にぎる。

『にぎる。』にようこそ! このブログは私が見たアニメやマンガの感想を自由気ままに書いています。

『にぎる。』にようこそ!
このブログは私「群良源(むらいげん)」が観た(読んだ)
アニメやマンガの感想を自由気ままに書いています。
現在『金田一少年の事件簿R』シリーズが中心です。
また『けものフレンズ』(再放送)の感想も書いてます。

twitterもよろしく https://twitter.com/genmurai

 現在『イブニング』で連載中の『金田一37歳の事件簿』
 第3の事件は『京都美人華道家殺人事件』で、その名の通り事件の舞台は京都。
 主人公・金田一一とその部下・葉山まりんが出会ったのは、京極薫子京極桜子の双子姉妹。
 薫子は華道家で、桜子はフラワーアーティスト。

 
 ところが桜子が、第3話で枯山水にて刃物を右手に持ち、喉を掻っ切った状態で倒れて死んでいるのが見つかった…!
 遺体の第一発見者ははじめで、枯山水が見える風呂で入浴中窓を覗いたら、桜子が倒れているのを見つけたのだ。

 桜子は枯山水の砂の庭の真ん中で発見されたが、足跡は桜子のものしか残っておらず流れ文様は簡単に修正できるものでもない。
 薫子は自殺したものか…とはじめは思ったが、
現場の状況から違和感しか感じなかったので

 「でも自殺じゃなかったらこれは……
 足跡なき殺人…!」

 と思った…。

 
 
 【『京都美人華道家殺人事件』関係者リスト】

 以下に今回の事件の関係者をまとめる。

 京極薫子(25)
 赤池流宗家。京極姉妹の姉。
 サブタイトルは『美人華道家』で第3話で殺されたのは桜子のほうだが、
 今後殺される展開はあるのだろうか…?

 京極桜子(25)
 フラワーアーティスト。京極姉妹の妹。
 今は赤池流とは関係ないが、留学経験があり英語が堪能であるため外国客を受け入れる際のアドバイスのために戻ってきたようだ。
 また、生け花のセンスは赤池流でも群を抜いていた。
 だが第3話で何者かに殺されてしまったようだ…。

 京極雁流(50)
 赤池流宗家。
 気難しい人でまりんもマジギレ5秒前になるほどだった。

 一乗寺錦(27)
 雁流の兄弟子。枯山水の世話をしている。

 黒樹左京(23)
 雁流の弟弟子。先述の一乗寺と2週間毎に交代で枯山水の世話をしている。
 
 京極鶴羽(46)
 薫子・桜子の母。
 宿を取れなかったはじめとまりんに京極家の離れに泊まるようにすすめた。

 六波羅護(65)
 番頭。離れの準備をしていた。

 波風千紘(37)
 仲居。はじめとまりんを離れに案内した。
 また先代・京極青流について話をし、さらには桜子について
 「リベンジポルノってご存知?」と意味ありげに話していた…!

 ちなみに波風千紘という名前は、単行本についていた「容疑者になれる権」の当選者の実名がモデルになっている。

 辻森遥(30)
 板前。はじめとまりんのために急場だが本格懐石弁当を作っていた。



 【京極雁流先生の秘密】

 さて第3話では、桜子が何者かに後ろから襲われるシーンからスタート。
 そして、一方その頃はじめが酒を飲んでいる時まりんが入浴中で、隣から石鹸の匂いがしていた…

 はじめがまりんが入浴中のところを想像中にタイミングを見計らったかのように七瀬美雪からライソが来ていた。

 「ふーっフライト終了
 早くお風呂入りたーい!
はじめちゃんお風呂は?」
 とメッセージがあったが、

 …ちょうどその頃波風が酒のおかわりを持ってきた…。

 その酒は京都の銘酒で亡くなった先代・青流がとても好きだったと言う。

 また波風の話によると雁流先生はずっと華道をやっていたわけではなかった。
 雁流先生は、青流が亡くなる前は元陶芸家で、急死後家元として屋敷に戻ったという。

 ところが雁流先生は花が下手で陶芸家になったものの成功せず、赤池流に戻ってからも仕事は薫子に任せて家の器の殆どを売れない自分の作品にしたという

 波風の話から、

 「(なんだ…エラそうにしてるだけだったのあのオッサン!!)」

とはじめは思った…。
 

 【桜子は女王様系!?】

 辻森が酒のアテを持ってきた。
 そしてはじめに「窓から枯山水の庭が見られる」ということを伝えた。
 そこに風呂から上がってきたまりんがやってきて
 「あれ?これって…皆さんで飲み会ですか」と言っていた…。

