にぎる。

『にぎる。』にようこそ! このブログは私が見たアニメやマンガの感想を自由気ままに書いています。

『にぎる。』にようこそ!
このブログは私「群良源(むらいげん)」が観た(読んだ)
アニメやマンガの感想を自由気ままに書いています。
現在『金田一少年の事件簿R』シリーズが中心です。
また『けものフレンズ』(再放送)の感想も書いてます。

twitterもよろしく https://twitter.com/genmurai

 金田一一
「謎がすべて解けちまった…!」

 現在『イブニング』で連載中の『金田一少年の事件簿』続編『金田一37歳の事件簿』
第10話『歌島リゾート殺人事件』解決編に入った。

 いつもなら関係者たちを集めるはじめだが、今回の事件は部下の葉山まりんに集めてもらうも
関係者たちは集まらず犯人とサシで謎解きをする事になってしまった。
(※どうやら、犯人『第四のファントム』関係者たちに細工をして集まらないようにしていたらしかった。)

 しかも第10話では犯人の姿はまだ明らかになっておらず
『名探偵コナン』でいえば『犯人の犯沢さん』状態の
全身黒タイツだった…( ゚д゚)


 【第一の犠牲者・桜沢楓は、チャペルでは生きていた!!】

 「金田一主任、どうしたんです?全員揃わなくたっていいじゃないですか」

 そんなまりんの一言で、さらに

 「それは聞きたいなあ…!その事件の真相とやらをぜひ話してくださいよ!
 ツアースタッフの金田一さん…」

 という犯人の言葉で謎解きを始めることになったはじめ。

 まず、
 「桜沢がチャペルで首にロープを巻かれた状態で発見された時点で『オペラ座の怪人』の『ジョセフ・ブケー』の殺され方の見立てになっている」
というようなことを犯人に話した。

 そして犯人の反論、
 「(犯人は桜沢を吊るしてみたかったんじゃないですか?あの(ヴィーナスの)鐘の塔に
 人がいつ入ってくるかわからないあのチャペルから運び出して台風の中をエッチラオッチラ死体を背負って徒歩で5分近くかかるあの塔に運び、大変な思いをしてワイヤーで吊り下げるような手間暇のかかることをしますかね?」に対しては、

 「この事件の犯人は"異常"かもしれないが、頭も"異常"にいい!
それだけは間違いないんです、
 そんな犯罪者が理由もなくその場で取り押さえられるかもしれないリスクを冒すはずがない!」と話した。

 犯人は
「(何コレ… 褒められてんの?)」と思い、
桜沢の死体をヴィーナスの鐘までわざわざ運ばれた理由をはじめに聞いた。

 【桜沢楓が館林一樹に対する態度を変えた理由!】

 「そもそも死体は運び出されたりしてはいないんですよ。
 死体はあの鐘の塔まで自分で歩いていったんです」

 はじめが桜沢のことについて犯人にこう話したとき、まりん
 「そっ…それってゾンビじゃないですか!!」とびっくりした。

 ( ゚д゚)ポカーン

 さらにはじめが
「最初にチャペルの中で見つかったとき死んでなんかいなかったんだよ」と付け加えると

 「ええ~~~~!!」大声を出した

 ( ゚д゚)ポカーン
 (;8;)<マリンチャン…。

 ・・・はじめは、
「犯人は桜沢が演劇が趣味だとバスの中で聞き歌島リゾート現地で桜沢に話を持ちかけた」
と推理した。

 「実は私は客のふりをして紛れ込んでるスタッフなんですが、肝試しのドッキリ企画で殺人事件が起こることになりまして、
 そこであなたに殺された死体の役を演じていただきたいんです」

 そんな犯人の提案に桜沢が「なんかオモシロそう!!」と快諾したのでは、と。

 ―― だから桜沢が酔った館林一樹に絡まれて嫌そうな顔していたのに
 肝試しになると態度がコロッと変わっていたのか…( ゚д゚)
 というか、演技だったのか…( ゚д゚)
 自分は桜沢と犯人が共犯かと思っていたが、
 そうではなかったのか…( ゚д゚) ――

 …はじめは、肝試しの組み合わせのカードについて話した。
 
 「そもそもあの組合せはお互いに名前を書きあっている人物同士を優先したものだ。
 なのに館林さんはともかくあんなに嫌がっていた桜沢さんが館林さんの名前を書いていたのは
『おかしな話』だと思いませんか?」

 「さぁ…嫌よ嫌よも好きのうちっていうし、女心はわからないから」ととぼける犯人に対し、

 「なるほど、物は言いようですね…!
でも犯人が桜沢さんにこう言い含めてたとしたらどうでしょう?

 「肝試しの組み合わせもお芝居の演出上必要なので、
 その辺は何食わぬ顔で演じてほしい」と…


 【オーディオルームで『オペラ座の怪人』が流れたトリックの種明かし!】

 
 肝試しの組み合わせで使われたカードには好きな人の名前がそれぞれ書かれていたが、
 それは途中犯人に都合のいいカップリングを書いたカードにすり替えられていた、とはじめは推理した。

 すり替えのチャンスは、近くのオーディオルームで『オペラ座の怪人』が流れていたとき
 CDのトレイが開いていたけれども、実はこれは犯人の心理トリック…実はオーディオルームに入らずに音楽を流す方法があったのだ。


 犯人は、スマホから無線通信で音楽をかけられるよう犯人自身のスマホとオーディオ装置を同期していたのだ。
 客たちがリビングに集まっているときスマホをメールでも見るかのようにさり気なく操作して
あらかじめダウンロードしていた『オペラ座の怪人』を大音量でかけたのだ。
 前もってオペラ座の怪人に見立てた連続殺人がこの歌島で起きたことを全員が聞かされているので
それに過剰反応を起こすだろうと計算に入れていたのだ。

