていたなあ。

 「問題は『誰が』持ち去ったかじゃなく
『なぜ』持ち去ったかだ…!」

 『なぜ』持ち去ったかは、おそらく潮小次郎を釣りに行かせるためだと思う。
 
 犯人は、第7話はじめが推理していたように手袋に瞬間接着剤を仕掛け海に落ちた潮を強力な水中スクーターで海の底に引きずり込み殺したのでは。
それを実行したのはシュノーケルのあとを潮の遺体発見時に残してしまった伊豆丸だったのでは。

 そこで第4話で潮が釣りに行く前のシーンをもう一度見直してみると、
 一見すると伊豆丸と鰐瀬たかしが釣りに行ったけれども釣れなかった(ボウズだった)ことが潮を釣りに行かせるきっかけになっているように見えるが、
部屋割りを決めた鬼島が犯人とすると、霧声もまた伊豆丸の共犯者では。
 更に言えば、伊豆丸と一緒に釣りに行った鰐瀬もまた共犯者なのでは。

 
 ―― 影尾風彦殺しの後で、

 備蓄食料がなくなったことを伝えたのは、鬼島高彦
 食料がまったく残っていない事を伝えたのは、霧声昼子
 「そうだ、釣ればいいんだ」と言い出したのは、伊豆丸険
 特に、「近くで釣れる」と言い出したのは、鰐瀬たかし

 この4人の一連の発言が、すべて潮小次郎を死に至らしめるトリックだったとしたら…?
言い換えれば、この4人が共犯だったとしたら…?
 更に言い換えれば、くだんの4人の発言が「そうだ、釣りに行こう!」みたいな
潮に流されたいわゆる『死のCM』だとしたら…?

 特に伊豆丸と鰐瀬が『死のCM』後、
まったく釣れなかったことを身をもって強調し、それが潮を動かしたとしたら…?

 …潮はその裏にある殺意に気づかず釣りに行ってしまい、
命を落とした
のでは…。 ――

 
 ・・・私のブログの『聖恋島殺人事件』第11話の感想に寄せられていたコメントの結びには、

 「寒野殺しに使った手紙の女性筆跡もひっかかる」

とあった。

 もし鬼島・伊豆丸・鰐瀬そして霧声が潮殺しに関わっていたならば、
女性筆跡の正体は霧声だったのではないかと自分は思った。

 特に問題の寒野を騙った手紙が入った封筒だが
それは事件が起きる前あらかじめ用意されていたもので、手紙だけではなく封筒の内側にすら指紋が検出されていなかったりして…

 そして今回の事件の真犯人は少なくとも共犯っぽいが第11話の怒涛の展開から
部屋割り手紙の筆跡を考えると伊豆丸だけではなく鬼島霧声も、
さらに潮を釣りに行かせることに伊豆丸に協力した鰐瀬もまた犯人「セイレーン」なのではと思った。

(※ソース
週刊少年マガジン 2017年第1号~第15号
『金田一少年の事件簿 聖恋島殺人事件』

CASEFILE of Kindaichi Hajime: 聖恋島殺人事件 #11
講談社(2017)(第11話)p417~p436)

 現在週刊少年マガジンで連載中の『金田一少年の事件簿R(リターンズ)』
『聖恋島殺人事件』が展開中。
 剣持警部の誘いで金田一一七瀬美雪がセイレーン・フィッシングマスターズに参加し決勝に進んだけれども、決勝の舞台となる聖恋島で決勝進出者の影尾風彦・潮小次郎・寒野美火の3人の医師が殺される事件に巻き込まれた。

 けれども第11話では、はじめの決め台詞「謎はすべて解けた」が飛び出した!
そして真相当てクイズも登場した…と思ったら、犯人当てクイズだった。

 ―― 第4の殺人が発生するのかと思ったら、これ以上の事件は起こらなかったか… ――

 【カギは封筒!】

 前回第10話はじめは剣持警部が指紋採取セットを持っているかを聞いて、
寒野が参加者に出したと思われる手紙…ではなく封筒の指紋を剣持警部に調べさせていた。



 特にはじめは、封筒の指紋が『決定的な「証拠」』になるとみていた。

 美雪は
「こんな周到な犯人が手紙に指紋を残すなんて思えないけど…」と言っていたが、
はじめは
「チッチッチッ NON・NON 美雪ちゃん
その程度の発想力ではまだまだ迷う名探偵ですよ?」