 そしてまりんは前回第2話の波風の発言で気になっていた「リベンジポルノ」について聞いた。


 すると波風と辻森がこう話した。

 波風
 「実は赤池流のお台所は決して楽やないんです。
 ほら今の家元の雁流先生がああやから、お弟子たちもえろう減ってしまいましたやろ?」

 辻森
 「しかも雁流先生は赤池流よりご自分の焼き物の評判を上げるのにご執心で!
 評論筋の方とかに色々ばら撒いてまー大変なんですわ。
 おかげでうちらのお給金もどんどん減らされて
 みんなやってられへんわって時にこんなものまで出てくる始末…」
 
 そして辻森は自分のスマホをはじめとまりんに見せた。

 …そこには何と、桜子とみられる女性が裸にハイヒールを履いた姿でベッドを踏みつけているような画像があった。目には棒線が入っていた。
 またテレビにはなぜかニュースが流れていた。

 辻森は他にも桜子の画像を保存していたようだ。
 そして辻森はこう付け加えていた。

 「バックで流れとったニュース番組で日付も時間も丸わかりですやろ?
その時ちょうど桜子はん2泊3日で札幌に出張行かれてましてな。
アリバイが無いいうか…どう見ても間違いあらへん。
 おおかた遊びで捨てた男にやられたんでしょな…」


 はじめは問題の写真について
 「これってご本人はご存知で?」
 と聞いたところ、辻森

 「リベンジポルノやし見つけたのは千紘やし、
撮られはったのは一ヶ月前やしまだご存じない思いますよ」

と答えた。

 まりんも「言ってあげたほうがいいんじゃないですか?」と波風に言ったが、

 「こういうんはいずれ広まるもんやからうちらから言うんはちょっと…」
と答えた…。

 ちなみにはじめは問題の桜子とみられる女性の画像を見た時、

 「なんとなく女王様っぽい感じもあった」と言っていた。

 また、波風は薫子に大事な縁談話が進んでいて、その相手は京都でも有数の資産家だという。
 けれども薫子がくだんの画像のような体たらくでは
「せっかくの良い話も…」と深いため息をついていた。

 ちなみに雁流先生は知らないというか、恐ろしくて辻森は彼に聞けなかった…。


 ・・・あれから、はじめとまりんは眠ってしまった。
 はじめが目を覚ましたのは午前3時40分頃で風呂に入ったのもその頃だった。

 そして窓を見たときに枯山水に人が倒れているのをはじめは見つけ、
近づいてみるとそれは桜子だったのだ…!



 ―― 問題の画像、桜子と見せかけて、実は薫子だったりして…。

 つまり辻森が見せた写真は合成写真である可能性があり、
もしそうだとしたら殺人事件とは別に画像のトリックも暴く必要があるなあ。 ――

 はじめが画像の暴くきっかけはこれから起こる事件とも考えられるし、
これから何らかの理由ではじめが偶然写真を撮られた時や
関係者の誰かの写真を偶然見つけたときに気がつきそうだなあ。

 それにしても「華道家」は華道家である薫子が犠牲になるわけではなかったか
 …いや、真犯人はターゲットを実は殺しそこねたので次に薫子を狙う展開もありそうだなあ。

 少なくとも『金田一少年の事件簿』の『異人館村殺人事件』にあったような写真トリックのように問題の桜子とみられる女性の画像の謎を解き明かすことで、桜子殺人計画の全貌が見えてきそうな予感がするなあ。
 
 それにしてもこの事件の刑事は誰だろうか…?
 次回以降の展開が気になるなあ。


 【ソース】
 イブニング 2019.03.26 NO.07
 『金田一37歳の事件簿』
 京都美人華道家殺人事件
 File28 足跡なき殺人
 講談社 (P361~P382)

 現在『イブニング』で連載中の『金田一37歳の事件簿』
第3の事件は、『京都美人華道家殺人事件』でその名の通り事件の舞台は京都。

 音羽ブラックPR社で働く主人公・金田一一と部下の葉山まりんが、茶道と華道の家元とのコラボ企画の仕事のため京都に向かい赤池流家元・京極雁流(きょうごくがんりゅう)と双子姉妹・京極薫子(かおるこ)・桜子(さくらこ)と出会うがそこで殺人事件に巻き込まれるというもの。

 特に第2話のラストでは、帰宅したフラワーアーティスト・京極桜子の口を何者かが背後から襲い、ふさごうとしていた…。


 【葉山まりん・MG5】

 『京都美人華道家殺人事件』第2話の最初は薫子による古典生け花の説明から始まった。
 真(しん)と副(そえ)体(たい)の説明だった。ちなみに

 「真」
 一番強く背の高い枝。自然の遠景のように後ろに生ける。

 「副」
 真の3分の2ほどの枝。

 「体」
 真の半分ほどの長さの枝。

 真・副・体は不等辺三角形になるように配置。
 体は作品の中心。
 真が永遠を表すとするなら、副は瞬間を表現するものと言える。

 とのこと。

 雁流の説明によると
 「この世の理である『天・地・人』を意味するものといえその理は向こうにある枯山水の庭園に表現されている」
とのこと。

 なお説明が終わった後で雁流は機嫌が悪く、はじめが
「さすが赤池流の家元は奥が深いですなぁ」と言ったら
「お前ら…何しにここへ来とる?
 仕事だろうが!仕事!
 東京からわざわざお世辞言いに来たんかい?
 こっちは忙しいんだぞ!?
 おい!錦!左京!後はお前らに任す。
 薫子と一緒にこいつらの話聞いといてくれ。」
と言って、去ってしまった。

