月森ちはや。
現在『イブニング』で連載中の『金田一37歳の事件簿』の『騒霊館殺人事件』で犯人の動機に関わるであろう人物。
この事件でこれまでに殺されたのは、唐崎星也、久門朝香の2人。
星也は突然飛んできた毒矢で首を射られて、久門は深夜に倒れてきたと思われる甲冑の鉾に胸を刺され命を落とした。
この二人の接点のヒントになるのは、最新のストーリー・第6話の庭本大河と星也の妻・唐崎萌音の会話。
萌音「庭本先輩、これってやっぱり五年前の『アレ』が関係してるんじゃない?
死んだうちの星也も朝香もそう…!
あ…あいつが騒霊になってあたしたちに復讐してるんだとしたら…」
庭本「そんなわけないだろ!騒霊なんて…!」
この二人の会話の後にこんな二人のつぶやきがあった。
庭本「五年前の事件の関係者…?」
萌音「今この中にいる中の誰かが"月森ちはや"と関わりがあるとしたら…」
庭本が今回の事件の犯人にハンマーで対抗しようとしたら逆にそのハンマーを額に突き立てられてか殺され、翌朝遺体となって金田一一らに発見される前に…。
…唐崎夫妻、久門、庭本は5年前の帝洋大学オカルト研究部員で、第1話にあるように今の壮麗館がある森海ヶ原キャンプ場の廃墟に肝試しのため訪れたが、ポルターガイスト現象に遭遇し逃げ帰り、そのときに月森ちはやに関するとんでもない事件を起こしたようだ。
ちなみにこの事件の関係者の一人であるルポライターの佐熊洋平について、
前回第5話には月森ちはやを追っていたと思われる描写があった。
ノートパソコンをしながら、週刊誌の『衝撃 行方不明の(※以下タイトル不明)』という記事を読んでいたのだ。
―― 十中八九、月森ちはやのことだろう… ――
【久門殺しは完全な密室殺人!?】
「なんてことだ…!
ポルターガイストが今度は久門さんを…
2階から物音がして私達が駆けつけるまでの間…」
ソムリエの梅村修児は言った。
一方電報堂の黒原太は佐熊がポルターガイスト現象を記録しているのを見て
「おやめ下さい!佐熊様そういうことは…」
と注意した。
「遺体は写さないようにしてますから」と佐熊は言った…。
・・・一方はじめは、窓を見ていた。
窓は埃が積もってて開けた形跡がなく、久門の遺体発見現場から別の部屋に移ることもできそうになかったので、はじめは葉山まりんにこう言った。
「俺たちがこの部屋に駆けつけた時、部屋から盛大に物音がしたってことは…
中に久門さん以外の誰かがいたことは間違いないんだ。
つまり、これが人の手による殺人事件だとしたら、完全な"密室殺人"ってことになるんだよ。」
まりんは、ゴクリとつばを飲み込んだ…!
…「ちょっと待ってよ金田一さん、あんたまだ"殺人事件"なんていうの!?
唐崎さんのダンナが死んだ時といい橋が燃え落ちた件といい…
どー考えてもこれポルターガイストの仕業でしょ!?」
佐熊がこう言うと萌音が
「…やめて!
もうやめてよ…!!
そんな話聞きたくない…!」
と言って走り去った。
このとき庭本が
「あっ…!萌音ちゃん… …いや!
唐崎さん…」
と口走った。
画家の鹿野美雨が「殺人って…?」と言うと電報堂の白鳥麗桜が
「皆さま、ここは私たちスタッフが対処いたしますのでどうか冷静になって一旦部屋にお戻り下さい!」
と言い、続けて黒原が
「私からもお願いいたします。どうか落ち着いて下さい!」
と言った。
読者モデルの花塚衣舞は
「そんなこと言ったってムリよ…!
だって久門さん部屋にいたのにこんなことに‥」と言うと
ソムリエの梅村修児が
「では皆さんが落ち着かれるようワインをお出ししますのでここは一旦サロンの方に行くというのはどうでしょう?」
と言った。
はじめは「あ…そうですね!お願いします梅村さん」と言い、
「よろしいですか白鳥さん」と言い、「そうね」という返答を得た。
白鳥は黒原に久門の遺体発見現場に鍵をかけ、
明後日警察を呼ぶ前には誰も触ったり立ち入らないように責任を持って管理するように命じた…。
【やらせ】
梅村がシャトー・シャスプリーン1970年という『憂いを払う』という意味のワインを鹿野に振る舞っていたとき、
ヨーロッパ家具輸入業の中根沢児郎がこう言い出した。
「しかし…この館に住み着くポルターガイストはいったい誰なんでしょうかね?」
はじめが「へ?誰って…」と反応すると中根沢はこう言った。
「もちろんこの館に長きにわたり住まう幽霊のことですよ!