と、名探偵ポアロ風に言っていた…。

 (;8;)<ミユキチャン…。

 
 ・・・そして剣持警部は封筒の指紋を調べ終わり、言った。

 「お前の予想通りだぞ!これならもう『こいつ』が犯人としか言えんだろ」

 そしてはじめは関係者全員を集め、聖恋島殺人事件の解答編を始めるのだった…


 【鬼島高彦に疑いの目!?】

 前回第10話のラストではじめは寒野殺しに使われていたと思われるボートを見つけた。
そのボートには釣り糸とは違う糸のようなものが絡みついていた。
そしてはじめは犯人が「多少の綱渡りを演じた。ただ現場に犯人が同席していたことを考えれば勝算は十分あったはずだ」とみていた。

 …はじめと美雪はメインコテージに行き、コテージの配置図を見ていた。
そのとき美雪が「部屋割りはイベント会社の鬼島さんが決めたのよね?」とはじめに聞いた。
 また美雪は
「この部屋割りがはじめちゃんの推理してるトリックに不可欠のものだとするのなら
ひょっとして犯人は…」
とつぶやいたところ、はじめは

「ここでも尻尾を出す可能性があるな」と言っていた。


 【美雪の分析!】

 はじめは
「影尾殺しのトリックにはセイレーンの声により真逆に変化する潮の流れが関係している」
とみていた。
そして影尾殺しの時に見えた渡り廊下の上で桟橋小屋からセンターコテージの方まで進む不気味な光が
人間の動きにしてはスムースすぎることも引っかかっていた。
 
 「一人の人間が違うところに同時に存在できるはずはない、犯人は俺達と一緒にいたはずだ。
あの光は多分犯人なんかじゃない。」
 はじめの発言を聞いて、美雪はこう言った。

 「そっか…!
『仮定』を先に見つけてからその後でその矛盾を解決するのね、探偵は!」

 はじめを分析するような言い方をしたのは、今回の事件のことを紙に書いて整理していたから。

 特に影尾殺しについて美雪は鬼島高彦の行動に注目していた。
それは「予め言ってあったように点呼も取らずさっさと集合場所に行こうとした」ということ。

 
 ・・・はじめは
 「本当は影尾が来ていないのを知っていたはず」
 「これは影尾の取り巻き連中と揉めるよりもタイムスケジュールを優先したかったから…?」
と思っていた。

 そしてこれまでの状況を整理した。
 
 これまでの状況は…

 1.海星が照明が見当たらないということを明かした。
 
 2.霧声昼子が船にライトがあると言ったので皆でセンターコテージへ。
 
 3.桟橋小屋に向かったが開いているはずのドアが向こうから鍵がかかっていて開かなかったので
 センターコテージ→レストハウス→桟橋小屋と進んだ。
 
 4.桟橋小屋に鍵がかかっていたのでドアの小窓から中を覗いてみると
背中に銛を突き立てられていた誰かが倒れていたのを見た。
 
 5.小屋の中の明かりが消え、何者かの足音が聞こえ扉が開く音がしたとたん、
 小屋の反対側の渡り廊下をゆっくりと進む奇妙な光に美雪が気づいた。
 
 6.反対側のドアから逃げようとしている何者かがいると思ったので
 皆はセンターコテージに引き返した。
 
 7.センターコテージに戻り明かりをつけると
桟橋小屋にあったはずの影尾の遺体が見つかった。

 ちなみに5個あるセンターコテージの扉はみんなが入ったところを除き全て閉じられていた。
 剣持警部が点呼したところ影尾を除き全員がしっかりいた…


 【美雪のマジックが、影尾殺しのトリックのヒント!?】 

 「被害者以外の全員がその場にいて尚且つその前も一緒に行動を取っていたということは、
あの場にいた誰一人として最初の死体発見現場である桟橋小屋からセンターコテージまで死体を運ぶことはできなかったということになる。
つまり全員にアリバイがあることになるよね?」

 そう言っていた美雪ははじめに
「自分はミス研の部長で、はじめちゃんと一緒にいて色々学んだ」と言い、
なぜかマジックのカップアンドボールを披露した。
ちなみにカップは湯呑み、ボール2つはティッシュを丸めたもの。

 そのカップマジックを見た時はじめは影尾殺しのトリックについて
 「お前のおかげでまったく違った視点から事件を見られた。
犯人はきっとこの手口で犯行をやってのけたんだ。」
と言った。
 そしてはじめの「謎はすべて解けた」が飛び出し、決定的な物証もはじめたちは得た…!