 …雁流と入れ替わりに現れたのは
 兄弟子・一乗寺錦と弟弟子・黒樹左京だった。

 去る雁流を見てはじめは思った。

 「すげーぞ!?この毒オヤジの感じ悪さ!
あ~こりゃ先が思いやられるわ~!!」

 そして後ろを振り返ると、
マジギレ5秒前のまりんがいた…((((;゚Д゚))))

 これを見たはじめは、
「いやぁしかし素晴らしいお庭ですねぇ、
枯山水というんでしょうか、なあ葉山くん」
と言った。
 するとまりん
「そ、そうですわね主任」と返していた…。

 ちなみに枯山水は一乗寺と黒木で2週間毎に交代で手入れしている。
 枯れ葉や猫の足跡がつくこともあるというので…。


 【はじめとまりん、宿に困る…】

 はじめとまりんは薫子と改めて挨拶した。
 打ち合わせをするために。
 はじめは薫子がお茶を点てに部屋を出た後で後ろを振り返ると花器と花を見つけた
 その時、後ろから
「それ触ると殺されますよ?」という声が。
 洋服に着替えて現れた薫子だと思ったら、双子の妹・桜子だった。
 ヘアスタイルが変わっていると思ったら、ウィッグだった。
 桜子はフラワーアーティストでもう赤池流と関係ないが、一応叔父に同席しろと言われていた。

 …桜子は留学経験もあり、英語が堪能であるので外国のお客様を受け入れる際のアドバイスが必要だった
 また赤池流から距離を置かれたといっても桜子の生け花のセンスは赤池流でも群を抜いている

 …弟子の一乗寺と黒木がこう説明していた。

 ・・・薫子が部屋に戻ってきたのではじめとまりんは打ち合わせを始めた。
 ところがはじめは、慣れない正座をしていたので足がしびれてしまった。
 一方桜子は遊びに出かけて行った…。

 
 【仲居・波風千紘との出会い】

 打ち合わせが終わった時、はじめとまりんは重大なミスを犯していた。
 それは、宿を取っていなかったこと。
 二人は、相手が互いに取っていたものと思いこんでいたのだ。

 慌てて宿を探したがオール満室で
二人は京都のインバウンドパワーの前に敗北を喫したのだった…
 
 ―― (;8;)<ハジメチャン…
(;8;)<マリンチャン… ――

 そこに現れたのが、薫子と桜子の母・京極鶴羽(つるは)と番頭の六波羅護(ろくはらまもる)。
 鶴羽は離れに泊まるようにはじめとまりんに提案し、六波羅にも離れの準備をさせた。
 そして離れに案内させたのは仲居の波風千紘(なみかぜちひろ)だった。

 (※ちなみに波風千紘は単行本の"容疑者になれる権"の当選者の実名とのこと)

 千紘からはじめとまりんはこんなことを聞いていた。

 「先代・京極青流…つまり薫子と桜子の父の時代は、もっとたくさんの弟子が住み込みで勉強していた」
 「青流が亡くなってからは住み込みの弟子は一乗寺と黒樹の二人だけになってしまった」


 ・・・離れに行くと布団が2つ用意されていて、しかも隣同士になっていた!
 これはちょっとマズイ配置、とはじめが言ったので千紘は布団を直した。

 またはじめは代わりばんこで風呂を使ってと言われたのでドキッとしてしまった。
 一方まりんは「いっそ一緒に入っちゃいます?」と冗談をはじめに言っていた…( ゚д゚)


 【復讐(リベンジ)のはじまり】

 板前の辻森遥(つじもりはるか)が急場で本格懐石料理をこしらえてはじめとまりんがいる離れに持ってきた。
 このとき、千紘が思わぬことを話した。

 「実際この家色々ありますさかい…
今かて姉の薫子はんに大事なお話が進んでる最中によりにもよって…
 妹の桜子はんにも困ったものですわ…!

 リベンジポルノってご存知?」

 辻森は千紘の話を止め、千紘とともに部屋を出ていった。

 まりんは千紘の言葉が気になっていた…

 一方、犯人の『リベンジ』は進められていた。
 帰宅した桜子を後ろから襲おうとしていたのだ…!