 「誰かが行こうとなって動き出すと、
それに従わずその場に残るほうが怖く感じるので
その場の全員が廊下に出てオーディオルームに向かうだろう」と…。

 犯人はその場に残り、まんまと皆が書いたカードを自分が書いたカードにすり替えたのだ。

 
 【桜沢の脈がなかったトリック!】

 「肝試しのカップリングと桜沢さんの死体の演技ってなんの関係があるのですか?」
 こうまりんに聞かれたはじめはこう答えた。
 
 「大ありだよ葉山くん!
犯人はあの並びで生きてる桜沢さんをしたいに見せることに成功したんだ!
 あの肝試しのチャペルの中で…

 首に太い縄が幾重にも巻き付けられ倒れている姿を見たとき俺も「殺人!?」と一瞬思ったけど、
頭のどこかで「違うんじゃないか?」という思いも残っていた。
 でもその想いはすぐに打ち消された
 
 看護師の資格を持つ麻生(早苗)さんが脈が無いのを確認し彼女から渡された桜沢さんの手が確かに脈もなくひんやり冷たかったから俺も彼女の死を確信したんだ。

 でも『それこそ』がトリックだった」

 はじめは「脈は実は簡単にコントロールできる」と言い
 チャペルに落ちていたゴルフボールを脇に挟んで脈を消すトリックを実演してみせた。
(ちなみに脇の下には手首につながる動脈が走っているからそれを圧迫すると簡単に手首の脈がとれなくなるらしい。
 はじめは、小学校の時科学雑誌を見て試した覚えがあった。)
 
 またはじめは
 「桜沢はパーティー会場から氷を持ち出しビニール袋に詰めて自分がチャペルで発見されるまで一生懸命冷やしていた」
 「死人の手首を触って暖かかったらヘンに思われるから」
と推理した。

 チャペルで見つかった水の入ったビニール袋はもともと中に氷が入っていたものだった。
 また死体のふりをするにあたって首にロープが幾重にも巻かれていたのは『オペラ座の怪人』に見立てるためだけではなく、もうひとつ首の所で脈が見れないようにするためのガードの役割もあったのでは、と推理した。


 【後ろ手に刃をしのばせて…】

 「恐らく犯人はすべてをとっさに思いついて実行に移したに違いない。
 にもかかわらずこれだけの周到さ…本当に恐ろしい悪魔のような知恵の持ち主だよ。
 真犯人"第四のファントム"は……」

 はじめが犯人の名前を指摘しようとしているとき犯人はこう思っていた。

 「何だコイツ…!?ただのポンコツサラリーマンかと思ったら意外とめんどくせーぞ?
 ま、そう簡単にトリックの全貌を明かせるとは思ってないけどあんまり面倒なことになってきたら……
 こいつで片をつけちゃいますか……」

 犯人の右手には包丁が握られていた…( ゚д゚)


 ―― 第10話は、
PSK(ポンコツ・サラリーマン・金田一一)から
MKM(名探偵・金田一耕助の・孫)あるいは
KKH(かしこい・かっこいい・はじめちゃん)になる回だなあ。 ――

 某アニメで生徒会長が「かしこい」から「ポンコツ」になるのとは違って…
 J( ・`д・´)|c||^.-^||

 はじめの発言で一人称が「私」から自然と「俺」になっているところから明らかだなあ。 


 ・・・それにしてもサシで謎解きをして
 しかも犯人が刃物を隠し持っているのは
 高校時代の地獄の傀儡師・高遠遙一を描いた『高遠少年の事件簿』を彷彿とさせるなあ。

 あの事件では高遠を攻撃した犯人を高遠がカウンターを喰らわせて討ち取っているけれども、
 『歌島リゾート殺人事件』では
犯人にはじめが襲われたとき誰がはじめを助けてくれるだろうか…
 
 …もしかするとまりんが実は合気道など武道の達人で犯人を取り押さえてしまうかも!?

 …そういえば『探偵学園Q』にも
「遠矢邦子」というシャイだけど実は合気道の達人がいたし…

 それゆえ次回以降、まりんの犯人に対する意外な大立ち回りに期待したい。

 それにしても『第四のファントム』は
『高遠少年の事件簿』の犯人のような快楽殺人鬼なのだろうか…?

 もし探偵役が高遠だったら、
犯人の攻撃を受けつつも鮮やかに返り討ちにしているだろうけどなあ…

 (;8;)<ハジメチャン…。

 そして高遠遙一は今、どうしているのだろうか…。
 あと、「もう謎は解きたくない」とはじめに言わしめた過去の事件も気になるなあ。

 【ソース】
 イブニング 2018.6.26 NO.13
 『金田一37歳の事件簿』
 File10 直接対決
 歌島リゾート殺人事件
 講談社 (P299~P320)

  現在『イブニング』で連載中の『金田一37歳の事件簿』
『歌島リゾート殺人事件』が展開されている。

 主人公・金田一一にとっては『金田一少年の事件簿』から数えて人生4度目となる歌島での『オペラ座の怪人』になぞらえた連続殺人事件を解決することになった。
 ちなみに37歳のはじめは音羽ブラックPR営業部主任となり、部下の葉山まりんと共に婚活ツアーの仕事で訪れたが、
ツアー客の桜沢楓鈴木実が殺されてしまった。

 桜沢は最初チャペルで首にロープを巻かれた状態で遺体で(?)発見されたが、
はじめが目を離したすきにチャペルから消え、のちにヴィーナスの鐘のある塔でワイヤーで首を吊られた状態で発見された。
 一方鈴木は工事中のホールにてシャンデリアに串刺しにされて殺された。

 
 【金田一一37歳の、新たな決め台詞!!】

 ちなみにはじめが出くわした『オペラ座の怪人』に見立てた殺人、とりわけシャンデリアの落下については、今回の事件…鈴木殺しではこれまでにはじめが出くわし解決した事件とは違っていた。
(※これまで出くわした事件→『オペラ座館殺人事件』『オペラ座館・新たなる殺人』『オペラ座館・第三の殺人』)

 はじめが出くわしたシャンデリアを用いた事件で激しい音がしていた…
つまり今回の『歌島リゾート殺人事件』でも落ちた時に激しい音がするはずだが、しなかった。

 これについてはじめは直近の第9話まりんが指摘したように
「大音量で鳴り響いていた音楽のせいで聞こえなかったんじゃ…」…というのは違う、ということをまりんに伝えていた。
 「いや…そうじゃないんだ…」と。

 そしてまりんが天井を見上げて
 「結構天井が高い…あそこから落ちたんだとすれば…串刺しにもなりますよね…怖い…」と言った時はじめはこう言った。

 「逆だったんだ」

 そしてどういうことかとまりんに聞かれた時こう言った。、

 「どうしよう…葉山くん…
 
 謎がすべて解けちまった…!