この話を聞いた佐熊は
「なるほど!数代前の気のふれた城主かその妻か、はたまた手打ちにあった召使いの亡霊か…」と言うと
花塚が「やだ!やめて、怖い!」と言い、白鳥も佐熊の発言に対し嫌そうな顔をしていた。
中根沢は更に話を続けた。
「ヨーロッパにアンティークの買い付けにいくとそんな話はしょっちゅうですよ!
むしろそーゆーのがないとハクがつかないというか…!
だから…『やらせ』も結構あるんですよね。」
「例えばグラスがひとりでに落ちて割れるとか、テーブルや椅子がガタガタ動くとか…
たいていは暗がりの見通しが悪い部屋で起きてるので細くて丈夫なテグス糸なんか使えばわりと簡単にできてしまうものなんですよ!」
はじめは「トリックか…」と思った。
また、まりんは中根沢に聞いた。
「でも火が勝手につくなんてのは絶対無理じゃないですか?」
中根沢はまりんに
「それも方法がないわけじゃないんです。
たとえば水を使ったり…」
と言った。
【謎の笑い声と逃げ腰な白鳥】
そのとき白鳥が言った。
「金田一さん!シッ!」
「今…話し声がした‥
あのドアの向こう側の誰かが話してた!
ここにいないのは庭本さん、唐崎萌音さん、あとうちの黒原だけ…
でも彼は2階の『あの』部屋を封鎖してるとこだし…」
はじめは「行ってみましょう!」と言い、まりんもついていった。
声がするという部屋のドアに耳をそばだてると「クスクス フフフ」という笑い声がした。
はじめに「開けてみて」と言った白鳥はすすすすと逃げ腰になっていた…
「お、おれですか?」
と言ったはじめだった…( ゚д゚)
けれどもはじめがドアを開けると声がやんだ…( ゚д゚)
「もう!なんなのよこのお化け屋敷!
こんなんじゃリゾート計画なんてムリ!」
白鳥がこう言ったのではじめは
「白鳥さん、今日はもう寝ましょう!!
皆さんこれ以上は限界です!」
と言った。
「黒原が戻ったら皆さん部屋に戻ってもらって…」
一方その頃庭本は
「まずいぞ…
これがもし…」
と思っているとノックの音がしたのでハンマーを片手にドアに近づくと、萌音の声がした。
【鍵のない部屋と打ち付けられたドア】
翌朝。ろくに眠れなかったはじめが歯を磨いていると、まりんが
「おっはよーございまーす主任!!
そろそろ皆さん起こしてきてもいいですか?」
と、突然ドアを開け脅かしたので、はじめは歯磨き粉を飲んでしまった…
( ゚д゚)ポカーン
はじめはまりんに
「いや君ね、ここ部屋によっては鍵とかないんだよ?
スタッフの部屋は基本鍵なし!
君のところもかかってるようでかかってないから!」と言ったが、
…朝食中、鹿野が白鳥に庭本が朝食に来ていないがどうしたのかを聞いていた。
白鳥は
「最初にお声がけした時返事がなかったようなので今ウチの黒原と金田一さんと葉山さんで呼びに行ってます。」
と言った。
…はじめは部屋を開けて起こそうと庭本の部屋のマスターキーの場所を聞いていたが黒原は
「いえ、ここは鍵のない部屋ですよ。
鍵のかかる部屋は女性の方に当ててますので…」
と答えた。
ところが、ドアノブは回るが開かなかった。
「まさか何かあったんじゃ…!」というまりんの発言を受けて、
はじめは黒原と一緒にドアに体当りしてドアを開け、庭本の遺体を見つけた。
ドアはなぜか内側から板と釘で打ち付けられていた…!