 
 ―― もしかすると今回の事件の真犯人は、
部屋割りを決めたり影尾が来ていないのを知っているのに知らんぷりをしていた鬼島の行動から、
犯人は一人ではない、例えば共犯の可能性もあるのか…?
第10話で「シリーズ屈指の難事件」と言っていたのはそのことなのだろうか…? ――

 ただ、今回の事件の真犯人は影尾殺しにしても潮殺しにしてもそして寒野殺しにしても致命的なミスを犯しているような気がするなあ。

 まずはじめと剣持警部と釣り中に海中に引きずり込まれ殺された潮の件
トリックははじめが第7話で推理したように
 「潜水道具を身に着けた何者かが足など掴んで強力な水中スクーターなどで海の底に引きずり込みそのまま溺死させる」というものだけど、
それを使った証拠が海星が撮影していた潮の遺体発見後のセンターコテージ広間で犯人の顔に潜水道具…特にシュノーケルを使ったあとが伊豆丸険にあったことから彼が犯人だというのは想像がつきそうだなあ。

 それに伊豆丸の姿に関しては影尾殺しの件でも不審な点があったなあ。
 それはライフジャケットのフード

 第2話はじめ集合場所に向かう時ライフジャケットのフードを被っていた
影尾とはじめ以外にもう一人ライフジャケットのフードを被っていた人物がいたと思う。
 それを見抜くポイントは、第3話で剣持警部が点呼を取った時のシーンではじめがフードを取ったときの襟の部分
 はじめの襟は他の人と比べて崩れていたが、伊豆丸もまた崩れていたなあ。
 もしかするとライフジャケットのフードは一度使うと簡単には元の形に戻らないつくりになっているのでは。

 おそらく伊豆丸桟橋小屋の影尾の死体を演じていて皆が去ったあとで鍵を開けて皆が去った反対側からセンターコテージに向かい、そこに予めあった影尾の死体を出して暗闇の中そこで待機、皆に紛れ込んでいたのでは?

 すると一つの疑問が。
 第3話で最初に桟橋小屋で影尾の死体(※実は伊豆丸が演じていた)を見てセンターコテージに引き返そうとした時に、その流れに逆らうかのような…つまり桟橋小屋に鍵を開けて向かおうとするような動きを見せた影は誰だったか?

 …それは、自分が思うに伊豆丸の共犯者だったのでは?
 その共犯者は影尾の死体を運びやすくする役割があったのでは。
 彼もまた闇に紛れてセンターコテージに潜み、何食わぬ顔ではじめたちの前に現れたのでは。

 …はじめは美雪のカップマジックで影尾殺しのヒントを掴んだのでは。
 更に言えば、海星から照明を盗んだのは伊豆丸の共犯者だったのでは。


 ・・・そして寒野の件について伊豆丸が犯したミスは、
凶器を水中銃とすぐに言い当てたことが致命的なミスっぽいが
寒野が出したとされる手紙について寒野の部屋割りを決めた鬼島が伊豆丸の共犯者だとすると
彼がどういった点でミスを犯したかは、自分には想像つかないなあ…。

 伊豆丸は第8話で食料庫が荒らされていることがわかった時「飲み物は無事」と言い当てていたという点でも自分が犯人『セイレーン』だという証拠を数多く残しているように思うが、
 もう一人の真犯人と思われる鬼島には手紙以外スキがなさそうだなあ…。

  果たして『セイレーン』は二人いるのか?
 『亡霊兵士』(※墓場島殺人事件)
 『殺人鬼スパロウ』(※獄門塾殺人事件)
みたいに…

 犯人当てクイズの答えを考えるのに考える時間が2号であることから考えると
その可能性は低くないだろうなあ…。

(※ソース
週刊少年マガジン 2017年第1号~第15号
『金田一少年の事件簿 聖恋島殺人事件』

CASEFILE of Kindaichi Hajime: 聖恋島殺人事件 #11
講談社(2017)(第11話)p417~p436)