 
 ・・・これが37歳となったはじめの「謎はすべて解けた」に代わる新たな決め台詞だった。

 
 まりんははじめの決め台詞に最初は「ぽかーん( ゚д゚)」となっていたが、
 「金田一主任やりましたね!」とキラキラした目ではじめを見ていた。

 はじめはまりんに「やっぱりすごい人」と言われたけれども
 「全然!! 37歳のただのしがない主任です」と話していた。
 
 
 ―― シャンデリアは高いところからではなく、低いところから落とした…
あるいは立てかけてあったものを倒したのでは。
 
 そうだとしたら、
 これまでの話で「音がした」と言ってあたかも高いところから落ちたように口走っていた人が一人いたので
その人が今回の事件の犯人かな…? ――


 【剣持のオッサンの情報!】

 剣持警部…もとい剣持のオッサンに今回の事件の関係者を洗ってもらったはじめ。
 剣持元警部の情報によると次の通り。

 ・11人の関係者のうち2人には「興味深い過去」がある
 ・そのうちの一人が殺されている(桜沢or鈴木)
 ・「興味深い過去」のある二人のうち殺されていないもう一人は今回の事件とは別件で容疑者になっている

 剣持のオッサンから話を聞いたはじめ
 「どうやら筋が通ってきた」と言いながらも「本当は謎なんて解きたくない」と話していた。

 剣持のオッサン

 「だが今はやるっきゃないんだろ?昔ほど手助けはしてやれんがなんかあったら言ってくれ」と話していた。

 ・・・まりんは、はじめが話している「オッサン」が気になってはじめに聞いた
 はじめの電話で話している内容からはじめが警察内部に強いコネがあることを知ったまりん

 「金田一主任ってやっぱりすごい人なんですね!!」ワクワクしていた…。


 【はじめの思い違い!】

 はじめは今回の事件について

 「そもそも動機は何なんだろう?
 普通に考えるとフランス語で書かれたメッセージを残して
 『オペラ座の怪人』の見立て殺人を連続でやるには
 相当な準備と計画が必要だと思うんだけど…」

 と考えていた。

 だが、メッセージカードを見たまりんはこう言った。

 「そのメッセージちょっと変なんですよ。

 前にも言いましたけど、あたし仏文学科を凸業してるんで多少フランス語も読めるし
 『オペラ座の怪人』の原書も授業で読んだこともあるんですけど
 道具係のジョセフ・ブケーは"Bukey"じゃなくて"Buquet"が正しいスペルなんですよね。

 なんでこんな間違いをってちょっと思って考えてみたんですけど、
 もしかして犯人はこれを書くときに全部ネットで済ませたんじゃないでしょうか?」

 まりんはネット翻訳ツールを使ってウィキとかで出てくる名前通りに
 「私はジョセフ・ブケーを首吊りにして連れ去った」と日本語で打って翻訳したら"Bukey"となったことをはじめに実演してみせた。

 このときはじめは思い出した。

 「そういや確かにそうだ…

 チャペルでの死体消失に使われたゴルフボールとビニール袋も施設内にあるものだし
 ヴィーナスの鐘を鳴らしたトリックに使われた『あれ』も
 『あそこ』にあった『あれ』をつかったものだ。

 「トリックの仕掛けに使われた道具は
 全部このリゾートにあったものを場当たり的に使ってて
 犯人が持ち込んだものが『何一つない』…!

 「凝った見立て殺人、やたら手際の良いトリック、わざわざフランス語で書かれたメッセージ。
 それを見て俺はてっきり用意周到な計画かと思ったが…
 ひょっとして…犯人は本当に行き当たりばったりでこんな恐ろしい犯行をやってのけているのか?
 …だとしたらこの事件の犯人"ファントム"ってヤツは…」

 そしてはじめはまりんと一緒にシャンデリアがあったホールに向かった。


 ・・・「もし君の言う通り犯人が場当たり的に犯行に及んでいるんなら、
 さっきのスペル間違いみたいに犯行自体が雑なところが多いはず。
 あのシャンデリア落下殺人もトリックなら、犯人がボロを出す決定的な証拠が見つかるかもしれない。
 葉山くん、君の"推理"のおかげだよ」

 はじめにそう言われて
 「やったあ!あたしお役に立ちました!?
 うれしー!」
 …と、はじめの腕を引っ張ったまりんだった…

 まりんは「本当に探偵の助手になったみたい」と思っていた…。

 ( ゚д゚)ポカーン

 ・・・鈴木の遺体があったホールは歌島リゾート正式オープン1ヶ月前なので
まだ工事中という感じがしていた。

 はじめはそこにLEDイルミネーションとリボンと造花が入ったダンボールがあったのを見てこう思った。

 「確かに渡り廊下を通ってシャンデリアのワイヤーを切りに行くことは関係者全員不可能だった。
 でも…もし…
 『あれ』と『あれ』を使ったんだとしたら…」と考えた。

 そしてはじめはまりんに
 「鈴木さんがシャンデリアが落ちて串刺しになって殺されていたことは間違いない。
 そうなると落ちてる時に激しい音がしたはずだろ?」
 と言った。

 
 【謎解き…犯人は自ら現れた!】

 はじめは今回の事件の謎がすべて解けてしまった時、まりんに関係者たちを集めるように言った。
 ところが時間になってやって来たのは、はじめが犯人と考える人物だった。
 犯人はドアの鍵をかけドアの前に立った。

 「話があるなら早くはじめてくれませんか?」と言っていた。

 このときはじめはこう思った。

 (他の人達はどうしたの!?17歳の時はちゃんと集まってくれたじゃんかよ~~!!)
 (犯人とほぼサシで謎解きをしろと!?)