 ―― 今回の事件は、
「桜子と薫子が入れ替わっている」というトリックはなさそうだなあ。 ――

 特に今回は『金田一37歳の事件簿』初の男性の犯人が出てきてもよい頃だと思うし。
 怪しいのは、桜子に復讐するために近づいたと思われる雁流の弟子、一乗寺と黒樹のどちらかだと私は思うなあ。
 リベンジポルノとやらで、大切な人を失ったのではないだろうか…。

 また犯人が仕掛けたトリックとそれが暴かれるのは、華道に関わっているであろう犯人のありえないミスだと思うなあ。

 …果たして桜子はどんな形ではじめたちに発見されるのだろうか…
 次回以降が気になるなあ。

 【ソース】
 イブニング 2019.03.12 NO.06
 『金田一37歳の事件簿』
 京都美人華道家殺人事件
 File27 宗家の品格
 講談社 (P175~P197)

 現在『イブニング』で連載中の『金田一37歳の事件簿』
 新事件は京都が舞台で、37歳になって音羽ブラックPR社で働く主人公・金田一一と部下の葉山まりんが、茶道と華道の家元とのコラボ企画の仕事のため京都に向かい赤池流家元・京極雁流(きょうごくがんりゅう)と双子姉妹・京極薫子(かおるこ)・京極桜子(さくらこ)と出会うがそこで殺人事件に巻き込まれるというもの。

 『京都美人華道家殺人事件』
 それが、新しい事件の名だ。


 【はじめ、朝まで生〇〇】

 事件の始まりは、音羽ブラックPR社の京都支社に公共財団法人京都伝統文化国際化財団がインバウンド顧客…外国人観光客を中心に京都の伝統文化を伝えるイベントを催して欲しいという依頼が来たこと。
 その第一弾として、日本のわび・さびを代表する茶道と華道の家元とのコラボ契約を取り付けたという。
 けれどもはじめ佐木竜二村上草太とはしご酒して始発帰宅で寝ていなかったので、会議中に眠いのをこらえて「寝るな!寝ちゃいかん!」と首を振ったら、いつの間にか京都行きが決定してしまった…

 はじめは京都行きの担当を振られた時に、丁度頷いて返事してしまったのだ…

 (;8;)<ハジメチャン…

 …ちなみに会議では
 「華道の家元がひじょ~~~に気難しい方なので注意して」
 「インバウンドのお客様たちはほぼ日本語がしゃべれないからそのつもりで」
とはじめに伝えられていた…。

 また、まりんフランス語と中国語の通訳ができるので、通訳としてはじめと京都に一緒に行くことになった。

 ちなみにはじめが会議前に酒を飲んでいたことに気がついていた。
少し酒臭かったから。

 はじめは
 「高校時代の悪友たちと朝まで生ビールかましちゃって…」と明かすと、まりん
「へえ~!主任のお友達ってどんな人だろ?会ってみたいな~!なあんて!」と言っていた…。
 
「いや…それはちょっと…!」と言うはじめ
「(美雪と繋がってるあの二人の前にこのコ連れて行ったら何言われるかわかったもんじゃねえ!!)」
と思っていた…。

 【シウマイとまりん】

 京都に向かう新幹線の中。
 はじめはシウマイ弁当を買い、まりんに見せていた。
 そして会議の時に聞きそびれた「赤池流という生け花の家元が気難しい」ということについてまりんに聞いていた。

 「どーも結構面倒くさい人みたいで、以前東京での生け花イベントをウチが請け負ったときなんか、確認済みのディスプレイが気に食わないとか接待がなってないとかもう一から十までクレームだらけで担当社員が寝る間もなく呼び出され罵倒されてイベント終わる頃にはその人ノイローゼになっちゃったんですって!」

 この話をまりんから聞いたはじめ
「ちゃんと起きて聞いてたら絶対拒否ってたな」と言っていた。

 「えーダメですよせっかくまた二人で組めるチャンスなのに!」と返すまりんにはじめは
 「君ね…!そういう事言うと誤解招くからね!」と言ったが、まりんはキョトンとして
 「誤解ってなんですかぁ?」と言って、シウマイを1個もらい、つまみ食いしていた

 その様子を見てはじめは旅館でまりんと一緒にいる光景を思い浮かべた…
 
 まりん「主任、あたしのこともつまみ食いしてください」

 ・・・そんな妄想を首を振ってやめようとするはじめはこう思った。

 「つまみ食いもない!!トラブルもない!!まして事件なんてっっ!!」


 【はじめ、京都支社長と営業部長に会う】

 京都駅に着いたはじめとまりんは音羽ブラックPR京都支社を訪れた。
 すると二人の男がタバコの煙ををモクモクとふかしていた。
 
 京都支社長・鶴田と営業部長・白波の話を聞くはじめとまりん。
 鶴田部長は企画の説明だけざっくりしようとするとともに
 「いや、あたしらはね、赤池流の家元一家に頼まれたからやってるだけでもう定年までちょっとだしおとなしくしていたいんです」とこぼし、
白波支店長
「そうそう、ボチボチたまってた有給の消化に忙しくなるし、仕事なんかもうね…もうね…!
 やってられねえんだよ!!
 こんなブラック企業の島流し支店なんか!!