―― 『やらせ』…
いわゆる壮麗館の『サクラ』は関係者の中にどれくらいいるのだろうか…? ――
ドアの話し声に関しては、白鳥と黒原の二人の『やらせ』によるものっぽいなあ。
今回は中根沢が古い館についてなぜかやけにペラペラしゃべっていたなあ。
意外と月森ちはやについて佐熊以上に詳しかったりして。
ただ、火が勝手につくこと…吊り橋の火災は中根沢が言うように水を使ったトリックっぽいし、
久門殺しのトリックも中根沢がだいたい答え言ってそうだなあ。
「知りすぎて、逆に犯人に殺されたりして……」
と思わずにはいられないなあ。
中根沢は実は電報堂の『サクラ』の一人…かな?
だとしたら、はじめにポルターガイストのタネ明かしをした意図は…?
次回以降が気になるなあ。
そして庭本殺しについては、暖炉のある部屋が犯行現場だったことから、暖炉を利用した形跡があるかどうかも気になるなあ。
【ソース】
イブニング 2020.07.14 NO.14
『金田一37歳の事件簿』
『騒霊館殺人事件』
File59 終わらぬ厄災
講談社 (P121~P142)
現在『イブニング』で連載中の『金田一37歳の事件簿』の『騒霊館殺人事件』で犯人の動機に関わるであろう人物。
この事件でこれまでに殺されたのは、唐崎星也、久門朝香の2人。
星也は突然飛んできた毒矢で首を射られて、久門は深夜に倒れてきたと思われる甲冑の鉾に胸を刺され命を落とした。
この二人の接点のヒントになるのは、最新のストーリー・第6話の庭本大河と星也の妻・唐崎萌音の会話。
萌音「庭本先輩、これってやっぱり五年前の『アレ』が関係してるんじゃない?
死んだうちの星也も朝香もそう…!
あ…あいつが騒霊になってあたしたちに復讐してるんだとしたら…」
庭本「そんなわけないだろ!騒霊なんて…!」
この二人の会話の後にこんな二人のつぶやきがあった。
庭本「五年前の事件の関係者…?」
萌音「今この中にいる中の誰かが"月森ちはや"と関わりがあるとしたら…」
庭本が今回の事件の犯人にハンマーで対抗しようとしたら逆にそのハンマーを額に突き立てられてか殺され、翌朝遺体となって金田一一らに発見される前に…。
…唐崎夫妻、久門、庭本は5年前の帝洋大学オカルト研究部員で、第1話にあるように今の壮麗館がある森海ヶ原キャンプ場の廃墟に肝試しのため訪れたが、ポルターガイスト現象に遭遇し逃げ帰り、そのときに月森ちはやに関するとんでもない事件を起こしたようだ。
ちなみにこの事件の関係者の一人であるルポライターの佐熊洋平について、
前回第5話には月森ちはやを追っていたと思われる描写があった。
ノートパソコンをしながら、週刊誌の『衝撃 行方不明の(※以下タイトル不明)』という記事を読んでいたのだ。
―― 十中八九、月森ちはやのことだろう… ――
【久門殺しは完全な密室殺人!?】
「なんてことだ…!
ポルターガイストが今度は久門さんを…
2階から物音がして私達が駆けつけるまでの間…」
ソムリエの梅村修児は言った。
一方電報堂の黒原太は佐熊がポルターガイスト現象を記録しているのを見て
「おやめ下さい!佐熊様そういうことは…」
と注意した。
「遺体は写さないようにしてますから」と佐熊は言った…。
・・・一方はじめは、窓を見ていた。
窓は埃が積もってて開けた形跡がなく、久門の遺体発見現場から別の部屋に移ることもできそうになかったので、はじめは葉山まりんにこう言った。
「俺たちがこの部屋に駆けつけた時、部屋から盛大に物音がしたってことは…
中に久門さん以外の誰かがいたことは間違いないんだ。
つまり、これが人の手による殺人事件だとしたら、完全な"密室殺人"ってことになるんだよ。」
まりんは、ゴクリとつばを飲み込んだ…!
…「ちょっと待ってよ金田一さん、あんたまだ"殺人事件"なんていうの!?
唐崎さんのダンナが死んだ時といい橋が燃え落ちた件といい…
どー考えてもこれポルターガイストの仕業でしょ!?」
佐熊がこう言うと萌音が
「…やめて!
もうやめてよ…!!
そんな話聞きたくない…!」
と言って走り去った。
このとき庭本が
「あっ…!萌音ちゃん… …いや!