 そして言った。
 「今からあなたの前でこの歌島リゾートで起きたれ…連続殺人の真相を
 と と 解き明かしてみせますっ!」

 犯人
 「ほう… 謎をね…」
  不敵な笑みを浮かべていた…


 ―― 鈴木殺しについて犯人の致命的なミスは
 シャンデリアの落下について「音で聞いた」発言なのは十中八九そうだと思うけど
 必要なのは物的証拠だろうなあ…。 

 だとしたら、自分が前から言っていたバスローブが物的証拠かな…? ――

 
 あと今回は犯人当てクイズがあったけれども
 『金田一少年の事件簿』の時のように「真相当てクイズ」でもよかったかも。

 今回の事件の場合は
 
 Q1:真犯人『ファントム』は誰か?

 Q2:桜沢楓殺しについて、ヴィーナスの鐘で使われたトリックに使われたものはどこにあった何か答えよ!

 Q3:鈴木実殺しで使われた重要アイテムを2つ答えよ!

 …みたいに、第9話で多用された「あれ」の内容を指摘する問題があっても。

 
 ・・・今回の事件の犯人は、シャンデリアの落下を音で聞いたかのような発言をした麻生早苗でほぼ間違いないと思う。
 
 また、ヴィーナスの鐘を鳴らすのに使ったトリックとして考えられるのは
 第5話はじめとまりんがホールを片付けるシーンにあった長方形の形をした氷のようなものでは。
 このシーンでは、4個あるはずのものが1個なくなっていたし…

 そして鈴木実殺しで使われたのはLEDイルミネーションであるのは十中八九そうだろうが、
 あと一つはリボンと造花のどちらだろうか…?
 あるいは意外な別のもの…?


 ・・・果たして解決編となる次回第10話では、
はじめは探偵の助手候補となるまりんの前で犯人に怖気づくことなく推理を展開することができるのだろうか…?
 そして剣持のオッサンが言っていた「興味深い過去を持つ」者の正体は…?

 二週間後が気になるなあ。

 【ソース】
 イブニング 2018.5.22 NO.12
 『金田一37歳の事件簿』
 File9 ついに
 歌島リゾート殺人事件
 講談社 (P139~P160)

 現在『イブニング』で連載中の『金田一37歳の事件簿』では
『歌島リゾート殺人事件』が展開されているけれども
主人公・金田一一の幼馴染・七瀬美雪は登場していない。
(※なおはじめのスマホにはライソ(LINE)にはメッセージが来ることがある)

 その代わりはじめが勤務しているPR会社の部下・葉山まりんが登場し、
 特に最近公開された第8話でははじめとまりんによるこんなやり取りがあった。

 まりん「なんかすごい!探偵の助手になった気分!!」
 はじめ「本当に探偵の助手になんかなったら命がいつか足りないかもよ?」
 まりん「えー、そんなことないですよ!
     金田一主任みたいな探偵だったらきっと守ってくれます!
 はじめ「イマドキの若い子はどうして隙だらけのことを平気で言うんだよ!
     …ったくもう…!」

 ―― この会話が、まりんに命の危機が迫る第三の殺人の伏線にならなければよいが… ――


 【まりん、はじめの正体に気づく!】

 そもそもはじめ『金田一少年の事件簿』において、
3度歌島のオペラ座館を舞台にした連続殺人事件を解決している。
 そしてその20年後大人になったはじめ「もう謎は解きたくない」と思っていたが、
仕事で4度目の歌島訪問2人のツアー客が犠牲となる連続殺人事件に巻き込まれた。

 1件目は桜沢楓チャペルで首にロープを巻かれた状態で発見され
はじめが脈がないことを確認したが、はじめが目を離したすきに桜沢の遺体が消え、
 後にヴィーナスの鐘がある小屋でワイヤーで首を吊られた状態で発見された事件。
 
 そして2件目はイベントホールで 落下したシャンデリアに串刺しにされて歯科医の鈴木実が殺害された事件。
 シャンデリアの落下はじめと冬木栄介支配人、客の館林一樹・小野塚哲也・黒木護・大竹比呂之が
イベントホールから離れた部屋でシャンデリアの明かりが消えるのを見て確認した。
  ちなみに女性客・麻生早苗
 「ね、ねぇ、何、今のすごい音!?」
と言っていたのでシャンデリアの落下する音を耳で確認できた模様。

 ・・・さて、「もう謎は解きたくない」と思っていたはじめだったが、
 前回第7話で相次ぐ殺人事件を解決しようという気持ちを見抜いたまりんはじめの代わりに
「犯人は外の誰かではなくこの中にいるかもしれないって!」と言ってしまったので
 はじめ館林にどやされ「もう謎を解くしかない…!ジッチャンの名にかけて!!」と思った。
 ありったけの営業スマイルを見せながら
「その件については私にお任せ願えませんか?」
と言った…

 
 ・・・はじめと一緒に現場検証する時、まりん
 「さっきはすみませんでした!
 主任を助けるつもりが…私変なこと言っちゃってミスっちゃって、
逆に責任押し付けるみたいになって…」
はじめに謝った。
 

 一方、はじめはまりんを現場検証に付き合わせる時こう思った。
 
 「(昔はよくこれで美雪を付き合わせて
 ひでー目に合わせたりしたもんだな…
 今回は気をつけなきゃ…)

 …はじめはまりんに
 「君は『ママさん探偵』でもやる気かい?」と聞いた。
 それは第5話で酔った大竹に絡まれた時
「すみません大竹さん、私結婚してまして…!
子供も2人いるんですよっ!」
と発言していたから。

 でもまりんは実際は結婚しておらず、独身。
 社内セクハラなら通報で済むが取引先やお客様はそうするわけにはいかないので
こういう時の場合はまりんがしたようにうまくかわすよう入社マニュアルに書いてあるらしい。
 ちなみにはじめは今働いてる音羽ブラックPRはブラック企業だと思っていたが、
そういうところはしっかりしているらしい。