 むせる白波支店長に薬を飲ませて落ち着かせようとしたら、鶴田部長ももらいむせ(?)をしてしまった…

 ・・・企画の説明を受け、まりんとともに京都支社をあとにするはじめまだ仕事も始まってないのにどっと疲れてしまった…。

 はじめとまりんは白波支店長と鶴田部長に、まんまと仕事を押し付けられた形になったと思った。
 病気のフリしていたし、見た目も振る舞いも"老人"だったがよく考えると50代のはず。

 はじめは「居眠りしている間にとんでもないババを引いてしまった」と思った。

 …けれどもそんな気持ちを癒やしてくれたのは、京都の風景。

 はじめ「京都だねぇ…」
 まりん「…はい!」

 ―― 完 全 に 恋 人

 美雪「(#^ω^)ピキピキ」

((((;゚Д゚)))) ――

 

 【双子姉妹と家元!】

ザ・京都というカンジのお屋敷にやってきたはじめとまりん。
表札には『赤池流宗家』『京極』という二種類の表札があった。
 二人をまず出迎えたのはフラワーアーティスト京極桜子
 美人だけどケバい洋服を着ていた。

 「桜子?帰ってきたの」と言って現れたのは楚々とした着物を着た桜子の双子の姉薫子
 薫子は華道家だった。

 桜子は薫子に
「そういえば今日は生け花体験の日でしょ?薫子も大変よねー!
あんな男を立ててやらなきゃなんないんだから」と言っていたが、薫子は
「桜子!そんな事言うものじゃないわ」と返した。
 そこに追い打ちをかけるように
桜子!お前なんだその恰好は!!」と現れたのは、赤池流宗家・京極雁流だった。
「水商売の女か!さっさと着替えて来い!」と言われた桜子は
 「はーい!
でもこれはフラワーアーティストとしてのパフォーマンスだもの!
華道家じゃないんで!あたし!」
と言っていた。

 「なんやと!その言い方はなんや!!」と返す雁流を
 「お客様の前ですから」となだめる薫子だった…。

 その様子を見てはじめとまりんは
ぽかーんとなっていた…( ゚д゚)

 雁流
 「あんたら何ぼーっと突っ立っとんのや!!
仕事できたんやろ?さっさと家に入らんか!
ホンマに気の期間連中ばかりやな!」
と言っていた。

 まりんは
 「なんなんですかあのオヤジ…!初対面でいきなりあの態度…!!」
と言っていたが、はじめ
 「まあまあ葉山くん!平常心平常心」
と言っていた…。

 …その時のはじめは気づいていなかった。
 京都の古めかしい屋敷の奥でドス黒い殺意が渦巻いていたことに…

 

 ―― 今回殺されるのはタイトルから考えると薫子だけど、
双子の薫子が桜子と入れ替わって実は桜子が殺されたという展開があるかもしれないなあ。 ――

 そして犯人候補には今回登場していないインバウンド顧客や、茶道の家元とその弟子も上がってきそうだなあ。
 ただ、前回の『タワマンマダム殺人事件』は複数犯だったけど、今回は複数犯はなさそうだなあ。
けれども双子のうち一人が殺される可能性のある事件ゆえ、入れ替わりトリックがありそうに感じるなあ。

【ソース】
 イブニング 2019.02.26 NO.05
 『金田一37歳の事件簿』
 京都美人華道家殺人事件

 講談社 (P135~P158)

 現在『イブニング』で連載中の『金田一37歳の事件簿』
『タワマンマダム殺人事件』が展開されている。
 主人公・金田一一が青年時代に活躍した『金田一少年の事件簿』を通して初のケースとなる3人以上の複数犯で、しかも倒叙ミステリー…最初から犯人がわかっているというパターン。

 この事件は、はじめが隣人・森下桃香のケータリングの手伝いを頼まれて高級タワーマンションにやってきて、そこにはじめの同僚の葉山まりんが合流したが、パーティー主催者の「ヒナさん」こと美咲雛が、同じ高級タワーマンションマンションに住む姉小路牧子(マキさん)九条美音子(ネコさん)園森紗英(さーちゃん)のアラフォーマダムトリオに監禁された上、飛び降り自殺と見せかけて殺された…という事件に巻き込まれた。
ちなみにはじめは、この事件で不動高校のミステリー研究部の先輩だった今は刑事の真壁誠再会した。
 特にはじめはこの事件について、ヒナさんの遺体に落ちていたハイヒールからマダムトリオが犯人だと最初からにらんでいた…。
 