唐崎さん…」
と口走った。
画家の鹿野美雨が「殺人って…?」と言うと電報堂の白鳥麗桜が
「皆さま、ここは私たちスタッフが対処いたしますのでどうか冷静になって一旦部屋にお戻り下さい!」
と言い、続けて黒原が
「私からもお願いいたします。どうか落ち着いて下さい!」
と言った。
読者モデルの花塚衣舞は
「そんなこと言ったってムリよ…!
だって久門さん部屋にいたのにこんなことに‥」と言うと
ソムリエの梅村修児が
「では皆さんが落ち着かれるようワインをお出ししますのでここは一旦サロンの方に行くというのはどうでしょう?」
と言った。
はじめは「あ…そうですね!お願いします梅村さん」と言い、
「よろしいですか白鳥さん」と言い、「そうね」という返答を得た。
白鳥は黒原に久門の遺体発見現場に鍵をかけ、
明後日警察を呼ぶ前には誰も触ったり立ち入らないように責任を持って管理するように命じた…。
【やらせ】
梅村がシャトー・シャスプリーン1970年という『憂いを払う』という意味のワインを鹿野に振る舞っていたとき、
ヨーロッパ家具輸入業の中根沢児郎がこう言い出した。
「しかし…この館に住み着くポルターガイストはいったい誰なんでしょうかね?」
はじめが「へ?誰って…」と反応すると中根沢はこう言った。
「もちろんこの館に長きにわたり住まう幽霊のことですよ!
もともとこうした古い館には必ず幽霊の2~3体はいるのが当たり前で
向こうの不動産売買では幽霊の身元もちゃんと調べがついてることがあるんですよ。」
この話を聞いた佐熊は
「なるほど!数代前の気のふれた城主かその妻か、はたまた手打ちにあった召使いの亡霊か…」と言うと
花塚が「やだ!やめて、怖い!」と言い、白鳥も佐熊の発言に対し嫌そうな顔をしていた。
中根沢は更に話を続けた。
「ヨーロッパにアンティークの買い付けにいくとそんな話はしょっちゅうですよ!
むしろそーゆーのがないとハクがつかないというか…!
だから…『やらせ』も結構あるんですよね。」
「例えばグラスがひとりでに落ちて割れるとか、テーブルや椅子がガタガタ動くとか…
たいていは暗がりの見通しが悪い部屋で起きてるので細くて丈夫なテグス糸なんか使えばわりと簡単にできてしまうものなんですよ!」
はじめは「トリックか…」と思った。
また、まりんは中根沢に聞いた。
「でも火が勝手につくなんてのは絶対無理じゃないですか?」
中根沢はまりんに
「それも方法がないわけじゃないんです。
たとえば水を使ったり…」
と言った。
【謎の笑い声と逃げ腰な白鳥】
そのとき白鳥が言った。
「金田一さん!シッ!」
「今…話し声がした‥
あのドアの向こう側の誰かが話してた!
ここにいないのは庭本さん、唐崎萌音さん、あとうちの黒原だけ…
でも彼は2階の『あの』部屋を封鎖してるとこだし…」
はじめは「行ってみましょう!」と言い、まりんもついていった。
声がするという部屋のドアに耳をそばだてると「クスクス フフフ」という笑い声がした。
はじめに「開けてみて」と言った白鳥はすすすすと逃げ腰になっていた…
「お、おれですか?」
と言ったはじめだった…( ゚д゚)
けれどもはじめがドアを開けると声がやんだ…( ゚д゚)
「もう!なんなのよこのお化け屋敷!
こんなんじゃリゾート計画なんてムリ!」
白鳥がこう言ったのではじめは
「白鳥さん、今日はもう寝ましょう!!
皆さんこれ以上は限界です!」
と言った。
「黒原が戻ったら皆さん部屋に戻ってもらって…」
一方その頃庭本は
「まずいぞ…
これがもし…」
と思っているとノックの音がしたのでハンマーを片手にドアに近づくと、萌音の声がした。
萌音と会話する庭本だったが、
二人の会話を血眼で覗いていた人がいた……((((;゚Д゚))))
【鍵のない部屋と打ち付けられたドア】
翌朝。ろくに眠れなかったはじめが歯を磨いていると、まりんが
「おっはよーございまーす主任!!