 ・・・そしてまりんは今のはじめにとって痛いところを突いた。

 「金田一主任て本当は音羽ブラックPRに勤める前、別のお仕事してたんじゃないですか?
 『刑事』とか『探偵』とか!」

 「リアルに人が死んでフツーはもっとパニクったりしそうなのに、
 金田一主任全然冷静で…むしろこの恐ろしい事件の『本質』を見抜こうとしているようで…
 あたしちょっとドキッとしちゃいました!!」

 こう言われたはじめは思った

 「(や、やめろおお~
 そんなキラキラしたまっすぐな目で俺に圧をかけるのは!!
 俺はホンッット謎は解きたくないんだってばっ!!!)」

 ―― (;8;)<ハジメチャン…。
 それにしても謎を解きたくない時の顔芸…( ゚д゚) ――

 【はじめ、まりんと一緒に現場検証!】

 強い雨が降る中、
 はじめとまりんは桜沢の遺体が最初に発見されたチャペルを訪れた。
 事件を整理するはじめは全員がチャペル前に集まってきた所で何かに気づいたが
考えがまとまらなかった。

 一方まりん亡くなった桜沢についてこう言っていた。

 「それにしても桜沢さんかわいそう。
 肝試しの前すごく楽しそうにワクワクしてて
  『スタッフさん!あたしとっても楽しみ!!』
 なんて言ってニコニコしてたのに。」

 この話を聞いたはじめは桜沢について違和感があったのを思い出した

 肝試しの少し前に館林がトイレまで連れて行こうとしたときに
 彼女は嫌がって「一人で行けますので!」と大声で断っていて険悪ムードだったが、
 肝試しでは一変して「はぁーい、よろしくお願いします!」とニコニコしていたのを。

 はじめからこれを聞いたまりんも桜沢の行動に違和感を感じた。

 「そういえばあれちょっと変でしたよね。
 肝試しイベントではそれぞれツーショットになりたい人をカードに書いて
 その希望にできるだけ沿ったカップリングをスタッフが決めたはずですけど」

 はじめは
 「気が変わったら後で別の人に変えられるよう予備のカードも用意してあったのに…」
と言った。

 さらにはじめは桜沢がバスで自己紹介をしていたことを思い出した。
 
 「はい、派遣なんですけどほんとに地味な仕事で出会いもなくて
 趣味は演劇で舞台にも立ったりします。
 でも団員はオジサンばかりで…」

 
 【はじめ、ヴィーナスの鐘の謎を解く!】

  はじめは「そもそも2回ともアリバイがある以上やっぱり犯人は外の…」
と言ったまりんに言った。
 
 「少なくとも"死体消失"のトリックはすでに解けた!
 たった今な!
 犯人はそのトリックを使って自分のアリバイを成立させようとした。
 そのために桜沢さんの"死体"には一旦消えてもらう必要があったんだ」

 そしてはじめはチャペルに落ちていたゴルフボールと水入りポリ袋について
まりんに「ある事」を教えた。

 
 ・・・次に二人は桜沢の遺体が再び見つかったヴィーナスの鐘に向かった。
 
 「リゾートからヴィーナスの鐘までは全力で走っても4~5分かかる。
 息を切らしている人間もおらずここでもアリバイが全員成立する。
 となると何らかのアリバイトリックが仕組まれたに違いない…」
 はじめはこう思っていた。

 
 はじめ
 「肝試しの後犯人はこのヴィーナスの鐘で
 恐らくはこの脚立を使って被害者を持ち上げてワイヤーに吊るしたわけだが…」
 
 まりん
 「桜沢さんは小柄で痩せてたけどでも結構な力持ちですよね犯人は」

 はじめは外のハシゴから上の鐘を見に行った。
 鐘は1回鳴らすとしばらく鳴る構造らしいが、
 「でもその一回が問題だ。どうやってリゾートにいながら犯人はこの鐘を鳴らしたんだろう…」
とはじめは思った。

 そんなはじめはハシゴでは足を踏み外すことはなかったが、床に滑って転んでしまった
 そのときはじめは気がついた。
 塔の上には屋根もかかっていてワイヤーの穴も小さいからそんなに雨が吹き込んでいるわけでもないのに、なぜか床が結構濡れていたことを。

 ふとはじめは、肝試し後まりんと一緒にホールを片付けているときのことを思い出した。
 そして、犯人がどうやって鐘を鳴らしたのかもわかった。

  そのときはじめはまりんに
 「すごいすごーい!!本当に探偵みたい」
 と、突然抱きつかれてしまった…。

 
 ―― 美雪「(#^ω^)ピキピキ」
 読者たち「((((;゚Д゚))))ガクブル」――

 
 【剣持元警部の身辺調査!キーワードは…】

 ところではじめのケータイには剣持警部…もとい剣持元警部から電話があったけれども
 はじめは美雪からだと思って出ていなかった。
 
 剣持元警部の用件は、今回の事件の関係者である客の身辺調査を昔の部下にやらせたところ次のことがわかったということだった。

 ☆2人ほど『面白いヤツ』がいた
 ☆1人は免許証の書き換えをしていた。
 (※剣持ははじめに免許証書換え前(2年前)の免許証の写真を送った)
 ☆もう1人は別件の捜査線上にあがった人物
 (※剣持はその人物の写真を送った。)

 はじめはスピーカーホンに切り替えた時に意外な言葉を目にした。
 それは『柔道』だった。

 剣持「どうだ金田一!なかなか面白いだろ!」
 はじめ「ああ、まったくだ!こいつぁ面白くなってきたぜ」
 剣持「ようやくお前らしくなってきたな!金田一!」

 剣持警部はかつての金田一一になりつつある一を笑顔で感じていた…。


 ―― 柔道…
 確かに6話で鈴木が犯人に拉致される時犯人は柔道で気絶させていたが…
 トリックとは関係ないような気がするなあ…。 ――

 ただ、直近の第8話から考えると今回の事件の犯人は少なくともヴィーナスの鐘で桜沢の遺体を移動してワイヤーで吊るす時(あるいは桜沢が自分でチャペルに向かった時?)大雨の中を移動していたのでは。