 『ラブライブ!サンシャイン!!』Aqoursがファーストライブ
「Aqours First LoveLive! ~Step! ZERO to ONE~」を無事終えて、
アニメ2期が今年の秋に放送されることが決まったらしい。

 ただアニメに関して自分は、主人公・高海千歌が言った
 
多分、比べたらダメなんだよ。
追いかけちゃダメなんだよ。
μ'sも、ラブライブ!も、輝きも…」
というセリフが今も引っかかっているし、
それがどういうことなのか2期で明かされそうにも思っている。


 自分は、2期のストーリーの鍵を握っているのはAqoursよりはむしろ、
北海道のスクールアイドル『Saint Snow』の鹿角聖良(かづのせいら)・鹿角理亞(かづのりあ)姉妹ではないかとは見ている。

 なぜなら『Saint Snow』の鹿角姉妹はA-RISEがUTX学院のスクールアイドルと明かされているのに対し、
 アニメではまだどこの高校出身なのか、
 …いや、姉妹はそもそも高校生なのか明かされていないのが今も引っかかるからだ。

 「もしかすると、鹿角姉妹は実は高校生ではなく、
例えば中学生なのでは…?
 
 「とにかくA-RISEやμ’sに追いつかなければならないので
自分達の本当の身分を偽ってでもラブライブ!で優勝しなければならない…
そんな一心で
スクールアイドルに『ラブライブ!』に参加しているのでは…」

 …そう私は考えている。


 【廃校危機以前に『ラブライブ!』そのものの打ち切り危機があるかも…】

 ところで千歌たちAqoursがやSaint Snow が活躍する『ラブライブ!サンシャイン!!』の世界の『ラブライブ!』の現状については、Aqoursが千歌たちメンバー6人でイベント「東京スクールアイドルワールド」に挑んだが完敗を喫した後、第8話黒澤ダイヤがこう明かしていた。

 ・第1回大会の10倍以上、7236組のスクールアイドルが『ラブライブ!』にエントリーしている

 ・A-RISEとμ'sにより『ラブライブ!』の人気は揺るぎないものとなり、レベルの向上を産んだ

 今のところスクールアイドルたちは7千を超えているが、
 
 「そのうち挫折する人が出てきて
『ラブライブ!』に対する恨みつらみをぶちまけて
スクールアイドルそのものを諦め、
最悪の場合、人生までも諦めてしまう人たちも少なからずいるのではないか?」

と私はみている。
 Aqoursはμ’sやラブライブ!を自分たちの道を歩こうと決めているが、その一方で「他の7千を超えるスクールアイドルたちに『ラブライブ!』という大会そのものを揺るがしかねない大きな事件が起こる…いわば『世界の危機』が起こる」と考えている。

 …こうなってしまうと、大会が千歌たちの代で最後になってしまう可能性がある。
けれども、千歌たちAqoursは『ラブライブ!』最大の危機を救う極めて重要な役割を果たしそうに思うし、果ては浦の星女学院の廃校をも阻止することにつながるのではと私はみている。


 【アニメ2期のAqoursとSaint Snowは、こうあって欲しい!】

 ところで私は最近、某ゲームの感想サイトで某ゲームの引退動画をネットにアップしていた人に対し、某ブロガーが物申した記事を目にしたことがある。
(※なお引退動画のゲームは、スクフェスではなかった。)

 この記事は自分が仕事で「人が物事を諦めるときにその人はどんなことを言い、思っているか?」を調べているときに偶然目にしたものだが、
その記事中にあるゲームの現状はあくまで記事の筆者の見解であるがそれによると
 
  「『プレイヤーの高レベル化』『イベントの高難度化』により
ゲームそのものへの不満を高めているプレイヤーが増えている」

とあり、くだんの『ラブライブ!サンシャイン!!』に登場する大会「ラブライブ!」とよく似てるというか、それの『そう遠くはない未来』だと自分には見えた。
 
 ちなみに引退動画をアップした人が引退理由は目的のユニット(キャラクター)を手に入れられなかったことであるが、記事を書いた人は引退した人が全種類のユニットを集めようとしていたがそれができなかったことに注目してこんな感想を述べていた。