そろそろ皆さん起こしてきてもいいですか?」
と、突然ドアを開け脅かしたので、はじめは歯磨き粉を飲んでしまった…
( ゚д゚)ポカーン
はじめはまりんに
「いや君ね、ここ部屋によっては鍵とかないんだよ?
スタッフの部屋は基本鍵なし!
君のところもかかってるようでかかってないから!」と言ったが、
「え、ひょっとして覗いちゃいました?」と、
まりんは「ププ~」と吹き出しそうな顔をしていた…( ゚д゚)
…朝食中、鹿野が白鳥に庭本が朝食に来ていないがどうしたのかを聞いていた。
白鳥は
「最初にお声がけした時返事がなかったようなので今ウチの黒原と金田一さんと葉山さんで呼びに行ってます。」
と言った。
…はじめは部屋を開けて起こそうと庭本の部屋のマスターキーの場所を聞いていたが黒原は
「いえ、ここは鍵のない部屋ですよ。
鍵のかかる部屋は女性の方に当ててますので…」
と答えた。
ところが、ドアノブは回るが開かなかった。
「まさか何かあったんじゃ…!」というまりんの発言を受けて、
はじめは黒原と一緒にドアに体当りしてドアを開け、庭本の遺体を見つけた。
ドアはなぜか内側から板と釘で打ち付けられていた…!
―― 『やらせ』…
いわゆる壮麗館の『サクラ』は関係者の中にどれくらいいるのだろうか…? ――
ドアの話し声に関しては、白鳥と黒原の二人の『やらせ』によるものっぽいなあ。
今回は中根沢が古い館についてなぜかやけにペラペラしゃべっていたなあ。
意外と月森ちはやについて佐熊以上に詳しかったりして。
ただ、火が勝手につくこと…吊り橋の火災は中根沢が言うように水を使ったトリックっぽいし、
久門殺しのトリックも中根沢がだいたい答え言ってそうだなあ。
「知りすぎて、逆に犯人に殺されたりして……」
と思わずにはいられないなあ。
中根沢は実は電報堂の『サクラ』の一人…かな?
だとしたら、はじめにポルターガイストのタネ明かしをした意図は…?
次回以降が気になるなあ。
そして庭本殺しについては、暖炉のある部屋が犯行現場だったことから、暖炉を利用した形跡があるかどうかも気になるなあ。
【ソース】
イブニング 2020.07.14 NO.14
『金田一37歳の事件簿』
『騒霊館殺人事件』
File59 終わらぬ厄災
講談社 (P121~P142)
コメント
コメント一覧 (23)
理由はもちろん、箔をつけるため。だから、調査しようとした金田一たちを邪魔しようとした。
ところが、別な人物による殺人が実行されたことに戦々恐々しつつ、トリックがバレると犯人だと疑われるので、トリック解説を邪魔した。
最初の密室は録音しておいた音声で誤認させられるけど、次の密室はどうなっているのか。板を打ちつけたフリをして接着剤とかでドアの縁を軽く固定していただけなのか。(描写を見る限りはドアを開けた衝撃で外れたようにも見えるが)
見落としていたけれど、どうして犯人は被害の頭に金槌の釘抜きの部分を突き刺したのか。
殺害するだけなら金槌で殴ればいいだけなのに、わざわざ突き刺したのには理由があるのか。
さて、今回のを読んで私が思っていた事が結構覆された気が(T-T)白鳥の言動は確かに怪しいですよね。ただ、吊り橋炎上の件があるので、どうしても彼女を犯人と見れないんです・・・中根沢の話を遮ったのも、我々読者の為かもしれないですし(作者の意図(笑)あと、あの逃げ腰はレギュラーメンバーのニオイがします(笑)でも小説「黒猫」の一件があるからなぁ。それからNさんの話も一理あると思うんです。
それから、黒原も普通に男性なのかもしれませんね。はじめと一緒にドアに体当たりしてましたし。(ただ悪あがきとして、黒原側はドアの軸側ではじめはノブ側・・・テコの原理でノブ側の方が開けやすい筈。黒原はそれを理解した上でそんなに力を入れてないとしたら・・・)でも、私は黒原犯人説を捨て切れていません。ベタかも知れませんが、話し声騒動の時には彼はいなかったし、佐熊が写真を撮ってたのを止めたのも何か証拠となるものを撮られたらマズいと思ったのかも。もし次に佐熊が被害者となったらますます・・・
まず、Nさんの仰る通り何故ハンマーの釘抜き部分なのか?その部分を柄が浮く位眉間に突き立てられるのか?何より相手(庭本)の正面切ってあんなピンポイントな部分を狙えるのか?彼は萌音が訪ねてきた時もハンマーを持ってた位なので相当警戒していたと思うんです。目的は判りませんがひょっとしたら彼は別の方法で殺害された後に突き立てられたのでは?あと犯人は既に侵入していて(!)萌音が帰った後庭本自身が護身の為に釘を打ち付けた。その後犯人に殺害され、犯人は暖炉から逃げたのでは?と思いました。
久門の事件起きる前だとまりんと二人で会話してるときだった気がするけど
言われてみればそうですね。あれは前回、はじめとまりんが二人で留守番?してた時。しかもはじめはまりんに殺人事件だとはハッキリ言わず「誰かが仕組んだ」と言ってました。盗み聞き?