 すると大雨の中で帰ってきても怪しまれないようにする必要があるのでは。

 それができたのは第5話でヴィーナスの鐘が鳴ったシーン第7話でシャンデリアが落ちた…というかシャンデリアの光が消えたのをはじめたち男性陣が見かけイベントホールに向かうシーンで共通してバスローブ姿で現れた麻生早苗では。
 
(※そういえば風呂上がりを偽装したトリックは、
去年の年末に放送されたドラマ『黒い十人の秋山』にもあったなあ。
 特に、事件のときも大雨だったし…) 

 麻生は桜沢の遺体が最初に発見された時桜沢の脈がないことを口走っていたが、
 実は桜沢は生きていた…ゴルフボールと水入りポリ袋を利用して脈を止める手品をしていたのでは。
 つまり桜沢殺しはある意味、麻生と桜沢の共犯だったのでは。
 桜沢はすきを見てチャペルを抜け出し、麻生とヴィーナスの鐘で落ち合ったが
 麻生に裏切られて殺されたのでは…。

 …それにしても剣持元警部が言っていた「2人の『面白いヤツ』」とは何者なのだろうか。
 それは今回の犠牲者なのだろうか、その中に犯人も混じっているのか…

 次回は新たな犠牲者が出てくることよりも、
『面白いヤツ』が誰か明らかになりそうだなあ。

 【ソース】
 イブニング 2018.5.22 NO.11
 『金田一37歳の事件簿』
 File8 現場検証
 歌島リゾート殺人事件
 講談社 (P285~P306) 

 現在『イブニング』で連載中の『金田一37歳の事件簿』
『歌島リゾート殺人事件』が展開されていて、
 少年時代に歌島にあるオペラ座館で3度の『オペラ座の怪人』に見立てた『ファントム(or歌月)』を名乗る者による連続殺人事件を解決し、今はPR会社の主任として働く37歳の金田一耕助の孫・金田一一が4度目の『ファントム』を名乗る者による歌島で起きた桜沢楓殺しの謎を解く話…
…はずだったが、はじめは「もう謎は解きたくない」と思っていた…
 ちなみに今歌島にはオペラ座館はなく、歌島リゾートになっていた。
 
 …けれどもはじめは警視長となった明智健悟と退官した剣持勇警部に電話をかけていた。
 明智警視長は協力は断ったけれども、
 「なぜ死体が消えたのか、まずはそこから考えてみたらどうですか」というヒントを与え


 【桜沢楓殺しのヒント?
 はじめが忘れ物を取りに行った時に見つけたもの!】

 そもそも『歌島リゾート殺人事件』
 37歳になったはじめが仕事で担当している婚活イベント中、
客の一人・桜沢楓チャペルにてロープで絞殺され倒れているのが見つかったが目を離しているすきに遺体が消え、後に桜沢の遺体がヴィーナスの鐘がある塔にてワイヤーで首を吊られた状態で見つかった事件。

 最近公開された第7話では、はじめがチャペルにキーケースを落としたので取りに行くシーンが最初の方にあった。

 キーケースは無事見つかったが、はじめは2つのものが落ちているのを見つけた
 それは、1個のゴルフボールと水が入ったビニール袋。
 このときはじめは思った

 「なんでこんなのがこんなところに?
 待てよ?よく考えたらこのゴルフボールもおかしいぞ。
 今回まだ誰もゴルフなんてしてないし、
 このツアーは正式オープン前のプレオープンイベントで
 出迎え客は俺たちが初めてのはずなんだ。
 なのになぜこんなとこにゴルフボールが…
 
 けれどもはじめは
「いや、何考えてんだ!俺はもう謎は解かない」
と思っていた…。

 ―― はじめがチャペルで見つけたゴルフボールと水が入ったビニール袋は
脈を止めるマジックで使うものっぽいなあ…。――


 【鈴木実の遺体は、こうして見つかった…】

 はじめがキーケースを取りに行っている間、「ファントム」は気絶させた歯科医の鈴木実を台車でホールに運んでいた。
 運んでいる時犯人はこう考えていた。

 「誰かに見つかったら何て言い訳しよっかな?
 ま、面倒だったらそいつも殺すか…!」

 
  ・・・一方チャペルから戻ってきたはじめは『オペラ座の怪人』のテーマが流れてきたのを聞いた。
 ただ、今回音楽が聞こえてきたのはオーディオルームからではなく、
内庭に向いている方の部屋からだった。
 女性客たちは音楽が流れている部屋の中にファントムがいるかもしれないと思い自分たちの部屋に戻ったが、はじめと冬木栄介支配人、客の館林一樹・小野塚哲也・黒木護・大竹比呂之は音楽が聞こえてきた部屋に入ることにした。

 …部屋の中に入ると中は真っ暗で、しかも照明が叩き壊されていた
 窓が開いていて窓にはシャンデリアが映っていた

 しかも向かいの窓のシャンデリアが音楽とともにフッと消えたのを見たので男性客たちは
「シャンデリアが落ちた」と思った。
 
 シャンデリアがあるのは工事中のイベントホール。
 はじめたちはそこに向かって駆けた。

 その様子を見てはじめの部下の葉山まりんはびっくりしていた。

 ちなみに女性客の麻生早苗はこう言っていた。
 「ね、ねぇ、何、今のすごい音!?」

 
 ・・・客たちはイベントホールに集まった。
 そして明かりをつけると、
 落ちてきたシャンデリアに串刺しにされた鈴木の死体があった・・・。


 …冬木支配人の話によるとシャンデリアは天井裏を通して渡り廊下にあるウインチで高さを調整するタイプ。
 ウインチのワイヤーはそこら辺にあるペンチのような工具で切られていた。
 また、シャンデリアの重さは約30kgでそれほど重くはないとのこと。