 【ネコさんの動機】
 前回第9話でくだんのマダムトリオはヒナさん殺しの犯人であることを認めた。
 そして第10話ではパーティールームに戻り3人それぞれがヒナさんを殺すに至った動機を語った
3人の共通点は、ヒナさんに酷い目に遭わされてヒナさんを心底憎んでいたことだった。

 ・・・まずネコさんの動機
 ヒナさんはたくさんの男と付き合っていて、特にネコさんの夫は身の丈を超えてヒナさんに貢ぎまくり、20年ローンでやっと手に入れたタワマンまで抵当に入れてしまったという。
 ネコさんは借金取り立ての電話から浮気についてを問いただしたところ、ウソかホントかわからないがヒナさんが投資で空けた穴を補填していたという。
「もう少し持ちこたえれば必ず取り返してその金を返せる」という戯言を信じて。
 借金の証拠も残っていなかったので、マンションを手放すことになり一家離散状態になっていたという。
 死にたい気持ちでさーちゃんとマキさんに相談していた。

 この相談から「マダムトリオは共通してヒナさんに酷い目に遭わされ憎んでいた」ということに気がついたという。

 
 【さーちゃんの動機】

 クラミジアという性病に感染し卵管閉塞を起こし不妊になっていたが、その感染源がヒナさんであることを知ったから。
 その事に気づいたのは、結婚の時に夫と性感染症の検査をして二人とも陰性だったが、ある夜夫のスマホを見ると「ヒナ」という人物と浮気していたようで、「ヒナ」がクラミジアに感染していたことに気がついたから。

 さーちゃんはヒナさんとこれまで通り"お友達"として何事もなくいつも通りのお付き合いをしていたが、頭の中では何度も何度も雛さんを殺していたという。

 また、タワマンでの生活を守るためにすべての不都合にフタをしてやり過ごし心はいつもガサガサで虚しさでいっぱいだったが、そんな人生に光を当ててくれたのは、ヨガインストラクターの竹腰悠也先生だったという。

 けれどもタワマンの隣の展望台でヒナさんと竹腰先生が浮気していたのを見てしまった時…つまりヒナさんが竹腰先生に手を出していたのを見てしまった時、3人に本気の殺意が湧き上がったという。
 
 はじめとまりんと桃香と真壁刑事が竹腰先生をチラッと見つめると、竹腰先生は「しおしお~」っとしおれてしまった…。

 ―― 竹腰先生…(´・ω・`)シオーン ――

 【マキさんの動機】

 マキさんははじめに
 「ヒナさん殺害計画をそそのかしたのは自分である、主犯は自分である」と明かした。

 マキさんの動機は、一人息子・翔を不登校にしヒキコモリにしたヒナさんに対する復讐だった。
 ちなみにヒナさんの息子は惣。

 マキさんとヒナさんには同い年の息子がいて名門小学校を受験したが補欠合格だった。
 二人で残念会を開いた時に、ヒナさんが酔っていたマキさんに代わって「営業電話」に出た。
 その後、ヒナさんの息子が補欠合格した。

 けれどもタワマンでの事件から半年前、翔の不登校に相談に乗ってもらうため区の教育相談機関の講演会にマキさんが行った時、ヒナさんがマキさんを騙って翔が別の学校に行くために補欠合格後の進学を辞退したことにしていたことを知ってしまった。
 つまり残念会の「営業電話」は惣を合格させて翔が合格を辞退するためのものだったのだ…。

 マキさんは引きこもっている息子を見るたびこう考えるという。

 「あの時あたしがあんな女と飲んだくれてなくて、
 ちゃんと学校からの電話を取れてたら…
 少なくともあの子はあんなひどいイジメに遭うこともなく
 名門の中学生として毎日フツーに学校に行けてたはず…
 あのときあたしがもっとしっかりしていたら
 あの子はこんなことには…!!」


 ・・・「言葉がないっす…!」

 はじめがこう言うとマキさん
「とにかく主犯は私よ!!それを忘れないで!」
と言ったが、さーちゃんネコさん
「ダメだよ!そんなの!みんなでやったことじゃない!!」マキさんに寄り添い泣いていた

 真壁刑事は、「もう手錠はいりませんな」と言っていた…


 【お 前 が 言 う な】

 事件があったタワマンを後にするはじめたち。
 はじめはこう言っていた。

 「タワマンか…
 憧れのお城みたいに見えるけど、やっぱ人間が抱えてるものは…そー変わるもんじゃないんだな…」

 「砂の城ですね…」竹腰先生が続けて言ったが、まりん

「それ…あなたが言わないでくれる?」と突っ込まれてしまい

 「すいません…すいません…」とまたしおしおと縮こまるのだった…。

 ―― 竹腰先生…(´;ω;`)ブワッ ――

 一方、はじめと真壁刑事は、署で事情聴取を終えた後で赤提灯で飲むことにした。
 また真壁刑事は七瀬美雪とのその後を聞いていたが、
 「いや…その話はやめましょうよ!ね!」はじめは言っていた…。