 「なぜ動画をアップした人は、もっとゲームを楽しまないのだろうか?」

 奇しくも、その感想は『ラブライブ!サンシャイン!!』アニメ1期第12話で千歌が東京で鹿角姉妹と再会した時、二人に言ったことに似ているように感じた。
特に「楽しむ」ということは2期で鹿角姉妹に千歌が高い確率で言いそうなことだ、と…。

 …ちなみに千歌はこう言っていた。

「勝ちたいですか?
ラブライブ!勝ちたいですか?」

 ちなみにくだんのブロガーはこんなことも言っていた。

 「動画をアップした人は

『高難易度をクリアできた、ユニットを全種類集められた…そんなときは今までは楽しかった。
だがそれができなくなったから俺はゲームを辞める!
そんなゲームにした運営は大嫌いだ!』

 なんてことを言っていたが、

自分の実力が及ばない領域を気にしても仕方ないのに
それができないと諦めたり運営に不満をぶちまけるのは、
傲慢としか言いようがない。

 「天才でもないのに完璧を求めるのは傲慢だ。

 「なぜ自ら辛くする必要があるのか」

 そしてこう結んでいた。

 「動画のコメントを見ていると、「昔の◯◯というゲームはよかった」「もうつまらんゲームになった」と思考停止している人が多いように感じる。
 
 「変化についていけない人間は、現実の世界でもうまくいかなくなるのでは?」


 ―― このブロガーが言っていることの多くは、
アニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』2期で
Saint Snow の鹿角姉妹に千歌たちをはじめAqoursのメンバーたちが言いそうな事っぽいなあ。
 ブロガーが話題にしていたゲームはスクフェスとは違ったゲームだけど…

 そして動画をアップした人は、アニメ2期で登場するであろう「『ラブライブ!』やスクールアイドルを諦めるあるいはそうしようとする人たち」とどこか重なりそうに感じるなあ。
もっともSaint Snow がどんな立場の姉妹になっていくのかは今のところわからないけれども。 ――

 Aqoursはアニメ2期でμ’sというかこれまでのラブライブ!に縛られているスクールアイドルたちを
Saint Snow だけではなく覚醒させるのではないだろうか。
 つまりラブライブ!存続の危機などのアニメ2期にあるであろう困難を解決するカギはSaint Snowに一番ありそうに自分は感じる。


 ・・・そして、もし鹿角姉妹が高校生ではなく中学生だとしたら、将来は浦の星女学院の生徒になる展開もありそうな予感がするなあ。
 鹿角姉妹はA-RISEへのあこがれからスクールアイドルを始めたらしいが、
2期では鹿角姉妹がラブライブ!を目指す理由の本質に千歌たちは迫っていくのではないかと思うし、二人はAqoursのメンバーたちのお陰で一歩踏み出せそうな予感がすると思う。

  またAqoursが、特に千歌が「μ’sやラブライブを追いかけずスクールアイドルをしていく」とはどういうことかに、とことん迫りそうに思う。
 

 ・・・Saint Snowのメンバーで
同じスクールアイドルでAqoursのライバルとして戦っていた鹿角姉妹が
 Aqoursの三年、松浦果南・小原鞠莉・黒澤ダイヤの三人が卒業後、
はるばる北海道から入学してくる…
 するとAqoursは二人をはじめこれから入学してくる生徒たちの良き先輩になる先輩的役割となり、
スクールアイドルとしてもそうなっていく…

 …そういう展開になったらいいなと自分は思っている。

 そのためには鹿角姉妹に最悪の結末が起きてしまうことを避けなければならないと思う。
 それは鹿角姉妹の正体がバレてしまった時を指すのではない。
 それは二人がスクールアイドルをすっぽり諦めるばかりか、人生も諦めてしまうことだ。

 ・・・『ラブライブ!』 の「live(ライブ)」という単語は、単に生の演奏やパフォーマンスを指しているのではなく、「live」は「リブ」とも読めることから「生きている・生きる」という意味もあるように自分は思う。

 2期では『ラブライブ!』は勝つことが目的ではなく「楽しみ、生きること」の喜びをAqoursが伝えていけたらいいな、と私は願ってやまない。

(※ソース
ラブライブ!サンシャイン!! Official Web Site

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