 また、ワイヤーを切りに来るには4~5分はゆうにかかり、音楽を聞いて集まった面々には犯行は不可能。
 全員にアリバイが成立していた。


 【葉山まりんの援護射撃!】

 はじめが客たちのところに戻ると館林が怒っていた。

 「あんたんトコの会社、
 こんな殺人鬼のうろつく島でイベントなんてやりやがってどーしてくれんだよ!?
 責任は重大だぞ」

 はじめ
 「申し訳ありません。
しかしまだ島をうろつく殺人鬼が犯人と決まったわけではありません。
と言った時、館林
「どういう意味だよ」
と言われた。

 こんなふうに言われたらかつてのはじめだったら、
 「あんたたちの中に犯人がいるかもしれないってことさ!」と強気に出るが、
 今のはじめはこれを言ったら即クビになることを恐れて言えずにいた。

 …するとまりんがこう言った。

 「待って下さい館林さん!
 主任はこう言いたいんです。
 犯人は外の誰かではなくこの中にいるかもしれないって!」

 犯人呼ばわりされた客たちは怒っていた。
 とくに館林はこうはじめに行っていた。
 
 「へー!おもしろいじゃねぇかアンタ!
もし島に隠れてる別の誰かが犯人だったらどう責任取るんだ!?
出るとこ出て訴えさせてもらうぞ?」

 「申し訳ありません…、ですがその件については私にお任せ願えませんか…?」
 そう答えるはじめはキリキリとする胃の痛みをこらえながらこう思っていた。

 「もう謎を解くしかないっ!
 ジッチャンの…名にかけて…」

 ―― (;8;)<ハジメチャン…

 はじめはPR会社の仕事向いてないかも…
 やっぱりはじめは探偵が一番だと思うなあ… ――

 それにしても「ファントム」が鈴木を運んでいる時に言っていた
 
 「誰かに見つかったら何て言い訳しよっかな?
 ま、面倒だったらそいつも殺すか…!」

というセリフは、第3の殺人の伏線に思えてならないなあ。
 第2の殺人では予定外の邪魔者は特にいなかったし…

 特に歌島で起きた第1の事件『オペラ座館殺人事件』の第3の殺人では
 緒方夏代先生(※アニメではシェフ)殺害という犯人にとって予定外の殺人が起きてるし…

 ある現実の有名な殺人鬼の言葉に
 「うつべきをうたず、うたいでよいものをうった」という言葉があるが、
 第3の殺人はまさにそれになるかも…。

 すると『金田一37歳の事件簿』のはじめのパートナー候補であるまりんが
次の犠牲者になる可能性も出てきたなあ…。


 【第2の殺人:鈴木実殺し の犯人のミス】

 ところで自分は『歌島リゾート殺人事件』について、桜沢楓と鈴木実を殺した犯人は麻生早苗だと睨んでいる。
 
 「桜沢の脈がなかったのは麻生が桜沢と組んでそういうマジックを仕掛けたからでは。
 後で麻生は桜沢を裏切って殺したのでは。
 そして第7話で見つかった水が入ったビニール袋とゴルフボールをマジックで使ったのでは。」

 と考えている。

 
 ・・・特に第7話では鈴木殺しについて麻生はうかつな発言をしていると自分は思った。
 それははじめたち男性陣がイベントホールに向かって走って行ったシーン。

 このシーンではじめが走って現れた時、
 麻生はバスローブ姿で「ね、ねぇ、何、今のすごい音!?」と口走ったが、
 シャンデリアの落下については、目立つようなシャンデリアが落ちる音はしていなかった。
 とくに男性客はシャンデリアが落ちたことを
「向かいの窓のシャンデリアが落ちた」…すなわちシャンデリアの明かりが消えたことから目で判断したが、
 麻生の発言のように耳で判断できたのはおかしいと思う。


 今回の事件の犯人は十中八九麻生だと自分は考えるが、
 第三の殺人が予定外の人物になりそう…
…特にまりんに犯人の凶刃が向きそうな気がして今後の展開が気になる。

 【ソース】
 イブニング 2018.5.08 NO.10
 『金田一37歳の事件簿』
 File7 再びのファントム
 歌島リゾート殺人事件
 講談社 (P367~P388) 

 本誌降臨から11年…。
 お前未だに何してる?

 『金田一37歳の事件簿』の金田一一だと思ったら
 アザゼル篤史だった>ω</(←顔文字が違う)

 はじめに扮したアザゼルさん
「下級悪魔の名にかけて!」

 アザゼル少年…
もとい『アザゼル実は10万37歳の事件簿』

 ( ゚д゚)ポカーン

 …そんな感じで表紙を飾った『イブニング』で連載中の『金田一少年の事件簿』の続編
『金田一37歳の事件簿』では
『歌島リゾート殺人事件』が展開されている。


 【金田一耕助が、ついに引き合いに出された。】

 そもそも『歌島リゾート殺人事件』は、
37歳になった金田一一が仕事で訪れた歌島で、客の一人・桜沢楓が『二度殺された』事件。
 一度目は肝試し中、チャペル内でロープを巻かれた遺体となって発見されたが閉め切った遺体が消え、二度目はヴィーナスの鐘のある塔の中でワイヤーで高所に首を吊られていた。

 ちなみに歌島での一連の殺人事件ははじめにとってこれで4件目で、
かつてオペラ座館があった少年時代に「ファントム」(あるいは「歌月」)を騙る殺人鬼による3件の事件を解決している。
 
 だが、今のはじめは何らかの理由で「もう謎は解きたくないんだ」と思っていた。
 今は、客の安全を第一に考えていたのだ。
 なお前回第5話では警視長となった明智健悟に援軍を頼むが、断られてしまった。
 