 ―― タワマンマダムたちは自棄を起こすのではないかと思ったが、
 今回は大人しくヒナさん殺しの動機を語っていたなあ。
 もし自棄を起こすとしたら、高遠が手下を使って介入していた場合だったかな。 ――

 今回は『金田一少年の事件簿』シリーズ初の複数犯で真相当てクイズがあっても良かったかなと思ったけれども、
犯人当てクイズは次の事件『京都美人華道家殺人事件』に持ち越しか…。

 今回の事件は、ヨガとネコさんの柔軟性が重要で、柔軟な思考が大事だったか。
柔軟だけに…。

 …さて、次の事件でははじめは誰と再会するのだろうか
 自分の予想ではフリーライターのいつき陽介か『金田一少年の殺人』に登場した都築瑞穂かな。

 【ソース】
 イブニング 2019.02.12 NO.04
 『金田一37歳の事件簿』
 タワマンマダム殺人事件
 File25 タワマンの闇
 講談社 (P253~P277)

 「マスクで変装して最上階の部屋へ行った九条さんは、
どうやってまた20階のパーティールームに戻ったんだ?
 あの後パーティーが始まるまで高階層エレベーターを使ったのは数人の高階層住人とマンションのコンシェルジュぐらいしかいなかっただろ?」
 現在『イブニング』で連載中の『金田一37歳の事件簿』『タワマンマダム殺人事件』が展開されていて、主人公・金田一一が青年時代に活躍した『金田一少年の事件簿』を通して初のケースとなる3人以上の複数犯にして、あらかじめ犯人が分かっている倒叙ミステリー。
 この事件は、隣人・森下桃香のケータリングの手伝いを頼まれて彼女とともに後でやってきた会社の同僚・葉山まりんとある高級タワーマンションにやってきたが、パーティー主催者の「ヒナさん」こと美咲雛が、同じ高級タワーマンションマンションに住む姉小路牧子(マキさん)・九条美音子(ネコさん)・園森紗英(さーちゃん)のアラフォーマダムトリオに監禁された上、飛び降り自殺と見せかけて殺された…という事件に巻き込まれるというもの。
 特にはじめはこの事件についてマダムトリオが犯人だと最初から怪しんでいたようだ…。

 【傷心旅行とスーツケース…
ネコさん脱出トリックの全貌!(往路)】

 「それこそが美咲さんに化ける役に九条さんが選ばれたもう一つの理由であり
 美咲さんが『傷心旅行』に行かなければならなかった理由でもある…!
 そうでしょう?タワマンマダムの皆さま方?」

 はじめネコさんがマダムトリオの中で一番小柄で細身であることから、
 「旅行用スーツケースの中に入り受付の人に
最上階から1階に運んでもらうことで1階に行った。
 これこそが傷心旅行の最大の理由」
と推理した。

 ちなみにその様子はエレベーターの監視カメラの記録にあった。

 ―― 自分は受付の人がネコさんの変装かなと思っていたが、そうではなかったか… ――

 はじめの推理によると、トリックはこんな感じ。

 1.前もってヒナさんの名前でどこかの旅館かなにかに予約を入れる。
 2.ネコさんはヒナさんに変装し、ヒナさんのスーツケースを引っ張り出して用意した宅配伝票を貼り付ける。
 3.電話でヒナさんのふりをして受付に荷物のピックアップを頼む。
 4.玄関先の廊下に出てスーツケースの中に入って内側からスーツケースを閉じる
 5.何も知らず荷物を取りに来た受付の人が指示通り1階の荷物集配所に運ぶ
 
 ちなみにヨガインストラクターの竹腰悠也の話によるとネコさんの体の柔らかさは群を抜き、大型スーツケースなら入れるかもしれないとのこと。
 また受付にあった宅配便の伝票の控えを警察に調べてもらったが、筆跡が明らかにヒナさんのものではなかった。
 しかもヒナさん本人の指紋が一つもなかった…つまり別人がヒナさんのふりをして手袋をして書いたのでは、とはじめは推理した。

 【ネコさん脱出トリックの全貌!(復路)】

 はじめネコさんが1階に下りた後、どうやってパーティールームに戻ったのかも推理していた。
 鍵となるのは台車に載っていた4つの段ボール箱だった。

 マダムトリオたちはパーティーグッズを運んでいたと証言したが大きな段ボール箱4つ分のグッズはパーティールームにはなかった。
このことから、ネコさんが段ボール4箱の中に入っていた…箱の重なってる部分がくり抜かれ人1人入れるスペースがあり、そこにネコさんが隠れていたのではと推理した。