今回のイブニングと同日発売の第7巻読了しました。実は私、イブニングを買い始めたのがこの騒霊館からで、7巻の異人館の内容を知らなかったんです。(ココを始めとした考察サイトも見ないようにしてました。犯人は知っちゃいましたが(^^;)一番印象に残ったのが、岡倉が碧に「お前は天国に行けても、俺は地獄行きだからな」と言った場面です。憎い相手がどんなに悪党でも、殺めてしまったら待っているのは空虚感と刑罰。そして愛した人は戻っては来ない、報われることもない・・・17歳の時のはじめが言っていた様な事がこの見開きに描かれていた様で、ジーンと来ました。でも自分がもし、あんな形で愛する人を失ってしまったら、果たして本当に冷静でいられるだろうか・・・
それから、玲香ちゃん!容姿はもう出ていたので知ってましたが、美人だし存在感アリアリで彼女が出ただけで、なぜか美雪ちゃんも身近に感じられ(実際にライソ来てたしw)この二人のヒロインパワーに改めて圧倒されました。はじめちゃんも嬉しそうだったし。
だから・・・かな、私の大好きなまりんちゃんは何だかヒロインとはちょっと違うのかなぁって思ってしまったんです。彼女、何だか京都編をピークに存在感が徐々に薄くなってる様な気がして、ちょっと切ないですね(T-T)実際に全く出てない回がありましたしね。
7巻を読んで、色んな気持ちになりました!
蛇足ですが、裏表紙の内神田課長の付箋に爆笑!付箋に自身のいつもの口調のまま書く人います?しかも課長で(笑)
毎度長文すみません。
音を鳴らしててもとでスイッチ切ったのだと思う(久門はすでに殺されてて、部屋も荒らされてた)
その形跡といえばこんかいの久門の部屋覗いてる場面で、4人の後ろ姿あって白鳥の手が離れている
前回のラストで口おさえてたから、後はそのまま手入れるのやめただけかもしれないけど
わざわざ後ろ姿書くかなーって思いました
それから、血眼の犯人?が覗いてる扉は入り口のそれではないですよね?ドアのデザインが違いますから。やはり既に侵入していたのではないでしょうか?
スコットランドの館をそのまま移築したって言ってたので、隠し扉とかあってもおかしくないですね。
なるほど(笑)
隠し扉といえば、私はジッチャンの迷路荘の事件を思い出しますね(^^;
そして、はじめまして。
いつもかげながらブログ拝見しております。
ひとつ気になったのがこの館って、間取り図どうなってるんでしょうか。。
逆に考えれば密室を成立させるために黒原が嘘ついてる可能性もあるような^^;
仰る通りです。つまり、いずれにしても私は黒原が怪しいと思ってる訳なんです。白鳥犯人説が多数を占める中、恐縮ですが(^^;
逆に考えれば密室を成立させるために黒原が嘘ついてる可能性もあるような^^;
かけれるから、庭本の部屋もかかっていると思ってノックした可能性もあるかなと
金田一とまりんの会話でかかっているようでかかってないという会話があるから
鍵がなくて誰でも出入りできるから庭本は金槌もって警戒したんじゃない?
被害者とは初対面なのにどうして私が殺人なんてやらなければいけないんですか~💦
しか無理だから、どっちかが犯人あるいは共犯だと思うけど
これといった決定打が見つからないな・・・