 ・・・さて、第6話では客の一人・鈴木実は、
再び現れた桜沢の死体を見た時に

 「やべーよ!
 これってやっぱり…『あの時の』…!!」

怯えるそぶりを見せた。
 
 今、桜沢の遺体を見ている参加者たちの中にいる犯人を横目で見ながら…

 彼と目が合ったとき、鈴木は思わず視線をそらした。

 冬木栄介支配人『オペラ座の怪人』を引き合いに桜沢が最初の犠牲者である道具係のジョセフ・ブケにそっくりと言ったことから
『見立て殺人』だと皆は騒然となった。
 すると館林一樹『獄門島』を引き合いに
「事件を金田一耕助という名探偵が解決した」
と話した。
 そしてはじめ「(金田一って)わりとよくある名前なのかな?」と聞いていた。

 この時のはじめは自分の正体…金田一耕助の孫ということをすぐに明かさず、スタッフとして客たちをリゾートに戻した。

 冷静に対処するはじめを見て、同僚の葉山まりん
 「なんか…いつもとぜんぜん違う…」とつぶやいた。

 はじめはこう言った。

 「こんな事になって動揺してないわけないだろ?
 でもここには俺達しかいないんだ。
 台風で警察も来れない以上、何が起きても俺たちで解決するしかない。
 でなけりゃまた…。」

 そしてはじめはまりんに客の対応を任せて、『ある人』に久しぶりに電話をかけた。


 【剣持警部、再登場!!】
 
 それは剣持警部
 でも20年後の剣持警部は8年前に退官していた。
 けれども「刑事のカン」は健在で、特にこの日は寝付けず鉄アレイを両手に体を鍛えていた。
 
 夜11時半、はじめからの電話を受けた剣持は
 「まさか昔みたいにまた事件でも?」と言っていた。

 はじめは剣持に今自分の目の前で起きている事件の状況を説明した。
 この件に関して明智警視長が部下を指揮できる立場にないので
剣持警部ならば退職したとはいえ捜査一課にコネがあって動けるのではということも話した。
 そして事件の関係者の身元を洗うことを頼んだ。

 はじめ
 「鈍ったとはいえ、俺の直感が湧いてくるんだ!
 素知らぬ顔で集まったツアーメンバーの中に『殺人鬼ファントム』がいるって…ね…!

 剣持
 「なんだか俺までゾクゾクしてきちまったぜ。
 よし、任せろ!
 この剣持勇!警察は退官しても『刑事魂(デカだましい)』まで引退はしちゃいねえぜ!
 
 はじめ
 「あぁ…頼む! 剣持のオッサン」

 剣持
 「ついに昔の口調が出てきやがったな!いいんだよ!それで!!」」

 …こうして剣持のオッサンは、はじめに協力してくれた。

 
 【ファントム、第二の殺人に動き出す…】

 はじめは剣持元警部に電話後、状況を整理した。

 「桜沢の遺体が再び現れたヴィーナスの鐘の塔からリゾートまで歩いて4、5分かかる。
 鐘が鳴り響いた時は関係者全員揃うまで、ものの1、2分。
 何者かが鐘を鳴らしてリビングホールまで戻ってくることは絶対に不可能。
 少なくとも関係者全員に鉄壁のアリバイがある。
 かといって、鐘を鳴らすための自動装置のようなものは見つからなかったし、
リゾートから糸のようなもので操るにしたっていくらなんでも距離がありすぎる。
 まさかファントムが島をうろついているわけじゃないだろうな…」

 こうはじめが考えていると、塔の上にファントムがいた…と思ったら気のせいだった。

 そして明智警視長の
 「なぜ死体が消えたのか、まずはそこから考えてみたらどうですか」という言葉を思い出し、
 
 「首吊りというだけならチャペルで見つかった時点で十分見立てになってたが、
それだけじゃなく何かどうしても必要な理由…とても重要な何かがあったに違いない」
 と考えた。

 ・・・その頃『ファントム』は第二の殺人をしようと思っていた。

 「まずいぞ…なりがあそこまで代わって名前もありふれてるから気づかなかったが…
 多分あいつあの時の…
 だったらなおさら早くヤッちまわないと…!
 あいつ絶対気づいてる…!
 こっちの正体…」

 そして造花とリボンとLEDイルミネーションの入ったダンボールを見て思った。
 「やはりファントムといえば『シャンデリア』だな。
 派手に行こうじゃないか、うんと派手にな。 クククク…」


 … 一方、「やべぇ…やべぇぞ…」鈴木実は怯えていた。
 「あいつが俺に気づいたら俺は…
 いや、大丈夫だ絶対気づいてないはず。
 わかるわけないんだわかるわけ…」と思っていた。

 だが、鈴木はルームサービスを騙ったファントムに、ドアを開けたところを投げ飛ばされ気絶させられた…。

 
 ―― 剣持のオッサン
 キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! ――


 退職後の剣持のオッサンは
はじめのこれからの仕事について極めて重要な役割を果たしそうだなあ。
 例えば「ここはお前の本当の居場所じゃない」などと言って、
はじめに私立探偵を勧めるとか…。

 
 …さて、今回の事件のポイントとなる桜沢の二度目の死体発見となるヴィーナスの鐘が鳴った件については自分が思うに、第3話肝試しのルール説明中にオーディオルームで『オペラ座の怪人』のテーマが鳴ったトリックがヒントになるのでは。
 そうすると犯人は自分のアリバイをまんまと確保できるのでは…

 ちなみに第5話でヴィーナスの鐘が鳴ったときに遅れてやって来たのは麻生早苗小野塚哲也
 二人のうち、桜沢の脈を確認したのは麻生で、脈について彼女がトリックを仕掛けたとすると
オーディオルームで事前に録音した鐘の音を鳴らしたのも彼女
かも…

 ・・・次回、鈴木はド派手な死体になってはじめたちの目の前に現れそうだなあ。
 まるで地獄の傀儡師・高遠遙一の芸術犯罪みたいに…

 ―― そういえば20年後の高遠はどうなっているだろうか…?
 あと、七瀬美雪の姿は…? ――

 【ソース】
 イブニング 2018.4.24 NO.9
 『金田一37歳の事件簿』
 File6 鉄壁のアリバイ
 歌島リゾート殺人事件
 講談社 (P179~P200) 

↑このページのトップヘ