 
 …荷物集配所にてスーツケースから脱出したネコさんは、ダンボールの中身を空のスーツケースに詰め替えた後でさーちゃんが来るのを待ち、くだんのダンボール箱の中に入りさーちゃんが台車にてそれを運ぶことにより、パーティールームに戻ることができたのだ。

 その証拠はネコさんの髪の毛で、
 「問題のスーツケースを宅配便業者から回収して髪の毛一本逃さぬよう中身を厳密に調べたら出てくるだろう」
真壁刑事が言っていた。
 

 【墓穴を掘ったさーちゃん…
カラオケで見逃したこと!】

 「ちなみに美咲さんの転落ですが、パーティールームのある20階と38階とじゃ地面に叩きつけられたときの衝撃が全く違います。いま鑑識にどれくらいの高さから落ちたか調べさせているところです」

 真壁刑事がこう言ったとき、はじめはこう言った。
 「それと確か園森さんがカラオケを歌い終わった直後にカーテンを開けて窓の外を見て悲鳴を上げましたよね?
 上から人が降ってきたって」

 「そうよ、私は確かに見たわ」とさーちゃんが発言したときはじめは

 「はい墓穴掘りました―!!」と言った。

 ―― しかもさーちゃんの墓が…( ゚д゚)ポカーン ――

 …実はあの時は、ヒナさんはとっくに落とされた後だった。
 はじめの話によると、それは秒単位でわかるとのこと。

 …さーちゃんたちが使っていたカラオケは通信カラオケで、
 さーちゃんが歌い終わった時間も秒単位でわかるとのこと。
(※ちなみにはじめは「恐ろしやネット監視社会!!」と言っていた。)

 真壁刑事の話によれば、さーちゃんが歌い終わる時間よりもヒナさんが落ちるほうが21秒早かった。
 つまりさーちゃんはまだマイクを手にとっていたので
ヒナさんが落ちるところをさーちゃんは窓から見られるはずがなかったのだ。

 これを聞いたマキさんは「これ以上言い訳のしようがない」と観念し、ネコさん、さーちゃんも観念した。
 真壁刑事がダンボールを開けるとマスクがあり、
「こいつぁーよくできてる!これじゃ瞬きもできんだろ」と言っていた。


 【はじめが最初からマダムトリオが犯人と気づいた理由!】

 「まいったわ…いつから気づいていたの」というマキさんの言葉
 
 「最初からですよ」と答えたはじめ
 
 …はじめがそう言った理由。
 それはシャンパンの匂いでもスマホでもなかった。

 「ハイヒール」だった。

 現場にはハイヒールが落ちていたが、
自宅ベランダから飛び降りるのにハイヒールと履いたまま飛び降りるのはどう考えても不自然だったから。

 ネコさんは自分もハイヒールを履いていてパーティールームでは自然だったので気が付かなかった。
 だがはじめはハイヒールが現場にあったことから「ヒナさんはパーティールームの何処かから落とされた」と推理できたのだ。

 これを聞いたマキさんは
 「すっごいわ!!あんた本当に探偵に就職した方がいいんじゃない?」と言ったが、
 はじめは
 「……いや、『それだけ』はちょっと……」
と言っていた…。

 ―― はじめが探偵から距離を置こうとしている理由はなぜ…?
謎が更に深まったなあ… ――


 【マダムトリオは実はヒナさんが…】

 「僕にはどうしてもわかりません。
 美咲さんといつも一緒であんなに仲が良かった3人がどうして…」
 
 こうマダムトリオに聞いた竹腰先生だったが、マダムトリオは笑いだして

 「悠也先生ってば…!こんな時にそんなふうに言えるなんてないか憎めないっていうか、
やっぱり悠也先生は悠也先生よね!」

と言った。

 そしてさーちゃんは言った。

 「でもごめんなさい。あたしたちと美咲雛は仲なんて良くなかったんですよ。
 むしろ大嫌いだった――
 あたし達3人はずっとあの女を殺してやりたいって思ってたんですもの!」

と…!

 
 ――ヒナさん殺しのきっかけは、タワマンの隣のホテルの展望台で見た不倫現場…
 すると事件を暴かれた3人は、ホテルで何かやらかしそうな予感がするなあ… ――

 例えば、展望台で暴れそうな予感がするなあ。

 それに今回の事件のトリックも高遠遙一が絡んでいるかどうかも気になるなあ。
ホテルの従業員あるいはタワマンに高遠遙一の手下(ゼウスのしもべ)が紛れ込んでいそうな予感がしてならないなあ。

 とにかく、マダムトリオの最後の悪あがきに期待したい。


 【ソース】
 イブニング 2019.01.22 NO.03
 『金田一37歳の事件簿』
 タワマンマダム殺人事件
 File24 最初から
 講談社 (P185~P207)

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